「ねえ、またあれをお願いしたいんだけど」
「またぁ? いい加減にしとかないと そのうちひどい目にあうよ」
ようやく研修医を卒業した由佳は 従妹の優に言うのだが、
「だってさ、面白いんだもん。やめられないよ」
優は高校生にくせに、目に付いたGIDに処女を与え、代わりに精巣をもらってる。それがもう7回に及び、そのたびに処女膜再生手術をさせられている由佳だった。
「じゃ、そこの台にあがって」
「はーい」
「・・・あんた、何とかしなさいよ。濡れたモノなんか見たくないのに」
「いやー、昨日のことを思い出してるとさー」
「・・・」
由佳は不愉快になって、器具の準備をする手を止めた。椅子を持ってきて台の手前に置き、背中を向けて腰を下ろす。
「一体 どうやってるわけ?いちいちこんなことをさせられてるんだから、一回聞いておきたいもん だわ」
腰を下ろしたまま頭を後ろに倒し、優の股間に後頭部を乗せて聞く。
「やめてよ!」
「で?」
意地悪く 優の腿をなでながら、再度たずねる。
「・・・まずは、どこかは言えないけど、精神科の前で、性同一性障害らしい人を探すの。で、昨日 はルックスからして60~70点くらいの人でね、年は25・26くらいで。お姉さん!って感じで声をか けるわけ。たいていはうれしそうな顔をするよ。そうそう、前には 同い年くらいの結構かわいい 子もいたねぇ」
「それから、理解がありそうなふりをして、近くの公園で話を聞くの。最初は聞かせてもらう感じ で、後は 聞いてやっているっていう感じでね。そして本題に入るときは、逃げないように後ろか ら抱きついておいて囁く、と。タマをとる気はない?って」
「うんと言うわけはないと思うけど・・・」
「そりゃそうよ。でも、女装趣味抱だけで性転換する気はないのねって言えば、だいたいはあいまい な答え方になるから、そこを突いて押しまくるわけなのよ。同じ女のあたしが取ったげるって。こ れが効くの」
「・・・」
このあたりになると、優の口調も流暢に、自慢げになってくる。
「周りが暗くなるまで待って、ベンチに座らせて、・・・。私が脚を開かせて パンツも脱がせる ことが多いかな」
「消毒薬を塗って、100円ショップで売ってるハサミをバーナーで焼いて消毒して・・・。それで いよいよ手術、と」
「痛がるでしょ」
「もちろん。でも、そこは男の子だし、お腹や胸とかさすってあげたりもするし」
「袋を5~6ミリほど切り開いたところで コルク抜きを差し込んでね、グリグリとタマにねじ込ん で。タマ2つを一気に引っこ抜くの」
「その人のおなかに乗って 私もパンツをずらしてさ、コルク抜きで串団子みたいになったやつで 処 女をあげてる。串団子になっても、まだ身体とつながっているから結構感じるみたいよ」
「で、私の気が済むまで遊んだらチョッキン。タマタマはアルコールのビンに入れてもらっていくっ て寸法」
「あんたねー、そんなんじゃ彼氏もできないよ」
「まあね。できたとしても タマタマ抜いて、ちんちん勃たなくして、それからだよね。そのための 練習だよ、練習」
由佳は脱力感を覚えながら身体を起こす。髪をなでつけながら立ち上がり、椅子を片付け、いやいやながらに手術に取り掛かった。
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投稿:2007.01.09
手術室での話
著者 ベンツピレン 様 / アクセス 19319 / ♥ 5