今日は全校登校日。久しぶりに友達に会いました。女の子の中には身長が伸びた子や体格が大きくなった子、胸の出ている子なんかもいて、小学校6年生ともなると女の子は成長が早いなと思います。
先生が新学期の行事予定を説明しているとき、ぼくは同じ班で向かいに座っている久美ちゃんに話しかけられました。
久美「おまえ、身長変わってないな。男の子ってなんだか年下のガキンチョって感じ。」
男子「なんだよー。ちょっと背が高いからって偉そうにするなよー。」
久美「わたしさ、夏休み中に親戚の家に行ったときさ、いとこに5年生の男の子がいるんだけどさ、同い年の姉貴と共謀してその男の子すっぽんぽんにしちゃってさ、男子の急所握りしめてさ、思いっきりぎゅーってしてやったんだよ。そしたら泡吹いて気絶しちゃってさー。」
男子「潰れなかったの?」
久美「それがさ、潰れちゃったみたいなのよ。それでさ、どうなるのかと思ったら相手の父親がさ、女の子に急所潰されたなんて末代の恥になるから、今回のことは無かったことにしてくれって、でもさ、男の子の急所ってあの程度で潰れちゃうんだね。」
男子「ひえっ、なんかかわいそう!」
久美「おまえも潰して欲しい?」
男子「いっ、いやだよ。」
久美「ばかだねー。夏休み終わったら第一回目の去勢があるだろ。おまえ候補者になってるの知らないの。」
男子「えっ、あれって本当に潰しちゃうの。」
久美「おまえ、なんにも知らないんだねー。ひ弱な男の子はこども作る権利を奪われて、女の子にお仕えする身分になって再教育されるんだよ。」
男子「こども作るって、それと急所とどんな関係があるの?」
久美「ここまで来るとお笑いを通り越して哀れだねー。おまえ、射精したことないの?」
男子「射精って?本で読んだことあるけど、夢の中に女の子が出てきて、気がついたらパンツが汚れてるってやつ?」
久美「ま、小学校の段階で去勢するのは、ひとつは性の快感を覚える前に去勢した方が後々の苦痛が少ないからっていうことになっているけど、一回も射精したこともない男の子を去勢するのもなんかかわいそうなんだよね。」
男子「射精って、気持ちの良いものなの?」
久美「射精させてあげようか。股開いてごらん。それ!」
ぼくは、向かい合って座っている久美ちゃんの足で、急所をぐりぐりされた。
男子「あっ!」
先生「こら!そこ何してるの。」
久美「ばーか。静かにしろよ。」
男子「だって、あっ、何か変な感じ。」
久美「このまま行くとどうなるのかな?」
男子「あっ!何か変、気持ちいい、あっ、オシッコ出ちゃった。」
久美「オシッコじゃないよ、ばーか、あとでパンツの中見てみろよ、白いネバッとしたの出てるから。」
男子「なんか気持ちよかった。」
久美「急所潰されたら、もう射精はできなんだよ。」
男子「そんな!」
久美「男の子ってさ、去勢される瞬間、涙流しながら急所潰すのだけは許してくださいって言うんだって。でもお黙り!って一喝すると黙っちゃって、それから両足持ち上げてねらいを定めて蹴り潰すんだって。潰された男の子は、ぎゃーーーーって泣きながらのたうち回るらしいよ。」
男子「ひえぇぇぇーーーーー!」
久美「わたしさ、この話聞いたとき女の子に生まれてよかったって何回思ったか。男子に生まれてもキンタマ潰されて痛い目にあわされて、何か最悪だと思わない?」
男子「思うよ!」
久美「だったら、抵抗の意思表示をすればいいのよ。去勢執行人と真剣勝負して勝ったら去勢は中止だから。」
男子「ぼく抵抗するよ。」
久美「でも今までひ弱な男の子が去勢執行人のお姉様と勝負して勝った事例は一件もないんだって。反対に両腕の関節外されてから急所潰されたりして大変らしいよ。」
男子「・・・」
久美「ま、抵抗するかどうかは自分で考えたらいいと思うけど、素直に潰された方がかえって楽かもね。そうそう、わたしさ、去勢執行中のお手伝いさ、男の子の両腕を押さえつけておく役だから、お前の時もしっかり押さえつけておいてやるね。これって大事なんだって、下手に動くと一回で完全に潰せなくて、何回も蹴ることになるからだって。」
先生「それでは大切な行事予定をもう一度繰り返します。今配った健康診断カードの右上に赤丸の付いている人は、月曜日の午前中に放送があったら体育館に集合しなさい。それから事前にお手伝いをするよう言われている女の子は体操服に着替えてから体育館に集合しなさい。」
机の上におかれたぼくの健康診断カードには、右上に赤丸が付いていた。
(おしまい)
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投稿:2007.08.26
全校登校日
著者 小学生の女の子 様 / アクセス 26863 / ♥ 3