「お前の父ちゃんは、連帯保証人になっててな。」
学校帰りに、いきなり拉致され、ビルの一室に連れ込まれた拓哉は、そんな言葉を浴びせられていた。
「で、父ちゃんのトモダチが飛んじゃったって訳。おめえは、五千万からある、借金のカタなんだ…よっ!」
男は、言うなり、椅子にくくりつけられた拓哉のズボンを、下着ごとむしり取った。
「おめえ…まだ14だったな。」
男は、まず拓哉の陰茎を握って、言った。
「結構デカく育ってるな…まだ皮はムケちゃいないが。…こいつが百万だ。」
次に、拓哉の睾丸を、二つとも握り絞めて言った。
「これが二つで…三百万。合計四百万だ。」
拓哉は、男が何を言っているのか分からなかった。
「おめえのチンボとキンタマは、借金のカタに、チョン切られるんだ。」
男の言葉に、猿轡をかまされたままの拓哉の顔から、血の気が引いた。
「世の中にゃあな。男のチンボをチョン切るのが趣味っていう奴がいてな。いくら金を出してでもやりてぇんだよ。おめえはそいつに買われるんだ。」
がたがた震える拓哉に向かって、男は続けた。
「安心しろや。やるのは金持ちの奥さんだ。美人だぞ。…で、チョン切り終わったら、おめえは奥さんの病院で手術されて女になる。奥さんはお喜びになるぞ。おめえみたいな綺麗なガキをチョン切れるんだからな。」
拓哉は、泣きながら男の言葉を聞いていた。
拓哉は、全裸にされ、ベッドにくくりつけられていた。
婦人は、確かに美しい女性だった。
彼女は、手にしたくるみ割りで、拓哉の右の睾丸を挟み…
一気に、握り締めた。
拓哉は、悲鳴を上げた。
だが、気絶はしない。
腰から下は、麻酔を施されている。
ただし、感覚がある程度の。
拓哉の右の睾丸は、あっけなく潰れた。
「左のほうは…」
婦人は、拓哉のもう一つの睾丸を掌にとると、乱暴に揉みしだき、柔らかくなった頃合を見計らって、握りつぶした。
拓哉は、またもや絶叫する。
「綺麗なおちんちん…大きいし。でも、タマタマちゃんがないんですもの。あなた、可愛いから、女の子になっても大丈夫よね。」
婦人は、痛みにもだえ苦しむ拓哉の陰茎を目一杯引っ張ると、付け根にナイフを当てがって、一気に掻き切った。
「さあ、おちんちんも切っちゃったし、タマタマももう無いし…私の夫に、女の子にしてもらいましょうね。女の子になったら、残りのお金も、すぐ払えますよ。」
婦人は、拓哉に、たった今切り取ったものを見せながら、引導を渡した。
「良かったわね。親孝行ができて。でも、女の子が拓哉じゃおかしいわね。…そうだ。百合香ちゃんなんていいんじゃない?ねぇ、百合香ちゃん。」
言い終わった婦人は、ゴミ箱のペダルを足で踏んで蓋を空け、手にしていた、拓哉の体の一部を放り込んだ。
「ほう。この子が百合香ですか。」
拓哉…今では百合香と呼ばれている。は、全裸にされて、自分の新しい主人になる、紳士の前に引き出されていた。
その首には、首輪が付けられており、夫人が手にしたボタンを押すと、電気ショックが走る。
だから、抵抗はおろか口答えも許されない。
「胸はまだ膨らんでいないんだな。」
「ええ。体も心も買い手側の好みに合わせて、染め上げて頂く楽しみを大事にする、と言うのが、うちのやり方ですから、まだホルモン注射も、女の子の躾もしておりませんの。…心は男の子のままなのに、女の子として調教される屈辱を味あわせる。性転換させられた商品をお買い上げになる方は、その楽しみを満喫できますのよ。こればっかりは、本当の女の子では楽しめませんわ。」
紳士の問いに、夫人が返した。
「しかし、本当についこの間まで男の子だったのかね?」
「ええ。つい一か月前まで、おちんちんもタマタマもありましたの。確かめて見られますか?」
夫人に言われた紳士は、いきなり百合香の右足を担ぎ上げた。
「ほう…本物の女性と変わらぬようだが。」
百合香が、小さな悲鳴を上げた。
女性器の中に、紳士が指を入れたのだ。
「ほら…子宮が無いでしょう。」
百合香は、体の中をこね回される苦痛と恥辱に、涙を流し続けていた。
つい一か月前まで、確かに自分は男だったし、その事を疑っても見なかったのに。
何故!?何故こうなったんだろう。
そして…
もう、自分は男じゃないし、男に戻れないんだ!!
「おっぱいはどうなさいますか?
百合香の恥辱を無視するかの様な夫人の問い掛けに、紳士は返した。
「百合香ちゃんがすっかり気に入った。特別大きなおっぱいにしてくれ。シリコンを詰められるだけ詰めてな。…だが、その前に。」
百合香が、ひときわ大きな悲鳴を上げた。
その女性器の中には、紳士の人より大きな陰茎が、付け根までねじこまれていた。
激痛と恥辱に泣きわめく百合香を、紳士はがっちりと組み伏せて、耳元でささやいた。
「いいか。今からお前は私の物だ。逆らおうなどと言う気持ちなど、これっぽっちも起こすなよ。逆らうとどうなるか…分かっているだろうな。」
紳士は、元少年を自分色に染め上げてゆくことへの味を、一気に覚えたようだった。
百合香は、その瞬間、自分が一生愛玩物として扱われるのだと、自覚したのだった。
サルベージしたものに手を加えました。
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投稿:2007.12.02更新:2011.08.10
拓哉の運命
著者 真ん中 様 / アクセス 23111 / ♥ 9