こんにちは。私、樋口真樹っていいます。
5年生の夏に、大好きな佳子ちゃんの家に行って
ちょっとした好奇心で「佳子ちゃんみたいになりたいな」って思ったら
急に眠気が襲ってきて…気が付いたら手術台の上にいました。
佳子ちゃんのお父さんはお医者さんだったらしく、僕を女の子に性転換
しようとしたのです。
勿論、僕は必死で嫌がったんだけど、麻酔が効いてきて…
目が覚めたときは、もう男の子じゃなくなってしまった…
「真樹、目が覚めた?」
「佳子ちゃん…ひどいよ、こんな事するなんて」
「だって、私みたいになりたいって言ったから」
「それは!…僕が佳子ちゃんに憧れてたから…」
「そう…ゴメンね。真樹。でも、女の子になった真樹の事、私好きだよ。」
「…佳子ちゃん、責任とってよ。」
僕がこんな体にされてしまった事は、学校では佳子ちゃん以外の子は
勿論知らない。僕も普通に男の子として学校に通っていた。
でも…やっぱりトイレの時はみんなに怪しまれてしまう。
僕だけは立ってすることが出来ないから個室に必ず入るし…
「よぉー樋口、お前またウンコかよ??」
「うるせーな。最近腹の調子が悪いんだよ」
かっこつけながら話していても、座りながらしかオシッコの出来ない体に
情けなくって涙が出てきた。
「どうして僕だけこんな目に…」
6年生になったときの事。
あのことがあって以来、佳子ちゃんも責任を感じてるらしく
毎週家に呼んでくれて体調なんかをチェックしてくれる。
オチンチンがないと男性ホルモンが作れないからお父さんに頼んで
注射を打ってくれるようにお願いしてくれてるみたい。
でも、その注射を打つたびに僕の体はどんどん女の子らしくなってきて…
春の頃だったと思うけど、僕は友達の信司が「面白いモン見せてやる」
って誘われて家に遊びに行った事があった。
「何だよ、おもしれぇもんって?」
「まあ見てろよ。これ、親父のパソコンの中から発見しちゃってさ」
それは、ちょうど僕くらいの女の子がホテルに連れられて知らないおじさんに
エッチな事をされてる映像だった。
「何、これ…」
「へへっ、興奮してこねぇ?俺なんかもうガッチガチだぜ!」
そっか…僕くらいの男の子なら、同い年の女の子が裸で映ってるんだもん
そう言う風になるんだよね…でも、僕は…
ビデオの女の子におじさんは大きくなったオチンチンを見せて
足を無理矢理広げさせた。声は音楽でかき消されてるけど、女の子は泣いてる…
「あ、入れられちゃう…」
「入れろ入れろ!!」
女の子の大事なところに、おじさんの汚いオチンチンがねじ込まれた。
バタバタ暴れて凄く痛そうに泣きわめいてる…
「もうやめて!!」
僕が泣きながら大声を上げた。
「樋口、急にどうしたんだよ??」
信司は面食らっていた。
「この子が可哀想!もう帰る!!」
「お、おい…」
泣きながら帰路に向かった僕は、いつか自分があの女の子と同じく
男の子に足を広げられてオチンチンを受け入れなくてはならない現実を
思い知った。本当は大好きな佳子ちゃんとああいう事がしたかったけど
それは永遠に叶わない夢…
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投稿:2006.06.23
私の青春時代2
著者 補完 【原作:ひすい氏】 様 / アクセス 14218 / ♥ 6