治験アルバイト
とある大学の掲示板に興味深いアルバイトの募集記事が張り出されていた。
『治験者募集!(男性のみ)
1日だけの簡単で手軽なアルバイトです。
内容は投薬による身体への変化と反応の観察になります。
日当10万円!
先着5名まで。(集まり次第終了となります)』
この張り紙を見た男子学生のAは少し不審に思いながらも日当10万円という金額に目が眩んでいた。
一緒にいた友達のBも同じくこのアルバイトに興味を示していた。
A「こういうのってやっぱり危ないから金額も高いのかな?」
B「まだ試験段階っていうのもあるから万が一の時は覚悟しとけよって感じじゃない?」
「まぁ大学に貼られてるぐらいだからある程度は安心出来るんじゃない?ヤバいやつだったら後から問題になるだろうし」
A「確かに。それなら一緒に申し込んでみようぜ。まだ空いてるか分からないけど」
この提案に対してBは素直に応じてくれた。
貧乏学生の2人にとってこの日当10万円はそれくらい魅力的だったのだ。
張り紙に記載されている電話番号にかけてみると受付の女の人が出てきた。
A「もしもし、掲示板に貼られている治験のアルバイトの事なんですけどまだ募集はしてますか?」
事務「お電話ありがとうございます。はい、後2名ほど空きがございます。」
A「それなら良かった。ちょうど自分と友達の2人で申し込みたいと思っていたんです。」
事務「ご応募ありがとうございます!そうしましたら来週の◯日の9時に◯◯ビルにお越しいただけますでしょうか?」
A「分かりました!よろしくお願いします。」
こうして僕と友人Bは参加をする事になった。
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当日、友人Bと待ち合わせ場所に着くとおそらく同じバイトに申し込んだであろう男が3人立っていた。
暫くすると大型の車が1台近くに止まり、中からスーツを着た男女が降りてきて僕らに話しかけてきた。
どうやらここから車に乗って別の場所に移動をしてそこで今回のアルバイトが行われるらしい。
そして自分を含めた5人全員に目隠しが手渡された。
どうやら国の研究施設らしく詳しい場所を知られない為の予防策らしい。
少々驚いたがまぁ研究施設なら確かにそれくらいセキュリティが厳しいのかなと思い言う通りに目隠しをつけて車に案内された。
暫く走った後、車はどこかの建物の中に入ったのかバックをしている音が聞こえ駐車をして停まった。
そこで手を引っ張られながら車から降ろされ目隠しを取ろうとした瞬間、首元にチクッとした痛みが走り意識が遠のいていった。
薄れゆく意識の中でゾロゾロと人が集まってきている気配を感じそのまま気を失った。
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次に目を覚ました時には手術台のようなベットの上に寝かされていた。
しかしその手足は大の字の格好で拘束されており、衣服も取られており丸裸にされていた。
目隠しは取られており周りを見渡すと同じ様にベットの上で困惑している4人の姿があった。
自分は友人Bと顔を見合わせて一体何が起こっているのか話そうとしたところで誰かが部屋に入ってきた。
そこには3人の女の人がいて1人は白衣を着ており見た目は医者という感じで付き添いの女2人は看護師の様な格好をしていた。
仮に白衣の女をXと呼ぶ。
X「みなさんこんにちは。急な出来事に困惑しているかと思いますがこれから治験を始めます」
?「いきなりこんな格好で拘束して何言ってんだ!」
同じアルバイトに参加をしていた男の1人が声を上げて叫んだ。
他の参加者もそれに続いて現状への疑問や不満を次々に口にしていった。
自分は女の人に裸を見られていると言う状況で恥ずかしくなっていた。
すると白衣を着た女が口を開いた。
X「皆さんそれぞれ言いたい事はあると思いますが今は静かにお願いします。従えないと言う事になればそれ相応の対処をしますので。」
そう言うと部屋の隅にあった収納庫から血のついた工具類を取り出して自分たちに見せてつけてきた。
それを見た自分たちはこのバイトが普通じゃない事、この状況での反抗が危険である事を悟った。
その中、1人が恐る恐る問いかけた。
男「ちなみに、どんな治験をするんですか?」
それを聞いた白衣の女は少し微笑み口を開いた。
X「今からあなた達の睾丸、つまり金玉を使った実験を行います。」
「金玉を陰嚢から取り出し金玉に直接投薬を行いその経過と観察を行うのが今回の目的です。」
それを聞いた瞬間、5人全員の顔は青ざめて恐怖していた。
ただでさえ治験と言う危険が伴うのに、さらに男の象徴とも言える金玉を実験体にされるというのだ。
男達はまた騒ぎ出し友人Bも同じ様に声で訴えていた。
すると白衣の女が溜息をつき横の女に顎で合図をした。
横にいた女はリモコンを取り出し男達の顔から見えるところにスクリーンを映し出した。
そこには自分達の様に拘束されながら叫んでいる男が映っていた。
すると目の前にいる白衣の女が画面に登場し、手に持っていた枝切りハサミでその男のペニスを根本から切り落とし床に捨てていた。
続けて陰嚢を裂き、取り出した金玉を2個手の平に乗せ握ると、思いっきり引っ張り身体から金玉を繋がっている管ごと引きちぎった。
画面の男は白目を剥きながら気絶しており、白衣の女は引きちぎった金玉を無造作に床に投げ捨てた。
映像はそこで終わり、白衣の女が続けて言った。
X「次騒いだらあれと同じ事になりますので。」
映像とその言葉を聞いた男達はみんなシンッと静まって顔を引き攣らせていた。
X「大人しく実験に参加してくれれば命に別状はありませんのでご安心を。」
「それでは始めていきますね。」
友人Bと顔を見合わせて、大人しくやり過ごして一刻も早く終わって帰ろうと言うコンタクトを取れた様な気がした。
こうして白衣の女から今回の治験の詳細が語られていった。
今回、金玉に投与されるのは精力剤の一種で直接金玉に注射器で打つ事でその効果と即効性を試す様だ。
効果は未知数との事で5人ともそれぞれ中身が違う薬になっている。
ざっくりとこんな感じだ。
先程の映像のこともあり自分を含めた男達は大人しくその説明を聞いていた。
みんな大人しくして一刻も早く帰りたがっていた。応募順に順番が決められ、友人は4番目自分は最後になった。
付き添いの女2人がそれぞれの陰嚢に麻酔の様なものを打ち、その後効き目が出るまで暫く待った。
そして1人目の治験が始まった。
付き添いの女2人が慣れた手つきで陰嚢にメスを入れて中の金玉が見える様に外に取り出した。
そして白衣の女が2個の金玉にそれぞれ注射器で治験薬を注入した。
すると注入された金玉に変化が起きた。
血管がビキビキと浮き上がってどんどん大きくなって4倍くらいのサイズになった。
男は苦しそうな声を出していたが、白衣の女が金玉を突くと勃起したペニスから噴水の様に精液が吹き出した。
その勢いは収まることなく、金玉が脈動を打ちながら精子を作っているのが分かる。
白目を剥き絶頂している男を横に付き添いの女2人はその様子を記録しており白衣の女は満足そうな表情をしていた。
しかし、暫くすると異変が起きた。
精液の色が白色からピンク色に変わりだんだんと血の様な色になっていた。
それを見た白衣の女は顔をしかめ、
X「失敗か‥。このままだと精液と身体中の血液が一緒に排出されてしまうね。」
そう言うと身体と金玉を繋ぐ管を糸で縛り、メスで管を切り離した。
すると付き添いの女がその切断面を焼いてすぐに止血を行った。
男は射精地獄から解放されぐったりして気を失っており、まさか金玉が切り取られているとは気づいていなかった。
切り取られた金玉は台の上で脈動を打ちながら切断面から体液を吹き出していたがやがて中身を全て吐き出したのか大人しくなった。
大きさは変わらず大きいままで、白衣の女の指示で付き添いの女がサンプルとして袋の中に保存していた。
続いて2人目の治験が始まった。
1人目の惨状をすぐ横で見ていた為、暴れて抵抗していた。
もちろん拘束されている為逃げる事は出来ずうるさかったのか口に猿轡をかまされて開始となった。
1人目の様な金玉への見た目の変化は起きず射精も起きなかった。
不発かと思ったが、男は苦しそうにしており身体中から汗をかいていた。
それを見た白衣の女が男の金玉に触れてみると、
X「凄く熱い‥!人の体温を優に超えている温度よ。温度計ある?持ってきて!」
白衣の女に言われ付き添いの女から体温計をもらい金玉の温度を測ってみると、
X「凄い!80度ですって!どんどん上がっていってる‥。でも身体の方の温度は平温ね。」
その言葉通り男の金玉からは湯気の様なものが見えていた。
男は意識を飛ばしている様だった。
X「100度になったわよ!どこまで上がるか見てみましょう。」
しかしどうやらそれ以上の温度にならなかった様でそこで観察は終わった。
白衣の女は1人目と同様に管を縛り金玉を切り取った。
中身が気になる様でその場でメスで金玉を縦半分に切り開いた。
X「完全に茹で卵みたいに固まってるわね‥。一応サンプルとして保存しておいて。」
カチカチに固まった金玉は1人目同様袋に詰めて保存された。
続いて3人目の治験が始まった。
ここまでの2人を見てもう諦めがついたのか騒いだり抵抗する様子はなかった。
だが、恐怖によって身体は小刻みに震えていた。
同じ様に金玉に薬が注入された。
しかし暫くしても金玉への変化はなく、男自身にも今までの苦しそうな影響はなさそうだった。
X「見た目の影響はなさそうね‥。金玉自体はどうかなっと‥‥あら、これは面白いわね」
金玉を触った白衣の女は興味深そうな反応を示した。
男は自分の金玉がどうなっているのか触って確認したいが、あいにく手足は拘束されていて確認が出来ない。
男が不安になっていると白衣の女が一言、
X「あなたの金玉、水風船みたいに中身が全部溶けちゃってるわよ。」
そう言うと陰嚢から引っ張り出した金玉を目の前で振ってみせた。
すると確かに水筒の様に中で水の様なものが揺れる音が聞こえた。
男はその事実が受け入れられず泣いていた。
白衣の女は付き添いの2人に
X「折角だからあなた達もやってみていいわよ。そうね、その溶けた中身を射精させてあげなさい」
白衣の女から指示を受けた2人は嬉しそうに金玉を一つづつ持ち上げると絞る様に中身を管に向かって一気に押し出した。
すると、ペニスから赤茶色の液体が射精の様に飛び出た。
あまりの痛みに男は悶絶しており中身を全て押し出された金玉は白膜だけを残してぺっしゃんこになっていた。
飛び出た液体はサンプルとしてシャーレに移されて保存された。
そして4人目となる友人Bの番になった。
友人Bは今までの3人を見て自分も金玉を失うものだと思っており泣きながら白衣の女に対して懇願していた。
それを見た白衣の女は少し考えてから一言、
X「そうねぇ。じゃあ他のに比べたらまだ成功しそうなやつで試そうかな。君ペニスも金玉も他の男に比べて立派だし。特別だよ?」
そう言うと薬を取り替え、おそらく自分に注入予定だった薬を友人Bの金玉に注入した。
すると付き添いを含めた女達はBから距離を取り離れたところから観察を始めた。
その事にBが不安感を覚えたのも束の間、金玉はみるみる巨大化していきその大きさは最初の男の大きさを超えていた。
B「ちょっと、、これやばいって、、!A!助けてくれ!!」
Bの金玉はどんどん大きくなりスイカサイズくらいになったところで ミシッ! という音が鳴り次の瞬間、Bの金玉は2個とも弾け飛んだ。
巨大なゴム風船が破裂したかの様なパンッ!!!といういい音と共にBの金玉は部屋中に撒き散らされた。
女達はおそらくこうなる事が分かっていたから離れていたのだろう。
X「やっぱり破裂しちゃうなぁ。でも前よりも5秒くらい長く保ってたから進歩はしてるのかも」
Bの金玉は特に保存される事なくモップで無造作に片づけられた。
最後に自分である5人目の治験が開始された。
陰嚢を切り開いて金玉を取り出されてる時に疑問を1つぶつけた。
A「どうしてBに嘘をついたんだ?あなたの発言からして失敗するのが分かっていた様だった‥。」
それを聞いた白衣の女は笑いながら言った。
X「だってあんなに必死にお願いしてて可笑しかったんですもの。いい男性器をもってたけど命乞いなんて男らしくないし、ならいっその事男として終わらせてあげたいなって。優しいでしょ?」
女の言っている事は理解できないがBが地雷を踏んだ事だけは分かった。
そして遂に自分の金玉にも薬が注入された。
少しするとペニスと金玉がじんわり熱くなって自分でも興奮しているのが分かった。
その様子を付き添いの女が記録しており白衣の女は器具で自分の金玉を突いた。
するとあまりの快感に自分の意思とは関係なく射精をしておりその量もいつもの10倍程だった。
だが、最初の男の様に壊れた蛇口みたいに噴き出てはおらず、ある程度すると射精は止まった。
それでもペニスと金玉はジンジンと熱くまだまだ射精出来そうだった。
この後、何度かの射精を繰り返しその結果を見た白衣の女は満足げに
X「ペニスも金玉も壊れていなさそうだし‥いい結果だわ!あぁ〜この時間が報われて良かったぁ」
どうやら精力剤として成功した様だった。
他の4人、特に友人Bには悪いがこの薬が自分で良かったと心から安堵していた。
すると、そんな自分を他所に女達は話し始めた。
X「よし!それじゃあこの成功体をサンプルとして保存するわよ。培養液を準備して。これを元にもっといい薬を作るわよ」
それを聞き、安心感は吹き飛びまた絶望が襲ってきた。
A「え!成功したんだから終わりじゃないんですか!?サンプルってどう言う事ですか!!」
X「貴重な成功事例なんだからサンプルとして確保するのは当然じゃない。あなたの金玉のお陰でEDで悩む人達を救えると思ったら安いもんでしょ」
そう言うと他の男達と同様にメスで金玉を摘出され液体の入った瓶に詰められてどこかに持って行かれてしまった。
X「それじゃあこれにて治験は終了です。皆さんお疲れ様でした。これから1日分の記憶がなくなる薬を処方しますので、起きた時には今日の出来事を忘れていると思います。ですがちゃんと報酬の10万円は振り込まれる様にしておくので安心してね。」
「金玉は無くなっちゃったけどどうせ使い道の無い無価値なものだったしあまり気にしない様に。それじゃあさようなら〜」
その言葉を最後に男達は深い眠りに落ちていった。