(2)橘寛と飛鳥朱美の場合
橘と飛鳥は日亜大学入学当時からの仲だった。二人共探検部への入部は単なる偶然。受験勉強から解放されて高校時代とは何か違った部活がしたかっただけのことだった。それが探検部でも、アーチェリー部でもとにかく高校時代に無かった名称のクラブなら何でも良かった。探検部の装備や過去の成果パネルの前で二人が出合ったのが、この南アメリカの秘境まで来ることになってしまった。この二人が前夜交わって眠りについた頃、そっと様子を窺っていた原住民によってこの地方独特の薬草香を嗅がされ、深い眠りにつき、今朝目が覚めると二人だけの部屋に移されていた。今度の部屋は二間ある様だったが、二人が見たところでは部屋は多少狭くなったものの床、壁、そして調度品やベッドのシーツまで昨日まで居た部屋とは比べものにならない位豪華だった。
橘『又、部屋が変わって、人数が減っていったね。俺達はさぁー、結局運命的にこうなるべきだったんだよな。』
飛鳥『何かそれは違うと思うけれど、まぁー、全く見知らぬ人といきなり剃毛されて全裸で閉じこめられるよりはまし。』
橘『たったそれだけかよ、朱美ってやっぱし俺に冷たいよな。腐れ縁だからしょうがないか。それはそうとして、ドンドン豪華な部屋に移されていって、俺達王様と王女様候補って訳はないわな。』
飛鳥『あんたって本当にお馬鹿だよね!こんな状況で王様と王女様なんてある訳無いじゃない。脳天気にも程があるよ、まったくぅ。』
橘『そりゃそうだ、でもさぁー、俺達これからどうなるんだろうね。』
そんな、会話も吹っ飛ぶことがその晩に起こった。橘、飛鳥の二人はその豪華な部屋で旨い食事を摂って、もう習慣になってしまったHをすると、浅い眠りについた。毎晩の様に何かしらの薫りがしてくるのだが、その晩に限っては扉が急に開いて入ってきた4人の屈強な原住民に押さえ込まれ、全裸のまま隣の部屋に設置された腰が極限まで下になり大股開きになる姿(赤ん坊がおむつを替えてもらう時の姿と同じ。)で固定されてしまった。
原住民A『今晩は月齢も良いし、この二人には祭壇にかしずく無辜な体になってもらいたい。』
橘『えっ、言葉が通じるのか?』
原住民A『勿論だ、我々は神に捧げる儀式の準備で色んな人種と接してきた。だから言葉は何でも喋れるし、聞けるんだ。』
飛鳥『じゃー、話は早いわ。何で私達がこんな目に遭わねばならないのか説明して頂戴。』
原住民B『その必要は無い。我々の神の聖域で交合するなど以ての外。その様な者達は無辜の体となって、永遠に神に仕えねばならないのだ。』そう言い放つと二人の鼻面に今までとは比べものにならない位強力な香りの草を押しつけた。息苦しいと思ったのは一瞬で、二人共今までに味わったことも無い、高揚した気分となった。
原住民A『俺はこちらの男をやる、お前は女をやれ。』原住民B『判った。』二人はそれぞれの分担をこなす為に橘と飛鳥の剥き出しの股間の方に回った。
原住民B『毛抜き薬は効いているな。一本の毛も生えてきていない。』
橘のペニスと睾丸の未だ入っている袋を弄くりながら原住民A『なかなか抜き甲斐があるぞ。では始めようか。止血薬は十分にあるな。』
(3)橘の去勢
原住民Aに股間を触られても何も感じはしないが、意識はハッキリしている自分に橘は驚いた。嗅がされた薬草のせいだとは判っていたが、それはショックでもあり恐怖でもあった。
原住民Aはおもむろに細身のナイフを取り上げると橘の肛門の少し上に突き刺し右側に切り上げていった。約7㎝程ナイフを進めると、今度は左側も同じ様に切り上げナイフを置いてその切り口に薬草を塗り込みながら指を突っ込んでいった。ここまでされると橘も何をされているか体で感じたが、声は出なかった。
橘『うぐぅーーーーー』
原住民Aは遂に橘の前立腺を左手指で探り当てると右手に持ったナイフをその傷口に再び差し込んで、一捻りした。次にペニスの伸びる方向に添ってナイフを右に左に動かし、陰嚢も切り裂いていくと皮一枚で橘の体に繋がったペニスが宙ぶらりんになった。
出血は思った程酷くはない様だ、薬草の効果を確かめながら、原住民Aは切り開いた陰嚢から睾丸を剥き出しにしそれらに繋がる精索を指先で確かめた。
原住民A『さすがに毎晩交合している男の睾丸は立派だな。それもこれでおしまいだな。』
橘が嗅がされた薬草の効果が切れてきたのか、感覚が鋭くなってきたのか、原住民Aが橘の精索、剥き出しの睾丸を触る度に快感とも苦痛とも痛みとも思われる複雑な感触を得ていた。
原住民A『気持ちいいだろう。これが最初で最後に味わうえも言われぬ快感なんだ。生きている内にこんな快感を味わえるとは、お前も幸せだな。』
橘は何を勝手なことを言ってやがる、俺の男を元通りにしろっと叫びたかったが、声は相変わらず出て来ないし、涙も出て来なかった。
原住民A『いよいよお別れだな。その前に最後の射精をさせてやろう。』と言うなり、橘の傷口から滲み出ている血をグランスに塗りつけ上下にしごき始めた。やめろっと叫ぼうとしても橘の声は出なかった。悲しいかなペニスはドンドン大きくなり、射精直前の様に睾丸がせり上がっていく。
原住民A『もう少しだが、未だ時間があるから、もっと気持ちよくしてやろう。俺は優しなぁ。』と言いつつ、橘の剥き出しになった二つの睾丸をまるでクラッカー玉をもてあそぶかの様に優しく柔らかに前後左右と擦り合わせた。
橘『ううーーーーーうぐーーーーーーーっつ』
原住民A『こりゃ気持ちいいだろう。今までどんな女と交合するより気持ち良い筈だ。最初で最後だから堪能しろよ。』橘はそんな原住民Aの声も聞こえない程の快感に打ちひしがれていた。
原住民A『そろそろ、フィニッシュとするかい。』それが意味するところを橘は理解し、首を左右に振ろうとしたが、快感が腰骨を突き抜け、今までにない量の精液を放出した。と同時に橘の体から左右の睾丸が切り取られ原住民Aの手のひらに収まった。
原住民A『なかなか重みのある良い睾丸だ。神もお喜びになるだろう。では仕上げにかかろうか。』そう言うなり薄皮一枚で繋がっていた橘のペニスと前立腺を切り離した。橘は男で無くなった。手術はそれだけでは無く、乳首をも切り取って止血縫合で完了した。橘は涙を流すこともなく、又眠りに落ちた。
(4)飛鳥の去勢
飛鳥の広がれきった股間を見ながら原住民B『なかなか綺麗なオマンコだな。良く使い込んであるよな。去勢というのは男だけだと思うだろう。でもな、生殖能力を無くすること全てを去勢と言うんだ。だからお前の生殖能力を永遠に除去することも去勢と言うんだ。生やさしい避妊などとは違うからな、今に直ぐ判る。』
飛鳥は迫り来る恐怖に追い打ちをかける原住民Bの言葉で大股開きにされているという羞恥心も吹っ飛んだ。飛鳥が恐怖の目で原住民Bを見ると体の割に手足は華奢な感じがした。その華奢な手足だからこそ出来る飛鳥の去勢。一見華奢な体がどんな残酷なことをするのかしばらくの後飛鳥は思い知った。隣に寝かされている橘の去勢は既に始まったのか原住民Aの手には細身のナイフが握られ橘の股間で盛んに手を動かしている。そんな光景を横目で見ながら最初に原住民Aがしたことは何かヌルヌルした液体を肘の辺りまで塗りつけることだった。
十分な準備が出来たらしい原住民Bが飛鳥の股間まわり、左手で飛鳥の右足を持って更に股間を大きく広げるとそのヌラヌラした手を飛鳥の秘所にねじ込んできた。
飛鳥『ぐうわぁーーーーーーーーー、』嗅がされた薬のせいで声も出ないはずだが、飛鳥は叫ばずにいられなかった。そんな声にもならない声を出している飛鳥にはお構い無く原住民Bは秘所の奥へ奥へと手を進め、遂に子宮口を探り当てた。子宮口をグリグリされる度飛鳥は秘所を大きく割られた痛みなど忘れ、今までに味わったことのないオーガスムスを感じ、腰が自然と浮き上がっていくのを感じた。しかし原住民Bは単に飛鳥を喜ばせる為にその様なことをしていたのでは無く手に塗られた薬の効果で子宮口が開くのを待っていたのだった。子宮口が開いてきたのを指先で確かめた原住民Bは指先に渾身の力を込めて子宮口を飛鳥の体から引きずり出した。
飛鳥『ぎゃーぁーーーーーーーーーーー』凄まじい声が飛鳥の口から飛び出した。声帯から出た声では無い。飛鳥の女の部分が発した絶叫だった。原住民Bは引きずり出した子宮と裏返って出て来た膣の中に卵巣と輸卵管が納められているのを確かめるとその全てを無造作に切り取った。
原住民B『これでお前の女の部分は永久に失われたぞ。でも未だ終わりじゃないからな。』そう言うと切り取ったばかりの飛鳥の”女”を皿に置き、ナイフを持ちかえる再び飛鳥の股間をのぞき込みクリトリスを引っ張り、小陰唇、大陰唇を次々に切り取っては皿に並べていった。
原住民B『クリトリスはでかいな。大陰唇もかなり使い込んでる、まぁ小陰唇がこの色ならば神もお喜びになるだろうな。』飛鳥は放心状態だった。血が流れていくのがボンヤリと判ったが、原住民Bが薬草を塗り込むとその出血も止まった様だった。これだけの女の臓器を切り取られながらも、出血がさ程でも無いのは様々な薬草の使い分けに因るものだろう。しかしそんな彼女の未だ余裕のある感性も、原住民Bが乳房に手をかけた時吹っ飛んでしまった。飛鳥の両乳房はゆっくりとしかも確実に切り離されていった。飛鳥は完全に女では無くなった。飛鳥も手術が終わった後眠りに落ちた。
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投稿:2006.11.08更新:2006.11.08
秘境探検Ⅱ
著者 Crazy Ted 様 / アクセス 13509 / ♥ 5