名門女学園 裏学科 2
・学生と言う名の娼婦
涼斗が思案していると和斗は言う。
「夕食の時間だな」
この分だと学生寮と言うよりも娼館だな……ここには先妻の子や妾の子も含まれると理解した。
「容赦なく堕としたな」
「あの子は牡の喜びを知っているから掘られない様にするのにはな……」
涼斗は和斗の父親の手引きで小学6年生の夏に筆下ししている、同学年女児であったが両性具有であり井上家に住み込みで働いている夫婦が養女だ。彼女もこの時にあるメイドにより筆下しされている……それ故に両性具有の子をよく知っているのだ。
食堂と言うよりは少し上品なビュッフェレストランと言う感じの学食……やはり外泊する関係者が常にいるのだろう。すると燈が待っており申し訳ない感じの表情になる。
「一ノ瀬様、先程は申し訳ありません」
「久しぶりだったしな」
頭に手を載せて言う。まるで昔から知っている従妹の様な感じだ。
「あんまり我慢すると壊れるぞ……せめて貞操具だけにしておけ。人生は長いんだ……」
「はい」
「それにしても……メイド服って言うのは?」
「ここではパートナーの指示が無い限りはメイド服です」
スラッとした背丈に亜麻色の髪を靡かせた少女が言う。私服と言ってもそれなりに品がある……。
「初めまして……生徒総長の緑涼院 香奈枝(:りょくりょういん かなえ)ですわ」
「一ノ瀬 涼斗だ」
「その名字、もしかして早苗理事長の……」
「ああ、身内さ。祖父の従兄の嫁でね。あの世代では最後まで残っていた……そこに居る井上理事に担がれた。理由は先程分かったがね」
香奈枝は涼斗がこの様な事には淡白である事に気が付いた。
「暫くは外部理事だ……学園の事は大方把握したが……」
「ふふっ、一ノ瀬様は驚かされたでしょうね……両性具有故に虐め被害に遭い、不登校に陥った方も居るのですよ」
やはり燈の先天性両性具有の事も把握はしている、全寮制女学園と言う常世から隔離された場所柄なら……これは燈の両親と直に何度か話す必要があるな。全く知らないからだ。
やはりと言うか燈も小学生の時に虐めに遭い、クラスの女子グループに強要されてサポ活紛いをした……所が女子グループの身内が半グレと関係があり警察が燈を保護……女子グループ全員高校卒該当年齢まで保護観察処分、彼女らは私立の中学高校受験は出来るが合格して入学できる保証はない状況、燈の母親が激昂した結果だ。彼女自身不登校に陥ったが小学校側の過失もあり卒業は出来た、させなかったら寄付で大きな影響を出してしまう事情もある。
「しかし燈は正統派のロングスカートだがミニスカの子は?」
和斗は手招きすると近くに居た少女が寄り耳打ちするとスカートの裾を捲り上げた。
「!!!!」
「驚いただろ?」
幼いが肉の槍に小さなココナッツの実が二つ……男の娘だ、しかも尻穴にはバイブがはめ込まれており肉の槍には貞操具が嵌められていた。表情は辱めを受けている感じだ。
「彼は被害者に堕胎させる事態になってね……まっ、賠償金が己の借金になったのさ……」
厚生プログラムに関しては秘匿性は幾らでも理由が付けられる。この学園に通学している娘の保護者らはこの様な事は合法的に出来るのだ。