外科医の或る博士は、自分の診療所での最近の治療実績について報告書をまとめたようだ。
早めにその一部を入手したのでご紹介しよう。
================================================
【事例1】
〔年月〕
1998年10月
〔患者〕
25歳男性 会社員 同性愛者 独身(男性と同棲中)
〔主訴〕
この患者は、陰茎、睾丸、陰嚢の切除による無性化を希望して来院。
〔背景〕
本人とパートナー男性の合意あり。ゲイの受身役なので、生殖器は邪魔とのこと。
〔処置〕
陰茎切断(恥骨接合部から)
尿道下方誘導
睾丸摘出
陰嚢除去
〔入院〕
3日
〔予後〕
患者は立位での排尿と自慰を含む性行為が不可能になった(↓写真)
================================================
【事例2】
〔年月〕
1999年1月
〔患者〕
21歳男性 大学生 同性愛的傾向なし 独身
〔主訴〕
この患者は、陰茎切断を強く希望していたが、睾丸については存置したいとのことだった。
〔背景〕
性器及び性行為に対する嫌悪感が顕著に認められ、陰茎切断やむなしと判断。
〔処置〕
陰茎切断(恥骨接合部から)
尿道口を陰嚢の裏側の会陰部に開けた。
〔入院〕
1日
〔予後〕
患者は立位排尿と性交が不可能になったが性欲に変化なし(↓写真)
================================================
【事例3】
〔年月〕
1999年11月
〔患者〕
18歳男性 高校生
〔主訴〕
自慰過多に悩んで去勢を希望。両親同行。
〔背景〕
受験勉強の障害になる自慰行為をやめたいとのことだった。
〔処置〕
両睾丸摘出
シリコン製の偽睾丸を挿入。
〔通院〕
1日(外来手術)
〔予後〕
間者は男性ホルモンの分泌が停止し性欲が全く無くなった(↓手術中写真~写真下は偽睾丸)
================================================
【事例4】
〔年月〕
2000年4月
〔患者〕
35歳男性 会社員 異性愛者
〔主訴〕
陰茎、睾丸、陰嚢、前立腺の切除を希望。
〔背景〕
婚約者が結婚の条件として完全除性を希望。
〔処置〕
陰茎切断(恥骨接合部から)
尿道下方誘導
睾丸摘出
陰嚢除去
前立腺切除
〔入院〕
3日
〔予後〕
患者は立位での排尿と肛門性交を含む性行為が不可能になった(↓写真)
================================================
【事例5】
〔年月〕
2000年9月
〔患者〕
31歳男性 無職 同性愛者 独身(男性と同棲中)
〔主訴〕
完全去勢に加えて、両腕、両脚切断を希望。
(将来義肢を装着することができないように、腕と脚は全く残さずに切除を希望。)
〔背景〕
完全な受動者としてパートナーの絶対支配下で飼育されることを希望。
〔処置〕
完全去勢処置
(恥骨接合部からの陰茎根本切断、尿道下方誘導、睾丸摘出、陰嚢除去)を行う。
2週間後に両腕を肩から切断する。
更に2週間後に両脚を臀部直下から切断する。
(いずれも腕と脚の残部(上腕骨と大腿骨)を全く残さずに切断)
〔入院〕
60日
〔予後〕
患者は自力での移動が不可能になった(↓写真)
================================================
【事例6】
〔年月〕
2001年10月
〔患者〕
45歳男性 無職 独身(女性と同棲中)
〔主訴〕
舌の切断と声帯の除去を希望。
〔背景〕
同居女性(サディスト)のペット(家畜)として、言葉を話せない状態になりたいとのこと。
〔処置〕
舌を根元から切断する。
〔入院〕
5日
〔予後〕
患者は舌と声帯の切除で会話不可能になった(↓手術中写真)
================================================
【事例7】
〔年月〕
2002年5月
〔患者〕
20歳男性 神学校学生 独身 童貞
〔主訴〕
陰茎、睾丸、陰嚢、前立腺の切除を希望。
〔背景〕
神学を研究するにあたり、自分自身の性的なものを完全に取り除きたいとの希望。
〔処置〕
陰茎切断(恥骨接合部から)、
尿道下方誘導
睾丸摘出、
陰嚢除去
前立腺切除
レーザーと針で陰毛永久脱毛
〔入院〕
入院3日
〔通院〕
永久脱毛施術9回
〔予後〕
患者は前陰部に毛一筋小穴一つない天使のような姿になった(↓写真)
================================================
【事例8】
〔年月〕
2003年1月
〔患者〕
28歳男性 プログラマー(自営) 独身
〔主訴〕
陰茎陰嚢の縮小。陰毛の永久脱毛と肛門括約筋の除去を希望。
〔背景〕
幼児プレイ愛好者で、強制的な幼児回帰を希望していた。
〔処置〕
陰茎切断(3cm残)、
陰茎海綿体切除
包皮口縫縮(真正包茎化)
睾丸一部切除切り縮め
陰嚢縮小
肛門括約筋の完全除去
レーザーと針で陰毛永久脱毛。
〔入院〕
入院10日
〔通院〕
永久脱毛施術9回
〔予後〕
患者は24時間オムツ着用の生活となった(↓完治後写真)
================================================
これらは、或る博士の5年間の実績のほんの一部だ。
或る博士の診療所は、5年間で、除睾手術140人、完全去勢手術35人を手がけている。
ただし、診療所の患者の多くは、割礼、断種、永久脱毛などのありふれた患者だ。
これらの患者は、1日50~10人以上来院するので、或る博士は大変多忙だ。
でもまたいつか、続きの報告がいただけると期待している。
-
投稿:2004.02.11更新:2022.07.29
或る博士の報告書
挿絵あり 著者 Castrato 様 / アクセス 27997 / ♥ 99