前作(Part3)はこちら
僕の名は中山正一。中学2年生だ。1ヶ月ほど前、姉の下着をこっそり持ち込んでオナニーしていたのを、母親に見つけられた。それから両親に隠していたエロ本も見つかってしまい、しかもその本が、SMやらゲイやらの、かなりアブノーマルなものだったので、両親は本気で心配して、僕を近くの神経科の開業医のもとに連れていった。
なにせ、高校3年生の姉は地元でもトップクラスの進学校に通う、両親の自慢の娘。片や僕は公立中学の成績も中の下、このままでは普通の公立高校進学も難しいと思われているから、僕のことより姉を心配したに決っているけど。
そこで、その神経科の女医は、僕が去勢されるべきだと言い出した。ちょっと驚いた両親も、これには大賛成。高校生の非行少年が去勢で更正したという話(注~Part2/114話参照)は、よく知られるようになっていたし、あっという間に僕の運命は決ってしまった。女医は、さっそく近くの泌尿器科医への紹介状を書いて、僕は今日、その泌尿器科の医院に母親と一緒に行くはめになったわけだ。
泌尿器科の医院に行ってみると、土曜日なのになぜかドアが閉っていて、本日休診に張り紙があった。僕はホッとして帰ろうとしたけど、母は呼び鈴を鳴らした。すると中から女の子の声がして、ドアが開いた。
そこには同じ僕と同じ中学の卒業生で、姉の同級生だった蓮見鈴奈さんの姿があった。中学卒業後は、確か看護学校に進学したはずだ。鈴奈さんは姉を訪ねて数回遊びに来ていたので、お互いすぐに分かった。
「あれ、正一クン、。それにお母さんも。どうしたんですか。」
「これをお願いする予定だったのですが。」
母は、紹介状を封筒ごと出して見せた。
「去勢?。正一クンの?。」
鈴奈さんは、すぐに答えた。今では、僕ぐらいの男の子が、親の命令で去勢に来ることは、全然珍しくなくなっていた。でも僕は、恥ずかしくなってうつむいた。
「申し訳けないです。父は急用で大学の医局に出かけてしまいました。」
「でも、予約していたんですよ。」
母が、いくぶん抗議するように訴える。
「今はアメリカン去勢デバイスがありますから、お急ぎならば私でも去勢処置ができますけど。父にはいつも任されていますし。正一クンのクラスメートの秋谷淳一クンも、1週間前に私が去勢しました。」
「そうですか。助かります。正一、いいわよね。」
母にそう言われては、鈴奈さんだから嫌だとは言えなくなった。僕は渋々頷いた。
「じゃあ、中にどうぞ。」
鈴奈さんは、僕と母を待合室に招き入れた。
「これが申込書です。去勢は、タマタマだけ取るのと、オチンチンを全部取るのがありますが、どうしますか。」
母が、ちょっと驚いて聞いた。
「オチンチンを全部取ることも出来るのですか。」
「もちろん出来ます。秋谷淳一クンもお母さんのいいつけで全部取りました。」
僕は初めて知ったけど、思い当たるフシがあった。僕の中学校は、最近の流行でトイレの個室に扉が無いので(注~Part2/114話参照)、淳一クンが大便器の方で座っている光景をよく見かけたのだ。
股間は両手で隠していたので、そこまでは分からなかったけど、淳一クンは鈴奈さんにオチンチンを全部取られていたんだ。
ちょっと考えた母が答えた。
「オチンチン全部を取って下さい。」
「え~。お母さん。そんな約束じゃないでしょ。」
僕は、口答えをした。
「いいえ。どっちとも言ってなかったでしょ。親の言うことは聞きなさい。」
母にこう言われてはどうしようもない。
申込書を書き終えた母は、代金を前払いすると、
「じゃあ、あとはお願いします。」
と言って、自分だけ帰ってしまった。
僕は呆然として、母を見送った。
「正一クン。こっちの部屋に入って。」
鈴奈さんの声で、僕は我にかえった。
招かれた部屋は、普通の診察室。でも、中央にあるベッドには、革のベルトがいくつも付いていて、ちょっと変わった雰囲気だ。
「はい、服を全部脱いで。ここの籠に入れて。パンツも脱ぐのよ。素っ裸になったら、このベッドの仰向けに寝て。」
僕は、一糸纏わぬ姿になって、あのベッドに寝かせられた。両脚は大きく開いた姿勢を取らされた。鈴奈さんは、僕の両手首、両足首、肘、肩、膝、腹部、胸部を、革ベルトで止めていった。僕は、全く動けなくなった。
もちろん恥ずかしいところは丸見えだ。
「あら、正一クン。お毛毛はまだ生えてなかったのね。オチンチンも子供のままね。」
鈴奈さんは、僕の股間を見て、こんなことを言った。
「タマタマは諦めます。オチンチンだけは勘弁して下さい。」
と、僕は頼んだけど、
「正一クンのタマタマを今日取っちゃうと、オチンチンはもう大きくならないの。今の大きさじゃ使い物にならないわよ。それに大人になって、小さなオチンチンのままなのは、すごく恥ずかしいから、取っちゃった方がいいの。」
と、鈴奈さんは全然聞き入れてくれそうにない。
そのとき、ピンポーンと呼び鈴が鳴った。
「お客さんみたい、ちょっと待っててね。」
こう言って、鈴奈さんは僕をそのままにして、玄関に歩いていった。
鈴奈さんが、玄関の扉を開けた。
「あら、理恵ちゃん、いらっしゃい。」
「こんにちわ。おじゃましていい?。」
理恵という名前。そして答えた聞き覚えがあるその声は、ひょっとして僕と同じクラスの、男子全員のあこがれのマドンナ、伊藤理恵さんじゃないか。理恵さんが鈴奈さんと親しいなんて知らなかった。
それにしても、こんな日に来なくても。
「鈴奈さん、今何していたの。」
「知りたい?。お父さんの代りに、中学生の去勢をするところなの。」
「へえー、見たい。見せて。」
「いいわよ、上がって。」
鈴奈さんは、勝手に理恵さんを、診察室に連れて来てしまった。
僕は、ベッドの上で素っ裸で仰向けに、ベルトで縛られたままだ。理恵さんが、僕の方を見て言った。
「あら?。中山。」
「伊藤さん・・。」
「去勢される中学生って、中山だったの。」
「・・・・・・。」
僕は、真っ赤になって黙っていた。
「知り合いだったの?。」
鈴奈さんは、知らなかったようだ。
「ねえ、去勢って見たことないの。見学させてよ。」
理恵さんは、鈴奈さんに頼んだ。
「理恵ちゃん見たことないんだ。じゃあ今日見ていったら。正一クン。いいよね。」
鈴奈さんにそう聞かれると、断れない。
「中山。ありがと。」
理恵さんが、僕にお礼を言った。
鈴奈さんが、医療器具が入った棚から、大きなペンチのような奇妙な道具を出してきた。握り手はペンチに似ているけど、レバーやボタンが付いていて、先端の挟む部分はリングになっていて、手前にはギザギザが付いている。
理恵さんも興味深そうに見ている。鈴奈さんが器具から出ているコードを、近くのコンセントにつないだ。
「これが、今話題のアメリカン去勢デバイスよ。すぐに終わるから心配ないわ。オチンチンとタマタマとどっちを先にする?。」
「タマタマ・・・」
僕は、力なく答えた。
「じゃあ、そうするわ。」
鈴奈さんは、僕のオチンチンを、アメリカン去勢デバイスの先端のリングにくぐらせてから、握り手の内側のギザギザで、僕のフクロを挟み付けた。
「切るのはレーザーメスで一瞬よ。その後は高周波電流で自動的に止血するの。」
鈴奈さんはこういうと、握り手の黄色いボタンを押した。
次の瞬間、ジュっという音とともに、僕のフクロの付け根から煙が立ち上がり、僕のフクロはベッドの上に落ちた。
「わー。簡単。一瞬なんだ。」
理恵さんが、はしゃいだ声を出して続けた。
「これからどうするの?。」
「5分このままにしておくと、傷口がきれいに塞がるから、そのあとなら外してもいいのよ。でも、今日は続けてオチンチンも取っちゃうから。」
「オチンチン全部取っちゃうんだ。じゃあ、そっちは私にやらせてよ。中山、いいでしょ。」
理恵さんから頼まれて、僕は仕方なく、
「いいよ。」
と言った。クラスの憧れのマドンナの頼みを、断る勇気なんかあるわけないし。
「続けるね。」
鈴奈さんは、こう言うと、金属の細い管を、僕のオシッコが出る穴に挿し込んだ。挿し込み終わると、我慢していたオシッコが自然に出てきて、オネショしたみたいですごく恥ずかしかった。
「6本の麻酔の針がオチンチンに刺さるから、ちょっと痛いかも。」
こう言って、鈴奈さんが、アメリカン去勢デバイスの青いボタンを押した。
僕のオチンチンの周りに、チクっとした痛みが走った。その痛みが消えると、鈴奈さんが、
「オチンチンの周りをワイヤーで締めるわよ。」
と言って、アメリカン去勢デバイスのレバーを引いた。
僕は、オチンチンの根元、ちょうどリングが当っているあたりがぎゅっと締め上げられる感じがした。でも、麻酔のせいか、ワイヤーの感覚がだんだん無くなっていく。
「さあ、このあとは赤いボタンを押すだけ。レーザーメスがワイヤーに沿って動いて、オチンチンを切り落とすの。理恵ちゃん、ここからやってみて。」
鈴奈さんは、僕のオチンチンを噛んだままのアメリカン去勢デバイスを、理恵さんに手渡した。
「ありがと。」
と言って受け取った理恵さんは、僕の顔を見ながら、
「中山は、男の子とさようならね。いい?。」
と言って、赤いボタンを押した。
ジュっという音とともに、今度はオチンチンの付け根から煙が上がった。
「えっ、これで終わったの。」
と、理恵さんが聞いた。鈴奈さんは、
「完了よ。正一クンのオチンチンを上に引っ張ってみて。」
と答えた。
理恵さんが、右手で僕のオチンチンを触って掴んだ。ちょっと前なら夢のような話だけど、今は残念ながら、全然感覚がない。理恵さんが、僕のオチンチンを上に引くと、僕のオチンチンは金属管に沿って、スルスルと抜けてしまった。
「きゃあ、中山のオチンチン取れてるぅ。」
理恵さんが、叫び声をあげた。
「当たり前でしょ。オチンチンはここの瓶に入れて。」
鈴奈さんが、先に切られた僕のフクロが入った瓶を指差した。
理恵さんが、突然、僕の方を見て、、
「中山。君のオチンチンもらって帰ってもいい?。」
と、言い出した。
僕は、断れるはずもなく、
「僕はもういらないから、伊藤さんが欲しいならいいよ。」
と答えた。実は、なんとなくうれしかった。
傷口が焼き終わって塞がったので、鈴奈さんは、僕の股間からアメリカン去勢デバイスを外した。金属管の内側に、ゴムのチューブを通してから、金属管だけ引き抜いた。
ベルトが外されて、ベッドから起き上がった僕の股間は、ノッペラボーで何もなくて、ゴムチューブが突き出ているだけだった。
理恵さんは、そんな僕の全身をしげしげと眺めて、
「男でも女でもない中山を、これから何て呼ぼうかなあ。」
なんて言っていた。
理恵さんは、瓶に入った僕のオチンチンを持って帰っっていった。僕も、しばらく休んでから服を着て、家に帰った。
両親にちゃんと去勢が済んだことを報告したのは言うまでもない。僕が、オチンチンを持ち帰らなかったので、疑い深い両親は、僕を素っ裸にして、ちゃんと去勢していることを確認して、初めて安心したようた。
月曜日から、いつものように登校した。理恵さんとは最初に廊下で、ばったり出会った。僕がもじもじしていると、理恵さんから「はーい、中山、土曜日はお疲れ~。」と声を掛けてきた。
僕は黙ってうつむいていた。周囲のクラスメートは何があったんだろうと、ヒソヒソ話をしていた。
クラスメートの男子に、僕の去勢がバレたのは、その翌日だった。急に立小便をしなくなって、大便器で小用をするようになった僕に注目が集まって、結局、わかってしまった。やはり個室に扉が無いのは、不自由だ。
淳一クンもカミングアウトして、みんなに話をした。すると、クラスの男子18人のうち、タマタマが無いのが3人、オチンチンが無いのが、僕と淳一クンを含めて4人もいることが分かった。
そして、2学期が終わるころには、タマタマが無いのが5人に、オチンチンが無いのが7人に増えていた。
学校は、これ以上オチンチンがない男子生徒が増えると、休み時間に大便器が足りなくなるので、対策を考えているそうだ。
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投稿:2006.09.19更新:2021.10.21
アメリカン去勢デバイス◆PART4~クラスメイトの女の子に去勢された少年
著者 名誉教授 様 / アクセス 30370 / ♥ 53