あたしは3年前に奇妙な体験をしました。
それは後でのお楽しみとして、自己紹介をしますね。
あたしの名前はユミ。年齢は28歳です。あっ一応仮名ですよ。特定されると困るので。自分でいうのも烏滸がましいのですが、小学校の頃からクラスメイトによく告られてました。大学時代は頼まれて何度か読者モデルをやっていたことがありました。「かわいい」とか「キレイ」とか言われると条件反射のように「あっそんなことないです~」「もっとかわいい子はいっぱいいますよ」とか言っていたけど、なんとなく世間一般でいう「美人」に私は属するという自覚はありました。でも他の女の子と少し違うところは、とにかくお肉が好きなこと。大学時代に女子会がオシャレなカフェでイタリアンとかで盛り上がっているところ、一人で焼肉店とか、肉料理メインの中華料理店とかに行っては満足していた。牛、豚、鳥、馬、羊のあらゆる部位を食べたことがありますよ~。
ことの発端は、あたしが近所で一人焼肉をしていた時のことだ。
2皿くらい食べると、隣にいた若い男性二人組が話しかけてきたのだ。
片方はよく話す男でもう一人は少し控えめでした。
「お姉ちゃん、いつも一人で食べてるの?」
「ええ、まあ」
一人で食べているとたまに声かけられるのだが、いつもは面倒だから適当にあしらっていたんだけど、よく話す男のほう、ちょっとカッコよかったから一緒に飲むのもアリかなと思って、あともしかしたらオゴってくれるかもと思って話してみた。
「二人はどーいう関係なの?」
とあたしが聞くと
「うちら地元が同じで中学校、高校同じなんだ」
とよく話すほうの男が説明した。
よくいく焼肉屋の話とか、グルメの話とか結構盛り上がったし、それなりに楽しかった。話すのはよく話すほうだけで、控えめな男は気が弱そうで、相槌を打っているだけだった。あたしは、明日も早いし席を立った。
「今日は楽しかったわ。明日も早いから帰るね。ありがとう。3千円置いていくけどいいかな?」
「あ~。姉ちゃんいらないよ。俺らから誘ったからさ。それより連絡先交換しない?」
なかなか話も面白いしいいかな。と思った。
「ええ。」
よく話すほうの男のプロフィール写真は女と映ってた。
「ねぇ、コレ彼女?」
「これうちの嫁。一応俺結婚してんだ。」
そうか~。なかなかいい男だからそりゃモテるわなとあたしは思った。
もう一人の控えめクンのほうともついでに連絡先を交換した。
あたしはその日はご機嫌で家に帰ったのだった。
数日後、トオルという人から
『こないだは、楽しかったです。良かったら今週の土曜日ご飯行きませんか?』
と連絡が来た。トオルって誰だっけか?と振り返ると
あ~、こないだ焼肉屋で声かけられた、気の弱そうで、おとなしい男の子ね。
と思い出した。できればキミの友達もつれてきてねって返そうと思ったけど、まぁデートのお誘いかな。悪い人では無さそうだし、焼肉ご馳走してくれるならと思い。
『楽しかったね、あたし焼肉行きたいな~。行きつけのところがあるんだけど一緒に行かない?』
と返した。
『はい。ぜひ』
と返事が来たので、当日の夜に会うことになったのだ。
別に狙っている男じゃないし、好きなモノ食べて奢ってもらおうくらいの気持ちだった。待ち合わせをして少し歩くと、あたしが行きつけの焼肉屋に連れて行った。焼肉屋といっても、焼鳥も注文すると出てくるようなお店だ。
「ココ、あたしが行きつけのところなんだ。結構珍しいメニューがあるんだよ」
「そうなんですね。」
最初は、カルビ、ホルモン、ハラミとかスタンダードなメニューを食べながら、話していたのだが、トオルくんは思いのほか、緊張していて、少し気まずい雰囲気が漂っていた。まぁ今日は肉を食べてきただけだし、いつものアレ食べるかな。トオルくん引くかなと思いながら、店員さんに
「あっ注文いいですか?」
「はい」
と店員さんがやってきた。
「あの~今日ってキンツルとホーデンってありますか?」
「そんなに多くないですが、入荷しています。一組様一串のみとさせていただいております。」
「じゃあ、キンツル1串と、ホーデン一串お願いします。」
とあたしは注文した。トオルくんは不思議そうな顔をしていた。
それから、少し沈黙が続いて、メニューが来た。
「あっトオルくんからどうぜ~」
「これって希少な部分なんですよね。どこなんですか?」
「食べてからのお楽しみ、いいから食べて」
「はっはい。」
ちょっと強引だったが、あたしはトオルくんが先に食べるようにした。
「どう?」
キンツルのほうを指差しながら、
「こっちはコリコリしてて歯ごたえが良いです。」
と言い、ホーデンを指さしながら
「こっちはトロミがありますね。てかこれって何なんですか?」
「キンツルは豚のチンチンの付け根にある尿道の部分なの、雄からしか取れないし、一頭からわずかしか取れないのよ。ホーデンは豚のキンタマよ。」
「え~そんな。」
彼はとても驚いている様子だ。
だよね、と思いながらあたしはいつも通り残りのホーデン、キンツルを平らげるのだった。
「あ~。美味しかった。コレ食べると元気が出るのよね。」
と言った。少し引いたかなと思いながら、彼には少し刺激が強かったかなと思
った。彼はモジモジした様子であたしに聞いた。
「あの~。ユミさんってこーいうの平気なんですか?」
「こーいうのって?」
と聞き返し、少しからかってみた。
「その男の部分っていうのは・・・・」
ふふ、よくぞ聞いてくれた。
「珍味が食べれるレストランで、豚のペニスの煮込みも、牛のペニスの鍋も食べたことあるわよ。てか結構好きなんだよね。」
どうだ参ったか、てか女にそんなこと言われたらドン引きだよね・・・。
そう思ったがそれは杞憂のようだ。
「あっそうなんですね。じゃあ人間の男性のは?好きですか?」
えっこの人何言ってるんだろうと思いながら、
「あたし、フェラとかそんな好きじゃないよ」
あ~あたしこそ何言ってるんだろう
「ユミさん、そうじゃなくて。人間のちんちんとかキンタマとかこんな風に焼いて食べたいですか?」
「人間の男性器か~。食べれるものなら食べてみたかもと思ったことはあるけど、そんなこと許されるわけないでしょ!大事なところなんだから。てか!何言ってるのよトオルくんちょっと変だよ」
とあたしは少し怒り口調で言った。
「ですよね。すみません。」
あたしはちょっと変わった子と思いながら、あたしもモノ食べさせちゃったしとか反省した。
お会計はもちろん、トオルくんが払ってくれてそのままバイバイをした。
また1カ月後に遊園地にデートに誘われて、夜の公園で告白された。
残念だけど、トオルくん全然タイプじゃないし、会話も面白くないし、てかまだあって3回目だしと思い、断った。
「やっぱり。僕なんかが、ユミさんみたいな美人と付き合えるわけないですよね。じゃあ最後にダメ元でお願いしてもいいですか?」
「どんなお願い?」
とあたしは率直に聞いた。
「僕のキンツルとホーデンも食べてもらえませんか?」
「だから、フェラはそんなに好きじゃないって言ってるでしょ?なに言ってるの?断られたから一発ヤレればいいと思ったの?」
とあたしは怒り口調で言った。
「そうじゃなくて、ユミさんと焼肉行ってから、ユミさん以外の女性で勃たないんです。AVみたり、エッチなお店行ってみてもやっぱりダメで。ユミさんがキンツルを食べるところを想像したときだけ、僕の息子は反応するんです。」
「冗談でしょ?てかちょっとキモいよ」
常軌を逸脱した発言だと思った。
「お願いです。僕を去勢してください。ユミさんと付き合えないなら、男なんてやめてやる。」
「ちょっと!」
あたしは少し混乱した。
「お願いです。僕は本気です。」
「ちょっと本気だとしても、お引き受けできない。取っちゃったらもう子供できないのよ。女を満足できないのよ。男子トイレで立ってできないよ。10年後にすごく大好きな人ができても一つになれないんだよ。やっぱりおかしいよ」
「そんな~」
「第一、あたし医療系の学科卒じゃないから、処置とかできないし。切った後警察沙汰になっても困るし。とにかくあたしは無理だから~。」
そう言って逃げるようにあたしは去った。
家に帰るとあたしはちょっとビビっていた。
なんか、変な人。ちょっと怖かった。
男性のペニスと睾丸か・・・。確かに食べれるものなら食べたいと思ったことはある。肉好きのあたしだ。
好奇心から、牛、馬、豚、羊あらゆるペニスを調理済みで食べた。
人間のは・・。それは思ったことは何度もある。
しかし、彼は本気だった。別にあたしは彼の人生を心配しているわけではない。
会ってまだ3回目の人だ。弟がそんなことを言い出したら絶対にやめさせる。
あたしが切ってしまったら、ニュースに載るかもしれない。下手をしたらショック死してしまうかも。最悪殺人とか言われて、逮捕されちゃうかも。
そう。あたしは彼の心配をしているのではなく、自分の身がかわいいのだ。
でも、なんか少し怖いから距離を置こうと思ったいたのだが、
2カ月後にあの公園にあたしは呼ばれた。
「元気してた?」
とあたしは聞くと
「ええ。まぁ。ちょっと渡したいモノがあって。」
と言い、ラッピングされた赤い箱をあたしにわたしにくれた。
少しヒンヤリしたものだった。
「コレ、開けていい?」
中身が気になった。
「家に帰ったらにしてください。ここから近いんですよね?」
「ええ。まあ」
そう言ってはずかしながら、彼は早歩きで去っていった。
中身が気になりながらも、あたしは家に帰るまでは確認しなかった。
20分後、家に着くと箱を開けると、ドライアイスが見えた。
ドライアイスを取り出すと一本の肉棒と、白い玉が二つ。
そしてきんちゃく袋が入っていた。
そうか・・・。本当に取ってしまったのか。
もしかしたら動物のかも。と思ったけど、コレは間違いなく男性の性器だ。
手紙が同封されていた。
『ユミさん。
女になりたいと偽って、病院で取ってもらいました。
ペニスと玉袋は女性器を作るのに必要だと言われ、必死に男性器切除のみと
お医者さんにお願いしました。できればユミさんに取ってもらいたかったけど、
それも叶わず。ユミさんをあきらめる為にも去勢してよかったです。
突然こんなものを渡してしまい、すみません。驚いたことと思います。
病院には、こちらで廃棄しますかと聞かれましたが。持ってかえれば
もしかしたら、ユミさんに召し上がって頂けるかもしれないと思って
持って帰りました。玉袋は加工してきんちゃく袋にしたので、愛用してもらえる
と嬉しいです。もし不要であれば捨てて頂いてもかまいません。』
という内容のものだった。
ドン引きだったけど、やっぱり捨ててしまうのもかわいそう。
それにこんな機会は今後はないはずだから、あたしは今夜これを調理して食べる覚悟を決めた。
まじまじと見るとそこそこ大きいほうなんじゃないかと思った。
亀頭はサーモンピングでかわいいななんて思ったりした。
あたしのために大事なモノを失うなんて、少し好感すら持てる。
ちょっと興奮したあたしは、切断されたペニスを持ったままベットに行く。
そう、一人エッチをするのだ。そうだ、いつも使っているバイブの変わりに今日はこれを使おう。
クリトリスを弄る。
「あっ。」
と思わず声を出してしまった。
本物だから気持ちいいかも。
そしてそのまま、濡れてきたので膣にも入れてみた。
う~ん。どんなに頑張ってもフニャフニャだからあんまり気持ち良くないかも
5分くらいオナニーに更けていたが、ふとあたしの愛液に塗れたペニスを見て話しかけてみた。
「ねぇ、キミは本当にこれで良かった?切ってしまう前に一度でも入れてあげればよかったね。かわいそうに。これからキミはあたしに食べられてしまうんだよ?うれしい?」
なかなかない機会だからあたしはオナニーを携帯で自撮りした。
興奮したが、話しかけても、触っても反応のないペニスにすぐに飽きが来た。
さて、お腹もすいてきたし、夕ご飯でも作るか~。
冷蔵庫の中を見ると、トマト、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモがあった。カレーの具材だよね。そうだトマトもあるしボルシチにしよう。チンコはソーセージだと思えば食べれると思うわ。
野菜を切ってザルに入れたあと、
あたしは愛液に塗れたペニスと睾丸を念入りに洗った。
だって、おしっことか付いてたら嫌じゃない・・。
まな板にペニスを乗せるが、なんか切るもの申し訳なくなってしまい、睾丸と一緒に鍋に入れた。ペニスを見ると、スープの水分が含まれたせいか、勃起したかのように膨張していた。彼のモノついているうちは見たことなかったけどなかなか大きいじゃないの、取っちゃうのももったいないわとも思った。
30分くらい煮込むと、皿に取り分けた。
毎度のことながら、自炊すると作りすぎちゃうって思うね。
料理作ったら、いつもの癖で写真も撮った。こんなの撮っていいのかなと思いながら。
お肉よりも野菜から食べたほうが、体にいいんだっけ~と言い聞かせながら、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを食べていった。
そしてペニスにフォークを刺した。
恐る恐る口に入れようとするのだが、なかなか食べることができない。
もし性病持ってたら怖いとか、もし他人のモノだったら事件だよなとか、ペニスとはいえ人肉だ。そんなものを食べることが許されるのだろうか。でも食べてみたい。その肉は目の前にあるのにあと一口が踏み出せない。フェラが好きじゃないのもあってなかなか口に入れることもできない。
あきらめたあたしはその棒と楕円形の玉2つを鍋に戻したのだ。
明日・・・。明日食べよう。そしてベットに入り眠りにつこうとすると、
トオルくんから連絡が来た。
『今日は変なモノを渡してしまいすみませんでした。ドン引きでしたよね?』
と来た。
『うん、ちょっと引いた。捨てようかとも思ったけど、なんか悪いと思って、ボルシチにしたんだよ。』
と書いて、食べる前に撮影したボルシチの写真を送った。
『調理してくださってんですね。嬉しいです。美味しかったですか?不味かったですか?』
『それが作ったんだけど、食べられなかったの。勇気が持てなくて。明日食べるわ明日。』
『そうでしたか・・・』
『そうだ、明日、もし予定がなかったらうち来ない?自分のなんだから、トオルくんも食べない?』
『ユミさんの家、行ってみたいです。』
『じゃあ決まりね、明日の12時くらいに来てね。』
そしてあたしは眠りにつき翌朝を迎える。
一応お客さんも来ると思い、家を掃除して
ボルシチも温めて、皿に取り分けた。
メインディッシュの棒は1本しかないから、どう分けたらいいか分からず大きめのお皿の真ん中にペニスを置き、根元のほうに睾丸二つを配置した。
その後に、野菜を脇に添えていくという形にしたのだ。冷めないようにアルミホイールでラップをした。
料理を作り終わると、ピンポーンとなって、トオルくんが家に来た。
テーブルに座ってもらうと赤ワインを出して、乾杯した。
なんて言ったら良いかも分からず
「トオルくんの、去勢手術に乾杯!」
とあたしは言って乾杯した。
「ねえ、手術の後体調は大丈夫なの?」
「3週間前だから、だいぶ良くなりました。」
手術は怖かったとか、
病院の先生にお願いして、自分の性器を持ち帰って冷凍した話とか、
いろいろ聞いた。
「ユミさん、トイレ借りてもいいですか?手術してからなんか近くなってしまって」
あたしはトイレまで案内すると、ドアを開けて
「どうぞ」
と言ってトオルくんをトイレに入れた。
「あの~閉めてもいいですか?」
「ダメ!」
あたしは確かめたくなった。本当にチンコがないのかを。もしヤリチンのチンコだったら性病も怖いし食べたくないもの、彼のだったら女性経験ないだろうし・・・。昨日の不安を払しょくしてから食卓に着きたいわ。そして、チンコがない股間を見てみたい。立ってしていた男が座ってする姿を見たい。
「恥ずかしいです。」
「もし見せないっていうなら、トオルくんのモノ犬のエサにするよ。あたしトオルくんに付いてた時のモノ見たことないし、アレがトオルくんのモノっていう証拠は?誰のモノかもわからないモノ衛生的に食べられないわよ。」
「わかりました」
そう言って、彼はズボンを下して、パンツを脱いだ。
割れ目もなければ、ぶら下がっているものも無い、あるのは小さい穴だけ。
そうかここからおしっこするのか。
「昨日、くれたものキミのだって信じてあげる。じゃあおしっこしてるとこ見せて」
「はい。」
そして彼は座ってしたのだった。
まるでそれは女が小便しているような姿だった。そして彼はトイレットペーパーを取って、股間を拭いた。
「なんか、本当に女みたいね。しかもトイレットペーパーで拭くなんて」
あたしがそういうと
「ズボンが汚れてしまうので・・・・」
「やっぱ不便でしょ?立ってできないのって?」
「会社ではいつも個室だから、よくお腹壊しているみたいだけど、大丈夫って心配されます。」
「だよね~」
見るものもみたし、あとはお昼ご飯ね。
二人でテーブルに戻ると、メインディッシュがお待ちかね!っていう気分でアルミホイールを取った。
「これが、僕の・・・・」
「そうよ。昨日あたしが食べ残したモノ。さあ食べて食べて」
そう言って、あたしたちは食卓に着くのだった。
二人とも脇にある野菜から食べていった。
「ねえ、そろそろメインのモノ食べない?てかどう分けよっか?ちんちん縦に切る?それとも横にする?輪切り?」
「ユミさんに差し上げたモノなので、僕は・・・・」
と恥ずかしながら、遠慮していた。
「そっか。じゃあ」
と言ってまたフォークを刺して、口に運ぼうとした。
やっぱりなかなか、食べる勇気が出ない。不安を払しょくしたかったから、トオルくんに質問をした。
「一応聞くけど、トオルくん病気とか持ってないよね。」
「検査とかしてないけど、無いと思います。だって僕経験ないから。お店で手でしてもらってことはあるけど」
まさか、女をしらないまま、大事なところを取ってしまうとは・・・。じゃあこの先どんなことがあっても一生童貞か。なんか少し可哀そうになってきた。
「てか、女を知らないまま取っちゃってよかったわけ?そこそこ大きいからもったいなくない?」
「やっと運命の人が見つかったと思ったら、振られたから。」
「そっか、ごめんね」
とあたしはこの時ばかりは少し悪いことをしたと思った。
少しばかりの罪滅ぼしとして、あたしフォークで刺した、は調理済みのペニスを口に入れ舐めまわした。
火も通っているしいいかなっていう気持ちだった。筋のところを舐めてこういった。
「男の人ってココ感じるらしいよ、取っちゃう前に一度してあげればよかったな」
そういうと彼は少し泣き目になった。自分がしたことの事の重大さに気づいたのだろうか。だがもう遅い。もう煮込んでしまったし、今更くっつけることなど出来ないだろう。あたしが彼にしてあげられることはただ一つ・・・。そう思い、覚悟を決めて、思いっきりペニスに嚙みついた。なかなか噛み切れない。いっぱい煮込んだはずなのに硬い、硬すぎる。まるでゴムみたいだ。
あきらめたあたしは、口から外し、取り皿にペニスを置き、亀頭より上をナイフで切り、口に入れた。
10回くらい咀嚼し、飲み込んだ。そんなに硬くなく、牛肉のすじのような味だった。
あたしは口を開けて、下を彼に見せた。
そして、取り皿を見ると亀頭がないペニスがあった。
「ちゃんと先っぽ食べたよ。牛筋みたいな味だったよ。先っぽがないチンチンってちょっと無残だよね。」
とあたしは言いながら、先っぽより下の部分をナイフで一口大に切った。
「ここの部位はスジがあるところだね」
と言い、それも口に入れた。なんかゴムを食べているような感覚だ。やっぱチンコは硬いんだな。
先っぽはそれなりに美味しかったけど、ここの部位はあまりおいしくない。
3口目を食べようかとも思ったけど、あまりおいしくはないだろうと思い、
「あたしチンチンのほうはもういいや。あと、あげる」
亀頭がないペニス2/3くらいを持ち主であるトオルくんに返した。
自分のペニスがあたしに食べられるのを見て泣いていた。
「どうしたのトオルくん?」
「先っぽがなくなってのを見て、僕はとんでも無いことをしたんだと後悔しました。でもユミさんの体の一部になれるのはうれしいです。」
「そっか~。でも自分がしたことだから、受け入れないとね」
とあたしは突き放すかのような態度をとった。勇気を出して食べてやったのにさ・・・。と思った。
そのまま、ずっと泣くので、昼食は続けられず・・・。彼も自分の性器は食べられないようだ。
「帰ろっか?」
とあたしは言い、泣きながら彼は帰った。
なんとも後味が悪い食事会となったのだ。まぁ彼のこれからの人生を考えると同情の余地ありかな。しかし、若いから勢いでしたんだろうけど、馬鹿な事したよなとあたしは思うばかりだった。
そして彼が帰った後に食べてなかった、睾丸を食べることにした。
外を覆っている幕のようなものを外して、口に入れた。
口の中で、精子の匂いと味がした。匂いは少しきついけど、トロトロしていて美味しくはないけど、一応食べられる味だった。残り一個も同様に平らげた。先っぽは結構おいしかったけど、人間の男性器ってそこまで美味しい物じゃないわねとあたしは感じた。それは元カレに口に出された時のことを思い出す味だった。やっぱチンコだったら、牛のが一番うまいな。
しかし、この亀頭のない残飯ペニスどうしようかう~ん、やっぱ全部は食べられないわ、あたし。
ゴミに捨てようか。人の体の一部だから誰かに見つかると厄介だしなぁ。トイレに流そうかとも考えたけど、いいことを思いついた。本当に犬のエサにしてしまえばいい。たまにエサをあげている、近所のモモちゃん(犬)のエサにしちゃえ。と思い飼い主がいないのを見計らい
「モモちゃん、今日はこのエサをあげる」
と言い、亀頭がないペニスを差し出した。
クンクンとモモちゃんは匂いを嗅いで、ペニスを口に入れて、何回か噛んだが、ペッと吐き出した。
あたしも食べれなかったけど、モモちゃんも食べれないか・・・・。食べれないのは犬も同じか。
4分割くらいされたペニスの残骸をあたしはトオルくんと行った公園に夜な夜な行ってベンチの下に埋めたのだ。ごめんなさいと思いながら・・・。
後日談ではあるが、それから3年後のことだ。そうつい先月のことだ。行きつけの焼肉屋でキンツルを食べていた時のことだ。
やっぱり、人間のチンコより、豚のほうが美味しいや。そういえば、トオルくん元気にしてるかな。
あれからしばらく連絡を取っていなかったんだけど、気になって連絡して、夏の夜に、例の公園で会うことになった。
「ねぇ、元気してた?」
「はい。まぁ」
彼の顔の髭は少し薄くなり、あまり男らしさを感じない存在になっていた。
「夜なのに暑いね。ねぇ、喉乾かない?あそこの自販でジュース買わない?」
そう言い、私は小銭入れを取り出した。そう、それは彼から貰った玉袋でできたきんちゃく袋だ。
「使っててくださったんですね。」
「捨てるのもかわいそうだから。」
あたしたちは、2人分お茶を買ったのだ。、
「チン無し生活はどう?」
「やっぱりトイレが不便です。個室が開いてなくて漏らしそうになったことが何度か。あと見られたくないので、温泉にも行けません。性欲も発散できなくて・・・」
「日常生活に支障来たしまくりじゃん。やっぱ後悔してるでしょ?」
「はい。実はあれから彼女ができて、エッチしようって話になったんですがツルツルの股間を見た彼女に顔をビンタされ、別れられました。」
と少し悲しそうに言っていた。
「だから言ったのよ。若気の至りで後先考えずに大事なところ取っちゃうから。」
あの時はいつも泣いていたが、吹っ切れたようで。さすがに泣いてはいないようだ。
そして、あたしはカバンから、プレゼントを取り出した。あの時もらった同じ箱にラッピングしたものだ。
「あの時の・・・。開けてもいいですか?」
「ええ」
というと彼は箱から取り出したのは、ペニスの形をしたバイブとローションだった。
「これは・・・・」
「チンチンが無いんだから、コレをアナルに入れて性欲を発散してねっていうあたしからのプレゼント。開発するとチンチンが要らないくらい気持ちいいらいしよ。」
「そうなんですか・・・・」
と彼は固まり気味だった。飲み物も飲んだし、おしっこに行きたくなったあたしは、
「ちょっとトイレ」
とあたしが言うと、
「僕のど乾いたから、飲み物買ってきます。ユミさんも飲みますか?」
「飲み物の前に。ちょっと夜だし怖いからトイレまで付いてきてよ」
と言い、あたしが女子トイレに入ろうとしたときに、彼の手を繋ぎ女子トイレに入ろうとする。
「ちょっと!僕はそっちじゃ」
「いいじゃない。もし見つかったら、パンツ下せば誰も責めないわよ。男じゃないんだから」
「でも~」
というがほぼ無理やり連れて行った。
そして女子トイレの個室に一緒に入った。
「ねぇ、3年前にあなたの座りおしっこ見せてもらったから、あたしのも見せてあげる。見たくない?」
そうすると、興奮して、
「見たいです、見せてください」
と彼は言う。
「ねぇ、キミの口に出していいかな?」
「えっ?」
「キミはあたしに、股間を食べさせたのよ。先っぽは美味しかったけど後はそんなに美味しくなかった。全部食べれなかったから、近所の犬のモモちゃんに食べさせたけど、モモちゃんも食べれなかったからさっき話してたベンチに埋めたの。だからあそこはキミのペニスのお墓。だから美味しくなくてもあたしの股間から出るモノくらい飲んでもらおうと思って」
そして無理やり、彼の口にあたしの股間を当てた。小便をした。
彼は一口残さず飲んだ。おまけに舌で残ったおしっこもふき取ってくれた。
「ユミさんのおしっこが飲めてうれしいです。」
「変態だね。でもこれでお相子ね。貸し借りなしだから。」
とあたしは言った。すっきりした。
「もし、嫌でなければこれからたまにおしっこを飲ませてください。」
「チンチンもないし、男として終わっているから便器ね、いいよ。あたしの便器にしてあげても。彼女つくるのも難しいだろうし。それとたまにクンニもしてもらおうかな。意外と舌づかいもうまいみたいだから。チンチンあったら入れさせてあげてもいいんだけど、チンチンの先っぽとキンタマはもうとっくにあたしの体で消化されちゃってるからね~。残りは土の栄養ってところかな。あとキミもここでおしっこしなよ。また見ててあげるから。」
そして、あの時と同様ツルツルの股間を出して、おしっこをした。
「やっぱいつみても、女みたい。男子トイレの個室が埋まっている時は女子トイレに来るといいよ。こっちは全部個室だからさ。てか一層女に性転換しちゃえば?一緒に連れしょんできるよ」
と軽くバカにしたのだった。
そういって、あたしたちは解散し、埋まっているチンチンの供養がてらに、ここで、これからたまに公園の女子トイレでおしっこを飲ませるという約束をした。
これから彼女ができないであろう彼に対する、せめてもの餞だ。
大事なモノもご馳走になったしね。貴重な体験になったし。
それにチンコがないくらいで、死なれても後味悪いし。好きだった美人女性の便器という役目を与えれば生きる理由にもなるだろうし。
焼肉いっぱい食べた後のウ〇コでも食べさせてやろうか。そしたらそれだけ衝撃的なモノをあたしに食べさせたって自覚してもらえるかな?
まぁ、あたしも人間の男性器食べてみたかったから、マズいモノ食わされたって根に持っているわけじゃないんだけどね。
それでも時々、男の一生を台無しにしたかなとか、人として、いけないものを食べてしまったという罪悪感に襲われることもある。
そんな時は、切ったのもあたしじゃなくてお医者さん、食べなかったら生ごみになっているだけだし、あたしはお願いされて食べただけだと自分に言い聞かせることで、安心している。たぶん非難されるし、ドン引きされるだろうから身近な人には簡単には口外しないが、もし知られたときはそう言うと思う。でも、さすがにウ〇コ食べさせる覚悟と勇気はあたしには今のところないかな。
そして、チンコもキンタマもない男の一生を死ぬまで見届けてあげる。
-
投稿:2017.08.19更新:2017.08.19
お肉が好きなあたし
著者 あさくら 様 / アクセス 11272 / ♥ 37