僕の名前は次郎。
今日は20代も折り返し地点。25歳のクラス会だった。
僕が20歳になったあたりから、世の中の情勢も変化しており、性犯罪に対して厳しくなっていて去勢罰がスタートした。
クラス会は地元の居酒屋で7時からスタートになっていた。
今日は美里来てるかな・・。なんて考えていた。
美里とは家も近くて幼馴染な間柄だった。小さい頃は彼女の家でおままごとをして遊んだりもしていた。その頃から顔立ちも整っていて中学校卒業するころにはマドンナ的な存在になっていた。僕自身彼女に好意をもっていたこともある。
「みんな久しぶり~。成人式以来だね。」
「ね~元気してた?」
「今は会社員だよ~」
なんていう久々の再開的な会話を楽しんでいた。
そして僕は美里を見つけると彼女の隣に座った。
「美里久しぶり~」
「次郎じゃない?ちょっと太った?」
「最近夜食が多くて・・・。ところで美里は今何しているの」
「今、航空会社でCAしてる」
「そっか~すごいな。みんな集まったりしてるの?」
「うん、ここのみんなとたまに女子会してるよ。」
「男ともたまに会おうよ」
「そうだね、でも女同士じゃないと話せないこととかもいっぱいあるんだよ笑」
そんな久々トークにも花が咲き、近くの女子も含めて
彼氏がどうとかそんな恋バナにもしたりした。
そして女子がそろそろ注文を取り始めた。
「次郎君なに飲む?」
「う~ん。僕はビール。美里は?」
「私はウィスキーロック!お腹も空いてきたからソーセージと枝豆も」
「美里ちゃん、弱いのに飲みすぎだよ」
「もぅ、うるさいなぁ」
そして追加注文も席についてまた盛り上がる。
時間が経つのは早いものでもう2時間。9時のニュースの時間になっていた。
「皆さん9時になりました。ニュースの時間です。」
男子が、テレビを見始めた。
「ユイユイだ!」
このアナウンサー確か何とかユイカという人だ。
若くて美人ということで男子には人気だった。
「男ってあ~いう女子がいいのかね。」
女子たちは少しやっかみを感じているみたいだ。
「速報です、5年前から施行された性犯罪去勢法の中に新たなルールが加えられる見通しです。」
「まじかよ・・・。俺ら怖いよ~」
男たちはそのワードを聞いただけで震え上がる。
そしてテレビは続く
「刑の執行で切除された部位を食用に限り、購入できるということになりそうです。なぜこのような法案が提出されるのでしょうか。」
とユイユイはコメンテーターに話を振る。コメンテータは元司法省官僚の女性だ。
「以前から、切除された部位をバイブにしてで自慰に使いたい、鑑賞用にしたい、食べてみたいなどという要望があるとは聞いていました。しかし治安維持や再接合されるリスクから持ち帰りは認められていませんでした。しかし刑務所内で消費される分には問題ないという判断でしょう。それに運営費も毎年赤字ですし」
とコメント。ユイユイはそれに反応する。
「そうでしたか、それにしても赤字なんですね。」
「執行に掛かる費用も税金で賄われていますし、少しでも運営費を回収したいという狙いでしょうね。」
「ありがとうございました。それでは次のニュースです。」
そのニュースを聞いて、男性陣はテンションがた落ちでした。
「痴漢したら俺たちの食われるのか。絶対嫌だ~」
「しなきゃいいだけよ。女の私たちからしても食べるなんてちょっとキモイよ」
「私は食べたくない。美里ちゃんもそう思うでしょ。」
と女性たちはいう。
「え~いいんじゃない?悪いことするおちんちんなら要らないから取っちゃったほうがいいでしょ。要らなもの食べるならエコでしょ。
それに私おちんちん食べてみたいな。」
その時美里はすでに酔っぱらっていた。
「フェラするとき、硬くてどんな味と食感なんだろうとか思うときあるんだ。」
「美里ちゃん・・・」
さすがの男性陣もちょっと引き始めている。
そして美里は注文したソーセージを食べながら
「コレとどっちが美味しいんだろう。」
と呟く。さすがの美里も空気を察したみたいで
「ごめんやっぱ今のなし!」
と照れて笑っていた。少しすると会はお開きになり
男メンバーと一緒に帰ったのだった。
「それにしても美里、かわいい顔してちょっと怖いこと言ってたな」
「俺、美里ちゃんにだったら食べられてもいいかも」
「馬鹿なこと言うなよ、一生オナニーも立ち小便もできなくなるんだぞ」
と言ってる男を見ながら、僕は性犯罪者にだけはならないようにと強く誓ったのだった。
そして、その法案はすぐに可決し1ヵ月後には施行された。
男にとっては生きづらい世の中になったなぁと感じるばかりだった。
その3か月後、僕の身にその危機が降りかかった。
「キャー、この人痴漢です。」
電車の中で、女性に手を捕まれアッという間に駅員室に連れていかれた。
「やってないんです。僕やってないんです。」
と駅員に説明する。
「みんなそういうんですが、私たちは警察に引き渡すしかないので。」
僕は手すりに手錠を嵌められて、拘束される。
「そこの女性の方、恐かったでしょう?」
「はい。とても鳥肌が立ちました。この人ちゃんと処罰してくださいね。」
「そうだ!チケットと案内渡しておかないと」
チケットってなんだ?意味不明だぞ。
そして駅員はチケットと案内を被害女性に渡した。その後書類を取りに行くと言って
駅員室から出て行った。
そして僕は被害女性と二人っきりになった。
「俺はやってないぞ」
と彼女に怒鳴り散らした。
「ごめんね~。今回は生贄になってもらったんだ」
「どういうことだ?これは冤罪だぞ!」
「そんなこと誰も信じないよ。だって被害にあうとこの参加チケットもらえるから。この会に参加するとすごくストレス発散になるんだ~。非売品なんだよ」
「なんだそれは?」
と彼女に問い詰める。
「そのうち分かるって。縁があればその会でまた会いましょう。」
と言って彼女は去っていった。
「畜生!解放してくれ~」
と叫んだが、彼女は振り返らずに行ってしまった。
そして僕は警察へ連行された後に、裁判も行われずに性犯罪者専用の刑務所へ連行されたのだった。
その後、僕は個別の牢屋に入れられた。出たい冤罪だと叫びながら・・・・。
そして朝がやってきた。落ち着いて見て見ると
僕のほかにも10名程度の男性囚人がいた。接点も少なくあまり囚人同士で会話をする感じもなかった。
朝、起床して朝食を食べました。午後になると女看守がやってきて
「はーい、皆さん下半身は脱いでくださいね。」
そして周りの囚人たちは指示通り脱ぐ。
「今日も女性の皆さんが、あなたたちの男性器を品定めにいらっしゃいます。
価格は男性器一式30万円ですが、購入して食してもらえるよう頑張ってくださいね。
あっできれば、オプションの切除体験10万円も付けてもらえるとスタッフとしてはうれしいです。」
何を言ってるんだ、食べられるために頑張るって。意味わからんぞ
そして女性たちはやってくる。
「あは。面白い光景。男たちがチンコ丸出し。」
「犯罪犯したんだから、当然でしょ」
「今回はどれにしよっかな。高級品だから割り勘ね」
「一人10万ずつねかな」
そんな話が彼女たちの中でされていたのだった。
そして男たちは
「僕のいかがですか?きっとおいしいと思いますよ」
「俺の食べてくれませんか?」
と女性たちに懇願している。
「え~キミ短小包茎じゃん!こんなの30万円って高いよ」
「お願いします。お願いします。」
「無理ー!」
と女性たちは反応を楽しんでは品定めをしている。
「こっちのほうよくない、イケメンだし大きいし」
「あっいいね~。看守さんコレください。」
「は~い」
「ありがとうございます。」
と買われた男性は寂しくも安堵した様子だったのだ。
その後、即売会はお開きになり今日は一人の男性が性器を失った。
医務室で手術する様子も、個室のテレビには流れるようになっていた。
見たくもなかったが、消せない仕組みになっていた。
その後、購入した女性たち3人がペニスと睾丸を食べる様子までしっかりモニターには流れていた。
「今回はチンコ、キンタマシチューだね」
「おいしそ~どんな味がするのかな」
と言いながら、
「煮込んでも結構硬いね。」
「タマはモツみたい」
「今回は先っぽ私が食べるんだからね」
などと食材を取り合い、感想を言っていたのだった。
本当にこの女たち恐い・・・と思った。
そして翌朝、また看守がやってきた。
「今日も男性器即売会やるから、食べてもらえるようにみんな頑張ってね。」
と私たちを激励する。震えながら私は女看守に質問をした。
「あの~食べられるために頑張るってちょっと変だと思うんですけど?」
「あらそう?来週末までに食べてもらえなかったらアナタ大変なことになるけど・・・」
「どういう意味ですか?」
「週末になれば、わかるよ。まだついてるうちにいっぱいオナニーしといたら?
今日男じゃなくなっちゃうかもわからないんだから。」
そして金曜日、土曜日と即売会は行われました、幸か不幸かその日は誰も買われませんでした。
何人か泣きながら自分のペニスを食材として売り込んでいた男達がいたのを鮮明に覚えている。
しかも60代のおばちゃんにだ。若くて美人な女性に食べられるでもよほどのM男でなければ嫌なはずだ。
そして日曜日の朝、こないだ売れ残った短小包茎クンともう一人が女看守から牢から出るように言われる。
「君たち、売れ残って残念だったわね。今日はちゃんと罪を償い日だからね」
といい彼ら2人はいなくなった。
僕はこれから何が行われるか知らないが、売れ残ったらもしかしたら刑が免除になるかもしれないと淡い期待を抱いていた。
日曜日は即売会もないらしいので、安心してオナニーをしようかと思っていたところだった。
その30分後、モニターがついたのだった。
そこには全裸の2人と5人の女性たちが映っていた。
そしていつもの看守さんが
「みなさーん、この男たちはレイプ犯でーす。彼らのペニスも睾丸も好きにいたぶってくださーい」
そして、女性たちは金蹴りや玉握りなどのプレイを楽しんでいた。
「つぶれろ~。レイプするタマなんかなくなっちゃえ」
「遺伝子残す価値もない。なくなっちゃえ」
その後、彼女たちは釘とハンマーを持ってきた。
「このさ、短小包茎磔にしちゃおうよ。」
「いいね、いいね~」
そして包茎クンのポークピッツは机に置いて釘で刺されたのだった。
釘が10本くらい刺さった後に
「うける~こりゃもう使い物にならないわ。」
「タマも潰れて、チンポも穴だらけだいい気味だ」
なかなか、直視できない光景だったがよく見ると僕を痴漢冤罪で嵌めた女性もいるじゃないか。
あの駅でもらってたチケットも持っている。もしかしてこれは被害女性たちのガス抜きイベントなのか。
「もう飽きてきた。ね~そろそろ切っちゃっていい?」
看守が答える。
「ええ、あなたたちの気が済んだならどうぞ」
そして女がペニスをナイフで切った。その後足で踏んでグチャグチャにしたのだった。
もう一人の男は金的をいっぱい受けた後にペニスをバーナーで丸焦げにされた後に
ハサミで切り取られた。
僕を嵌めた女が拾い上げて、ごみ箱に入れたのだった。
「あ~すっきりした。超楽しい。こりゃ辞めらんないわ~」
と言った。そして短小包茎の人は泡を吹いてショック死していた。
「あっごめん、痛すぎて死んじゃったか。」
「いいんです。皆さんがすっきりすれば・・・」
本当に一人死んでしまったようだ。もう一人は生きていたが本当の地獄を見た。
その後、後始末を終えた看守さんは僕のところにやってきた。
「ねぇ、新入りクンわかったでしょう?あ~なりたくなかったら食べてもらえるようにちゃんと売り込んでうちの利益に貢献してね💛」
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投稿:2020.02.02更新:2020.02.03
刑務所の食材 1
著者 あさくら 様 / アクセス 4182 / ♥ 3