「法律は法律ですからね。私も別に嬉しいと言ってないよ!むしろ私も怖くてちょっと嫌だよ!」
この娘の名前は池尻綾。社会人2年目で大手のテクノロジー会社の営業ウーマンだった。普段はぴちぴちなスカートなどを履いていて、大きなGカップバストで会社の取引先たちを魅了したりしていた。今は仕事が終わった後に家に帰っていて、同棲していた彼氏と二人でテレビのニュースを観ながら手元に政府から届いていた手紙を二人で読んでいた。
「いや、それは分かる…分かっているけどさ。これだって政府が勝手に決めたりするところじゃねーからさ!俺らの命とか、生活とかはどうでもいいってことかよ?!」
怒り出してきたのは綾の彼氏、溝口裕也だった。
彼は綾より一個下で別に女々しいという訳ではなかったけど、家の中はやはり綾に従うような立場で彼は綾の強い性格が好きだった。彼は綾の持っていた手紙を取って、震えてる手で紙のタイトルを何回も読んでみた。
【男女定義改訂に伴う手術工事のご案内】
この資料を何回も読んでみても、言葉を理解できても納得はできなかった。
【… 従って男女の性器を手術にて交換して頂き、「陰茎」や「睾丸」を「女性」の持つ権利とし、「男性」に「膣」並びに「子宮」「卵巣」といった性器を持つようになります。交換できる相手が親族にいらっしゃらない方は政府の窓口にご連絡をいただき、交換できる相手を政府が選定します…】
紙の下にQRコードがあって、そのリンク先に行ったら交換手術の予約サイトに入って、交換できる近くの病院などの案内ページがあった。
「命?死ぬ訳ないじゃん。ただおかしいはおかしいよな。私にちんちんがつくってことか… しかもこれは二人宛に来てるってことは、ゆうくんと交換して…ってことだよね?」
「知らんけど…そういうことじゃない?」と裕也が答えた。
「あたし、マンコのついてる裕くん見たいかもね♡」
「ば、バカ!お前、まさか興奮してんのか?!」
「へへっ、だーーって、いいんじゃないの?私は何度もあんたのペニスをしゃぶったり、精子をごっくんしてあげてるっしょ?アンタも私の精子を飲めばいいじゃん」
「あ、アンタの精子?!睾丸は俺の体に付いてるよ!」
綾はニヤリと笑った。「…そうね…今はね♡」
・・・・・・・・・・
2ヶ月後の寒い朝に綾と裕也は二人で病院の前に立っていた。やはり新しい法律に対して、最初はあっちこっちから激しめの抵抗があったのに、徐々に日本の国民たちが納得して、次々と手術を受けるようになった。定期的な政府からの催促メールなども実施されて、早めに手術を受けない人たちは変に見られるようになってきた。
「では、保険証を確認させていただきますね。池尻綾様、溝口裕也様、今日は性器交換手術ですね。専用会場を用意しておりますので、5階の受付にこちらの同意書のご提出をお願いいたします。」
20代くらいの綺麗な看護師のお姉さんが綾と裕也に同意書2枚を渡した。
「あの、聞いてもいいですか?」と綾が尋ねた。
「はい、もちろんです。何でしょうか?」
「あの、お姉さんも、あの…あ、あれ… もうやった…のか?」
「手術のことでしょうか?ええ、患者様への理解のためにも、当院のスタッフは早めに済ませております。」
「そ、そうか… だ、大丈夫だった?」
「そうですね〜やはり最初は少し慣れにくかったところもあったけど、いまはもう慣れていますね!手術後、こちらのスタッフも新しい性器の使い方などについて、講習を実施しておりますので、ご安心ください♪」
綾と裕也がエレベーターを出て5階の受付に指示通りに同意書を渡した。受付のカウンターにしおりが置いてあって、漫画の男女が表紙に描かれていて、女性の股間に小さな突起がついていて、男性の股間に縦線1本が真中に書かれていた。タイトルは【新生活サポートのご案内】と書かれて、しおりをめくってみたら、中に「女性のおちんちんについて…」など、「男性の生理について知っておきたいこと…」の見ても違和感しか感じないページばかりだった。
男性の医者と女性の看護師二人が迎えにきて、裕也と綾を同じ部屋へと案内しました。2台のベッドが用意されていて、部屋の真中に大きな謎の機械も設置されていた。
医者さんが喋った「では、お二人の手術を担当する堀込と申します。宜しくお願いします!この二人は松本と平井で一緒にお二人の準備に手伝ってもらいます。まずは服を脱いでいただけますか?」
綾「え、えー?こ、ここで?ですか?」
堀込先生「ええ、まあ、すこし恥ずかしいかもしれないですが、この手術に伴い、全日本の男女は最終的に両方の性の経験者となりますので、【異性】という概念がちょっと変わってきましたね。特に恥ずかしがる必要はないと思いますよ」
そう言われても綾と裕也は恥ずかしい気持ちで先生と看護師の前にボクサーパンツ、ブラジャー、パンツを脱いで裸になった。そして看護師の二人が綾と裕也をベッドに案内して、横になったら、手足を固定しました。
堀込先生「では、平井さん、女性器の剃毛お願いします。松本さん、男性器の剃毛お願いしますね」
平井さんが裕也の隣に寄ってきて、剃刀とクリームを出して、クリームをペニスの上に塗り始めた。
裕也「あ、あれ、女性器と言わなかった…?」
平井「はい、ペニスと睾丸、陰嚢といった臓器は【女性器】と言いますね。本来、女性の体に付く臓器という意味です」
裕也は淫乱な言葉を聞いてしまったように顔が真赤になって、黙った。平井さんが彼のペニス周りを剃り続けて、あっという間にツルツルになっていた。隣の綾も済まされていたようで、先生がまた説明を続けた。
先生「はい、次はこの機械の説明をしますね。この性器交換法律に構えて、政府がこの機械を発明した。自動的に二人の性器の交換や神経の繋げ合わせ作業などを行える最先端の医療デバイスです。性器が入れ替えられたあと、平井さんと私はお二人に色々を説明いたしますので、ご安心ください。股間あたりに麻酔を打ちますが、すこしだけ引っ張られる感覚を感じるかもしれません」
先生がそう言いながら、平井さんが機械の横についていたアームのような部分を引っ張って、右側のアームを裕也の股間に伸ばしてきて、大きなコップのような先端を裕也の股間全体の上に被せてきた。すると、コップが裕也の股間に吸引するような動きでピッタリとくっついた。となりに松本さんが綾の股間コップを接続した。先生が機械の真中にあるタッチパネルを操作し始めた。
先生「はい、麻酔を打ちましたので、すこし楽になると思います。これから女性器の切除と回収を行います。一時的にこの機体の中に保管します。両方の性器を回収できたら移植手術を行います」
裕也の股間についたコップがガタガタし始めて、コップの中に何かが行われているような様子だった。
先生「陰嚢の下を切り始めています。陰茎の上の皮膚も剥がしています。股間の神経を切断しました。女性器切除完了、これから回収します」
アームの中に金属のチューブが走っていて、明らかにそのチューブに何かが通っているような震え方をしていた。そしてチューブもアームも静かになって、裕也側の機械のディスプレイが緑となって、「切除完了」という文字が表示されていた。
数分後に綾側の画面も同じように青くなって、二人の股間についていたコップは動かなくなった。
先生「切除、お疲れ様でした。よく頑張りました。そして、今からお二人の性器を交換して、それぞれ【新男性】と【新女性】になります。はい、それでは、逆の順番で行いますので、まずはペニスと睾丸を池尻様に移植します」
綾側のアームがもう一度動き始めて、今回はアームを下りてきている「何か」が通っている様子だった。コップに届いたらコップも動き始めた。
先生「陰嚢の皮膚を繋げます。ペニスの神経を繋いでいきます。前立腺も異常なし。股間の皮膚縫合が完了しました」
綾側のモニターが青くなって、綾側のアームが静かになった。続いて、裕也のコップに子宮、卵巣、膣が通って、裕也の股間に固定されて、彼の手術も終わった。
先生「大変長い手術、お疲れ様でした。しばらくは手術の痕と皮膚の色の差がすこし目立つかもしれないけど、その差を調整するためのクリームも出します。さて、お二人の股間を一緒に確認してみましょう!」
コップがプシャーっと股間から外れて、綾の白い雪のような股の間にやや褐色の皮が少しだけ頂点を隠しているペニスとその下の球状の肉の膨らみがついていた。空気に反応して、すこしだけピックンと動いた。裕也のコップも外れたら、今までは下半身を見下ろせば肉の突起があった場所に何もなかったが、少しだけの子供の指くらいの皮の出っ張りがあって、彼の新しいクリトリスだった。そして綾と同じように彼の褐色肌に合わない真っ白な皮だったので、見た目のミスマッチで彼がすこし不安になってきた。
先生「おめでとうございます!無事にお二人が新時代の【女】と【男】になりましたね!それでは、私が溝口様の【男性器】について別の部屋で説明させて頂きますので、平井、松本、池尻様の【女性器】について説明を頼んでもいいですか?」
平井と松本「はい♪喜んで説明しますね♪」
堀込先生が裕也の手足のストラップを緩めて、自分の肩に彼の上半身を支えながら、裕也を立たせました。
先生「お腹に今まで感じたことない圧迫感を感じているかもしれないので、ゆっくり歩きましょうね」
二人が部屋を出て、ドアを閉めました。
平井「さてさて、綾さん、お疲れ様!立派なペニスが付きましたね〜♬ 私のより少し大きいかな?んで、説明は見せながら話すと分かりやすいと思うので、ちょっと失礼しますね」
平井さんは自分のスカートの横のジッパーを下ろして、スカートをすりすりと下ろしました。その下に綾が見たことなかった「女性」のパンツだったが、前に大きな膨らんでいる「モノ」があって、旧男性のブリーフのような布のポケットみたいなフラップもあった。
平井「これはね、新型パンツだよ!ここからね、ちんちんが出せるんで、立ちションとかはしやすくようになってる」
平井さんが股間の膨らみの横の布のスリットに手を突っ込んで、ポロンと15cmくらいのペニスと伸び伸びしていた陰嚢が揺れながら出てきた。
自分の新しい股間のショックをまだ感じていた綾は、目の前のペニスがついている「女性」のミスマッチな見た目でショックがさらに大きくなり、この世界はいったいどうなっている… と思っていた。
平井「あのね、術後のチェックリストというのがあって、すこし恥ずかしいと思いますが、頑張りましょうね!一番最初はですね、綾様の… 精液検査です♫」
つづく!
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投稿:2022.11.13
新世界!男女の性器が入れ替わる!?
著者 ジェイ 様 / アクセス 5574 / ♥ 19