男性患者M、40代、統合失調症患者。Mは13歳頃に統合失調症を発症。Mは性欲が強いにもかかわらず、統合失調症治療薬の副作用のため、もう27年間も射精できていない。夢精もできない。
Mは性欲が強いのに射精できない苦しみから、33歳のときに医療機関で睾丸を二つ摘出した。Mは睾丸を取ってから、しだいに勃起しにくくなり、数ヶ月もしたら全く勃起もしなくなった。
Mは統合失調症治療薬の副作用で、女性化乳房という副作用もあり、バストがBカップになって、ブラジャーを着けて生活していた。
Mは統合失調症が重かったため、通常の就労はできず、30代の頃から生活保護になっていた。
Mは、何とか今の自分でもできそうな仕事はないかと探して、30代の頃からニューハーフヘルスの主にマゾヒストコースで働き始めた。
Mの勤めるお店では、お泊まりレンタルコースもあった。
時々、数日から二週間くらい、Mをレンタルしてくださるお客様がいた。その中でも、今日は特に印象的なお客様のお話を。
そのお客様(以降、ご主人様)は、40代の女性だった。ご主人様とMが出会ったとき、互いに二人とも40代だった。ご主人様はよくMをリピートしてくれていた。何度目かのレンタルのとき、Mがいつものように全裸になり、ご主人様に首輪をつけてもらうと、その日は、初めてご主人様も裸になられた。
ご主人様は、乳房が二つともなかった。
ご主人様は、
『私、これまで乳がんと子宮がんで、乳房と子宮を全摘出したの。』
と教えてくれた。そして、ご主人様は端正な顔立ちだが、乳房と子宮を摘出して、これまで一度も結婚できず、結婚を諦めたけれど、まだ性欲があるとのことだった。けれどもご主人様は、ご自身の乳房と子宮の全摘後は、性的機能を失った男性にしか性的興奮をしなくなった、とも教えてくれた。
ご主人様は、乳房と子宮の全摘の傷跡が今も残っていて、乳房は再建しておらず、陰毛は永久脱毛してあり、性器には複数のピアスが着いていた。
ご主人様は、ご自身も絶望を経験されたから余計にそうなのかもしれないけれど、Mの身体を見て、睾丸が二つ無くなり、勃起も射精も全くできなくなり、縮み切った極小陰茎(赤ちゃんよりも小さくなったペニス)と、拡張されたアナル、元男性なのに膨らんだ乳房などを見ると、毎回、Mが男として終わっていることをはっきりと感じ、ご主人様はMに対して深い欲情の念を感じた。
いつしか、Mはこのご主人様の専属パートナーになっていた。
以降、死が二人を分かつまで、二人は末永く愛し合った。
-
投稿:2025.02.05更新:2025.02.05
患者Mとご主人様の秘密。
著者 玉抜可憐 様 / アクセス 1749 / ♥ 4