1冊のノート全てはこれから始まった。
数年前にとある学校で担任を含めクラス全員の性器が男女問わず入れ替わった事件があった。
僕はその事件があった学校の今の学生だ。
もう10年近い前の事件だがノートに番号を
1→12と書き込むと1番の番号の生徒と12番の生徒の性器が入れ替わるのだ。
そしてその番号は出席番号でもなくクラスの生徒と担任を含めて誰が何番かわからないのだ。
そんな不思議な出来事が本当に起こった事件だったのだ。
僕はその話を聞いてからそのノートに興味を持ち今でも手に入れられないかとずっと考えていた。
以前の犯人は性同一性障害の女子生徒がそのノートをどこからか入手し自分に気に入った男性器が付くまでノートに番号を書き続けやがてその犯行がバレたのであった。
果たしてその女子生徒はどこからかそのノートを手にいれたのだろうか。
僕は学校の売店で筆記用具を買おうと売店を訪れた。
その日はなぜか購買委員が昼休みにも関わらずいなかった。
僕は筆記用具を購入したいが為に売店に入ると手にしたシャーペンの代金をテーブルに置いた。するとそのコインが床に転がり落ち拾おうと床を探すと固定されたテーブルの下に金庫があった。
その金庫は開けてくれと言わんばかりに少し扉が開いていた。
とっさに開けようとするが固着して開くこともなかった。
何人もの生徒がこれを試したのだろう手の跡がたくさんついていた。
そのままチャイムがなり授業が開始する。
僕は気になりながらも教室へ戻り放課後あの金庫をこじ開けようと考えていた。
5時限目の授業が終わると救急車が学校に入ってきた。
なにやら授業で事故が起きたようだった。
その事故が原因でその日は学校が閉校となり皆帰宅した。
5時限目 理科室
その日の事故のあったクラスの授業は実験だった。
薬物を使用するのに先生が教壇でビーカーに気泡のたつ液体を注いでいた。
その回りに生徒達が囲って少し離れながら見つめていた。
ふざけあう男子生徒。
その時一人の男子が女の子の背中を押した。
そして背中を押された女子は教壇にもたれ掛かるように倒れ込みそのビーカーの液体を胸元に浴びたのだ。
その、液体は硫酸よりも強いガラス以外はなんでも溶かす液体を作る実験だった。
女子生徒は悲鳴をあげながらみるみる溶けていく制服
そして溶けた制服では収まらずブラジャーやその中身の大きくなり始めている胸元も溶かし続けていた。
泣き叫ぶ女の子、異臭を放ちながら止めることのできないその胸元を見ながらどうすることもできない先生。
やがて溶ける胸元をは左の胸をえぐり取ったように平らな胸をさらけ出しながら痛みとショックで泣き叫んでいる。
そして一人の男子が手を差しのべようとすると女の子は手を振りかざし少し液体の残ったビーかに手があたり男の子に向かって飛んでいく。
あっという間にその男子生徒のヘソ下に液体が飛び散るようにかかり散らかした。
先程の女の子を見ていた男の子はうわぁっーと叫びながらズボンを脱ごうとしたがベルトが邪魔してすぐには脱げなかった。
みるみると股間まわりのズボンがシュウシュウいいながら溶けていく。
そのまま男の子の大切なペニスに到達し溶かしながら男の象徴であるペニスはクラスの生徒が見つめる中どんどん小さくなり溶けていく。
必死でズボンを脱ごうとしている男子生徒はやっとズボンも下着も脱ぎ捨てることができたが遅かった。
下半身裸でクラスの生徒達に性器を見せながら溶けていく。
どうしようもできないまま男の子は触ることも出来ぬまま涙と痛みに堪えている。
完全にペニスが無くなったがまだ陰嚢まで溶け始めていて未だに止まる気配はなかった。
すると陰嚢の前半分が溶け中身の睾丸をさらけ出したところで溶け行くことは止まった。
女子生徒は手で目を隠しながら見ている。
男の子はショックで動揺しているのか
「大丈夫だよ。皆心配しないで」と一人で呟いている。
すると痛みで下の腹を凹ませたのか丸見えの睾丸は上にキュッと持ち上がりお腹の凹みを緩めたとたん下に下がってきた。
そこには受け止める袋が無くなっているせいか左右の睾丸が袋の前壁がないせいか体内からポロポロとこぼれ落ちた。
それは細い管で太股の間にまるでアメリカンクラッカーのようにぶら下がっている。
男の子は焦って手でぶら下がる睾丸を手の平に載せたところで激痛により失神した。
仰向けでペニスの無い性器と中身が飛び出しその中をさらけ出している男の子。
隣には胸を失い失った胸を見つめ続け現実逃避している女の子。
理科の実験に起きた災難だった。
このような事故が起きていたのだった。
僕はその事故の事も知らされておらず、それよりも売店の金庫が気になりバールをもって学校に侵入し金庫を力一杯開けた。
その中には2冊の古いノートが入っていた。
なんだノートかと思いながらもその2冊を手に持ち家路についた。
自分の部屋に戻るとそのノートになにか記載されていないかを確認した。
そこには
1ページ目だけに
○○年○月○日
1年3組女子8番 左胸を理科室実験中に溶けて失う
1年3組男子19番 陰茎と陰嚢を理科実験中に溶けて失う
と記載してあった。
なぜかその日から毎日のように記載されている。
内容は全ては生殖器や性に関する痛々しいものばかりだった。
記載方法はさっきと同じだった。
僕はイタズラかと思いながらもめくりながら何枚も見ていった。
すると25日後に僕のクラスの事を書いてあった。
名前は書いていなく番号だけ。
気味悪いなと思いながらも自分のクラスの内容だった為か気になった。
そこには3人の番号が記載されている。
3年2組男子12番 陰茎の病気により即日保健室で切断
3年2組男子22番 階段を踏み外し股間を強打にて生殖器を失う
3年2組女子14番 下校中に変質者にラチされ性器移植される
3年2組男子33番 下校中に変質者にラチされ
生殖器を全て取り除かれる
この様な内容だった。
気味悪いな僕の出席番号は該当してないしとただのイタズラとして気にしないようにそのノートを閉じた。
翌日から学校では性の事故や事件が多発
僕はあのノートの出来事が起きていると認識した。
そして明日は僕のクラスの事が記載されている日となっていた。
続く
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投稿:2022.03.17更新:2022.04.08
学園性パニックノート
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