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「ご利用登録は、精子無し確認後なのですねぇ。」
喋り方迄、某芸能人にそっくりな、亜沙田というネームプレートを防護服に付けたスタッフに、ゴーグルと眼鏡越しに見つめられた私は、W先生が理事をやっている秘密体育館の利用登録に来ていた。強制精液採取装置を使って、精子無し証明書を発行してもらう為の、検査だった。
「頑張らなくて良いのですよ、あれあれ出ちゃったよ、になる方が殆どですからねぇ。」
私の場合、タマタマ袋の中身を全部抜き取った後に、人口タマタマを入れられてるので、入り口扉内側に精子禁止マークが貼ってある施設に入館する為には、検査後半年以内の精子抜き取り済証明が必要らしい。
「最近、去勢済みでも玉揉みフェラしたい、性欲強化洗脳済みの女性会員さんが増えたんですねぇ。」
秘密体育館の会員は、女性の方が圧倒的に多いらしい。去勢済みのニューハーフを男性というのか自体疑問だけれど、女性2人組の○○姉妹と称している会員が、ニューハーフ会員を1人スポンサー入会させる事が多いそうだ。
「豊胸や、米神削り、仏無し、と言われる様に、見かけは女性なのに、オチンチン棒と人口タマタマは付いてる会員さんが増えたので、精子無しチェックも必須になってしまったんですねぇ。」
いや実態は、亜沙田さんが、強制吸精装置を全てのニューハーフ会員に使用したいだけだろうと、心の中で思ったけれど、押し寄せる快楽の波に揉まれ、しかも自分では触る事も禁止な検査の最中には、"何も言えねぇ"状態だった。
「いっぱい出ましたねぇ、早速検査に回します。」
私がタマタマを抜き取られたのと同様に、亜沙田さんは既に"恥ずかしい"とか"倫理上ダメ"等の心を、W先生に抜き取られてしまっているらしく、精子無し液を放出し終えた私のオチンチン棒にコンドーさんの上から軽くキスをしてくれてから、コンドーさん毎、精子無し液を採取した。度近眼鏡越しに縮んで見えていた瞼等が、名実共のリップサービスの時だけ、実は結構瞼が大きくて可愛いく飛び出しているのが、ゴーグル越しにも結構はっきりと分かって亜沙田、装置ではなく直接で吸い出して欲しかったと思ったのも秘密、つまりこれもW秘密体育館の秘密という事にして置こう。
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秘密体育館と言うからには、外見上も体育館だとはっきり分かってしまっては意味が無かったのか、この施設は見かけ上、冠婚葬祭場という事になっていた。実際に、参加者に本物タマタマが付いてる人が誰も居ない、去勢済み婚式が催された事や、去勢少年合唱団コンサート、ニューハーフ尼さんのお別れ会も有ったらしく、何枚か写真が掲示されていた。
「秘密体育館なので、精子バンクを活用した種付けも承ってるんですねぇ。」
毎日通ってる会員は、体温も測られているので、排卵日を推理して、孫が欲しい両親が秘密スポンサーとなり、その名も"行為室"で、最新版スーパー2穴の贅沢から精子注入してしまうのだと、こっそり亜沙田さんが教えてくれた。そういう事を教えられる以前に、僕は亜沙田さんお気に入りの安全セフレの1人として、彼女と色違い同一モデルの会員証を兼ねた度近眼鏡を作らされていた。そして亜沙田さんの両耳には、4個のすべて異なるピアスが付けられていたが、そのうち1つは、僕の片耳に付けられたものと同じで、何を意味するのかは公然の秘密という事らしかった。
精子バンクの業務もやってるとは思えない、一見エステティックサロンみたいなお店が、秘密体育館内に開店していた。どこかで聞いた事有るみたいなポスターも貼られて"洗脳サロン 月2回"とか標語が掛かれていた。
「ここでは、わざと古い"二穴の贅沢"を下の御口で味わいながら、安全オチンチン棒ボランティアの詰め替え済タマ揉みフェラチオできるんですねぇ。」
秘密会員証も兼ねたメガネや各種ピアス、最新型の二穴の贅沢等も展示販売していて、魂が抜けたみたいな笑顔の店員さんが2人、自身も度近眼鏡にピアスだけでなく、二穴の贅沢のユーザーにも成っていると、亜沙田さんがこっそり解説してくれた。
「昔は、時計店が眼鏡,宝石,ピアス,補聴器等も商っていて、時計は何時売ってるのか疑問に感じましたねぇ。」とか亜沙田さんに語られるW秘密体育館の店員の2人は、KT姉妹と呼ばれていたが、小柄な眼鏡美魔女系のKさんと、ちょっと太目な眼鏡雌豚系のTさんのペアは、どう見ても姉妹には見えなかった。
「2人共、既に脳味噌に電極を埋め込まれている、W先生の配下なのですねぇ。」
亜沙田さんが2人と、ちょこっと話しただけで、今夜は浅田さんも含めた4人でラブホへ行って僕の交換済みタマタマを玉揉みフェラしてみる事が決定してしまった。眼鏡美魔女系のKさんは、既にオッパイの膨らみも交換済みのセクサボーグである事も耳打ちされて、きっと亜沙田さんみたいに巧みなフェラテクニシャンなのであろうと、容易に推察された。
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KT姉妹のお店というか、W秘密体育館の売店兼眼鏡店を亜沙田さんの紹介で訪れた新人ニューハーフの僕は、KT姉妹にお持ち帰りされてしまう運命らしかったが、既に亜沙田さんと御揃いの片耳ピアスを付けられてしまっていたので、亜沙田さんも同伴してのお持ち帰りとなった。
「普段はフェラで発射していたのに、初めて生中出ししたニューハーフ君は、まるで大きなホッペでフェラされているみたいだという人が多いけど、本当にそんな事されたニューハーフ君は、実は殆ど居ないんですねぇ。」
Kさんに後ろから抱きつかれて、その美乳の間に頭を挟み込まれた僕は、股間にもKさんの両足をかけられて、おっびろげられた其処へ、ホッペの大きなTさんが、玉揉みフェラチオを施すのだった。僕の耳元で卑猥な言葉を語り続けるKさんも、傍らで指示を出す亜沙田さんも、そしてフェラチオに励むTさんも、実は最新の"2穴の贅沢"を装備していて且つ、W先生に脳味噌も操られたセックス用度近眼鏡を処方されていた。微かな動作音をたてる最新版の2穴の贅沢とリンクして、テンプル部に内蔵されたLEDが怪しく点滅するセックス用眼鏡、薄暗いラヴホの一室に、3つの度近眼鏡フレームが彼女たちの両耳に付けられた非対称なピアス群を、照らし続けた。
じっくり時間をかけてオチンチン棒を刺激された後、Tさんのフェラチオ速度が急激に素早くなり、何だか妙に他人事な精子無し液発射の瞬間が訪れた。浅田さんにウェルカムフェラされた時よりも更に多量の精子無し液が、あれれ出ちゃった、しかも何回も発射し続けてるよという感じで、本物のタマタマが付いていた頃ならば、タマタマが売り切れの合図を送って打ち止めになる手筈だったのに、今は逆に交換済みの人口タマタマが、幸せの絶頂を継続させる方向に働きかけていたのでした。
10回以上反復した発射で、やっとTさんに許されて、精子無し液は一滴残らず飲み干されてしまった。それまで熱気球の様に僕のオチンチン棒に吸い付いていたTさんの御口から、解放された後、もう一滴もお掃除対象が無くなってしまった安全オチンチン棒君は、Kさんと亜沙田さんにもキスされてしまった。
度近眼鏡女子にフェラチオキスされると、フレームの向こうにーで飛び出している感じの瞼が、何回も大きく瞬かれるのは何故だろうとか考えている内に、「2つ目と3つ目のピアスを付けてもらったら、明日は4つ目も付けてもらいましょうね」という浅田さんの命令が、今夜は語尾の口調が持ち上がらない、語尾も伸びない最後通告として、ラブホの薄暗い部屋に、ひっそりと響いた。
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「卒煙健眼」と大きく書かれた書を入れた額縁が、KT姉妹のお店に突然登場し、脱煙と額部分に小さく書かれた白の頭巾を被った、度近眼鏡の尼さんが常駐する事になった。"美絹尼"と書かれた名刺を渡されて、「ヘアカラー会社みたいな僧名でしょ」と本人が自笑しつつ、ありがたいお経を読まれ始められてしまった。
一緒に唱える事を勧められた、お経の冊子には"吸精真経"とタイトルが書かれ、美絹尼にフェラチオをされながら、一緒に唱え、精子無し液を吸い取られる、精子無し液を自発的に発射するのとは、ちょっと違う快楽を、味わった。
「これからは"美絹お姉さん"て読んで欲しいな。」4個目のピアスを取り付けられながら、僕のオチンチン棒は、美絹お姉さんの下の御口にも吸われ始めていた。上の御口が自由になった美絹お姉さんは、ツルツルのスキンヘッドと、ツルツルに脱毛済みの下の御口を僕に接触させながら、尼さんには珍しいアンダーリムの度近眼鏡越しに僕を見つめ、色々身の上話をしてくれた。
「来月には、新たに出家した、美香尼という妹尼にも安全オチンチン棒を吸わせてあげようと思ってるのよ。」美絹お姉さんだけでなく、僕の両耳のピアスも、まだまだ増えそうだ。
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「美香尼の吸精真教も、段々と手馴れて来ましたねぇ。」相変わらず言葉責め解説が大好きな亜沙田さんも、今日は英美尼と金の刺繍が入った尼頭巾を被って、新人吸精尼を見守っていた。KT姉妹さえも、各々"美清尼""美孝尼"と書かれた尼頭巾を被っていて美香尼のオッパイを揉んだり下の御口を撫でたりして吸精支援していた。英美尼にも後ろから抱きつかれ、両足を股間に絡みつけられるという、美清尼の得意技は、実は英美尼の得意技でもあった事を実感させられながら、美香尼と共に吸精真経を唱えてしまっていた。
実は今日、W秘密体育館の研修室て、出家初期修行が済んだ新眼鏡尼さん達のお披露目が催されていたのでありました。お披露目吸精を終えた美香尼には早速、真新しいピアスが左耳に付けられました。既に両耳に2個ずつ違うピアスを付けられてしまっていた僕は、5つ目を左の耳珠に付けられてしまいました。
耳珠ピ゛アスを付けてくれたのは、W先生ご本人だったので、勿論逆らうなんてのは許されません。6つ目も右耳の耳珠に付ける準備が進みつつ、次の新人尼さんが吸精真教フェラを始め、今日は一体何個の新ピアスを付けられてしまうのかを、脳味噌が溶けてしまいそうな快感に溺れながら僕は、考えていた。
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美絹尼と美香尼の2人にも、すっかり気に入られてしまった僕は、W体育館の行為室や、夜はその近くのラヴホで、2人に前後両方から吸精真教を唱えられる日が続いた。KT姉妹、実はその2人も美清尼&美孝尼であった上に、2人でタマタマ交換済みの僕から精子無し液を吸い出す手法迄、KT姉妹に、そっくりであったのは偶然ではないらしい。それらの洗脳出家尼(元も含む)に、実は亜沙田さんも含まれている事や、W報恩合唱団という怪しい名前の組織が、団員募集を始めたらしいという話を、亜沙田やKT姉妹から聞かされてしまった。
"W報恩合唱団員募集中"という垂れ幕の下に、"団員証にもなる性春18ピアス"というキャッチフレーズが追加された、A3ポスターが貼りだされていた。ポスターのモデルは、何処かで見た事が有る顔だったのだが、撮影用に新調したらしい、派手な度近眼鏡の方が印象的過ぎて、誰なのか謎だった。しかし、その疑問はW秘密体育館のVIPルームという、更に秘密の部屋に亜沙田さんと絹香清考4姉妹が、案内してくれた事によって判明してしまった。
「美晴尼は、性春18ピアスのモデルとしてスカウトされた後、専用Bウェアや、性春2穴、のモデルにも抜擢されて、今は出家と合唱団入団の為の洗脳中なのですねぇ。」すでにツルツルのスキンヘッドに何本も洗脳用電極を取り付けられ、真っ白なボンテージウェアと、大事な部分だけ露出して多数のピアスが見えている美晴さんは、間近に見ると以前某有名眼鏡チェーンのTVCMにも出演していた女優兼モデルさんだと分かった。
何本もの頭蓋骨に埋め込まれた電極だけでなく、片方の鼻孔にも光ファイバーらしい配線が挿し込まれて、鼻腔内のピアスへ信号が送られているらしく、薄ピンク色の度近眼鏡の向こうの瞼が、不自然な位頻繁に瞬いていた。すっかり魂が抜けたみたいな表情になってしまている状態から、光と電極配線を一端全て外された美晴尼は、「ピアシュ18個だけの・・」と、何だか舌足らずな弱々しい声で語った。
「これから性春舌ピアスを2個、換装して、性春18ピアスのモデルさんとして仕上げられるんですが、本舌ピアスのテストが、未だでしたねぇ。」既に付けられいる銀色の舌ピアスのやや後方にぴったりと、2個の仮ピアスが2個組になっていて、舌の下方に超小型電源も付いているらしい本ピアスに換装された。洗脳用車椅子に固定されている美晴尼の傍らには、真っ紅なスマホが置かれていて、"Pairing test"と唐突な音声が流れた。
「舌がピリピリして・・」と再度不鮮明な声が美晴尼から発せられ、美清尼が何やら設定データを、そのスマホに入れていた。一方、美考尼は、美晴尼の耳元で「タマタマ交換済みですから安心してフェラしてくださいね。」と囁いて美晴尼の拘束を解き、僕の前へ誘導した。自分の意思とは無関係に命ぜられるまま、僕のオチンチン棒を吸う準備を進めてしまう美晴尼。僕がこのVIPルームに連れて来られたのは、美晴尼をフェラチオ快楽の虜にしてしまう為の策略だったらしい。
「シュコン、シュコン」美晴尼があまり器用とは言えないフェラチオを始めると、その動作に同期して美晴尼の股間から、性春2穴システムの微かな動作音が響き始めた。いつの間にか交換されたフェラチオ用のアンダーリム度近眼鏡の向こう、レンズ越しで見てた時よりも実はかなり大きめであると判明した瞼が、パチパチと素早く瞬いて、舌ピアス同じく脳味噌にも、何らかの信号が送られているのが分かる。
「脳味噌と下の御口に溢れる快楽の虜になって、フェラチオ依存症になってくんですねぇ。」なんだか昔を懐かしむみたいな亜沙田さんの口調に呆れながらも、オチンチン棒がピリピリと電気刺激される快感に、僕も恍惚としてしまっていた。
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投稿:2022.01.27更新:2022.11.22
W秘密体育館
著者 ホログラム 様 / アクセス 5047 / ♥ 3