とある船乗りのタカシは筋骨隆々の色黒マッチョだった。
船乗りとして海を渡る男の中でも、その肉体は一際目立ち、日に焼けた肌と隆起した筋肉はまるで鉄の彫像のようだった。
そして何より、彼の誇りは股間に宿っていた。
20cmを超えるデカチン。船乗り仲間たちの間でもそのサイズは伝説で、タカシはそれを隠さないどころか、むしろ見せびらかした。
風呂場や甲板の片隅で、ズボンを下ろしては「どうだ、このデカさ」と自慢げに笑う。
短小な船乗り仲間には容赦がなかった。特に酔っ払うとタチが悪い。
「お前のは豆粒かよ」と嘲笑い、わざと目の前で自分のモノを振り回す。
そして極めつけは、短小ちんこに射精をぶっ掛ける行為だ。
「これで少しは大きくなるかもなwww」と言い放ち、仲間たちとゲラゲラ笑う。
短小の船乗りたちは顔を赤らめて俯くしかなく、タカシはその屈辱的な光景にますます雄としての優越感を膨らませていた。
船乗りとしての腕も確かで、荒々しい海をものともせず、港に着けば酒と女に溺れる。
女たちにもデカチンを自慢し、抱いた相手には「こんなデカいの初めてだろ」と豪語した。
タカシはまさに雄の中の雄だった。誰よりも強く、誰よりも大きく、誰よりも誇り高かった。
ある日、タカシは港の酒場でギャングと賭け事に興じた。
酒に酔い、調子に乗った彼は金をつぎ込み、服も装飾品もすべて失った。
スッカラカンになったタカシに、ギャングの頭がニヤリと笑って提案した。
「お前が自慢のそのデカチン、賭けてみねえか?」
周囲がどよめき、笑いものになると思ったタカシだが、酔った勢いとプライドが邪魔をした。
「いいぜ、俺のデカチン賭けてやる。負けるわけねえ」と啖呵を切った。
だが、運はタカシを見放した。
ギャングの手札が開かれ、タカシの負けが確定した瞬間、酒場の空気が凍りついた。
「お前の自慢の竿、いただきだな」とギャングがナイフを手に持つ。
タカシは「冗談だろ」と笑おうとしたが、ギャングの目は本気だった。
船乗り仲間たちは誰も助けに入らず、ただ見守るだけ。
ギャングの仲間はタカシの手足を押さえつけ、ギャングがタカシのちんこにナイフを振り下ろす。
鋭い痛みと血が飛び散り、タカシの絶叫が酒場に響いた。
20cmを超えるデカチンは根元から切り落とされ、血まみれの肉塊として床に転がった。
「お情けで玉は残してやるよ」とギャングが嘲笑う中、タカシは気を失った。
傷が癒えた頃、タカシは「竿なし玉あり」の男になっていた。
そして船に戻った彼を待っていたのは、同期の船乗りたちからの容赦ない報復だった。
かつてデカチンで威張り散らし、短小な仲間を侮辱していたタカシ。今度は自分が標的だ。
「お前、今じゃ誰よりも小さい切り株じゃねえか」と笑いものにされ、ズボンを無理やり下ろされて晒される。
切り株のような残骸を見た仲間たちは腹を抱えて笑った。
「昔はお前が俺らにぶっ掛けてたよな。今度は俺らがお前にぶっ掛けてやるよ」と、手足を押さえつけられ、切り株に射精される。
生暖かい液体が切り株を汚し、タカシのプライドを踏みにじる。
「これで少しは大きくなるかもなwww」
「ちんこ、生えてくるといいね笑」
仲間たちの嘲笑が耳に刺さり、タカシは歯を食いしばって耐えた。
風呂場ではちんこの大きさの比較が日常茶飯事になった。
「ほら、見てみろよ。お前より短小だった俺の方が今じゃ立派だ」と、かつて嘲笑った相手にまで馬鹿にされる。
切り株を指で弾かれ、「こんなんで女抱けたのかよ」と罵られる。
屈辱的な調教は続き、タカシはただ虚勢を張ることしかできなかった。
「お前らなんかに負けるか」と強がってみせるが、その声は震え、目は虚ろだった。
自室に戻ったタカシは、発散できない性欲に苛まれた。
かつてはデカチンで女を虜にし、仲間を支配していた。
あの誇らしい雄の自分が、今では切り株と玉だけをぶら下げた惨めな存在だ。
賭け事にデカチンを出した愚かさ、後悔、失ったモノへの羨望が胸を締め付ける。
鏡に映る自分の下半身を見た瞬間、タカシは崩れ落ちた。
切り株を握り潰そうと力を込めるが、何も変わらない。
かつての雄々しさはどこにもなく、ただ哀れな男がそこにいた。
嗚咽が漏れ、涙が頬を伝う。
「俺は…俺はもう終わりだ…」と呟きながら、タカシはさめざめと泣いた。
船の外では風が唸り、仲間たちの笑い声が遠くから聞こえてくる。
タカシに残されたのは、虚勢を張る力すら失った空虚な心と、取り戻せない過去への執着だけだった。
絶望が彼を飲み込み、夜は静かに更けていく。
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投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
賭け事の代償
著者 拷問執行人 様 / アクセス 451 / ♥ 2