「これはおちんちん切らないといけないね。」
「。。。やだ。」
医師と僕の会話のやり取りだった。
僕は来年中学生になる11歳の普通な男の子。
当然好きな女の子だっている。
好きな女の子がいるなら当然、女の子の体にも興味があるし、女と男がするエッチの事も経験はないけど知ったばかりだ。
最近はオナニーだって覚えた。これは毎日の日課になっている。
僕の下着は白いブリーフ。僕の小学校では下着まで決められており皆まもってるヤツは少ないけど僕のお母さんは決まり事には厳しかった。
僕は足の付け根がいつも傷のようになっていた。
当然その擦り傷のようなところから白いブリーフに滲みパンツが変色していた。
今考えるとただの股ズレだったんだろう。
そのブリーフをお母さんが見るなり僕はパンツを脱ぎ毛もないおちんちんをお母さんに見せた。おちんちんの横がただれていた。
女の子で言うとVゾーンとでも言うのだろうか?そのVの字にそって傷口ができていた。
ただ太股やおちんちんには傷は全く無かった。
それをお母さんがみるなり僕は病院へ連れていかれた。
病室に入ると若い綺麗な看護婦さんがズボンを脱いでと僕に言う。
僕は従いながらブリーフ姿で病室で先生が来るのを待った。
看護婦さんからとてもいい臭いがする。
看護婦さんが
「あら、膿が出ちゃってるね。」と僕のおちんちんの脇をブリーフを少しずらしガーゼで拭いてくれる。
そのブリーフをずらす時に僕のおちんちんを掴んでずらしてくれたせいかおちんちんが固くなってきてしまった。
看護婦さんがこれ気づいちゃうかも。
まだ拭いてくれている看護婦さんの右手は僕のおちんちんをブリーフごしで掴んでいる。
「あ、ごめんね。おちんちん持っちゃってたね、おっきくなってるぞw」
看護婦さんが僕にそう言い出した。
僕は恥ずかしくて顔を真っ赤にした。
「もう先生来るからね。」と看護婦さんが言った途端に先生が診察室にきた。
女の先生だった。
「どうしたのかな?ちょっと見せてもらっていいかな」
と診察が始まる。
僕は右の足の付け根が傷になっていてグチュグチュしているところを先生に見せた。
先生は
「痛かったらごめんね」と言いながら消毒をしながら綺麗に拭き取り傷を調べている。そして
「これはおちんちん切らないといけないね。」
とっさに出た僕の言葉は
「。。。やだ。」だった。
その先生の声を聞き先程の看護婦さんはえっ!と言うような顔で先生を見つめている。
僕はおちんちんを手で掴み
やだ、やだと先生からおちんちんを遠ざけるのが精一杯だった。
先生は無理に僕の手をどかさずそのまま僕の頭をポンポンとしてくれた。
看護婦さんがこっちに来てくださいと僕を隣の部屋に誘導する。
その看護婦さんに僕は
「ねぇ、おちんちん切られちゃうの?」と質問した。
看護婦は
「。。。悪い病気なら取っちゃわないとね。」と精一杯の笑顔で僕に言う。
「やだよ、やだよ、」僕は言う
「男の子だもんね。頑張ろう。」看護婦はそう言うしかできなかっただろう。
僕は男の子という言葉におちんちんがあるのが男の子と勝手に連想していた。
でも先生の決断はおちんちんを取るということにおちんちんが無くなる。
男の子ってなに?と勝手にパニック的な連想をしていた。
隣の部屋ではお母さんが先生に話を聞いているらしい。
看護婦さんは僕がおちんちんを手で隠していると僕を不敏に思えたのか手をどかせてごらん。と僕に声をかけてくる。
「切らないで、触らないで」僕は看護婦さんにそう言うと看護婦さんは僕にチュッとほっぺたにキスをしてくれた。
そのまま僕の手首を看護婦さんの胸元に運んでくれて白衣越しに看護婦さんのおっぱいを触らせてくれた。
僕のまた成熟しきっていない小さめなおちんちんは固くなった。
看護婦さんはその大きくなった僕のおちんちんを口に咥えて舌を使って舐め回した。
すごく気持ちが良かった。今までに経験の無い快楽が脳天を突いてくるようだった。
そして「あっ」と声を出した僕は看護婦さんの口の中になにかを発射していた。
看護婦さんは怒ることもなく頭をポンポンと撫でながら僕のおちんちんを綺麗に拭き取ってくれる。
その時看護婦さんの喉をゴクリと動きなにかが通っていったのがわかった。
口を閉じていた看護婦さんは口を開けれるようになったのか「頑張ってね」としか言わなかった。
僕は看護婦さんに「あの」と声をかけた。
「なに??」
「スカートの中見せてもらえませんか」僕は顔を赤くしながらお願いした。
「こらこら、それは好きな子に見せてもらいなさいw」
「はい。。」僕は断られた。
少しの沈黙のあと看護婦さんは
「しょぼけてるなぁwうーん?仕方ないなぁ。ちょっとだけだけどビックリするなよwお姉さんノーパンなんだぞw」
と白衣のスカートを僕の目の前で捲ってくれた。
そこには薄いパンストがパンツをはいていない股間に密着しており、少しだけの毛と女と解るような、なにもない股間にパンストで押し潰されている割れ目がパンストのセンターにより少しだけ食い込まれていた。
「はいっ終わりwもうおちんちん大きくなっても知らないぞw」
僕は看護婦さんにそう言われたが返事もできず頭にはさっきの焼き付いた画像が離れなかった。
頭に始めてみた女の人のアソコを思い返していたら隣の診察室からお母さんがやってきた。
先に口を出したのはお母さんだった。
「ごめんね、ごめんね。」
僕はその言葉にさっき先生が言っていたことが現実なのだと言うことがわかった。
僕は無言のまま黙り込むと看護婦のお姉さんが「さぁ悪い物はやっつけよう」と僕に元気を出すように手をとり立ち上がらせてくれた。
その姿を見てお母さんは
「お願いします。」と一言残し診察室から出ていった。
その後ろ姿は泣いているように見えたのを覚えている。
僕は違う部屋に連れてこられ変わった形のベッドに緑色のワンピースのような服を着させられ体を起こしたように横にさせられた。
ちょうどヘソの辺りから下半身を隠すように白いカーテンの様なもので覆い隠されている。
看護婦さんは
「悪いの取って早く良くなろうね。」と僕に声をかけ僕の足元へ移動した。
そこからは先生の指示で動いているようだ。
僕の足は両足を広げられ台の上に乗せられ固定されている感覚が解った。
チクッと注射の感覚が数ヵ所に痛みが走り下半身の感覚が麻痺したように感じなくなった。
カチャカチャと音が聞こえる。僕には何をされているのか見えなかったがさっきの看護婦さんがおちんちんを持ってくれているのがわかった。
看護婦さんは僕の顔を覗き込み目が合った。
その目は可愛そうな者を見るような目だった。
下半身を塞いでいる白いカーテンの端に台があり僕の寝ているところから角度でその台がちょうど半分くらい見えた。
さっきの看護婦さんがその台の上に置いてある銀のトレーになにかを置いたのが目にはいった。
首を動かしてそのトレーを良く見るとさっきの看護婦さんが口に咥えてくれた僕のおちんちんがそこに置かれていた。
ということは僕の。。体にはもうおちんちんがついていないということだ。
ふと、さっきの台を見ると僕のおちんちんと思われる物がのっていたトレーが無くなっていた。
それから1時間くらいだろか?
綺麗に下半身を拭き取られ僕は新品の白いブリーフをはかされズボンをはき、お母さんの待つ待合室に看護婦さんと一緒に向かった。
歩く僕は麻酔が切れてきたのかおちんちんがジンジン痛む感覚に違和感を感じていた。
そこにまるでついているようにしか感じていなかった。
お母さんは笑顔でもう心配ないよと僕に声をかけた。
看護婦さんはお母さんになにかを手渡すとそのまま病室へ何も言わず戻っていった。
家に帰る最中のタクシーは会話なく看護婦さんから手渡された布野で包んだなにかをお母さんは大事そうに抱えていた。
僕の左の太股には股間からチューブが出ており尿パックのような物がテープで貼り付けられていておしっこが自動でそこに溜まるようになっていた。
二日間お風呂には入れず包帯で巻いた股間は見ることもできず翌日病院の診察を受けに行った。
何度も何度もパンツを脱いで見てみたが包帯を巻かれた僕のアソコは平らでしかなかった。
それでもその包帯の中を見るまでは現実から遠ざかっており決して触ることは怖くてできなかった。
その翌日
診察室の隣で僕はおちんちんの無くなった自分のアソコを始めてみた。
なにもない。。なにもついていない。
気持ち少しだけふっくらしたようななにもないアソコだった。
その股間には真ん中から縦に皮膚を縫い合わせた傷跡と縫い目だけが姿を表している。
その下の方のちょうど内股の付け根からチューブが飛び出ており先生から今後はここからおしっこが出るからね。と鏡をあて僕に店ながら説明する。
目に写るのは小さい穴がポツンと空いておりその穴の後ろにはアリノトワタリと言うのかタマタマの袋があったことを連想させていた。
僕は本当におちんちんが無くなってしまっていた。
今日はそのチューブを抜く日だった。
医師の先生があの時の看護婦さんに指示を出しチューブを抜き排尿の説明をするように伝えている。
僕の後ろにお母さんが涙目で立っている。
「お母さんも説明を聞いておいてください。それではカテーテルを抜きますので今後は自らの排尿になりますので慣れるまでお手伝いしてあげてください。」
そう言うと少しずつチューブを抜き取っていた。
全ての管が抜き終えると同時に自分の意思とは関係なくオシッコが飛び出てしまった。
それはおちんちんからするオシッコより勢いがあり音をたてながら今までとは違う位置から太股を濡らしながら垂れ流れていた。
「あらあら、出ちゃったね。でも無事にオシッコが出て安心よ。」
看護婦さんが僕に声をかけてくれる。
お母さんがハンカチで新しく移設された尿道辺りを拭き取ってくれている。
縫い跡にしみて痛かった。
この時、僕は股間の痛みなのか自然と涙が溢れ落ちた。
看護婦さんは
「お姉さんだっておちんちんついてないよ。だから泣くことないよ。大丈夫よ。」
と優しく声をかけてくれたが逆効果に辛く現実を教えられた。
僕が病室を出た後に看護婦が先生に訪ねていた。
「先生、切除しなければいけないほどたったんですか?あの子を見てると不敏で。。」
「あら?私は悪化して体に負担がかからないようにしただけよ。それにおちんちんの無い男の子なんて素敵と思わない??」
「それって誤診になるんじゃないんですか?」
「そんなことはないわよ。私は適切に処置したまでよ。結果あの子の皮膚の病気は完治したじゃない!治すにはおちんちん取るしかなかっただけなのよ。睾丸は取らないで体内に埋め込んでおいたから男の子としては成長もできるしね。」
「それって。。。」
「そうよ。あの子はこれからも男の子のままよ。」
「酷い。。。」
そんな会話がおこなわれていた。
1ヶ月後
僕は座ってしかできないオシッコに苛立ちを感じる毎日。
そしてオナニーを覚えたてだったこともあり性欲が溢れ、それを解消することができずに気がおかしそうにお母さんに当たり散らしていた。
「おちんちん返してよっ!」
お母さんは僕のその言葉に唇を噛みしめごめんねしか言ってこなかった。
その夜、深夜に僕はトイレで目が覚め廊下を歩いているとお母さんとお父さんの話し声が聞こえた。
「あの子、もう大人になりかけているの。きっと一人エッチもしてたんじゃないかと思うのよ。それが出来なくて苦しんでるみたい。」
「睾丸も取ったんなら性欲は出てこないはずだろう。」
「ううん。違うの。体の中のおちんちんも全部取ったからそのできた空間にタマタマを体内に入れてもらったの。そうすれば男の子として体も変化がないって先生が言うから」
「そうか。」
「それで性欲だけが解消できずに苦しんでいるの。きっと。それとお医者さんから渡されたこれどうしたらいいかわからなくて」
そう言いながらお母さんはお父さんに瓶に入った僕のおちんちんをテーブルに置いた。
僕はそれを見てその部屋に飛び込んだ。
「僕のおちんちん返してよっ」
そう言いながら瓶を叩きつけ割れた瓶からおちんちんを取り出し自分のツルツルの傷跡だけの股間にあてがった。
そしてそのまま手でもってあてがったままオシッコをした。
それは無惨にも手にもったおちんちんからではなく内股の付け根から股を濡らしながら真下に溢れ落ちた。
それを目の前で見たお母さんは僕をギュッと抱きしめながら
「もう無理なの。どうしようもないの。だからごめんね。」とひたすら言いながら抱きしめてくれた。
お父さんは僕の手からおちんちんを奪い
「悪かった」と言いながらサイドテーブルに置いてあったハサミを手に持ちお父さんのおちんちんに自分でハサミをギュッと力を入れお父さんはおちんちんを自分で切り取った。
息使いのあらいままお父さんは
「お父さんもお前と同じ体で頑張るからお前も一緒に頑張れ」とおちんちんの跡地から血を流しながら痛みに堪えている。
お母さんはあなた。。
そう言うと
「お前には苦労かけるがお腹の子を無事に産んでくれ。もう子供を作ることは出来ないからな。」と笑顔でお母さんに言っていたことが記憶に残っている。
数年後
僕には兄弟ができた。
その子は明日手術を向かえる。
医者が言うには染色体は女らしいが稀に珍しい両性の持ち主だったのだ。
僕もお父さんも経験したおちんちんを失う事を僕の兄弟も小さい頃に済ませておくらしい。
後にこの兄弟は女の子として育てられるが本人は男のつもりで苦しんでいる。
我が家には瓶に詰められた大中小の瓶が保管されている。
-
投稿:2021.11.15更新:2021.11.16
病気の決断
著者 よーこ 様 / アクセス 8628 / ♥ 52