今日、学校で防犯訓練がありました。すっごく綺麗な婦警さんが来られて、防犯のポイントを説明してくださいました。
「男の人が襲いかかってきたときの確実な撃退方法は金蹴りです。ところが金蹴りは躊躇して蹴り方が浅いと、返って相手を興奮させて逆効果になることがあります。そこで確実に蹴り上げるためには普段からの練習が大切です。では男の子と女の子と一列に並んで向かい合ってください。」
私たちは一列に並んで向かい合いました。
「まず、男の子が逃げないように両肩を両手で押さえつけます。壁際とかに追い込むと腰を引いて逃げることができませんからなお効果的です。女の子が二人いる場合は一人が男の子を背後から羽交い締めにするといいでしょう。」
女の子たちは男の子の両肩を両手で押さえつけました。
「次に、右足を男の子の股間にあてがい、キンタマにしっかりと位置決めをします。そのままぎゅーっと膝を押し当ててみましょう。」
女の子たちは男の子の股間に膝を当てて、ぎゅーっと力を入れていきました。
「ぎゃっ!」
男の子たちのひ弱な声が、あちらこちらから聞こえてきます。私が膝を押し当てている男の子も「ぎゃっ!」って言いながら泣きそうな顔になりました。
「次に、位置決めをしたら一気に蹴り上げます。下から上に向かって蹴り上げるのがコツです。躊躇してはいけません。蹴り方が浅いと返って危険ですから思いっきり力を入れて蹴りましょう。ではあなた、最初に蹴ってみなさい。」
出席番号1番の女の子が婦警さんから指示されて金蹴りをしました。
ごん!
ぎゃっ!うううーー!
「はい、皆さん見ましたか。このように蹴り方が浅いと、男の子に決定的なダメージを与えることができません。次の人、じゃ蹴ってください。」
「はい!」出席番号2番の子は元気よく返事をしました。この子は近所の合気道の道場に通っている子で、金蹴りは得意だと言っていた子です。
ぐちゃっ!
ぎゃああーーーー!
「はい、潰れたようですね。このようにキンタマを蹴り潰すと、男の人は完全に戦意喪失してもはや襲ってくることはありません。女の子が男の人のキンタマを蹴り潰すのは当然正当防衛が成り立ちますし、被害拡大の防止という観点からも性犯罪者は現場で去勢というのが最近の考え方になってきています。」
「では他の人も金蹴りをしてみてください。思いっきり力を込めて、始め!」
ぐちゃっ!ぎゃああーー!!
体育館に男の子のひ弱な悲鳴がこだましました。
玉圧測定で去勢を免れた男の子たちも、今回の防犯訓練はきつかったようですね。またクラスの中に男の子を廃業させられた玉無し君が増えました。
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投稿:2007.02.10
防犯訓練
著者 小学生の女の子 様 / アクセス 6034 / ♥ 4