契約
年収2、000万円の仕事と聞いて、久雄は条件を書いた契約書に即座にサインした。
条件としては就業するまでに身辺整理をすること以外、特に問題となることも無いと思ったし、消費者金融に残っていた450万円という借金も全て新しい雇用先が支払ってくれるという願ったり叶ったりの条件だった。
4月1日集合場所に指定された品川埠頭に行くと、契約の時に居た女が待っていた。
「時間通りね、仕事の内容は理解しているわね。」
久雄はニヤリと笑いながら「女を俺のこれで悦ばせることだろう?」と股間を指さしながら答えた。
「その通りよ、でもお客様を本当に満足させる体にはなってもらうわよ、良いわね。私は貴方がお客様を本当に悦ばせる様にトレーニングするトレーナーよ。」
女は久雄のテクニックを経験済みだったし、契約を決めたのも久雄の(物)に満足したからだった。
それでも更にトレーニングが必要だというのは余程のお客が付いているのだろうと久雄は思った。
女は久雄に目隠しをすると、クルーザーに乗船させ、クルーザーはかなりの速度で二時間ほど航海し、島の桟橋へと着いた。
久雄には場所の見当も付かなかったが、立派なビルの中にベット完備の個室が与えられた。
「そこのウエアーに着替えたら、突き当たりのトレーニングルームにいらっしゃい。」
女は久雄に言い残すと、先にそのトレーニングルームへと消えていった。ウエアーといって渡された物はガウンといった方がよい代物だったが、肌触りの良い高級品だった。着替えを済ませてトレーニングルームのドアを開けると、女が下着姿で待っていた。
「貴方も脱いで。」
部屋にはマッサージベッドのようなものと、ダブルベッド、それと様々な器具やタオル類が載せてあるワゴンが置いてあるだけだった。部屋の片隅にはシャワールームがあるものの、多少殺風景な感じが久雄にはした。
「パンツも脱いで裸になったら、シャワーを浴びてこのベッドに俯せになるのよ。」
女はマッサージベッド指さしながら言った。久雄は言われるままに全裸になるとシャワーを浴び、そのベッドに俯せになった。俯せになる時気が付いたが、ベッドの腰の辺りに小さな穴が開いていた。
「その穴に貴方のペニスを入れるのよ。」
久雄は既に半立ちになっていたペニスを穴に差し込みながら俯せになった。顔が当たる部分には窪みがあり、床が見え鼻もベッドには当たらない工夫がしてあった。
「これもトレーニングかな?」と言いかけた久雄の手足が固定された。
ベッドに仕掛けがある様だった。柔らかな固定具だったが久雄は身動き出来なかった。女はローションを久雄のアヌスに塗り付けるとアヌスマッサージを始めた。
「気持ち良いでしょう。ほらペニスがビンビンになっているわよ。」
女は幅の狭いベッドの上では右手で久雄にアヌスをマッサージしながら、左手ではべッドの下に突き出た久雄の亀頭を撫でていた。
「アヌスが柔らかくなってきたみたいね。」
十分間程アヌスマッサージを続けていた女は久雄から離れるとワゴンの上の器具を取りに行ったようだった。このままマッサージを続けれらていたら爆発しそうだった久雄はホッとしたが、それはここでのトレーニングの始まりでしかないことにすぐ気が付かされた。女は何か器具を持ってくると、先ずガラス瓶をベッドの脇に取り付け、ガラス瓶の口が久雄のペニスの先端にくるように調節した。ベッドの下しか見えない久雄には何が始まるのか解らなかった。女は別の器具を久雄のアヌスに当てるとそのまま押し込んだ。
「うーーぐぅ」と声を上げた久雄にかまわず女は無言のまま器具を押し込んだ。
「アヌスマッサージで柔らかくなっているから、痛くは無いはずよ。むしろ気持ち良いいでしょ。もっと気持ち良くするわね。」
女はアヌスに突っ込んだ棒状の器具のスイッチを入れた。
「ぐはーっつ」
久雄は即座に大量射精し、その精液は全てガラス瓶に放たれた。
「ね、気持ち良かったでしょう。これはね、直流式搾精棒と言ってね精液を絞り出す機械なの。前立腺に直接電気刺激与えて絞り出させるのよ。女の私には解らないけれど、射精する時って気持ち良いんでしょう。これを使うと一滴も精液は体内の残らないんだってよ。」
女の言うとおりだった。久雄は生まれて初めてと言って良い快感のうちに射精していたし、一滴も残っていないと言われても仕方がない程大量の精液を放出していた。それは女が回収したガラス瓶を見れば一目瞭然だった。いつの間にか拘束具は外れ久雄はベッドの上座らされ、女は射精したばかりのペニスを掴むと尿道に残っていた精液を更にしごく様にガラス瓶の縁に擦りつけた。最後の精液がガラス瓶の壁面を流れ落ちると、女は蓋をした。
「これだけ大量に出ると精液って温かいものだと解るわね。7〜8CCあるわね、多い方よ。」
と女は満足げに微笑んだ。ガラス瓶をワゴンの上に置くと女は下着を脱ぎ捨てて久雄を大きな方のベットに誘った。久雄もいよいよベッドでのトレーニングが始まると思い、ベットにむかって気が付いた。女の股間は無毛だった。女と前回ベットを共にした時は黒々とした飾り毛が有った筈だった。
久雄の視線に気が付いた女は、
「あ、これね。貴方のトレーニングが始まるので剃ったのよ。トレーニングが終わる頃までには又元の様になるわ。そういえばトレーニングの内容を話してなかったわね。これからそうねぇ〜三ヶ月ぐらいの間毎日朝晩二回あの搾精棒で貴方の精液を搾り取るのよ。その後は筋肉トレーニングと貴方のここを私が鍛え上げるのよ。私の陰毛が生え揃うまでには貴方は超一流のドールとなるわよ。」
と言いながら女は久雄の睾丸をマッサージし始めた。
「これはね回春マッサージと言ってね、疲れた睾丸に元気を与えるの。それにこのタマタマを大きくする効果もあるのよ。」
女の指先は巧妙だった。あれほど大量の射精をしたにも関わらず久雄のペニスは忽ちのうちに今まで以上に大きくなった。たまらず久雄は女をベッドに押し倒し挿入しようとした。
「待って、後で勿論入れてもらうわ。その前にトレーニングの内容を説明させて。搾精した貴方の精液は冷凍保存させてもらうの。貴方の子孫が必要になった時のためにね。何故かというと、貴方はトレーニングが終わったら断種されるからよ。」
久雄には理解出来なかった。女は説明を続けた。
「貴方はお客様の女性達を妊娠させてはいけないし、心から楽しんで頂くためには貴方の妊娠させる能力を無くさせないといけないの。契約書にも書いてあったし、貴方もサインしたわよね。」
確かにそんな内容が書いてあったような気もする。
「貴方はお客様に断種されるのよ、でもね子種は残るのよ、この搾精棒で取り込んだ精子でね。説明はこの位にして早くコレを入れてちょうだい。」
女は睾丸マッサージを続けて大きくなった久雄のペニスを握って彼女の穴に導いた。断種の内容が今一つ理解出来ないまま久雄は女と一つになった。明くる日からも女は搾精とベットでのトレーニング、睾丸マッサージを続けた。搾精された後のベットでの女との性交では勿論射精などする訳は無かったが、トレーニングの成果は確実にあがり久雄の睾丸もペニスも日増しに大きくなり、ベットでのテクニックも向上していった。そして遂にトレーニングが終了する日が来た。
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投稿:2012.01.09更新:2012.01.09
ドール
著者 Crazy Ted 様 / アクセス 23835 / ♥ 2