あの病院特有の消毒液の匂い。それはどこか冷たく、時としてサディスティックな雰囲気を患者」にもたらすこともある。小さな子供にとって、病院のベッド、白いカーテン、さまざまな金属製の医療器具などは底知れぬ恐怖心をもたらすに十分であった。なにか痛いことをされる、そういう先入観がこの空間には満ちていた。
伸也という少年が最初の餌食であった。全裸に剥かれてしまったいたいけな少年には、上半身を覆うために、裾の部分にフリルとレースをあしらった純白のミニスリップがあてがわれた。一見、やさしそうな心遣いに見えるが、女の子が身につけるスリップを着せることによって、少年たちの羞恥と屈辱感とを助長させる効果がある。しかも、ミニ丈のスリップだから、股間のペニスが隠れてしまうわけではない。これも景子女医の嗜虐的趣味の演出にすぎなかったのである。
看護婦に肩を抱かれ、白く引き締まったヒップをいやらしい手つきで撫であげながら、川村景子女医の控えている診察室へと引き連れて行かれた。母親がその後に付き従って診察室へ入った。
「景子先生、お願いします」
看護婦はデスクに向かってカルテの整理をしていた景子女医の後姿に向かってそう告げた。
景子はフーッと大きく深呼吸して、椅子を震えおののいている生贄の方へとゆっくりと回した。
20代後半という若い女医。美しい切れ長の瞳、目鼻立ちのスッキリと整った面長の顔立ちに、つややかなストレートロングの黒髪が良く似合っている。白衣の下にはあでやかなワインレッドのブラウス、黒のタイトミニのスカート姿。スカートの裾から伸びるしなやかな脚は濃い肌色のストッキングにくるまれている。わずかになめらかそうな太腿が覗いている。ゾクッとするような色っぽさだ。
「伸也君ね。何年生?」
物静かな、済み通った声のトーンで景子は口を開いた。やさしい声だが、どこか底知れぬ冷酷さをうちに湛えた声であった。
「5年生・・・・」
震える声で伸也はそう答えるのが精一杯であった。
こ、こんなきれいな先生が・・・・ぼ、ぼくのチンチンを切るなんて・・・・信じられない。
伸也は心の中でそう自らに言いきかそうとした。
「そう、5年生なんだ。じゃあ、オナニーはもうしてるのかな?」
「えっ!そ、そんな・・・・」
景子の口から不意に飛び出した「オナニー」という言葉に、伸也はビクッとした。伸也はまだ、オナニーをやっと覚え始めたばかりであった。しばらく前に夢精を経験していた。しかし、本格的にオナニーに励むまでには成長してはいなかったのである。
「オナニーしてるかって聞いてるのよ」
やや語気を荒げて景子は聞き返した。
「そんな・・・・ぼ、ぼく。してません・・・・」
「本当に?」
「は、はい」
景子の切れ長の瞳の奥がキラリと輝いた。
「あのーお、先生。実は伸也のパンツに男の子の印が・・・・」
付き添っていた母親が思わず口をはさんだ。
「夢精でしょう、たぶん。でも、検査すればすぐに精通がるかどかわかることですから」
「検査・・・・ですか」
「そうです。伸也君のオチンチンとタマタマに生殖能力が育っているかどうかの検査」
こともなげに景子はそう説明した。
「はい、わかりました。じゃあ、先生、よろしくお願いします」
「お母様は伸也君を女の子にすることにためらいはありませんね。念のため」
「はい、ございません」
「わかりました。それじゃ、オチンチンを取ちゃってもかまわないのですね」
「はい、伸也のオチンチンを手術してください」
伸也の意思をまったく無視して、母親と景子女医の会話が進んでいく。
「ママ、ぼく・・・・いやだよーっ!」
半分泣きべそになって、伸也は母親の顔を哀願するかのように振り返った。しかし、この淫虐な空間内には誰一人として、あわれな少年の懇願を聞き入れる者などいなかった。
「じゃあ、ちょっと伸也君のお尻とオチンチンを見せてもらうわよ」
景子の白い頬がわずかに火照りをおび始めていた。
「はーい、伸也君。後ろを向きましょうね」
看護婦はまるで赤子をあやすかのようなやさしい口調で、伸也を景子女医の前に後ろ向きに立たせた。
「景子先生にお尻を診ていただくのよ」
そう言うと、看護婦は伸也に無理やりに着せたミニスリップの裾を背中までたくし上げた。
伸也の白い、引き締まったヒップが景子の目の前に剥き出しになる。
「あーん、ママ」
恥ずかしさと恐怖心からか、伸也はかすかに抵抗の素振りを見せた。
「おとなしくしてるのよ!」
ピシャリ!
「ああっ・・・・!」
景子の白魚のようなしなやかな手が伸也のヒップを打ち据えた。
「うーん、お尻はまずまずってとこかしら。まだ男の子が出ていないわね」
そう言いながら、景子は伸也のヒップを丹念に撫でまわした。
「オチンチンを取れば、もっと丸みが出て、大きくなるわね。さあ、もっとアンヨを開きなさい」
景子は、すっかりおびえきっている伸也にそう指示した。
「伸也君、お股を開きましょうね。景子先生に伸也君のお尻の穴まで見えるようにね」
グイッと看護婦は伸也の太腿をつかみ、両足を強引に開かせた。
「いやだよーっ!ママ・・・・」
「ダメよ、伸也ちゃん。おとなしく景子先生にお尻を診ていただくのよ」
景子は伸也の両のヒップをわしづかみ、伸也のアナルをあらわにした。
「うーん、きれいなアナルね」
景子は伸也の固くすぼまった菊蕾の周辺を指先で入念にマッサージし始めた。
「少し前立腺を刺激して、精通があるかどうか検査しましょう」
冷たく美しい景子女医の言葉が診察室に響いた。
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投稿:2006.02.06
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著者 匿名希望 様 / アクセス 20877 / ♥ 11