名門女学園 裏学科
・名門女学園からの招待状
一ノ瀬 涼斗(:いちのせ りょうと)、何処んでも居る好青年、両親は共に企業経営しており業績好調、世間では人生勝ち組と思われているが涼斗は諸事情により父の兄になる伯父の運送会社に身を寄せており社員ドライバーを職にしている。伯父が社長をしている運送会社はある方が一代で興した会社であり伯父はその方の美学にホレてドライバーになり、その方が急遽した事で社員の中で一番経験がある伯父が社長を務める事になる。
「涼斗、アリエス女学園からきているぞ」
「はぁ?」
「大方、早苗婆さん絡みだ……外部理事に推薦したのだろう」
涼斗の最終学歴は地元公立高校卒……因みに早苗婆さんとは他家から嫁いだ方で昨年大往生した。
「そもそも女学園だから年配の方に……」
「先方さんは若手に来てもらいたいそうだ、他の奴らは既に他校の理事会に所属しているから掛け持ちすると失礼だ」
「……」
「学歴に関しても問題はない、以前国立大卒の方を採用したが大外れでね……有休消化も兼ねていってこい」
妥協し過ぎだろ……まいったな、とりあえず背広一式を出しておくか……長距離走っているから泊りには慣れている。
アリエス女学園は戦前に設立された学園で華族の女児/少女に知性を与えた、まあ嫁入り前提の箔付けって感じだな……戦後は華族制度の廃止やら少子化やらで多くの女学園が共学化したがここは未だに女学園のまま、卒業生や企業からの寄付があるとは言え……女子のみを維持出来ている事態不自然にも見える。
「失礼ですが一ノ瀬 涼斗様ですね?」
国産スポーツセダンにて招待状に記載された住所に来てみれば山間部の木々に隠すように佇む洋館に品がある鉄柵と壁が外部を遮断、正門の少し前に停車していると夏季セーラー服を身を纏った少女が声をかけて来た。背後には守衛役の執事と思われる方も居る。
「そうだが……」
「初めましてアリエス学園高等部一年の冴島 燈(:さえじま あかり)です、案内します」
助手席に置かれた案内所を見た執事は言う。
「一ノ瀬様、お車を駐車場に……」
涼斗も頷く……なるほどお忍びで来る場合もあるのか……運転手付きだと危ない方も居るしな。
如何にも名門女学園と言う感マシマシなお応接間に通される……調度品は舶来品で全て最高級、職業上この様な商品を運ぶ事もあるから自然と分かって来る。
「涼斗、待たせてすまないな。色々と決済と確認が忙しいって」
「……和人ぇ!」
井上 和人(:いのうえ かずと)は涼斗の幼馴染であり今はSNSでのやり取り程度だ。ちゃんと名門大学卒だし、大手総合商社勤め……。
「……お前の差し金かぁ!!」
「そうさ、お前ぐらいしかどの役職にも就いてないし……年配者だとウケも悪い事もある、俺の両親も涼斗ならって根回ししてな」
項垂れる俺を見て苦笑交じりの和人……微動だにしない燈、本当に高校一年かぁと思うよ。
「外部理事ねぇ、何処まで仕事できるか分からんぞ!!!」
「お前なら出来る……引き受けてくれ」
承諾するしかないな、全く困るが何かと世話になっていたしな。
「後ろにいる燈が学園内での秘書だ……」
「了解」
その後はリモートでの理事会に所属している面々に挨拶……ただ接して見れば多くがガキの時に落し玉を貰った事がある面々で一応安心した。相手側も悪い感じではない。
数時間後、和人の説明を聞いて幾多の事案にて外部理事の決済と承諾を済ませた……。
「泊っていけ」
「いいのか?」
「ここは全寮制なんだよ……海外の教育機関ではリスクがあるやら妾の子やら先妻の子やら……普通の学校では無理な生徒を預かっているのさ」
訳ありの子を預かっている訳か……燈もその一人か。案内された建物が学生寮だがホテルを思わせる。
「それに秘書に報酬を与えないといけないしな」
「?」
部屋に入るなり和人は涼斗にスケルトンのポーチを投げ渡す。無線コント―ローラーと小さな鍵……。
「冴島」
「はい……」
燈はスカートの裾を両手を捲る……深紅の光沢を放つ人工革下着にぶら下がる錠前にバイブの存在感を示す突起物……そして女の子には無い筈の突起物にも覆われておりカリ首、金魚口にローターを装着されている。
「両性具有か?」
「先天性、男性器の方は多汁無精子であるが性欲が凄くってな……間違いが起きないように自ら封印している」
「はい……初体験は初等部六年生の夏に従兄に捧げ、同時に筆下しもされました」
この時の相手が従姉だ……所が燈の母親が品が良い箱入り娘とあって先天性両性具有の燈に過度な負い目を感じて、父の実家での従兄らとの性行為を知ってしまい、ほぼ独断でこの学園に預けられたと言う。
「ごゆっくりな♪」
まるでお見合いの様な感じ……否、そうさせる為か!!!和人は部屋から出る、ふと見ると備え付けの机には自動車の鍵、椅子のたもとには鞄が置かれている。
「何時も装着しているのか?」
「はい……お風呂に入る際には外してます」
俺はスカートのホックを外すと夏の色にふさわしい青色の花弁が床に咲く、貞操帯を外すとショタチンサイズのディルトが二つ……後ろの菊花も開花されているな。
「……あんまり立派なものじゃないぞ」
涼斗はそう言いつつも勃起した肉棒を見せる、燈にして見れば極太牡器官に子宮が疼くサイズ……鼻から入る雄の匂いは脳をフランペ状態にさせる。
「おっ、いきなりか」
燈は躊躇なく可憐な唇で涼斗の肉棒先端にキスをしてそのまま亀頭を嘗め銜えていく。
「うっ!」
ここ最近抜いてない事もあり射精、燈は嫌がる事はなく精液を反芻して飲んでいく。その顔に俺は彼女をベットに載せた
「意外と綺麗だな、こっちは矯正しているのか?」
「はい‥…」
両性具有の少女に生える肉棒を覆う貞操具は徐々にコンパクトにすることで委縮させる、一昔の中国に小さな足の女性はモテると言う因習で幼少期から足を小さくさせ歩行困難になる程だ。これにヒントを得たのか不明だが切除すれば幻肢痛が起こる可能性もあるし、医療機関が個人情報を守れるのかって言うのもある。
「自分でいれてみろ」
俺はあおむけになって言う……騎乗位は女が自らに意思で肉棒を喰う。両性具有の性欲は並ではない、肉壺の感覚を知ってしまった燈なら……彼女は扇情的な表情になり涼斗の肉棒を掴むと腰を下ろした、自分の秘所に嵌めこむ。
「ああぅ、一ノ瀬様ぁぁ、つきあげられるぅ」
物静かだった少女は牝の顔になり腰を上下左右に……ノーブラだったのかセーラー服を開けるとそこそこ巨乳が出て来る。燈が勝手に……。
「こっちも出さないとな」
俺は器用に接合したまま燈をよつんばえにさせ、貞操具を外した途端に射精した。
「あ、ああぃ……」
「気にするな……」
あれだけ禁欲をするとはな……涼斗はあきれつつも燈を鳴かせた。
「流石だねぇ」
「小学生の時にオジサンに仕込まれたからな……で、この子をどうするんだ?」
「決まっているだろ。結婚を前提にして恋人として接する」
……涼斗は怪訝な顔になる、確かに今は独り身だ……だが彼女は高校生だ。
「彼女の両親からは承諾を得ている」
この分だと週一回はここに来る事になるな……外部理事だし月一と思ってはいたが。