無くなったチンポの跡地を見つめるしかできない俺。
ピュッと飛び出る血。
太股に垂れ流れる血。
痛みは今は感じていなかった。
こうなったのも自分の好奇心と絶望感を味わいたかったからだ。
自分の彼女は今更だけどドSだったんだ。
しかも多重人格で自分にチンポがついていない事に苛立ちをする性格、羨ましいのか憎いのかその性格が出ている彼女はドSで僕のちんちんを痛めつけてくるんだった。
普段の彼女はあくまでも普通でどちらかというとMっ毛があり俺的には自分もそこまではMではないがMっ毛がある。
だから普段のセックスにいまいち物足りなかったんだ。
俺は今日のデートでドSの彼女になっていた事に今晩は自分の性癖を彼女に楽しませてもらおうとお願いしたんだ。
普段のこのバージョンの彼女の時はセックスしないようにしてきた。以前にチンポに数ヶ所ピアスを開けられ小さい南京錠をボディピアスのように亀頭に付けられた事があったんだ。
それは、尿道から射し込まれ亀頭の下に向かって斜めに穴を開けられそこの小さい穴を強引に南京錠を通され、そのまま1ヶ月外してもらえなかった事がある。
あの時の苦痛は未だに忘れられない。
当然その日は彼女とのセックスは無し。
ドSの彼女は快楽は一切求めず痛めつけて満足するのが彼女の性癖だった。
そんな事を忘れていはしなかったが俺の性癖が彼女をその気にさせてしまったんだ。
ドSの彼女の日
俺は彼女に攻めて欲しいとねだったのが間違いだった。
彼女は支度してくるからと先に俺をホテルで待つようにと言い二時間してからホテルへやって来た。
早速目隠しをされ猿ぐつわをつけられ、両手を後ろで手錠をかけられる。それも右手首と左足首、左手首と右足首を背中にクロスするように拘束されベッドから身動きもとれない体制にされた。
喋りたくても猿ぐつわが邪魔をしてなにも言えない。
ただそれだけで俺のチンポは反立っていた。
俺のチンポの先端には以前の彼女の開けたボディピアスの穴が少し空いたままになっている。
その穴に彼女はなにやら詰め込んでいる。
彼女が耳元で囁く。
「5、4、3、2、1、0、」
カウントダウンの終わりと同時に焦げ臭いなにかが燃える臭いがした。
「バーンっ!」彼女が楽しそうに声をあげたとたんに俺のの亀頭は吹き飛んだ。
亀頭のボディピアスの穴に爆竹のような火薬の筒を詰め込んで火をつけたのだ。
俺は目隠しをされてチンポがどうなっているか見れていない。
ただ激痛と火薬の臭いで何が起きているかは想像できたがその時は亀頭が吹き飛んでいるとは思ってもいなかった。
ザクロの様にひろがった亀頭の跡地を彼女が熱したハサミでパチパチと整形しているようだ。
破裂した肉片を全て平らになるまで切り刻んでいる。
痛みとの戦い、声を出せず呻くだけの俺。
痛みに自然と涙が流れ落ちる。
俺は少しずつチンポが刻まれているのがわかったが止めさせることも叫ぶことも出来ずただ自由の効かない体を左右に振ることしかできなかった。
それでも彼女の笑い声だけが耳に入ってくる。
切り終わったのか彼女が耳元で再度囁く。
「少し短くなっちゃったよ。おちんちんなんで私にはついてないの?本当に腹立つ!私についてないんだから君もいらないよね?ちょっと積めるのに必要な穴あけるからね。我慢しなさいよ。」
意味不明な言葉を残しチンポの根本辺りが激痛が走った。
彼女はアイスピックをチンポの根本に突き刺し貫通させている。貫通したアイスピックをぐるぐる穴を広げるように回しそのアイスピックをライターで炙り出す。
肉の焦げる臭いがツンと鼻を駆け巡る。
アイスピックを抜き取った彼女は熱して止血できている開けたばかりの穴になにかを詰め込む。
俺は何をしているのかすぐにわかったが体を左右に振り抵抗するしかできなかった。
彼女はおれの耳元でさっきと同じカウントダウンを始めた。
0と同時にシューと音を立てながら焦げ臭い臭いを感じる。
「バーンっ!」彼女が大きくそう言うと一部の部位だけが体と繋がっているだけでチンポは真下に向かって必死に体から離れるまいとしがみついているように見えたのだろう。
彼女はそれを見て苛立っているのか
「まだ取れねーのかっ!」といいながら垂れ落ちているチンポをギュッと掴みそのまま勢いよく引き千切った。
俺は今何が起きているかまでは想像したくなかった。
チンポが千切れると彼女は玉を袋ごと握りしめ根本からハサミで切り離した。
内蔵がえぐられるような苦しさに俺はもがき苦しんだ。
彼女は満足したのか俺の目隠しを自分の股間を俺に確認させるために外した。
無くなったチンポの跡地を見つめるしかできない俺。
流れ出る血。
無くなってる。なにもついてない。
痛みよりショックが先だった。
彼女はガーゼを俺のなにもついていない股間にあてがい余分な体液や血を止める。
やがて血も少なくなった時に俺の陰毛を全て焼きツルツルになった股間にガーゼをあて大きいテープでガーゼごと包み込むように張り付けた。
下っ腹から流れるような凹凸の無くなった平面の足の付け根に張り付けた。
その姿はレースクイーンの様な白いハイレグをはいている様に見えた。
俺はその自分の股間にその様な想像をしてしまった事が更に喪失感を覚えた。
心の声が彼女に届いているかの様に彼女は
「レースクイーンより綺麗なあそこよ」と笑いながら全裸になり俺の上に騎乗位でまたがった。
「私とセックスしたいんでしょ?早く入れて。私今日はエッチしたい気分なのよ」
ドSな彼女は激痛の走る俺の平らな股間に彼女の恥骨を押しあてては左右にグリグリとまんこを押し付ける。
「あら?全然入らないわね。粗チンだったかしら?」そう言いながら血でぬるぬるしたベッドの上を激しい腰使いで激痛の股間の上で腰を振る。
やがてガーゼが血で染まりそれを見るなり
「赤いハイレグ似合うわね」と高笑いしている。
そのまま彼女はまた明日エッチしましょうと俺の拘束をほどき俺に自由を与える。
俺は声も出せないままベットに散らばったチンポの肉片を泣きながらかき集めていた。
必死でかき集めている四つん這いの俺の後ろで彼女は血で染まったハイレグのような赤いガーゼを見ながら今までの俺のチンポの無くなる動画をホテルの大きなテレビに写し俺に見るように命じていた。
俺はそれを見ながらハイレグのようなガーゼを擦ることしか出来なかった。
そんな時に静かになった隣に座る彼女を見ると普段の彼女に戻っていた。
総ての行動を覚えているのだろう泣きながら
「ごめんなさい」と何度も言っていた。
そんな彼女を攻める事も出来ずに俺は血で染まったガーゼを彼女が新しいガーゼに取り替えてくれるのと同時に痛々しい股間を見つめていた。
無くなったはずのチンポは今もあるような感覚が残っている。
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投稿:2021.11.04更新:2021.11.14
多重人格
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