(5)佐藤亨、朝永美枝の場合。
暴力的に昨日までの部屋から二人が移された部屋は外から鍵はかけられたものの今まで見たことのない美しく、暖かな部屋で、全裸で入れられても不快感は全くなかった。
佐藤「乱暴に扱われてきたけれど、こんなに変わるってことは、もう俺達は解放されるのかなぁ?」
朝永「そうかもね。でも私達は体力はあるし、二人だったら難だって乗り越えられるわね。」
佐藤と朝永が日亜大学に入ったのは所謂体育学部の推薦入学だった。高校生の頃回りの同級生が彼女が出来た、処女を捨てたとか言っていた中で、毎日練習をして帰宅すると、宿題をこなすだけで、私的なことに使う時間は全く無かった。勿論、若く健康な体で持てあます様な欲望はおきてきて当然で、二人共オナニーはやり続けていた。
そんな二人が、探検部という高校までやってきた競技とは異なる部活を選んだのは、推薦入学ながらも国体レベルが限界と感じたからだった。真面目と言えば真面目だったし、性に関して奥手といえば奥手だった。二人が童貞、処女を無くしたのは二年生も終わりになってからで、この二人がそれぞれ初めての相手だった。最初の弾みがつくと、部内外でやりまくっていた。
佐藤「暫く二人きりでHはしてなかたよな。」
朝永「そうねぇー、佐藤君も知ってのとおり、私も色んな人とやったけれど、やっぱり、佐藤君、亨さん、が好き。やっぱり初めての人だったからかなぁー。」
佐藤「俺も、美枝のこと忘れられなかったな。初めての時、あんなに嫌がって、怖がって、痛がっていた美枝が、昨日なんか寛を積極的に誘って、お尻振っていたし、よがり声も凄かった。」
朝永「やめてよ、私が好き者みたいじゃない!」
佐藤「好き者じゃないのか?」
朝永「否定は出来ないわね。」
こんな昔話をし、差し入れられた食事が終わった頃には、当然の様にまたまた交合し、そのままうとうとしていた。二人がねむった時間を計っていたかの様に現地人の男女二人づつ計四人が入ってきて、二人を抱えると別室に運び込み、開脚台に縛り付けた。現地人の男二人は退室し、現地人の女二人が残った。女二人は呪文の様な言葉を暫く口にしていたが、着けていた衣服を全て取りお互い見つめ合った。
女A「聖なる楽しい時間が又私達に来たわね。」
女B「そうね、これで何回目かしら、ワクワクして股間が濡れて来ちゃうわね。」
女A「いつもの様に先ずは女の方からやる?」女Bは頷いて準備にかかった。
(6)朝永美枝の場合。
朝永は夢を見ていた。最初に佐藤のペニスが彼女の中に入ってきた時を。痛かった、でも嬉しかった、やっと女になれた。そんな夢を破ったのは下腹部に感じたに鋭い痛みだった。
朝永「ぎゃー」美枝の股間で素っ裸の女が手を動かしていたのが見えた。乳房は別の女が触られていた。二人は無言だった。太股の直上を魚でも捌く様に切り開いていった。
朝永「うぐうううううー、イヤーーーーーー、止めてぇー」その声は隣に朝永と同じように仰向け縛り付けられている佐藤の耳にも届いた。
佐藤「おめぇら、何をしあがる!!!」女Aが佐藤の方を一瞥すると、又何もなかったかの様に朝永の下腹部への作業を続けた。
女A「ぎゃぁ、ぎゃぁ五月蠅いわね。お前達は我々の神への生け贄なんだよぉ。五月蠅くすると手元が狂って、お前達は直ぐに死ぬことになるよ。」
佐藤「言葉が通じるのはよいが、もっと詳しく説明しろ!」
女B「説明?馬鹿じゃないのか、お前は。状況を把握しろ。この女は去勢され、男でも女でも無い無辜の体にされて、神に捧げられる。お前にももうすぐ同じことをしてやるから、静かに待ってろ。」
佐藤「去勢、神に捧げられる?何だそれは?」
女A「おい、メデュウ(女Aの名前らしい)、こいつらの舌を先ず抜こうか。」
女B「判った。久し振りだがその方が簡単かもしれんな、いや時間がないから、猿ぐつわにしようよ。」素早く佐藤と朝永の口にピンポン球の様な球体に紐が付いたものの球体をねじ込むと紐を頭部の上に回して縛り付けた。
佐藤、朝永「うぐ、うぐ」
中断された朝永の下腹部への作業が再開された。女Aは朝永の下腹部の切開を終えると、手を突っ込んで腸を避けながら、朝永の卵巣、輸卵管、子宮、膣、等を体外に引きずり出した。
朝永は息も絶え絶えながらも失神すること無く、寧ろ女の臓器を切り取られる快感を得ていた。
女A「やはりお前も快感を得ているのか。女だな。いや女だったな。秘所から汁が溢れているぞ、こんなことをされているのに、スケベ汁が溢れ出るとはなぁ。」
朝永の耳にはそんな女Aの声は届いていなかった。なんでこんなに酷いことをされているのに快感を得られるのか、もうそんなことはどうでも良かった。
女B「じゃ上をするか。」と言うと朝永の乳房をマッサージをしていた手に細身のナイフを握ると右、左と完全に乳房を朝永の体から切り離した。
朝永の意識は完全に無くなった、と同時に女でもなくなった。
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投稿:2006.11.20
秘境探検Ⅲ
著者 Crazy Ted 様 / アクセス 10615 / ♥ 3