幻の国
東方の国に女のみの国があったという。
その国が建国したとき、3条の誓いを立てたという。
ひとつ 男は14歳で自らペニスを切ること
ふたつ 自らペニスを切らなかったものは公開処刑
みっつ ペニスは毎年6月の祭りで切ること
女の国になぜ男に対してこのような情けをかけたかというと、生殖ができなくなるからだ
国の存続には生殖活動は書かせない。そのため、ペニスを14歳で切るまでに生まれながらの女性と性交をし、子供を作るのが習わしだった。
この国で生まれた男の子は出産当時から乳ではなく馬の尿を与えられる。馬の尿には体を女性化させる力があるとして、それは神の水と呼ばれていた。
ここにトモという男の子がいる。背は小振りで足は細く色が白い美少年だ、このトモは今年14歳になる。そう、男を放棄し女に生まれ変わる日が来るのだ
6月10日シンの町、町は朝から動き出していた。一年に一度の祭りである。
秦の町では今日645人の男の子が女の子として生まれ変わる。そして、ペニスを切ったものだけに戸籍が与えられ、市民となれる。
トモのもとに女性省から同い年の女の子がやってきた。
「トモさん、あなたは今日自らペニスを切り落とし、女性として生まれ変わることを誓いますか。誓うならサインを、誓わないなら今日の正午までに国を出るか処刑を哀願するかどちらかです」
「私はペニスを自ら切ります」
ここでペニスを切らないものはほとんどいない。それほどまでにこの国の女性か教育はペニスを憎むものであった。
「わかりました。ではこれを」
番号14番 正午 中央広場聖マリア聖堂でペニス切断会をおこないます。
手紙にはこうかかれていた。
聖マリア聖堂 正午
司教 「これより、ペニスに切断を男児645人に神の命令とし法にのっとっておこないます」
檀上で司祭があいさつした後、すぐに最初の男の子がペニスを切断した。
順番はせまってともの番になった。
ペニス切断の儀式は遂行なるこの国の儀式である。, , , ,
トモは衣を脱ぎ、檀上の上でペニスをしごき始めた。これは自分が男としてうまれた罰とし、ペニスを根元から切ることを協会のものに約束するしるしである。
次に冷水にペニスをつけ、身をしめる。そしてペニスに白い面の布を巻き、きつく根元をひもでしばった。
最後にペニスを切っても命を失わないようにペニスを塩で清め、なたを振り落とす。
ガン、ペニスの上に鈍い音が走った。半分まで切れたペニス。トモの体が寒くなる。
もう一度 ガン、鈍い音、そしてペニスが根元からはなれていった。
次に休む暇もなく睾丸の切断に入る。しかし、トモは痛みのあまり動けなかった。そして、見学者が痺れをきらし、彼の股間めがけて蹴りを、そして石で何度も何度も股間をたたいた。睾丸をこうやって潰してやるのだ。
トモはふらふらになりながらも見学者の協力もあって無事にペニスを切ることができ、泣いてよろこんだ
すべての男児のペニスが切り終わると祭りが始まる。
切り取ったペニスは村のすべての女性の膣に含まれたあと、大鍋で煮られ、この世で一番邪悪で汚い動物豚の餌になる。そして、ペニスを切った男児は踊りを踊って倒れるまでいわったそうだ。
トモはその後町一番の美しい偽女性とし、多くの少年のあこがれになったそうだ
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投稿:2008.08.25
幻の国
著者 トモ 様 / アクセス 22940 / ♥ 4