チャチャチャチャチャッチャチャーラーラー
「こんばんわ。貴女の味方シークレットヘブン、司会の徳川祐輔です。」
「こんばんわ。織田真里絵です。」
「本日の商品は画期的な去勢デバイス『ナノスレイヤー』です。」
「どんな商品なの？」
「こちらです。」
　小型のシルバーのケースが映される。
「これがナノスレイヤーです。」
　箱の中には４つの部品が見える。
「使い方を説明する前にゲストを紹介しましょう。」
　大の字にはりつけられた若い男が連れられてくる。
　日に焼けた肌、引き締まった体。唯一身に着けている白ビキニの膨らみも大きい、中々
の美男子である。
「こちらは水無月　海斗さん１９歳サーファーです。あるお嬢様と付き合っていたのです
が、子供が出来たと迫る彼女に乱暴して全治一ヶ月の怪我を負わせ、子供も流産させまし
た。その為即時判決により去勢が確定し、特別賠償請求によりこの番組で公開去勢を行う
事となりました。ナノスレイヤーの実験台ですね。」
「あら、中々いい男じゃない。もてたんじゃないかしら。オチンチンも大きいみたいだし。
勃起させてみてもいいかしら？」
「是非お願いします。真理恵さん。射精させてあげてください。白い精液が出せるのは後
何回も無いので。」
「任せて頂戴。」
　真里絵はビキニの上から海斗のペニスをなぞるようにする。
　海斗のペニスはそれだけで勃起してゆく。
　白いビキニから飛び出したペニスは18cmを超えるカリの張り出した立派なものだった。
「結構立派ね。サービスしちゃおうかしら。」フェラチオをしようとする真里絵を祐輔が
止める。
「精液を採取したいのでパイズリでお願いします。」
「しょうがないわねぇ。」そう言って真里絵は大きな胸でペニスを挟むと揺すり始める。
　間もなくして海斗は射精した。その精液を顕微鏡にセットする。
「ご覧下さい。これが海斗君の精子です。」
　動き回る沢山の精子が映し出される。
「では早速商品の説明を始めさせていただきます。」
最初に注射器の様な物体を取り出す。
「これが本体です。ここに・・・」
２つある小型のカートリッジの一つを取り出すと
「セットします。」と言ってセットする。
「海斗君、ちょっと痛いですよ。我慢してくださいね。」
海斗にそう声を掛けると右睾丸に本体の先端をあてて引き金を引く。
「つぅっ。」海斗の声が聞える。祐輔はすぐにもう一つのカートリッジに取替え、もう一
つの睾丸にも同様の処置を行った。
「これで準備は終了です。」
「これだけ？大して痛がってもいないじゃない。」
「これからですよ。最後のこれの出番です。スイッチオン。」
　最後に残っていたリモコンを取り上げるとスイッチを入れる。
「う、うわあぁぁぁ。」海斗が叫び声をあげ暴れ始める。
「いきなりどうしたの？」
「睾丸の中に注入したナノマシンが暴れているんです。本来はお仕置き用の機能なのです
がこの方が去勢が早く済みますので。そのままでも一週間もすれば精子は精原細胞から破
壊されて透明な精液になるんですが今回は効果を早く見せたいので。」
　５分程経っただろうか。海斗はぐったりしている。
「真理恵さん。もう一度射精させてもらえますか？」
　真里絵は左手で激痛にすっかり萎んでしまったペニスの根元を押さえると右手で扱き始
める。間もなく元気を取り戻したペニスは再度勢い良く射精した。
　同じ様に精液を顕微鏡にセットすると今回は殆どが精子の残骸ともいうべきもので動い
ている精子はもうわずかだった。。
「すごーい。こんな短時間で済むんだ。だけど握りつぶした方が早いし確実じゃない？結
構高いんでしょう？これ。」
真里絵が本体を持ち上げて言う。
「ナノマシンの役割は精子を破壊するだけではありません。睾丸の中から刺激を与える事で
①睾丸の増大。
②男性ホルモン分泌量の調整。
③性欲の調整
の３つの機能が実現出来ました。」
「どういった利点があるのかしら？」
「まず、睾丸の増大ですが、ナノマシンが睾丸を内部から押し広げる事で実現します。
睾丸が増大する事により性欲、射精回数といった性的な能力が増大されるだけでなく玉責
めもより簡単により効果的に行えます。体内に逃げられる心配や縛り出す必要もなくなり
ます。その分、股間に足で体重をかけたり、思いっきり蹴り上げたりすると潰れる可能性
がかなり高くなるので潰したく無い場合はご注意ください。」
「どれ位大きく出来るの？」
「実験では平均一週間で一回りぐらいですね。二、三ヶ月で鶏卵位の大きさになり、陰嚢
も殆ど余裕が無くなります。この状態だと性交回数は十回程度出来るらしいのですが・・・。」
「なによ？続けなさいよ。」
「実際に測定は出来なかったんです。鶏卵大になるまで待ってから、睾丸増大期間中に性
交実験を行っている場合も性交中他に睾丸が潰れてしまってそこまで実験出来なかったん
です。」
「それはそれで面白いわね。次は？」
「②男性ホルモン分泌量の調整はナノマシンが睾丸に電気的な刺激を行うことで行います。
通常は中となっております。男らしくしたい場合は大に、逆にあまり男らしくしたくない
場合は小にして下さい。また、睾丸を増大していると自然と男性ホルモンの分泌量が増え
てくるので睾丸の増大を行いながら現状維持をしたい場合は少し小側にして下さい。」
「③性欲の調整は物理的、電気的に睾丸に刺激を与え、溜まっている、溜まっていない状
態を誤認識させます。男性は大体、一回射精すると結構満足してしまいますが、この機能
により数回射精しても欲求を維持できます。」
「確かに３回も射精すると大分やる気が無くなるわよね。」
「この効果は２週間後に海斗君で実証します。気の早い奥様はこちらまで。」
高性能去勢器「ナノスレイヤー」
値段：○○万
電話番号：ＸＸＸ－ＸＸＸＸ」
「「ご注文お待ちしております。」」