昔から伝わる泉。この村では泉の事が村の外には決して出ないように伝えられ村人もその泉の事を知っている者も少なくなっており迷信となりかけていた。
その泉は厳重に囲いが作られておりその泉の上には神社が建てられている。今ではその泉も見れることはない。
その泉の水に触れると。。。
水がかかってしまった体の部位は異性へと変わる。それは元に戻ることは決してないのだった。
全身浴びると体の全てが異性へと変わってしまう。数百年前にこの村に湧き出た泉も当時は大きな事件となりそれ以来封印されているのである。
俺は村に住むススム22歳。
これは親からあの神社にはお参りにも行くことは許されていなかった。
なぜなのかも理由は先祖から受け継がれており俺はその泉の事を知っていた。
だがそんなのは迷信と思い込んでいた。
俺は村から少し離れた会社で勤めている。
俺はその会社の先輩に泉の話を酔った勢いで話してしまった。
するとその飲み会に参加していた男3人、女3人と俺、その7人で明日の休みの日にいってみようと言う流れになってしまった。
俺はダメだと言っても聞く耳を持たない全員。
そして翌日を迎える。
村には民宿が数件ありそこに泊まりながら酒盛りと一緒に冒険しようということだ。
皆が集合しハイキングを装って民宿を出る。
迷わず向かったのは村の外れにある神社。
到着するなり一人が口を出す。
「泉なんてないじゃん」皆で意見が一致したにも関わらず神社をことごとく調べ回る。
俺はなにもないんだよと皆を説得して民宿に帰る。
その夜、民宿で7人で酒盛りをする。
女の子達が自分達の部屋に戻った後に一人が切り出した。
「ちょっとあの神社に行ってみないか?」
俺は酒に酔ってその部屋の中で泥酔して寝てしまっていた。
俺を除いた男3人が出掛けようとすると女の子2人がトイレに出てきた。
「どこいくの?こんな時間に」
「あの神社の中に入ってみようかと思ってさ」
「おもしろそう!私たちも行く」
男3人、女2人で神社に向かった。
到着するなり真っ暗で薄気味悪い。一人が携帯のライトで照らし入れる所を探す。
すると裏の扉が俺達を待っていたかのように開いていた。
俺達はそのまま靴を脱ぎ中に入った。
ライトを照すとそこには真っ赤に作られた囲いで円を描いている。
そしてその中心には小さな泉が在るのに気付いた。
「泉。。あったな。。」
「あれが言ってた泉じゃない?」
「本当にあったんだな。。」
そう話していると一人の男が真っ赤な柵を登りはじめ中に入り込んだ。
持ち込んでいたペットボトルの中身を捨てて泉に近づいている。
「ねぇ、ちょっとやめなよー」
「戻ってこいよー」
皆が声を掛けるが大丈夫大丈夫と一点張り。
ライトでキラキラとした泉の中にペットボトルを押し込み満タンに泉の水を入れてキャップを閉じる。
「おいっお前手が濡れてんじゃんっ」
「平気だよっなんともないって!どーせ迷信だよ。」
笑いながらペットボトルを持って柵を登ってくる。
合流するなり泉は本当にあったけど想像と違ったなーどうせ迷信なんだろうなーとガヤガヤ話ながら民宿に戻った。
部屋に戻ると泥酔したススムが寝ていた。
寝ているススムに
「泉はあったけどなんともなかったよw」と寝ているススムに声をかけペットボトルに水を汲んだ先輩が面白半分に
「ほらほらその泉の水だぞー」
と酔った勢いでススムの胸元と下半身にペットボトルの水をかけた。
見ていた一人の女の子のミキがやめなよーと叫ぶ。
「大丈夫だよ。俺の手見てみろよーなんも変わってないだろー」
そう言いながら皆に手を見せる。
「ホントだ。何もかも変わってないね。やっぱり迷信なんだろうね。」とミキも笑い飛ばす。
悪ふざけの先輩はミキの胸に水を振りかけた。
ミキはやめてよーと笑いながらふざけている。
夏ということもあり水に濡れてもワイワイ騒ぐ程度で少年のように遊んでいた。
ジャンケンで、負けた奴が罰ゲーム(笑)
先輩が言い出した。
負けた奴はこの水を一口飲む!
「飲めるのー?それ」もう一人の女の子のリコが喋る。
天然水みたいなもんだろーと先輩は話す。
ジャンケンの結果リコと男のタクヤが飲むことになった。
早く飲めよと煽る先輩。
「んじゃー先に俺が飲みますかー」軽い返事でタクヤがごくごくあと飲み、なんともないよとリコに手渡す。
少し不安そうなリコもタクヤを見ながらなんともなかったみたいと目を積むってゴクゴクと飲んだ。
リコはなんともないよーとミキに笑顔で話す。
リコは少しペットボトルにのこった水をほらほらーっとミキの顔に向かって振り撒くその水はミキの鼻から口元にかけて濡らしていた。
するともう一人の男のミツアキが
「さて、そろそろ寝ようよ。眠たいし。」
と切り出しその言葉に皆同意。
おやすみーと男女別の部屋に戻り朝を迎えた。
ススムは泥酔しておりまだ寝たままだった。
ミキが先に目を覚まし「リコ朝だよ」とリコを起こす。
目を覚ましたリコはミキを見るなり
「えっ!どうしたのその顔っ」とミキに話す。
ミキはその言葉にビックリして鏡を覗き込む。
ミキは言葉がでないまま
「えっえっえっ」と動揺している。
そのミキの顔には男らしさ満載の髭が生えてきておりかわいい顔の鼻から下は無精髭で埋め尽くされていた。
リコはそれを見るなり
「昨日の水っ!」とハッとなったようにミキに声をかける。
ミキは「リコ!あんたが私の顔にかけたんじゃないっどーしてくれるのよっ」と無精髭のまま怒鳴り散らす。
そしてミキは水のかかった自分の胸に手をあてる。
そこにはブラジャーの感覚にその中には何も柔らかいものが無くなっており膨らみのあるブラジャーがクシャッと潰れた。
ミキは水のかかった左の胸が男の胸に変わってしまっていたのである。
そしてミキは大きく泣き崩れ左の胸をなんとか大きくしようと両手で肉を寄せ集めているがだがそれは無駄な行動にしかなかった。
口喧嘩に先輩とミツアキそしてタクヤがバタバタと女の子の部屋に駆け寄る。
どうした!
と扉を開けると髭面で青くなった顔のミキが泣きながら
「あの、あの、水が、、やっぱり迷信じゃなかった、、、」と顔を隠しながら泣いている。
「おいっなんだよそれ。俺なんて飲んだんだぞっ!」タクヤが青ざめて口を出す。
大丈夫だよ、と先輩が右手を出すとその先輩の手はか細い女の手に変わっていた。
「えっ」皆で口を揃えた。
途端にリコは自分の胸を触る。
リコの胸にはふっくらとした大きい膨らみが目で見てもわかるようにツンと膨らみを演出していた。同時にタクヤも股間を掴むとそこにはいつもの男性器があるのを手の感覚でわかり安心していた。
リコは「きっと飲んでも変わらないんだ。でも身体に触れると。。」
ミキは布団に潜って顔を隠している。
リコはミキにひたすら謝る。
そこで先輩が
「ススムはっ?!」
思い出したように部屋に男3人で走り出す。
部屋に戻るなりうつ伏せで寝ているススム。
3人でススムを見つめながらなんとも無さそうだと声を揃えている。
その時ススムが目を覚ますかのように寝返りを打ち仰向けになる。
その仰向けのススムの胸はなにかの膨らみがあるような感じだった。
「まさかな。。」先輩が仰向けのススムのTシャツをめくり上げるとふっくらとした大きな胸が姿を表した。
「うわっ!やっぱりっ」ミツアキが声を出す。
「水かけたのってチンポのところもじゃ。。」
タクヤも声を出す。
先輩が
「うそだろっー勘弁してくれよ」とススムのパンツごと一気に脱がした。
3人が目を点にした。
パンツを脱がされて右太股をモゾモゾと動かしながら本来ついていなくてはいけない性器は三角のなにもない股間に変わっていた。
太股を動かす度に三角の真ん中にある1本筋の割れ目が形を歪ませながらエロさをかもし出している。
「無くなってる。女のまんこになってる。」先輩が声を出す。
「見た目は男のままなのに胸と股間だけが。。。本当だったんだ。」
タクヤがボソット呟くとススムが目を覚ます。
「あっ、頭痛てー。おはようございます。」
男の声で脱がされたパンツにも気づかすなにもない割れ目だけの股間を俺達にに見せるようにそのまま起き上がった。
「やべっ寝ながらパンツ脱いでる俺っ!とりあえず便所行ってきます。」
まだ酒が抜けきれていないのか下半身裸のまま立ち上がりトイレに向かう。
3人で見つめるススムの股間。
ススムが歩き出すと割れ目のスジが左右にクネクネと少し踊るように歪んでいる。
ススムはトイレに入るなりパンツを脱いでいるせいか男子便器に向かって小便をする。
勢いよく真下に飛び散りながら大きな音をたてて直下していくオシッコ。
ススムはここで違和感を感じたのだろう便器に入っていないと思い込みチンポを掴み方向を変えようとしたが掴めなかった。
あれ?と声を出すススム。
トイレの外にまで聞こえる声で
「うわーっ!」と叫んでいる。
そのまま失神したのかバタンと大きな音をたてトイレに倒れ込む。
3人が音を聞いてトイレに入ると脚を開いたまま気絶して倒れているススム。
トイレの入り口からもハッキリわかるような下半身をこっちに向けての大開脚。
本人は意識を失っているが少し開いた割れ目から小便がシッーと緒とをたてながら勢いよく出続けている。やがて勢いは弱まり割れ目のまわりを濡らしながら噴水のような小便は止まった。
皆で担ぎ布団に寝かせる。
そのススムの声を聞いたのかリコが部屋に飛び込んできた。
ススムの股間を目の当たりにするリコ
「あ、、、おちんちんが、、、ない、、、」ぼそっと呟く。
先輩があぁやっぱり迷信じゃなかった。
ススムが目を覚ましたら説明して病院に行ってくる。
一応リコも病院に行ってくれ。
と先輩は責任を追うように話す。
外から車の音が鳴り出す。
ミキは誰もいない隙をみて先に民宿を出たようだった。
リコとミツアキが先に民宿を出て病院に連れていく。
ススムは目を覚まし先輩から説明を受けそのままタクヤと先輩、ススムで病院に向かう。
病院の診断は自然な純粋の女性器と乳房と診断され元に戻すのは胸は切除、下半身はどうしようもないとの事だった。
レントゲンの結果、体の中は男のままであり男としてのホルモンさえ受け続ければ身体的には支障がないとの事。
ススムは後に胸を切り取る手術を受け男性ホルモンを接種しながら女の性器で男として生活している。
ミキは顔に生えた髭は永久脱毛を受け多少鼻から下の骨格は変わったものの普段の生活を取り戻した。
だが失った左の乳房は未だに平らにままである。
先輩は右手首から指先まで綺麗な細い女の手で何不自由なく生活はできている。
1か月後
最初にタクヤが体の問題が発生した。
朝仕事に行くのに目が覚めるとパンツとシーツが真っ赤になっていた。
タクヤは下半身の痛みとチンポから流れ出るものが血尿と思い病院に向かった。
定期的に自分の意思とは関係なくチンポから血が出ては止まる。
医者にその説明をするなり精密検査を受けることとなる。
医者から告げられたのは
体の外見は男性、体の中は女性という決断が出た。
タクヤの体内には子宮と卵巣があり膣がない変わりに子宮はチンポをに繋がっているという。
タクヤは外見は完全に男のままでからだの中は女。
男として勃起はし男性として問題なく生活は出きるが女性ホルモンが胎内で作られている為、卵巣を摘出しなければ体は女のような柔らかい丸みのある筋肉の少ない1本と体になるという。
子宮はペニスと直結されていることもあり摘出するにはペニスも失うとのことで摘出できずにいる。
タクヤは男の性器のままを選んだが毎月チンポから排出される生理を一生続く事となった。
リコはタクヤとは別で子宮も卵巣もなく、そして膣も失った外見だけ女という体になったのだ。女としての子を授かることは不可能となり男性との性行為は不可能な体となり今も精神的に病んでいる。
数年後
あの泉が村の外に情報が漏れ悪徳業者が性転換の水として世に広め国内で男なのか女なのかわからない世の中に変わってしまっていた。
ミツアキはあのみずに触れてはいないものの数年ぶりにできたら彼女が元男というのを知らずに泉の水で性転換した男と知らず幸せに付き合っている。
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投稿:2021.12.20更新:2022.02.11
神社の泉 ~水に触れると性転換~
著者 よーこ 様 / アクセス 4104 / ♥ 13