ブルマ法とは、一定の年齢に達した男児をオチンチンの小ささなどを理由に去勢、男性器を強制切除し、性転換させ生殖能力を持った女児にすることを定めた法律である。当然、不満感や屈辱感があるため、ブルマ検査対策のオチンチン塾なども存在する。元男児で去勢され女児となった者の事もブルマの子と呼ぶ。通常の女性と同様に扱われ、同様に成長するが、男性に対する劣等感や立ちションへの未練を残す場合も多い。
ブルマ法は三十年ほど前から各国で施行されており、日本においては小学6年生で全国で一斉に陰茎の検査をし、不合格者には去勢手術とその後三週間にわたるブルマ特別教育が行われる。特別教育の中身はこれまで男児として過ごしてきた児童が納得感と安心感を持って女児としての暮らしに馴染めるようにするものとされている。
ブルマ法は原因不明の男児出生率の増加に起源がある。40年ほど前から一部の途上国を除く世界各国で男女の出生数の割合が7:3となり、深刻な男性余りが発生した。当時既に性転換技術は確立しており、そこで各国政府は強引に現在につながるブルマ法を施行した。
現在ブルマ法の対象者となった者は日本国内だけで682万人いるとされ、かなりの人口が幼少期を男児として過ごすも女性として生きていることがわかる。ブルマ法の対象者をこれより先ブルマと呼ぶ。
ブルマは志願もできるが、当事者である小学6年生の男児の98%はブルマになる運命を避けようとする。しかしブルマ検査の合格率は70%ほどであり、望まぬ去勢および性転換があることも事実だ。
ブルマ検査は全国の小学校の体育館や保健所、市役所等で行われ、男児のいる自宅まで泌尿器科の医師が出向き検査することもある。例年ブルマ検査を拒否する家族が現れるが、陸上自衛隊や警察を投入した上での該当男児の強制連れ出し、その後の去勢となる場合も多い。
心身の自由の例外とされているが、ブルマ法に反対して男の子のオチンチンを守る党など、批判的な勢力も多数存在する。
海外の事例として、フィリピンでは売春婦が国外での外貨獲得の手段となっているため、例年の割礼手術の代わりに去勢手術が施され、一学年の女性率を8割にまでしたことがある。またコロンビアではブルマ法に反対する勢力がクーデターを起こし、その結果ブルマ法の廃止、男性の過剰が社会問題となっている。
また一般に、ブルマの女性は男性に従順になる傾向があり、一方で進学実績は高いともされている。近年では、中高一貫校で男子校でも女子校でもなくブルマ校を掲げる学校もある。
ブルマ手術に伴う戸籍や制服、権利や名前の性転換は当然であり、また原則として公的機関の手の加わらないブルマ手術は法律で禁止されている。
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投稿:2023.07.29
ブルマ法に関する基本情報
著者 徳川家良 様 / アクセス 1536 / ♥ 2