ttp://www.eunuch.org/
アーカイブから"Cheerleading Scholarship" By: Unknown(...になってるけど本文中ではby: WB Pine)
[陰茎][睾丸]
ダニーは高校を卒業したところで、大学に進めないことに落胆していた。彼は信託基金頼りの未亡人の母親と一緒に暮らしていて、学費を賄う余力はなく、かといって生活保護を受けられるほどでもなかった。おそらく低賃金の職で働かねばならないだろう。もしかすればいつか夜間学校に通うことも出来るかもしれないが。
ダニーはほっそりした身体と、まっすぐV字に伸びる丸い脚を持っていて、思春期前の少女のようだと言えなくもなかった。さらにまずいことに、母親は彼にバレエを学ばせた。惨めな学生生活の埋め合わせをするかのように、ダニーはバレエに打ちこみ、とてもしなやかな体を身に付けていった。彼は一度この道を極めれば、周囲の嘲笑も拒絶も無意味になると信じていた。まだ童貞だという屈辱も、初体験さえ済ませてしまえばきっと消えてなくなる。
ダニーの母親がリビングに彼を呼んだ。そこでダニーは、真っ赤なスーツと黒い革のブーツ、袖口の中まで伸びる黒の革手袋に身を包んだ女性が母親といるのを見た。彼女はある有名女子大学を代表してダニーを勧誘しに来ていた。「私達はあなたの成績とバレエの経験に大変感銘を受けました。我が校は先進的な女子大で、男性達にもふさわしい立場が与えられるべきだと思い、その為あなたのような人材を招きたいと思っているのです」
「そりゃあ嬉しいですけど」ダニーは答えた。「でもお金が無いですよ。そんなお嬢様大学、正直お話になりません」
「私達は全額奨学金制度と賄い込みの下宿寮を用意できます。我が校のフットボールチームの応援団に所属してもらう条件がつきますけれど」
「応援団? 僕はそんなの…待ってください、フットボールチーム?」
「聞いたことが無くても仕方ありません。女子フットボールチームの存在には様々な障害が多いのが現状です。特に男子チームをことごとく打ち負かすとあってはね。しかし、私達は耐えて見せますとも。いつか私達の強さを誰も否定できなくなるときが来ます」
「それで、チアガールの応援団もあるんですか?」
「チアガールではありません。スカートやポンポンもありません。チアボーイなんです。スパンデックスとハイキックのね。あの足並みはロケット顔負けですよ。でも、あなたの練習は来年の春からで構いません。それまでの時間で…まあ、大学生活に慣れてもらおうと思いますので。シーズンが始まる前の秋のフットボール壮行会にだけは参加してもらうことになります。入団式みたいなものですね。いつも盛り上がるんですよ」
「それで、ちょっと確かめさせてもらってもいいかしら? あなた、両足を肩の後ろまで回せる?」
ダニーはカーペットの上に座り、右足を肩の後ろに回した。そして、続けて左足も。彼は睾丸が潰れないように身じろぎしたが、その軟体芸自体は簡単にやってみせた。
「完璧だわ…」彼女は不気味な呟きを洩らした。
−−−
ダニーの大学生活最初の月は思った以上に大変だった。講義のスタイルは理論的というよりも感覚的でとりとめがなく、女性の物の考え方に沿っていた。こうなると応援団の練習が春から始まるのは賢いやり方だと彼は思った。その頃にはこのタイプの考え方にも慣れ、勉強だけに時間をとられることもなくなっているだろう。彼は女子トイレにも慣れる必要があった。もちろん個室の中なのだが出るものも出ない。しかし、女子と同じトイレを使わなければいけなくなるとは、誰も教えてくれなかった。
ダニーは図書館に向かう途中のホールで、ある娘に呼び止められた。「ハロー、あなたダニーね?」
「ああ、うん。そうだけど」ダニーは彼女の美しさと背の高さに度肝を抜かれた。波打つ濃い髪に、明るい瞳と魅惑の微笑がついてくる。彼女は茶色のタートルネックにベレー帽を合わせ、プレードスカートと茶色いレースのブーツでそろえていた。
「私はリズ。フットボールのチームにいるの。これからよく会うことになるわ」二人はお互いをもっとよく知るためにカフェテリアに行くことにした。リズは今のクォーターバックが今年で卒業するので、代わりに自分が入る予定だと説明した。「だから、私はあなたの応援団のお披露目のときにちょうどQBになるわけよ」
「なんで僕がチアリーダーになると思ったんだい?」
「ここの男子はみんなチアリーダーよ。もしくは入団予定者。チームの男の子には全員あったことがあるし、今年の新入部員はあなただけだもの」
「ああ、なるほど。そういえば、どうやって君QBになったの? 高校でずっとフットボールをやってたとか?」
「ええ、フットボールはやっていたわ。でもだからってわけじゃないの。決め手はね、私が女子柔術の地区チャンピオンだったこと。チームの女の子はみんな柔術を習っていたのよ」
「ああ、アレだな。柔よく剛を制す、とかいう」
「その通りよ。でもあなたきっと柔道のこと考えてるわね。柔術はもっと過激よ。関節技も使うし、絞め技も有効だわ。私も男子の肩を外したことがあるもの。ホンネをいうと私って負けず嫌いなのよね。とくにすごい応援なんかされると張り切っちゃう」
「はいはい、僕もしっかり頑張りますよ!」ダニーは彼女が何を思っていたのかは考えず、この少女の力になれることだけを喜んだ。
ダニーとリズは良い友人となり、一緒に沢山の時間を過ごした。
−−−
ダニーは応援団の男性陣に会うために、練習場を見に行った。全員が彼のようにすらりとした体つきで、奇妙な子供っぽさがあった。何人かは確実に成人しているはずなのだけれども。彼らはバギーパンツに本番用の靴を履いて練習をしていた。ダニーはそこを不思議には思わなかった。ダンサーはよく本番で履く靴で練習をするものだ。ダニが驚いたのは、その靴がレースのついた膝丈で白ビニールの厚底ゴーゴーブーツだったことだ。それに暗い色のレースと輝く白ブーツのコントラストがものすごく、さらには前ラインが鮮やかな赤だった。かなり奇抜な組み合わせだ。
団長が録音してあった音楽を流し、彼らは踊り始めた。ダニーは洗練された踊りに釘付けになった。彼らは複雑なパターンを完璧な時間配分で動き回り、ハイキックを繰り出した。そのキックは本当に高く大きな動きで、まっすぐ突き出された後、円を描いて交差していた。その時には、素早く振り上げた脚を、ゆっくりまわすのだ。チームは軽々とやって見せていたが、ダニーにはそれがどれほど難しいことかがわかっていた。ダニーは、彼のバレエの訓練に比べれば、チアリーディング程度はたいしたことはないと思っていたが、今では自分がついていけるか不安になっていた。彼らは最後にお互いの腰に腕を回して、古典的なキックラインでじっくりハイキックを披露してから、バラバラに別れて終わった。
ダニーは団長に賞賛の言葉を送り、同じように出来るか不安だと語った。「もちろん大丈夫だよ」団長は答えた。「キミの体は充分柔らかいし、選手の好みのタイプだからね。ホントに重要なのはこっちさ」
「どういう意味ですか?」
「観客を盛り上げるのはオマケさ。僕らの本当の仕事は選手を興奮させて、それから、勝ったときにはロッカールームでエッチなゴホウビになるんだよ」
ダニーはこの爆弾発言に固まった。
「僕はもう慣れちゃったね」団長はダニーの反応に気づいて続けた。「この学校の外では普通じゃないってことをすぐ忘れちゃうんだよ。いろんな事をね…うん、まあなんでもいいさ。僕が選んだ道だ、チアリーダーとして、チームのためになるならなんだってやるよ」
ダニーの頭にあるのは、ついに童貞卒業の日が来るということだけだった。それも、もしかしたらリズと! 信じられないくらい良い話だった。ダニーは舞い上がっていたので、団長が複雑なまなざしでダニーの興奮を眺めていることに気づかなかった。
−−−
フットボール壮行会の日がやってきた。学園中の女子学生が大会を見に来るか、参加するかしていた。試合場の観客席が全部開放され、彼女達のブーツの足音(全員ブーツ?)が席が埋まるごとに大きくなっていった。会場の端にはユニフォームを着た選手達が折りたたみ椅子に座っていた。反対側の端には女性教諭達がいて、ダニーの母親も一緒になって優先的に前の席に入れてもらっていた。彼女は淡いブルーのビーズセーターを着て、プリーツスカートに合わせた帽子と小さな革手袋をつけていた。
アリソンは壮行会の実行委員の一人だった。ストレートの茶髪に赤いTシャツを着ており、足元は青のミニスカートに青のビニールブーツだった。彼女はとてもハイテンションで、壮行会でどんな役目をするのか知らないダニーにもそれが伝染していた。その隙に彼は下着なしで黒いタイツをはくことを命じられた。
「ノーパンで、って本気で言ってるの?」
「ええ、そうよ」アリソンは答えた。「アタシ達、敵のクォーターバックの処刑ごっこをするんだけど、あなたの役目はその敵…」
「それ処刑『ごっこ』なんだよね」ダニーはフットボールの壮行会で人形が吊るされたりするのは聞いたことがあったが、それは生きた人間ではないはずだ。
「落ち着いて」アリソンは笑った。「誰もあなたの首を吊ったりはしないわよ。アタシ達はあなたを上下さかさまにして、作り物の腕と頭のついた着ぐるみをかぶせるの。あなたのお尻が肩パッドね。黒タイツとノーパンはその為よ」
コロのついた着ぐるみの一部がテーブルの上に乗っていた。アリソンの手を借りてダニーは中へ入り、足を引っ張り上げて肩の後ろに回した。尻が着ぐるみの一番上に出て、頭が底の車輪の間に来る。アリソンは彼をしっかりと縛りつけ、それから予告なしに口に猿轡をはめた。ダニーは驚いたが、好きにさせることにした。
アリソンが着ぐるみの着付けをしている間にダニーは応援団のメンバーが入ってくるのを見た。彼らのユニフォームを見たのはこれが初めてだった。彼らはダニーも見覚えのある白のゴーゴーブーツを履いていた。濃いレースに赤ライン。似たようなきれいなナイロンの手袋も付けている。それが肌に密着して輝くライクラ(※)製スパンデックスの黒いボディースーツをくっきりと際立たせていた。そのボディースーツがダニーの目を引いた。特にその股間の辺りが。恐ろしいことに、ダニーはチアリーダー達が全員去勢されていることに気づいた。滑らかな丸い隙間が脚の間にあった。ひっくり返した完璧なU字型だ。明らかにサオも、タマもフクロも、きれいに完全に取り去られていた。輝く黒の生地がその効果を強調していたので、離れた場所からでもこの青年達が全員完全に去勢されているのは、はっきりとわかった。
音楽が始まり、チアリーダー達がダンスを始めた。その演技を見て、ダニーは新たに鳥肌が立つのを感じた。全ての動きが、全てのキックが、全ての開脚が、中身の抜かれた股間を見せびらかすのだ。そして彼女達はそれを見て喜んでいる! 青年達が脚を広げるたびに歓声と荒い口笛が響いた。彼女達は明らかにこの若い去勢された男達の姿に興奮しており、このチアリーダーのダンスは、そんな彼女達へ見たいものを全部見せる為に作られているのだ。
ダニーはその光景から目を外したのは、アリソンがピンクの台所用ゴム手袋を身に付けたのに気づいたからだ。彼は完全に着ぐるみの中に閉じ込められていたが、目だけは底の方から覗いていたので、はっきりとまわりが見えた。両側に(トム・サーボ(※)みたいな)バネ仕掛けの腕が突き出していたが、頭がついていなかった。アリソンはハサミを取り上げ、ダニーのタイツの股間に切り込みを入れると、手袋をはめた手を中に突っ込んで、彼のペニスと睾丸を取り出した。ダニーは冷たいゴムに大事なところをつかまれて身を震わせた。アリソンはそれを興奮と勘違いした。「あなたも楽しみでしょ?」彼女は言った。「男の子がチアリーダーになるのって、何度もできることじゃないもんね」最後にアリソンは、小さなナイロンの軟らかいアメフトヘルメットを彼の陰嚢にかぶせた。そして、おもちゃの目を睾丸に貼り付け、ペニスをグロテスクな鼻のように整えて着ぐるみの頭にした。
アリソンは、ダニーを着ぐるみごとひっくり返してコロで立たせ、彼女の出番を待った。上下がさかさまになってもダニーの視界は開けていた。着ぐるみはマンガのようなクォーターバックのキャラになっていた。ダニーはもがいてみたが、着ぐるみの腕が揺れて、グルグル回る目がコメディ調の怯え顔を作るだけに終わった。「それ、いいわね」アリソンが言った。「舞台に出たら、ずっとそれやっててちょうだい」
出番が来て、アリソンはダニーを舞台へ転がしていった。観客の少女達はおどけた人形をかん高い叫び声で出迎えた。選手や教諭達も興味深げに眺める。チアリーダー達だけは、おとなしくサイドラインに並んでいた。リズが席から立ち上がり、偽のQBに近づいて、ピンクのゴム手袋をはめた。アリソンがリズに、T字の取っ手で内側に刃のついたフック型の金属ナイフを手渡した。アリソンはスポンジを消毒剤の溶液に浸し、まずナイフを拭いてから、ダニーの陰茎と陰嚢の付け根をぐるりと清めた。アリソンはダニーの後ろに回り、スポンジを再び濡らして待った。ダニーが本気で怯えるのをあざ笑うかのように着ぐるみが踊る。リズはダニーの前に立つと、刃の調子を確かめながら、目の前のふざけた人形を眺めた。少女達が声を合わせて叫んでいる。「切り落とせ! 切り落とせ!」ブーツの足を踏み鳴らして、ドンドン(切り落と)パン(せ!)、と手を叩く。リズはダニーの性器に手を伸ばすと、ピンクのゴム手でしっかりつかんで、体からぐいっと引き伸ばし、曲がった刃をあてがった。彼女達は息を呑んで押し黙った。会場から物音がしなくなる。リズは唇を舐めて、刃を滑らかに引いた。鋭い刃が肉を切り裂く音が、ハッキリと会場内に響き渡った。ダニーは、サオとタマとフクロがきれいに切り取られる全ての動きをしっかりと感じ取った。リズがダニーの男性自身を取り上げると、ダニーはペニスの切断面と飛び出た輸精管がハッキリ見えた。ダニーはブルリと身体を震わせた。そして、まるで切断でオーガズムに達したかのように、血が一筋傷口からほとばしった。着ぐるみの腕が、無くした頭を探すかのように揺れた。
リズはトロフィーを血のついたナイフと共に高く掲げて、少女達は耳をつんざくような大歓声を上げた。彼女が会場内を練り歩いている間に、アリソンが濡れたスポンジをダニーの傷口に押し当て、一度出血を止めた後、あふれた血を拭き取った。ダニーはアリソンが傷口を縫合するのを見ることができるくらいに回復した。彼はいまだにおとなしく立ち続けるチアリーダーたちの足元にチラリと目をやり、そして彼らのゴーゴーブーツを見た。その瞬間、彼はその白いビニールブーツと濃い色のレース、そして赤いラインが、彼の縫合された去勢の傷跡に似せてあることに気づいた。二つのイメージが彼の頭に焼け付き、離れなくなった。
ダニーは突然、母親が今見た光景に驚愕しているに違いないと思い当たった。もしかすると、気を失っているかもしれない。ダニーが彼女のいるほうに目をやると、彼女は拍手をしながら誇らしさに満ち溢れ、教諭達から賞賛を受けていた。そして、息子がこちらを見ていることに気づくと、手袋をはめた手を唇に押し当て、投げキッスを送った。
アリソンはダニーの切り取られた股間の傷を縫い終わると、床から血を拭き取った。リズが行進を終えて戻ってくると、アリソンはダニーを連れ出した。音楽が再び始まり、ダニーの仲間の宦官達がフロアに飛び出した。そして、手袋をはめた手をお互いの腰に回し、少女達が音楽にあわせて手拍子を打つ中で、ゴーゴーブーツを高く蹴り上げ、生まれ変わった股間を見せびらかすダンスを踊った。
−−−
ダニーの練習が始まったのは次の年だ。彼の股間はまっすぐ縫われた傷痕と尿道だけを残してきれいに直った。春には彼はチアリーディングの動きを全て覚え、夏の間に完璧なハイキックを練習した。
リズはそのシーズンのQBとしてのデビューを勝利で飾り、アウェイでありながら相手チームに36対0の屈辱を与えた。ダニーの開脚とハイキックが、今まで見たどんなチアリーディングよりも、彼女を奮い立たせたのだ。
ゲーム終了後、選手達は裸でロッカールームのベンチに座り、それぞれ宦官のチアリーダー達から良く仕込まれた口淫を受けていた。まだ膝を突いていなかったのはダニーだけだ。彼はリズの前で手袋をはめた手を背中に回し、ゴーゴーブーツを大きく開いて、完全な逆U字の股をさらしていた。その前日に、新入りのチアリーダーが去勢されたのを見ていたときと同じ姿勢だ。リズはベンチに裸で座り、唇を舐めながら、輝く黒いユニフォームに包まれた身体に、特に滑らかで丸い、脚の隙間に見とれた。リズはダニーのゴーゴーブーツに手を伸ばし、そこから彼の去勢跡まで指を滑らせた。そして後ろにのけぞり、脚を広げた。ダニーは彼女の前にひざまずき、その陰唇に唇を押し付け、彼女をゆっくりとクンニの快感へ導いたのだった。
−※訳注−
ライクラ ・スパンデックス(伸縮素材)の商標。ホッチキスとステープラーの関係。
トム・サーボ ・子供向け科学番組に出てくる近未来ロボット。
-
投稿:2010.10.25更新:2010.10.25
応援団奨学金 By: WB Pine
著者 訳:自称清純派 様 / アクセス 13995 / ♥ 79