「マミ、ホントにいいの?」
「うん、来て…ユウキ」
マミに誘われるまま僕はマミと初エッチをすることになった。
荒ぶる息を殺しながらキスをして、まさぐるように体を撫であう不器用なエッチ…それでも最高な気分だ。
「ハァハァ…来て!ユウキ…私にオチンチン入れて!」
「マミ、気持ちいいよ…あぁ」
「痛っ!…ハァハァ」
「マミ…あっ」
マミの中に入った僕はあまりの気持ちよさにすぐに果ててしまった。
マミのアソコは流れた血で熱くなっている。
「マミ…痛かった?大丈夫?」
「…大丈夫、ユウキ、好きっ」
二人はさらにギュと抱き合いキスをした。
「ユウキ?」
「うん?」
「ごめんね、許してねユウキ…」
「え?」
(ジョキン!)
鈍い音がしたと思った瞬間、股間に激痛が走った。
「痛っ!マミッ!なんでっ?どうしてっ?」
大きな裁ちバサミで僕のオチンチンを切り取ったのはマミだった。
「オチンチン、ゴメン!すぐ治すから、頑張って!」
激痛でうずくまるしかできない僕を一度抱きしめマミはベッドから降りた。
マミの血と僕の血で真っ赤に染まったオチンチンを抱きしめている。
「2人の血と精液で染まったオチンチンが最後の材料なの」
「ゴメンねユウキ、許して」
「え?あっ!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
マミが目を背けながら僕のオチンチンをハサミでブツ切りにしてナベに放り込む。
とても凄惨な光景…僕は救いようのない絶望感に悲鳴を上げた。
僕の大切なオチンチンはナベに溶け込んでいった。
僕の口からは何も言葉が出ない、オチンチンをマミに切られてしまうなんて…ショックと激痛で涙が止まらない。
そんな僕を横目にマミは僕のオチンチンの料理に励む。
分厚い本を取り出し調味料のような物を加え呪文を唱えた。
「魔界の精霊達よ私に力を与えよ!」
ボウン!とナベからまるで映画のようなあやしい煙が出た。
マミはそれを二つのスープ皿に取り分けた。
「ユウキ起きれる?オチンチン痛い?大丈夫?」
もうオチンチンは無いよ!心でそう叫びながら上体を起こした。
オチンチンを切った傷がズキッと痛んだ、ショックで寒気がする。
「これを食べて」
僕のオチンチンで作ったスープをすくい僕に食べさせようとする。
僕は精一杯こばんだ、自分のオチンチンを食べるなんてありえなかった。
「食べたらオチンチンが生えてくるから、お願い食べて!」
「えぇ!?」
とりあえず信じるしかなかった、目の前に保健の教科書の挿絵と同じ海綿体がある。
自分のオチンチンの海綿体を見ることになるなんて…まさにさっきまでカチカチになっていた部分だ。
マミと僕はこのオチンチンスープをたいらげた。
「マミ…僕死んじゃうよ…」
ガクガクと寒気が増し意識が遠のいていく。
「もう少し頑張って、ユウキ」
さっきの分厚い本を開きマミが呪文を唱えた。
「replant penile」
今度は僕の股間がボウン!と煙を上げた、、、が。
「……ない」
痛みは消え血も止まった、けど…オチンチンがない!
タマタマだけが情けなくぶら下がっている。
「えっと、3日後に新しいオチンチンが生えてくるみたい」
「3日後!?ヒドイよ!」
「でも、ヤッタぁ!」
いくなりマミが僕に抱きついてきた。
「大成功!マミは一人前の魔女になったんだよ!」
「なんでも呪文でかなえられるんだよ」
「じゃあすぐオチンチン生やしてよ」
「それはムリみたい…そう書いてあるもん」
「そんなぁ…オシッコどうするんだよ!」
「座ってするしかないかも…ゴメンねユウキ」
もうなにがなんだかわからないけど僕はマミを信じるしかなかった。
もうどうにでもなれ、と。
「愛してる…ユウキ」
「オチンチン切った責任取れよ、一生な」
「うん」
熱いキスをして2人は抱きしめあった。
新婚初夜からオチンチンを切られるなんて夢にも思わなかった。
とりあえず元通りになる安堵感ですっかり冷静になれた。
(オチンチンが生えてくるまでエッチできないのか)
さっきの初エッチを思い出したのとマミのやわらかい体に思わず興奮してしまった。
オチンチンが無くなった股間が熱い。
いろんな物を魔法で作ってはしゃいでいる真っ裸のマミに声をかけた。
「マミ…エッチしたい」
「えええっ?ど、どうやって?」
とりあえず抱き合ってオチンチンがあったところをマミのアソコに擦りつけた。
「くすぐったいよぉ」
「でも気持ちイイよ、マミ」
残ったオチンチンの切りカブが固くなっているのがわかった。
「オチンチン切ってるのに固くなるなんて、ユウキエッチすぎ!」
「そんな事言っても仕方ないだろ、さっきのエッチ気持ちよかったし…またしたいだろ?」
「うん、オチンチン生えてきたらいっぱいしよ」
「うーん、とりあえずキスしてみよっか?」
マミがオチンチンの残りに顔を近づけたのでドキドキした。
(チュ…)
マミの柔らかい唇がオチンチンを切ったトコに触れるとものすごい快感が走りイってしまった。
「あっあっ…ゴメン!」
「ひっどーい!」
まさか射精するとは思わず、マミに精液をかけてしまった。
精液を拭取るとマミがニヤリと微笑みながら言った。
「やっぱり言っとくね」
「え?」
「魔女の魔法の有効期限は1年間なの」
「え?それってもしかして…」
「うん、毎年マミの誕生日プレゼントはユウキのオチンチンで決定なの」
「ええっ!」
「マミの誕生日&結婚記念日のメインディッシュはユウキのオチンチンをちょん切ったスープね」
「そんなのひどい!」
「だって魔女だもん」
そう言いながら僕に抱きついて甘えるマミ。
そう、魔女を好きになった僕が悪いのだ。
「大人になったらコレ…私にちょうだい!」
あのときの約束どおり僕のオチンチンはマミのものになった
(完)
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投稿:2007.11.02更新:2011.08.30
あのときの約束(後編)
著者 いち 様 / アクセス 12370 / ♥ 3