「〇〇君今度のバレエの発表会で女の子と同じ役やるのに
お股がぽっこりふくらんでいるのおかしーい。」
「ほんと、ほんとにおかしーい。」
みんなに囲まれてせめられました。
「なんで〇〇くんはお股がふくらんでるのー。」
「〇〇君は男の子だからよ。」
「男の子だとなんでふくらんでいるの。」
「オチンチンがついてるからよ。」
「なあにそれ。」
ぼくのタイツをひきおろし「これがオチンチンというの。」
「わあ、変なの。」
「だけどこれがなければお股もスッキリするんでしょ。」
「そうよそうよ、無くっしゃおうよ。」
「そうね、〇〇君少し痛いかもしれないけど、がまんしてね。」
チョッキン!・・・・・・
ぼくの意識がもうろうとしている時に
「オチンチン切ったけどまだお股ぽっこりふくらんでるね。」
「オチンチンの下に付いてる袋も切らないとすっきりしそうにないね」
「〇〇君また少し痛いかもしれないけど、がまんしてね。」
チョッキン!・・・・・・
意識がなくなり起きた時は、病院で親に女の子と同じお股にしといたよと言われて、
包帯がなくなった後、お股を見るとオチンチンと袋が無くワレメがありました・・・
バレエの発表会では、他の女の子達と同じ格好で踊りました。
女の子になりたいわけじゃなかったのに女の子にされて最初は悲しみましたが、
女の子の生活になれると女の子になれてよかったなと思います。
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投稿:2023.03.23
思い出
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