僕の学校は進学校ではなく風紀の乱れた学校でIQテストを兼ねた職業適性検査と言うのがあった。
僕は男の子だけれど色々な質問事項に女性になったつもりで適当に応え性別欄の女性にチェックマークを入れ提出したのをクラスのいじめっ子に見られてしまった。
「お前女になりたいだろ?でも手術代がなく、痛いのが嫌で、血が出るのも嫌で、おまけにおちんちんを残そうかどうしようか迷って居るだぁろ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
僕は後日拉致部屋で背もたれの付いた椅子に座らされ不良のリーダ格の少年に軽蔑するような目で見られながら言われたがそのこと自体は否定しなかった。
「贅沢な全部のお前の希望、俺が叶えてやろうか?」
「えっ?!」
「俺達皆で協力してやるからこの紙に押印してから立ってズボンと下着脱げよ」
「まずこれ良く読んで見ろ」
<僕は以前から女の子になる所を人に観られたいという願望があり友人達にメールを送信し見て貰う事にしたけれどその子達にお願いした事はあっても一切の去勢に関する実行行為に直接友人のすべては関与していませんし去勢は僕が自ら見られる事に同意の上でした物です>
緊張で石のように固まったまま動けないで椅子に座って居る僕にリーダ格の少年から手渡された1枚の今までの僕の人生その物のような薄い紙切れに書かれていた僕のこれから先の運命の内容だ。
「こんな事頼んでない!!」
僕は悲壮な顔で言った。
「何言っている今から頼むだぁよ!」
読み終わり顔を上げ一言反論した僕をリーダ格の少年も含め5人の少年の興味津々と言った表情と好奇の視線で爪先から頭の天辺まで犯された。
次の瞬間に不良少年のリーダ格の顔がにんまりとほほ笑み顎で手下に僕を襲うように暗黙の合図をした。
「何するだぁ!」
「お前の願いを叶えてやるんだぁよ!」
直ぐにリーダ格の少年の指示で手下の4人の少年達に僕は椅子から立たされ床に体を俯けに押さえられ無理やり朱肉に右人差し指を押さえつけられそれを薄い紙切れに押し付けられた。
「大人しくしていろ!」
「殴られたいか!」
そう言われ俯けの状態から仰向けにされズボンと下着を同時に脱がされ両足を大きく広げられた状態で左右の手足をそれぞれ4人の少年に押さえつけられ身動きが出来なくなった僕の割開かれた太股の間にリーダ格の少年が割り入り半越しで座った。
「やっぱり皮かむりかよ」
「・・・・・・・・・」
「痛いのは嫌なぁんだろ?」
「・・・・・・・・・」
「血が出るのも嫌なぁんだろ?」
「・・・・・・・・・」
「おまけにおちんちんだけ残そうかどうしようか迷っているのだろう?」
「・・・・・・・・・」
「どちらから先にされたい?」
「・・・・・・・・・」
「言えないなら今日はタマタマだけにして置いてやる!おちんちんはもう少し成長してからの楽しみにして居ろ!」
「痛くないと思うけれどこれ睡眠薬だ!」
リーダ格の少年に色々言われた時に僕は恐怖心と好奇心と希望のミックスジュースのような心境の中で沈黙しこれが僕の運命なら受け入れようかと手に持たれた瞬間冷凍スプレーと床に置かれた9本を観て思い手渡された睡眠薬を他の少年に手渡された水と共に口に自分の手で含み飲み込んだ。
僕は過去に何回も自殺まで考えていたからもうどうでも良かった。
「おちんちんは凍結しないようにしてやる!」
そう言われ包茎のおちんちんの先を細い紐で面白がられながら雁字搦めに何重にも巻かれその紐を天井から降りて居た紐に限界まで上に引っ張られ結ばれた。
「タマタマは凍結しやすくしてやる!」
次に陰膿の根元を紐で血流が無くなる位にきつく何重にも巻かれ締めあげられた後に紐の両端を最後にきつく結ばれた。
「太股も凍結しないようにしてやる!」
左右の太股とタマタマの間に発砲スチロールの板が動かないように紐で固定された。
「いいなぁ!お前が自分でやると言う事で!」
リーダ格の少年に念を押すように言われ僕はゆっくりと首を縦に1回だけ振って同意した瞬間に不良少年達の顔の緊張がほぐれこれから始まる僕の去勢ショ―に対する期待の笑顔になった。
「それならお前今から10本ある瞬間凍結スプレーを順番に1本ずつ手でしっかり持てから床に置け!」
僕はリーダ格の少年の罪逃れのための言動に従い言われたとおりにした。
「最後の精子入りのオナニ―をして見せろ!」
僕が眠るのを待たれる間に暇を持て余して居る不良少年達にムクムクと大きくなる所まで観られながらのやりたくない違和感のある強制オナニ―で先が結ばれ出す事の出来ない最後の射精を自分の手でさせられそれでも恍惚となった。
その直後に睡魔に襲われ瞼を閉じた時に冷凍スプレー照射が始まったのが頭の中で判った。
深い眠りから目が覚めた時は救急病院のベッドの中で周りを5人の不良少年達に僕は取り囲まれて居た。
「大大丈夫か?」
「俺達に早く発見されて無かったらお前は凍結による壊死が広がり危なかったそうだ!」
そうリーダ格の少年が医師や看護婦や看護士の前で嘘を並びたてて居たが反論する気などないし反論すれば2度と学校に行けないだけでなくまた拉致され何処かで虐め殺される。
「凍結した物は除去するしかなかった」
「・・・・・・・・」
「傷口を縫合し沈痛薬を投与してあるが事が事だけに警察に連絡してある」
「・・・・・・・・」
医師にそう言われたが僕は2枚貝のように硬く口を閉ざしたまま無言でいた。
「○○何て事をしてくれたの!!」
警察と思える人たちと共に母が病室に真っ先に飛び込んで来た時の連続した非難の声が僕の耳の鼓膜を矢となり突き破ったのではと思う位に心が痛む。
「信じられない!」
「じ・自分で・・・」
「やったぁて本当!!」
「馬鹿 馬鹿 馬鹿!」
「かぁさん・・・御免」
「傷口が開くから辞めなさい」
ベッドに横たわる僕の体の上に屈みこんで両手を乗せ泣きながら揺さぶり僕を罵倒する母親に僕は本心とは違う事を言った時に医師が母を止めてくれた。
「やっと希望がかなったかも?」
頭の中で声を出さずにそうつぶやいた僕は泣き叫ぶ性別に対し厳格な母に本心など今も過去にも言えなかった。
どうしても言えずに自殺まで考えた事が何度もあったのを思いだしながら医師に釘を刺され僕の体の上に体を持たれしくしくと泣くだけで動かなくなった母親の背中を右手でなだめるように摩った。
「これで良かった」
頭の中でそう思いながら言葉で言えなくても僕の違和感のあった部分が無くなった今は母親も父親もそれを受け入れさる得ない筈だとこの時は思っていた。
僕に抱きつき泣く母親の姿を観て居た不良少年達が居づらくなったのか一人二人と病室から無言で姿を消し最後は医師と母親と刑事2人だけが残った。
「○○君本当に自分でやったのか?」
「・・・・・・・・・・」
刑事の一人にそう問い詰められ僕は無言のまま首を深く胸元に下げそれを肯定した。
「どうして睡眠薬を飲んだのだ」
「途中で痛くなったから我慢出来なくなって・・」
「どうしてこんな事をしたのか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
刑事にそう言われたがこの質問にだけは母が居る中で僕は答えられなく黙秘した。
「すみませんが○○君と3人だけにさせてもらえませんか?」
刑事にそう言われ母親が居なくなり僕は本心を刑事にうちわけたので事件になる事無く刑事達も病室から消えてくれた。
それと入れ替わりに再度病室に入って来た母親とその後に来た父親に再度攻め立てられたが僕を心配してくれた医師が両親との面会を中断させてくれたので一人になれホッとした。
この際に医師が僕の両親に僕に後日カウンセリングと脳の分界条床核の検査を受けさせるように勧めてくれていた。
<あなたに適した職業>
<ニューハーフ>
無事に退院し後日これが学校で渡された職業適性検査の結果とし色々女性の職業が書かれた文字行の一番下に先生が手書きで書いてくれた一行の答えだ。
「中途半端は駄目だ!残りもやってくれ!」
そう僕が行き成り不良少年達に言った時に鳩が豆鉄砲を食らったよう顔をされたが直ぐに僕が何をされたいか理解したようだ。
「タマタマの凍結に凍結スプレーを10本も使った」
「先にあの時の施工代金10万円を工面し渡して貰ってからでないと駄目だ」
「今度はいくらだよ?」
「15万円だ!」
退院した後直ぐに陰膿が無くても勃起神経が残って居ておちんちんが勃起しだし予想外の事態に苦悩した僕は睡眠薬が無く痛いのが嫌で再度不良達のたむろする監禁部屋に自分から足を向け対話した内容だ。
2018年4月から保険適応された性転換手術の出来る病院は日本で3か所しかないと僕はネットで調べ知って居たしそれすら無料で出来るわけではない。
しかも保険適用者は性別適合手術にのみ認められた物で僕が認められるか判らなかっただけでなく以前両親にとてもそれを話せる状況で無かった。
日本での性転換手術は数百万かかるそうで大人になったらタイにでも行ってやるしかないと僕は思っていた。
だから若い今ならそれまでの時間の無駄を無くせると思い欲しかった物も我慢しこの時のために貯めていたお小遣い銀行から降ろし翌日合計の25万円を不良のリーダ格の少年に手渡した。
しばらくして不良のリーダ格の少年に救急隊員に指定するようにお願いして合った僕専用の格安の性転換救急病院で再度目覚めた。
「痛みは無いか?もう少し遅ければ尿道が塞がり大変な事になっていた」
「・・・・・・・・・・・」
目覚めた時にまた母親に責め立てられると思っていたのに特別室のような病室には前にお世話になった白衣の男性医師が一人だけしか居なかった。
「大丈夫なようだぁな?君の検査結果が判ったから今日にでも報告してあげようと思っていたのに・・君は性同一障害者として認められたよ」
「えっ?!本当ですか?」
そう医師に言われそれなら、カウンセリングされた時に言ってくれていたら25万円の僕の虎の子使わなくても良かったのにと思いながら先生の顔を僕が涙目で確認するために見たら深く頷いてくれた。
「君に詳しく話そうと思い今日は特別室で二人だけにさせて貰った、カウンセリングの時に最後に君の右手の指の長さを調べさせてもらっただろう?」
「・・・はい」
あの時は僕の右手の指の長さを調べられ写真にまで撮られたのでその理由を聞いたら僕の脳の詳しい検査の後に合わせて報告させてもらうとだけ言われていた。
「詳しく知りたいかい?」
「はい!!」
「じゃ、寝たまま私の右手を見ながら真似をしなさい、右手の手の平を自分の顔に真っ直ぐに向けると右側から親指、人差し指、中指、薬指、小指の順に並ぶね」
「・・・・・・・はい」
僕はベッドの中から右手を出し自分の顔の上で手の平を自分に向け見つめた。
「右から2番目の人差し指の長さが右から4番目の薬指の長さより長いか同等なら女性脳になるが、君の場合はそうだろう?」
先生に言われたとおりだった。
「男性がこのケースに当てはまる場合は同性愛者が多く本人が君のように性同一障害と気づいている場合と気付いていない場合がある」
「先生・・やっぱり僕そうだったぁですか?」
「・・・・だが・・それだけでは確定できなかったからカウンセリング時に君には何も伝えずに脳の<分界条床核>という部分の大きさ等の検査結果を元に複数の専門家の回答を待って居たら全員が君は性同一障害者だと認めたよ」
「・・・・・・・・・・」
「これは君がおかあさんのお腹の中に居た時に決まる事で君には一切の責任は無いし、お母さんにだって何の責任もないからお母さんを責めては駄目だよ」
「・・・・・・・・・・」
僕は無言で医師の言葉を聞き母に対する先生の言葉に大きく頷いた後に両目から幾筋もの涙が流れ出し止まらなくなった。
今まで誰も僕の性の悩みを話せる人も居なかったが、初めて医学的に医師が認めてくれ理解者が出来た事に対する涙かも知れない。
「君の両親には私から詳しく話して置いたからもう何も心配しなくていい君のおかぁさんは君を此処まで追い込んだ事に強く責任を感じているようだった」
医師から母の事を聞かされ僕の涙が滝のように勢いよく流れ出し止まらなかった。
先生が白衣のポケットから出した自分のハンカチで僕の涙を優しく拭いてくれた。
「さぁこれを上げるから後は自分で拭き取りなさい」
そのハンカチを僕に手渡してくれた時にとうとう両手で顔を隠し、声を出し幼児のように泣きだした僕の頭を優しく撫でた後に病室から無言で先生が静かに音も立てずに出て行ったので誰にも遠慮する事も無く特別室で大声で長い時間一人で泣き続けた。
結果とし希望の叶った僕は学校を即時に退学し両親に別荘をプレゼントするからと説得し美容整形しニューハーフになった。
それから数カ月後に僕は月収200万円を下る事がなくなりあの時の不良少年達との出会いに感謝し暴行事件を起こし学校を退学させられ少年刑務所に入れられていると人から聞かされたリーダ格の少年に最初で最後の差し入れを驚かせようと思い偽名でした。
「誰だ・・差し入れ先間違えたのと違うか?」
元不良少年に僕は怪訝そうな顔で言われた。
「僕だよ」
「・・・えっ?・・・お・男?」
そう言っても美容整形し胸も女性らしくなった僕を大きく目を見開き見つめるだけで元不良のリーダ格の少年は僕の事をどうしても気付かなかった。
「○○だよ」
「えっ!!ま・・まさか!」
「そう人生登り坂、下り坂、のほかにそのまさかがあるだぁよね・・・」
「僕はそのまさかの人生の先導をしてくれた君に今は感謝しているから明日A国のパートナーと旅立ちA国で結婚する事になったから最後にお別れに来ただよ」
「そ・・そうか・・」
やっと事情を呑み込めた元不良少年の頭は坊主頭にされ服装は作業服と同じような物を着せられこの先は関わり合いたくないので嘘をついた僕から視線を外した。
その項垂れた様子は初めて僕が拉致され監禁部屋の椅子に強制的に座らされて居た時のようにしょげて居た。
それから1年が経過し両親に箱根で別荘を僕のお客様から格安で購入しプレゼントした。
運転免許のない僕がタクシーでその別荘に両親を案内した時に僕専用の性転換救急病院で横たわっていた僕の体の上に屈みこんで流した時の涙とは対極的な涙を流してくれた母を観て僕は心に痞えていた物をやっと消す事が出来た。
<僕の一生の宝物は救急病院の特別室で先生のくれた白いハンカチです・・僕の人生の活路を開いてくれた大好きな先生いつまでもお元気で・・・ありがとうございました>
あの時の病院の先生には色々書いては破り捨て結局最後は簡単な短い文に収めた物と僕の手首から上の人差指が薬指より長い右手の立体的な型を取りそれを純金2kgで作った特注品を別々に返されると嫌なので匿名で送った。
それで僕はスッカラカンになったけれどまだ20歳にもなって居ない若さと言う財産と周囲の沢山の笑顔に包まれ自殺しなくて良かったと思い今の境遇に感謝したら嬉し涙が止められずに流れた。
終わり
後書き
女性脳と男性脳につては右手の人指し指の方が薬指より長いか同じなら女性脳だそうです。
逆に右手の人差し指より薬指が長ければ男性脳だそうです。
詳しくは「脳の性別診断」を検索されご覧ください。
この駄作は私の好きな少年の失禁やおもらしの表現を取り入れていませんが、そのようなお話が好きでなおかつ去勢=貞操帯と連想出来る方で鬼畜が好きな方がおられましたら無料小説サイトのムーンライトノベルズの中に「貞操帯開発秘話」などがありますのでよろしければどうぞ。
なお、その際の検索は「収容所の少年」でお願いします。
その中に前述の貞操帯開発秘話のサブタイトル名があります。
この駄文を含め、この投稿掲示板サイト様に以下の小説を始め複数投稿させて頂いていますのでご覧になられていなくて万一興味がおありでしたら以下をクリックして頂きご覧頂ければ幸いです。
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これ以外のお話しは上述のお話しの最後にリンク先を張り付けてあります。
此処までご覧いただけた方に心より感謝いたします。 作者 双優。
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投稿:2019.07.13更新:2019.09.07
僕だけの格安性転換救急病院 (他サイトに掲載済みです)
著者 双優 様 / アクセス 6876 / ♥ 0