景気回復のきざしも見えないご時世、収入不安定の私は何でも屋みたいなこともしています。
近くの割烹店で特定の食材を、客の予約時間に生産元に取りに行き、運んできます。
ある日仕事を終えて帰ろうとしたら、三十路の女店主がお茶を勧めました。
私 このお茶、変わった味ですね。
女店主 ええ、植物の根から取ったしびれ薬だから。
私 ゲッ、な、なんで! えー!
(そのとたん、私の手足はしびれだし、イスから床に転げ落ちました)
な、何のつもりですか! なんでこんなことを!
女店主 あなたの今日の本当の仕事はこれからなのよ・・・。
今日予約のお客さん、若いお嬢さんだけど料理鑑定人でね、私の弟子
の腕前を見定めにくるの、この世界の卒業検定みたいなものよ。
そこに弟子が現れました、若くてタレントのように可愛らしい女板前でした。
私 それと私をこんな目に合わせるのと、何の関係があるんですか!
女板前 メニューは決まっているんですが、その中にオスの性器がありまして、
どの動物のを使うかは自由なんですが、私は人間のを使いたいんです。
私は自分の顔から血の気が引いて真っ青になるのを感じました。
私 まっ、まさか! い、いやだ、 やめてくれ!
2人は私を客室の中に調理場がある特別室に連れていき、衣類を全て脱がして体を
洗うと、頭髪を除き体毛を全て剃り去りました。
女店主 鑑定人は食材から見ますので、綺麗に見えるようにします。
私は股を大きく広げられて性器を丸出しにされ、野菜や魚など他の食材といっしょ
に並べられました。
下ごしらえだそうで、女店主が両手の指先に左右の睾丸を挟み、圧迫しました。
強い力で潰れる寸前まで圧迫し、ずっとそのままです。
私は悲鳴をあげ続けました、そのうち出しているのは声から泡になりました。
そこでようやく女店主は指をはなしました。
まもなく鑑定人が来店し、特別室に通されました。
20歳代の女優のような美女でした。
女店主 こちらが今日の食材でございます。
鑑定人 (私に目を止めて)あら、毛がないと小学生のおちんちんみたい!
笑っちゃう、なんだか苦しめたくなるタイプね、この人。
私 助けてください、お願いです、止めて下さい!
鑑定人 (ニタっと笑って)ダーメ!!
料理がはじまりました。野菜や魚が先です。
女板前は料理方法を鑑定人に説明しながら、メニューをこなして行きます。
そして最後の一品、私の番がやってきました。
私 (張り裂ける大声で)ぎゃー! やめてくれー!
女板前 (刺身包丁を私の口に入れて)静かにしないと舌を切ってタン塩焼きに
しますよ。
私はちじこまり、哀れみの表情になって女板前と鑑定人に眼差しで慈悲を乞いまし
たが、板前は眉1つ動かさず、鑑定人は逆にわくわくした顔になりました。
女板前 まずは素材を飾り物にします。
女板前は肉切り包丁で陰嚢に切り込みを入れました。
するどい痛みと共に、包丁の冷たさも感じます。
正確に縦、横、斜め2本。それから綺麗にむき開いていきました。
むき出しになった2つの精巣を真ん中に、8等分された陰嚢が花びらのように開い
ています。
つぎに小枝の付いた一輪のバラを取り出し、ペニスをつまみ上げて尿道に小枝を差
し込みました。
小枝には鋭いトゲがたくさん付いています、奥までしっかり差し込みます。
私はあまりの痛さに、呻き声も出せません。
女板前 男性性器の花飾りでございます。
鑑定人 きれい! バラの花びらの赤と陰嚢花びらの血の赤が同じ色!とても
エキゾチック、芸術だわ!
私 (か細い声で)これで許して・・後生だから助けて・・・
鑑定人 もっと! もっと哀れそうな顔をしなさい! その顔、最高よ!
女板前 では、料理に入ります。
女板前は8枚の陰嚢花びらを、根本から包丁で一枚ずつ切り離しました。
それから包丁を巧みに使って左の精巣を、精管と神経筋はつながったまま取り出
して、左の手の平に乗せました。
女板前 睾丸は熱すると本来の味が無くなり、美肌成分も壊れてしまいます。
生食が一番です、潰してからわさび醤油を絡めて。
潰す時は繊細な感覚が必要ですので、器具は使わず両手の平に挟んで潰
します。
女板前は右手を精巣の上にのせ、少しずつ力を加えて均等に平たくしていきます。
両手の平に包み込むようにして、押し潰していきます。
私は地獄の苦しみ、死ぬより辛いです。
全身の筋肉が硬直し、呼吸ができません。
目の前が真っ赤になり、真っ黒になります。
女板前はますます力を加え、目一杯力んだ次の瞬間、“びちゃ”。
手を開けると、精巣は綺麗に潰れて白い中身が八方に飛び出していました。
精管と神経筋を切り離されて小皿に乗せられ、鑑定人の前に出されました。
鑑定人はわさび醤油を絡めると、ペロリと食べてしまいました。
鑑定人 おいしい・・とろけるよう。
ねぇお願いがあるの、右の精巣は私に潰させて。
鑑定人は板前に右の精巣を左と同じように取り出させ、左手の平に乗せました。
まじまじと眺めています。
いきなり爪楊枝をグサッと刺しました。
鑑定人 血はでないのね、でも痛いわよね・・もっと痛くして上げるからね。
あなたの苦しそうな顔最高よ!
わくわくした顔で右手を重ね、精巣を圧迫し始めました。
苦しませます、潰れそうになると力を緩め、又押し潰すを何度も繰り返します。
全身の骨が硬直した筋肉に締め付けられてきしみ、ボキボキと音もします。
胴体が弓のように反り返ります、目玉が半分飛び出しています。
鑑定人は苦しみぬく私の顔を、楽しくてたまらないというように見ています。
そしてとどめをさしました、一挙に力を加えると“びちゃぁ~”。
鑑定人はとても満足げに潰れた精巣をながめ、口に入れると精管と神経筋を食いち
ぎり、食べてしまいました。
鑑定人 最高よ、おちんちんはどうやるの?
女板前 シンプルにちょん切って焼き物にします。
鑑定人 焼いてからちょん切りましょうよ!
私 ひっ、うあっ、(声を出そうと舌をモゴモゴ動かしています)
卓上型七輪が用意され、おちんちんが網の上に乗せられて着火されました。
熱さ、痛さ、私は発狂しそうでした。
鑑定人も女板前も、女店主さえも笑みを浮かべて私の苦しむ様を見ていました。
焼き上がると板前は包丁でスパッとおちんちんを切断しました。
鑑定人はそれに醤油をかけ、味わって食べていました。
女店主 検定の結果は?・・・
鑑定人 最高の合格です。
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番外編
と言いつつ、鑑定人はまだ物足りないようです。
鑑定人 もっと! もっと食べたい、睾丸以外も!
女板前 ではさっき言ったことをほんとにやりましょう。
女板前は刺身包丁を私の口に入れ、えぐるように舌を切断しました。
血が噴き出します。
切った舌を本当にタン塩焼きにしてしまいました。
そして皿に載せて鑑定人に出しました。
鑑定人 ( タン塩焼きになった私の舌を食べて)おいしいー!
この人どこ食べても美味しい!
ねぇ! 私は料理鑑定人だけど人肉料理だけは知らないのよ。
人間てどう食べるの!?
女板前 そうでしたか・・・それでは今からやりますのでご賞味ください。
“次はあれです!”女板前の指さした先には、あんこうをさばくときに吊す大
きな釣り針型のフックがありました。
フックの鋭い先端を私の口に突っ込み、顎の下に貫通させました。
そのままワイヤーにつなぎ、ウインチで私を空中に吊し上げます。
それから女板前の芸術的な包丁さばきが披露されました。
肩口から体の前後を一周浅く切り込み、他にも全身の数ヶ所に浅い切り込みを
入れました。
そして一気に、胴体も両腕も足までも、皮を剥いでしまいました。
私は赤いむき身の肉の塊にされました。
全身の肉から血がにじみ出し、つま先からしたたり落ちます。
そしてその姿で私は生きているのです。
痛み、苦しみの極限を超えた、阿修羅地獄です。
地獄の悲鳴をあげようにも、口内は切断された舌から噴き出す血の池です。
女板前 いかがでしょう?
鑑定人 すごいわ!最高の残酷よ!大満足!
女店主 ほんとうに苦しめがいのある人ね。そのために生まれてきたのね。
女板前 それではそろそろ食材に・・・。
芸術的包丁さばきが続きます。
既に切断された性器の当たりから包丁を差し込むや、胸まで切り上げます。
切り口を両手で思い切り広げると、内臓がドバドバと床に流れ落ちました。
さらに内部に包丁を入れ横隔膜を切り裂き、肺と心臓を引きずり出しました。
肋骨から胸肉をそぎ取り、鎖骨に沿って包丁を突き刺して肩肉を削ぎ落とし、
肩間接を裂いて両手を引きちぎりました。
脊髄に沿って首筋から尾てい骨まで切り込みをいれ、包丁を差し込んで肋骨と
背骨から背肉を切り離しました。
大腿骨の付け根に包丁を突き刺し深くえぐると、両方とも足が床に落ちました。
肉も内臓もない胴体の骨が、首からぶら下がっています。
分離された手足も、骨から肉を切り離されてゆきました。
頭部はフックから外され、床に置かれるとオノで縦に真っ二つに割られました。
ブリカマ、まぐろカマと同じです。
しばらく後、私の身体はロース、ヒレ、もも、肩、カシラ、ハツ、モツ、軟骨
などになりトレーに綺麗に並べられていました。
その夜、女鑑定人は人肉料理を充分に味わったのでした。
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投稿:2004.04.12
食にするの事例(5)女板前 + 番外編
著者 RENN 様 / アクセス 11982 / ♥ 5