ルクスらを見ている女性は黒魔道士でありかつて滅ぼされたとある公国にいた王族だった。彼女のように有能であれば宮廷に仕える事も出来る……それでも稀なケースであり彼女の場合は淫魔道が使えると言う事で特例ながらも帝国市民として生活できる訳だ。
「ううっ……熱い、チ○チ○と胸が熱い!」
ルクスは魘され虚ろな目で見ると同じ様に改造された少年らは填められた貞操帯を外そうとしていたが黒魔道士は直ぐに彼らの手足を広げさせると人間が入れる氷の結晶と同化させた。
「私の名はシャンレスで貴方たちの様な少年の健康管理を任されているの……」
ルクスも氷の結晶で体の火照りが消えシャンレスの話を聞く。
「傷は三日で塞ぐが勝手に外したら腐食する呪がかかっているからね。精液が出ない奴の末路はこれ」
水晶玉から浮かび上がる映像を見て驚く。水槽には少年が入れられ性器があったその周りに人食い魚が群がり手足は既に無かった。
「麻薬草をたんまり食わせて痛みを麻痺させて食われていく…」
少年らは恐怖あまりに失禁した。貞操帯にはスライムがありこれが排泄物を分離し短小ペ○スを刺激して空撃ちをさせて濃縮した精液を作り出すのだ。
ルクスらは丸一日寝かされて三日目になると彼らの胸は膨らみまるで投石器が投げる石が詰まっている感じがした。彼らは胸を支える為のブラを付けさせられた……隠すのではなく胸の崩れを防ぐ為に。さらに奴隷の印を下腹部に焼印されてた……ルクスは耐えるしかなかった旧公国領民と姉上の為にも……。
四日目になると踊りの稽古が始まる。ガドゥゴスは大陸の中央がルーツとあってエキゾチックな踊りが多く楽器や曲調も西の文明と融合していたのでダンスを嗜んでいる王家や貴族の子弟にとってはリズムが取れやすいものだった。彼らは真剣にしていた……もし二ヶ月以内に基礎をマスターしないとこのまま兵士らの慰安に使われ運が悪いと生贄にされる事もあるからだ。それだけではなくルクスだと故郷にいる男ら全員が子供を作れない性器改造されるし姉上もルクスの童貞を奪った巫女のようにされる。
七日目なると貞操帯が外され係官が短小ペ○スを見て等級を付ける。ルクスらは膝で立ち柔軟になったア○ルを指で愛撫しながら待つ。これは五日目と六日目に花竿師と呼ばれる職人らによって改造され彼らのア○ルは恐ろしく柔軟性と締め付けを持つ器官へとなる。ガドゥゴスの武将は遠征中に小姓との関係に陥りやすく中には女より夢中になる者すらいた。そこで女性騎士を設ける事でこの悪例を防いだがこの技術が時には捕えた敵の稚児を取り込んだり出来たが彼が子孫を残す事は帝国の危機になるので去勢させたのが始まりだった。ルクスの番になり係官らは短小ペ○スを弄り鈴口まで弄り大きくなった睾丸を揉んだりする。
「いい出来だな………踊りの基礎もできている」
彼は特級を与えられた。その印に臍の周りに刺青を施していく。
それからは応用編であるがパイズリやフェラといった行為もマスターしないといけないしよりかかって酒を注いだりする礼儀作法もあってルクスらも大変である。下着はペニスと睾丸を隠す程度であり腰は細い紐のみだった。ブラもただ胸の形を維持するだけの物であったが外に出る時は夏は透明絹のローフ、冬は毛皮のコートが着れるだけでありがたかった。ルクスもこの頃になると暇を見てはステップを踏んだりリズムを反芻したりしていた。彼は二ヵ月後に合格し正式に帝国城の踊り子になった。その生活が慣れ髪も腰の位置に着ていた……彼は帝国城の物見櫓で空を見つめていた
「おっ……覚悟決めたか」
「あっ!」
直ぐに膝を突くルクスを見てリュウクスは笑う。
「父上が気に入って……今夜は寝室へ…」
「!!!」
「異例だぞ……新人でも最低半年は相手にしないあの父上がね~~~」
彼は困惑して言う。
「どうして、こんな野蛮な事を?」
「…一説には建国した時に高尚なシャーマンの呪とか言っているが……俺の祖先がこうなるかもな」
リュウクスはカッカッと笑う。
帝国はこの後百年後余りにも同じ血が集まりすぎて帝王一族の虚弱化が激しく大陸西端にあった王国に滅ぼされる事になる。この王国こそリュウクス皇子の兄が起こした王国であって后は滅ぼされた公国の王女だったと伝えられた。
終
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投稿:2006.01.27
帝国の宴4
著者 kyousue 様 / アクセス 16218 / ♥ 1