ギシギシ、ベットの軋む音。
ハァハァ、荒い息遣い。
「あっぁああん。いいわぁ。海斗ぉん。イク、イッちゃう・・・」
「いいだろう?俺のペニスは。イケよ。好きなだけ付き合ってやるからさ。」
「イクうっ・・・」女は満足げに失神する。
「これで本日三人目か。スゲエな。」
自分の、既に7発射精しているにも関わらず未だに勃起しているペニスを見下ろす。
もとより自慢の逸物ではあったが、更に大きく、立派になった気がする。
海斗は次に自分の睾丸に触れる。こちらの肥大化ははっきりと分かる。
「去勢されると聞いた時はビビッたが。却って得したかもな。俺のテクニックとコイツで
新たな金づるを捕まえて今まで以上に面白おかしく暮らしてやるぜ。もう妊娠させるヘマ
もしないしな。」
海斗はおもむろに自分のペニスを扱き始める。今日宛がわれた女は三人共失神している。
本来なら叩き起こしてでも相手をさせたい所だがいまだシークレットヘブンの管理下にあ
る為、そうも行かなかった。
間もなく射精した海斗はすっかり透明になった自分の精液を拭い去るとようやく萎えたペ
ニスを白いビキニに納め、外出すべく部屋を後にした。
ここはシークレットヘブンが用意した、いわばナノスレイヤーの精力増進効果を証明する
為の実験室であった。既にナノスレイヤーが注入され12日が経過していた。
チャチャチャチャチャッチャチャーラーラー
「こんばんわ。貴女の味方シークレットヘブン、司会の徳川祐輔です。」
「こんばんわ。織田真里絵です。」
「本日は前々回に紹介したナノスレイヤーの効果を紹介させていただきます。」
「なかなかの美男子だったからどんな風になっているか楽しみだわ。」
「では海斗君の登場です。」
壇上にスポットライトが当てられシルエットが映し出される。
ダララ、ラララン。太鼓の音が気分を盛り上げると薄い紙を破って全裸の美青年が現れる。
サーファーらしく日に焼けた肌は引き締まった体と共に勃起して天を仰ぐペニス。
以前の去勢されるとむりやり連れて来られた時とは異なり堂々とした足取りで司会者の所
まで進んでいく。
「海斗さん。ナノスレイヤーの効果は実感出来ましたか?」
「はい。見てくださいよ、コレ。撮影の為に一日禁欲してたから朝から勃起しっぱなしです。」
「まあ、可哀想に。あら?やっぱり少し大きくなっているかしらね。玉の方はっと。こち
らは確実に大きくなっているわね。ふた周りぐらいかしら。ふふっ、苦しそうね。」
真里絵は海斗のペニスや睾丸を悪戯に撫でる。
「当ったり前です。もう射精寸前なんですよ。」
「そう?もう少し我慢してね。透明になった精液を見てもらわなくちゃ。勝手に射精した
らお仕置きよ。」そう言いながら悪戯を続ける。
「イッイクっっ。」海斗は刺激に耐えられずに射精してしまった。
「あーあっ。射精しちゃった。もうすっかり透明ね。お仕置き決定ね。」
真里絵は自分の髪からヘアゴムを取ると海斗のペニスの根元にきつく巻きつけると海斗の
ペニスを扱き始める。
「痛っっ。何を?あ、あっ。」
「何ってお仕置きよ。顕微鏡が来るまで射精を強制的に我慢して貰うだけ。あと数分位か
しら。うふふ。とっても硬いわ。」
「あっ、くっ、うっ、あっああぁっ。」
「これでいいかしら?」
海斗のペニスは射精しようと激しく揺れるがきつく締め付けられている為、いまだ先走り
も見えない。
海斗は必死にペニスからヘアゴムを外そうとするが焦っている状態ではきつく食い込んだ
ヘアゴムを外すには至らない。
顕微鏡が用意され射精が許されたのは数分の後であった。
「これが現在の海斗さんの精液です。」
アップで映された精液にはもはや射精の勢いで出てきたわずかなナノマシンしか無かった。
海斗は脱力して床に大の字で寝転んでいた。
ペニスはまだ勃起している。
「すごいですね。まだ勃起したままです。」
「そうね。でも・・・海斗クンには可哀想だけどオチンチン付きでの最後の射精という事
にさせてもらうわね。」
「な、なんだよ。ナノスレイヤーで終わりじゃないのかよ。」
不穏な台詞を聞いた海斗は慌てて起き上がろうとする。
が、その隙を逃す真里絵ではなかった。無防備な股間を鋭く踏みつける。
「ぐっぐあぁぁっ。」海斗が仰向けに股間を押さえてのた打ち回る間に用意は進められる。
海斗が我に返ったのは両足に足枷がつけられた後であった。
「スイッチオン。」
海斗は仰向けだったが足を引っ張られる途中でうつ伏せにされ磔台まで引き寄せられる。
シークレットローズの定番商品の電動式磔台だった。
「これは改良型です。三本のベルトを追加する事により、拘束力が増しています。」
祐輔はベルトを外すと前屈みで股間をガードしている海斗の両脇にベルトを通し、磔台に
固定する。
「ご覧下さい。」祐輔がスイッチを入れるとベルトが締め上げられる。
海斗は無理矢理直立の姿勢にされるが自由になる両手で双玉を守ろうとする。
だが、真里絵の目標は違った。
「こちらの商品はナノブレイカーとなりまーす。」
巨大な鉛筆キャップの様な物体を取り出すと海斗の勃起したペニスに被せる。10cm程度の
その器具は海斗のペニスの半ばまでを隠す。
「えいっと。」
「うわぁ?」目を瞑って声を上げようとした海斗であったが拍子抜けした様に股間を見下
ろす。
「何をした?」
「ナノマシンを今度はペニスに注入したのよ。ペニス以外の場所は大丈夫だから安心して
?」
祐輔はその隙に残る両腕に手枷を付けて大の字に貼り付けた。
「ナノブレイカーの商品説明をさせて頂きます。簡単にいうと組織を限定した、細胞の暗
殺マシンといった所でしょうか?最小限のダメージで細胞を殺します。だから組織が死ん
でペニスが機能しなくなっても見た目は今まで通りに保てるんです。」
「つまりナノブレイカーを起動すると見た目はこのままで触っても何も感じなくなるのね。」
「そうです。酸化や防腐効果もあり、血液をシリコン状にする事で触感も冷たくなる程度
の差になります。時間はっと。そろそろナノマシンも行き渡ったかな?焦らずナノマシン
を行き渡らせないとナノマシンの効果が適切に反映されない可能性があるので気をつけて
下さいね。スイッチオン。」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ。」海斗の口から凄まじい絶叫が迸る。海斗は気絶した。
ぺちぺち。
「海斗クン。大丈夫ですか?目を開けてください。」祐輔が海斗に声を掛ける。
海斗のペニスは勃起したまま。
海斗が目を覚ます。
「うふふ。良かった目を覚ましてくれて。折角だから見ていて貰いたくて。」
真里絵が海斗のペニスの根元を掴む。
海斗は愕然とした。確かに真里絵にペニスを掴まれているのに・・・ペニスに何も感じな
い。下腹に手が触れる感触はあるのに。
真里絵がペニスを引っ張り始めるとペニスが引き抜かれていく。
相変わらずペニスには感触が無い。下腹からペニスが引き抜かれる感触しかしない。
真里絵の手には海斗のペニスがあった。普段は見えない、体内にある部分まで。
「商品の注文はこちらまで。」
高性能去勢器「ナノスレイヤー」
値段:○○万
ペニス標本作成用「ナノブレイカー」
値段:△△万
電話番号:XXX-XXXX」
「「ご注文お待ちしております。」」
-
投稿:2007.11.25
シークレットヘブン②~悪魔のたくらみ
著者 ふう 様 / アクセス 15759 / ♥ 0