下山小百合が俺のクラスに転校してきたのは夏休み明けだった。
とても大人びていて、気の強そうな目つきをしていた。
口数は多くなかったが、言いたいことははっきりと言うタイプで、見た目の美しさもあって、クラスの女子に慕われ、好意を寄せる男子も少なくはなかった。
ただ、ある日を境にほとんどの男子は小百合をおそれるようになった。
9月の半ば、まだ気温は高く、体育はプールだった。
プールサイドに立つ小百合の水着は水にぬれ、ボディーラインを強調していた。
男子のほとんどが見とれていて、今にも勃起してしまいそうなペニスを鎮めるのに必死になっていた。
そんな中、お調子者の村野が 小百合の後に近づき、尻を叩いた。
「小百合、いい体してんじゃん!」
そう言って村野は立ち去った。
小百合は冷めた目で村野を見つめていた。
他の男子と話すために立ち止まった村野に、後から小百合が近寄って行った。
村野は少し脚を開いた状態で他の男子と話していたが、小百合はその隙間に脚を振りあげた。
パチン!という音が響く。
小百合は村野の玉を蹴りあげたのだった。
地獄のような苦しみに耐えながら、地面に這いつくばることしかできない村野に
「あんたのちっちゃい玉でもそんなに痛いんだね」
と冷たく言い放つ。
それだけでは終わらず、小百合は村野の手の上から、玉を何度も踏みつけた。
村野は手の痛みに耐えかねて、手を離してしまった。
それでも小百合は踏み続けた。
先生が気づいて止めに来て初めて小百合は踏みつけるのをやめた。
「下山さん! なんてことをするの! 子供ができなくなっちゃったらどうするの!」
と体育教師であり、担任でもある和田先生が言った。
だが、事情を話すと、和田先生は村野の自業自得と結論付けた。
女の和田先生にはこの痛みがわからないから、自業自得で片づけられるんだと思った。
結局村野は保健室に運ばれ、その日は戻ってこなかった。
担架で運ばれていく村野を同情と恐怖の混じった目線で見つめる男子と、
くすくす笑ったり、気持ち悪いものを見るような目 で見る女子が対照的だった。
それからしばらくして、また事件が起きた。
10月の初旬、小百合の体育着が盗まれたのだった。
昼休みに犯人探しが始まった。
岡田のバッグから小百合の体育着が見つかり、小百合によって岡田への制裁が始まった。
岡田は気が弱く、スポーツも苦手なタイプで、友達が少なく、みんな面白がって誰も止めなかった。
「ごめんなさい! 二度としません!」
小百合は怯えながら謝る岡田を殴ったり蹴ったりした。
岡田は床に転ばされ、壁を背に、身動きが取れなくなっていた。
小百合がしゃがみ、岡田の体育着のズボンとトランクスの裾を上げると、無防備な金玉が出てきた。
女子はきゃーきゃー 言いながらも、これから始まることに興奮している様子だった。
男子も、今回は被害者が岡田なだけあって、顔はひきつっている者の、わざわざ止めるものはいなかった。
小百合は岡田の右の玉をぐっと掴んで強く引っ張った。
見たこともないくらい金玉が引っ張られている。
男子は皆、自分の玉に痛みが走ったように、顔をしかめていた。
小百合は引っ張った玉を床に押さえつけ、足で踏んで押さえつけた。
(潰すつもりだ…)
そう思って、止めようとしたが遅かった。
小百合がぐっと脚に力を込めた瞬間、足と地面の隙間がなくなり、パキュというような小さな音が聞こえた。
すぐさま岡田の断末魔が響いた。
何人かの 男子があわてて先生を呼びに行った。
5分もすると救急車が来て、岡田は運ばれていった。
次の日も、その次の日も岡田は学校に来なかった。
岡田が体操着を盗んだことや、学校が今回の事件を隠蔽したかったこと、小百合の親が権力者であるらしいことなどがあって、
結局小百合には何の処罰もなかった。
男子は恐ろしさの余り、今回の話をしたがらなかったが、女子の中には今回の事件を面白おかしく話している者もいた。
もはや小百合に逆らうものはいなくなっていた。
女子たちも男子の急所を攻撃することに抵抗がなくなり、やがて男子よりも女子が権力を持つようになってしまった。
それをよく思っていなかったのが田 部だった。
田部は男子の不良グループのリーダー格で、今まで誰も逆らってこないほど恐れられていたが、
今では小百合こそが、最も恐れられていて、自分が権力の座を追われたような気分になり、何とかして小百合を引きずり降ろそうと考えていた。
田部は小百合を屋上に呼び出し、喧嘩を始めた。
だが、小百合の蹴りが田部の急所を捉え、田部は動けなくなってしまった。
このままでは女子に逆らえなくなってしまうと思った俺や仲間は小百合を数人で押さえつけ蹴ったり殴ったりした。
玉を蹴られた田部がしばらくして回復すると、
「玉蹴ったこと後悔させてやるよ」
と小百合の服を脱がせた。
その間も俺たちは小百合を押さ えつけていた。
パンツを下げ、ついに小百合の陰部があらわになった。
今度は田部がズボンやパンツを脱ぎ、ペニスを無理やり挿入した。
痛かったのか、小百合は叫び声を上げようとしたが、すぐに口をふさいだ。
しばらくして、田部がイった。
「お前らもやるか?」
と言われ、田部の精液が付いているのが気になったが、
せっかく小百合とやれるのに断るやつはいなかった。
俺たちはかわるがわる小百合をレイプし続け、2周したあたりで涙を流しながら地面に横たわる小百合を置いて帰った。
驚いたのは、次の日に普通に小百合が学校に来たことだった。
田部も驚いた様子だったが、学校や警察には通報されなかったよ うで、俺たちが処罰されることはなかった。
そのままいつも通りの生活が1週間ほど続いたある日、今度は小百合が田部を屋上に呼び出した。
田部は復讐を恐れ、俺たちを連れて行った。
屋上には小百合だけでなく、何人もの女子がいた。
俺たちが全員屋上のドアを潜り抜けると、女子がドアを閉めた。
「なんのつもりだよ?」
田部が聞くと、
「この間の仕返し。 覚悟しなよ。」
と小百合が返した。
「全員、レイプしてやるよ。 楽しみにしてな。」
と田部が小百合になぐりかかった。
俺たちも周りの女子に殴りかかったが、今回は女子の方が人数が多く、更に女子は執拗に俺たちの玉を狙ってきた。
あっという間に、全員金玉を押さえながら地面に横たわってしまった。
すると、女子たちは俺たちの服を脱がせ始めた。
全員素っ裸にされて、無防備な玉をぎゅっと握られてしまった。
逃げる隙もなく、ただ急所を握りつぶされる痛みに耐えていた。
女子たちはかなり興奮した様子で、握り締めたり引っ張ったり、玉をいたぶった。
今までに経験したどんな痛みよりも痛く、俺は吐きそうになっていた。
しばらくすると小百合が2人の女子と田部を押さえつけた。
田部は激痛ですっかり動けなくなってしまっていた。
2人の女子がそれぞれ片方ずつ玉を握って引っ張る。
「次に私たちに逆らったらあんたたちにも同じ目にあわせるから。」
そういって小百合がポケットから何かを取り出した。
それはカッターだった。
「やめろ!」
俺はとっさに叫んだが、小百合は全く聞き入れなかった。
「 レイプしといて、これだけで済む方がありがたいと思ってほしいね。」
小百合が引っ張られて伸びきった田部の玉袋を縦に裂いた。
引っ張られて傷口が広がり、血がだらだらと垂れた。
2人が玉を離すと、傷口がら青白い2つの玉が管にぶら下がってだらんととびだしてきた。
あまりのショッキングな光景に、何人かの男子はその場で吐いてしまった。
小百合は、袋から飛び出た玉を素手でつかんだ。
田部はパニックになり泣き叫んでいたが、小百合は全く落ち着いた様子で、玉をいたぶり続ける。
おそらく田部は、ここにいる誰もが一生経験することのないような痛みに襲われているのだろう。
小百合は玉を引っ張れるだけ引っ張ると、手 から離し、
「もう二度と私たちに逆らわないでね。」
と言い残し、校舎に戻って行った。
女子たちも立ち上がり、俺たちの金玉に思いっきり蹴りを入れて引き上げて行った。
俺は金玉の痛みと戦いながら田部を見た。
田部は気を失ってしまい、袋から飛び出た玉は再び俺に吐き気を催させた。
すぐさま救急車を呼んで、田部を病院に送ったが、結局田部は大切な玉を2つとも失うこととなった。
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投稿:2014.09.20
転校生・小百合
著者 リトルジョー 様 / アクセス 12039 / ♥ 7