僕は、人生をかけた決断をしてこの場所にいる。
今日、このお店で男を捨てるのだ――
雑居ビルの地下に続く階段を降りていく。
その足取りは、まるで死刑台に登る死刑囚のようだ。
しかし、男としての人生を終わらせて、新しい人生に踏み出すのだから、比喩表現とも言えないな。
そんなことを思っているうちに、厚い鉄製のドアの前にたどり着いた。
看板などはなく、ドアについた小さな表札に「BAR ファイラス」と書かれているだけである。
意を決してドアを押し開けると、鈴のような声が響いた。
「いらっしゃーい。」
入ってすぐ右手のカウンターには、今声をかけてきた女性がいた。
バーらしい燕尾服を着た、黒いショートカットのボーイッシュな女性だ。
「ごめんね、今日は貸し切り営業なんだ」
片手を軽く上げて、「ゴメン」のサインを作りながら受付の女性が言う。
言い慣れていて、まるで断り慣れているかのようにあっけらかんと彼女は言った。
実際、その通りなのだろう。この店には、普通の客は来るはずがない。
「あの、僕は……フランクフルトにしてもらいにきた、佐藤です。」
「ああ……メールで言ってた子ね!ホラ、ドア閉めて! ……よし!ようこそ!BARファイラスへ!さあ、ここにサインして?」
事前に伝えられていた、暗号のようなやり取りをする。
それだけで、僕は部外者から客に変わったのだ。
より正確に言えば……僕は本当に「フランクフルト」にされてしまうのだから。そう思うだけで、心臓が激しく脈打ち始めた……。
***
僕は、別室のシャワールームの椅子に裸で座らせられてその時を待っていた。
心臓は早鐘のように鼓動して、これから起こることを身体への危機だと認識させようと必死である。
しかし、僕はこれまでの人生にケリをつけに来たのだ。
下を見れば、僕のおちんちんが半勃ちになって落ち着かない様子だ。
不安を物語るかのようにビクビクと動いたかと思えば、ドキドキする心臓に血液を持っていかれてその勢いを弱めていく。
「お待たせ~」
先程の女性の声がした。
「本日案内を担当させて頂く、薫って言います。よろしくお願いしますね」
「よ、よろしくお願いします。」
「先程同意書にサインしてもらいましたんで、早速準備していきますよ。」
子供のような、いたずらっぽい顔でそう言われる。
これから起こることを、心の底から楽しみにしていないと出ない声だ。
「はい、お願いします。」
そうは言ったものの、僕の方は不安でいっぱいだった。
「まずは剃毛からさせていただきますね。佐藤くんは、毛をカミソリで剃るのと、炎で焼き切るの、どっちがいいです?」
いきなりすごい選択を迫られる。
「えっ……そ、それは……」
「おいしく食べてほしいなら、おすすめは炎かなぁ。結構毛が残ってると、まずくて残しちゃう人とかいるんですよ。おちんちん、せめて女の人に綺麗に食べ切ってほしくないっすか?」
「じゃあ、それで……。」
「りょーかい!ちょっと待っててくださいね!」
薫さんは、ライターと着火剤のついた棒のようなものの準備に取り掛かっている。
お店で働く女性は皆、男性器を食べてしまうのに慣れているみたいだ。
こんな会話が平然と行われていることに、カルチャーショックを受けた。
ましてや、食べられてしまうのは僕の一部なのだ……
薫さんが、準備を終えて手に火のついた棒を持つ。生々しい熱さが、これから行われることに対して原始的な恐怖を呼び起こす。
すると、薫さんは急に手を伸ばして僕の陰嚢を鷲掴みにした。
「ひゃっ……!?」
突然の刺激に、思わず変な声が出てしまった。
「あれ? ここも切られたいんでしたよねー?」
そう言いながら、楽しそうに玉を揉まれる。
「は、はい、そういう希望も出してますけど……」
事実だが、復唱されると、本当に恥ずかしく、恐ろしい気持ちになってくる。
「ふぅん……やっぱり! このお店に来る人って、みんな切実な感じなんだよねぇ。」
そんなことを言いつつ、薫さんは僕の足を強引に広げさせてくる。
「ホラ、おちんちん以外のところやけどするから足開いててね。一瞬熱いけど、これからされることに比べたら全然だからさ」「はい……」
僕は、観念して足を開いた。
薫さんは、僕の股間に火のついた棒を当てる。
「あっつ!!」
思わず声が出る。
「大丈夫だよ、すぐ終わるから」
そう言って、薫さんは躊躇なく僕の陰毛に火を当てた。
「アツ!!アッツ!!!」
足を開いていたせいで、逃げることもできず、ただ声を上げるしかなかった。
「ほら、動くと危ないですよぉ? もうすぐ終わりますからね?」
そう言われても、怖いものは怖かった。
「よし、これでおしまいっと。はい、お疲れ様です!」
恐怖の時間は、一瞬で過ぎ去った。僕の股間には、焦げもせずに無事でいるツルツルのおちんちんがあった。
すっかり縮こまっていて、とても裸で女性の前にいるとは思えない。
「ありがとうございます……」
かろうじてお礼の言葉を絞り出すと、薫さんはそんな僕を意にも介さず話を続けた。
「じゃあ、いよいよ本番ですね。」
「あの……本当に、切っちゃうんですか……?」
恐る恐る聞くと、
「そりゃそうですよ。サインしたでしょ?まあ半分ぐらいの人はこのあたりで怖気づくんでわかりますけどねぇ~、あははっ!」
と、あっけらかんと返された。
「わ、わかりました。」
覚悟を決めて返事をする。
「あら、思ったよりいいお返事だねっ。たまーにわめく人がいるんだけどさ、結局全員しっかり切ってもらえてるし、最後はクレームも言わなくなるんだよねぇ。まあ、安心してください。お客さんの大事な部分を切るわけですから、しっかりケアはしますよ。」
薫さんが、消毒液の入ったスプレーボトルを手に取った。
「それでは、失礼しまーす。」
薫さんは、シュッと音を立てて僕の股間に向けて吹きかけた。
「うっ……冷た……」
「はい、すみませんねー。」
続いて、脱脂綿で拭き取り始める。
「ん……そこ、くすぐったいです……!」
「我慢してくださいねー」
そう言いながらも、薫さんは手を止めず、優しく丁寧に僕の股間を掃除していく。
業務的な感じで自分のおちんちんを扱われているにも関わらず、薫さんの雰囲気もあってか、なんだか居心地は悪くなかった。
落ち着かなくなってきた僕は、薫さんにおずおずと気になっていたことを訪ねてみる。
「あの……さっきの話ですけど、切ったあとはどうなるんですか……?」
そう、実は僕はこのショーの内容を聞かされていない。
僕が知っているのは、
・このショーで本当に男性器と金玉を切断されてしまうこと
・切断された男性器は女性たちに食べられてしまうこと
・切断後、ちゃんと治療は行ってくれること
だけだ。
それ以外は、それを直前に知った男の反応もショーの一部だということで伏せられている。
ともかく、僕がここから出られる時には、すでに男性ではなくなっているということだけを知っている状態だ。
「ああ、気になりますよね。一応、切れたところの根元には包帯巻いて止血したりとか、感染症予防のために抗生物質飲んだりだとか、尿道を確保するためにカテーテルを入れといたりだとか。アフターフォローはバッチリですからご心配なく! 一応ご案内してると思うんだけど、提携してるホテルもあるからね。……まあ裏病院も兼ねてるんだけど。ただ、お客さんに聞いてる限りだと、切った後しばらく痛む人はいるみたいなんで、そこは注意してあげてくださいね。」
薫さんは、にこにこと軽く笑いながらも、おそらく何回も何回も色々な男に説明してきたことがわかるような流暢さで答えた。
しかし、僕の欲しい答えとは微妙にズレている。
「それも気になってはいたんですけど……。僕が気になってるのは、ショーの本番が始まってからの流れです」
「えぇ~?言わないとダメですか?」薫は少し驚いた様子だ。
「はい、お願いします」
「えーっとね、基本的には、うちの女の子とお客様たちの前でセックスしてもらってます。」
「えっ、セックス……!?」
「そう。しかも、うちで働いてる女の子はみんな絶世の美人だから。最後のセックスとしては極上の体験だと思うよ。」
そう語る薫さん自体、よく見れば相当な美女だ。荒唐無稽な話だが、そこに説得力が生まれていた。
薫さんとセックスしたいと思ったら、下手するとショーの参加費用兼治療費として僕が払った20万円では済まないかも知れない。
「さらにさらに、キミは最後のセックスだから……相手を選んだり、とっかえひっかえする権利があるんですよ。観客のマダムたちが見たい、最高の、最後の射精をしてもらうためにねっ」
「そっ、そんなことが……!?」
寝耳に水だった。
「今日うちにいてセックスしてくれる女の子は3人。えーっと名前が、結衣ちゃん、里奈ちゃん、そして美香ちゃんだっけかな。」
「あの……その子たちはどんな人たちなんですか?」
「んーとね、簡単に言うと、超売れっ子のAV女優と、女医さんと、生花の家元のお嬢様かな。」
「へ、へぇ……」
あまりのスケールの大きさに、反応に困ってしまう。
薫さんが、一人ずつ見た目や雰囲気の紹介をしてくれる。
「AV女優の結衣ちゃんは、とにかくすごいテクニックを持ってるから。きっと今までのセックスで一番気持ち良くなれると保証するよ!外見は、一言で言うと、めちゃくちゃかわいい。黒髪ロングで童顔で、まさに清楚系、男の夢!って感じ。笑顔でお仕事を続けるために、たまにおちんちんを食べることで、男に対して優越感を感じてるんだってさ。」
「そ、そうなんですね……」
一人目から濃い人を紹介されて、僕はたじろぎながらもいいなと思った。
僕のおちんちんが、AV女優さんに切られて、食べられて。全員納得の上で、他の男に夢を与える役に立つのだ。
「次は、お医者さんの里奈さん。彼女はね、もう本当に最高だよ。」
薫さんが、お気に入りの風俗嬢を紹介するおじさんのような口調になってきた。
「まず、その容姿!黒髪セミショートで、メガネかけてて、知的な雰囲気。でも、実はなんと19歳になりたてなんだ!アメリカで勉強した神童……ってやつだね。」
色々驚きの情報が出てきて頭がついていかないが、こんな非日常的なお店であれば、働いているのも非日常を体現するような女性なのだろう。
しかし、19歳のお姉さんの、おまんこにおちんちんを入れるのか……
「この子も相当変態でね。幼稚園の時に、事故で男の子の金玉を潰しちゃってからそれに興奮する身体になっちゃったみたいで……性転換手術やがんの手術で、合法的に男性器を切り刻めると思って医者になったらしいよ。まあ、お医者さんの一家っていうのもあったとは思うけどすごいよねぇ!」「そ、そうですか……」
「それで、おちんちんの扱いのプロでもあるわけ。……切り落とすのもね?まあ、あとは本人の身体に直接聞いてみてよ。」
「最後はお花屋の娘さんで、名前は美香さん。この子も変わった趣味の持ち主でね。おちんちんを切り取られた男の人が、おちんちんのなくなった股間から血を流して泣き叫んでるところを見ないと、性的に感じることができないんだってさ。なんだか、吹き出す血が彼岸花に似てて綺麗だとか。見た目は、茶髪のショートヘアで、おっとりした印象のかわいらしさ。そういえば、おちんちんを切られた人のことを想像しながらオナニーするのが大好きなんだってさ!美香さん、あとから自分でオナニーするためにビデオも撮ってるし……相当変態だよね。」
早口で説明をまくしたてる薫さんを静止する間もなく、一通り説明を終えられる。
男として、人生で最後のセックスの相手を選ぶことが、こんなにドキドキするとは思わなかった。
「あっそうだ、ちょっとまっててね。おちんちん切られるイメージを膨らませておけるように、3人の写真出すから。」
そう言って棚から薫さんが写真を取り出した。
「わぁ……全員甲乙つけがたい美人ですね……」
素直な感想が口から漏れる。
「でしょう?全員すごく美人だし、みんなそれぞれ個性があって面白いんだよね。」
ここまでの説明を聞いて、僕は薫さんが勧めてくれた3人の女性の中で誰におちんちんを切って欲しいか考え始めた。
セックスは全員とできるとしても、挿入したままおちんちんを切るという瞬間に立ち会ってくれるのは一人だけだ。
「あ、そうそう。セックス中に射精したら、全員とセックスしてなくてもおちんちんはその場で切られちゃうからね。セックスの順番は考えといたほうがいいかもよ?みんな自分で切りたがってるから、本気でイかせようとしてくるし。早漏だったら大変だしね、あはは……」薫さんは笑い事のように言っているが、男性器を切られるというのは、とても恐ろしいことだ。
「あの、ちなみに射精しなかった場合はどうなるんですか……?」
「うーん、それは大丈夫だと思うよ。射精するまで、徹底的に最高のテクニックで絞られるから。それに、いざとなったら精力剤も飲ませちゃう!」
「そ、そうですか……」
「まあまあ、とりあえずは目の前のセックスに集中しましょう!ほら、シャワー浴びようね。」
薫さんに急かされて、シャワーを浴びに行く。
薫さんが、「私が全部やってあげるから、服脱いで座って待っててください」と言うので、言われた通りに全裸になり、お風呂場のイスに腰掛けた。
薫さんは、手際よく僕の陰部周りを洗い始める。
「ここも、みんなにおちんちんを食べてもらうためにしっかり洗っとかないとね~」
薫さんは、泡立てたボディソープで僕のおちんちんとその周辺を優しく撫でるように丁寧に擦っていく。
「はい、終わりました。じゃあお湯かけますね?」
薫さんは、シャワーを伸ばして、お腹のあたりから温かいお湯をかけてくれる。
そのまま全身にお湯をかけてくれて、僕の禊は完了した。
「はい、これでキレイになりました。」
薫さんは立ち上がると、僕のおちんちんをじっと見つめている。
「えっと……何か?」
「いや、やっぱり立派だなって思って。」
「そ、そうですか……」
僕のおちんちんは、太さが5cm近くあり、勃起すると長さは18cmくらいある。
ここに応募するときに、自分で計測してメールで送ったから知っているのだ。
「これなら、お客さんみんなに振る舞えるかも。」薫さんが独り言を呟きながら、僕のおちんちんを見つめていた。
「えっと……嬉しい……です。」
僕はこの大きいおちんちんが嫌いでここに来ているのだが、最後の瞬間に褒められるのは悪い気がしない。
「まあ粗チンなんて食べてもゴムみたいでおいしくないですからね~」」
薫さんは、冗談めかして笑っている。
「はは……でも、本当にありがとうございます。」
「いえいえ、いいんですよ。」
「えっと、それじゃあショー開始まで控室でゆっくりしててくださいね。裸のままでですけど、暖房つけてあるんで温かいですよ。あ、ここで先走ってオナニーしたり射精したら、その場で罰金の上私が金玉潰しとか、ミンチにするとか……もっと残虐に壊すって規定になってるんで。やらせないでくださいよ!?」
薫さんが怖いことを念押ししながら、控室まで笑顔で送り出してくれた。
一人で案内された控室に入ると、中には黒髪のショートカットの女性が立っていた。
先程の写真で見たことがある。おそらく彼女が里奈さんだろう。
里奈さんは、僕に気づくと笑顔で駆け寄ってきてくれた。
「はじめましてっ!私里奈って言います!今日はよろしくお願いしまーす!」明るく元気な声が響く。
「こちらこそっ!今日はよろしくお願いします!」僕は驚きつつ、努めて明るい声で返した。
里奈さんは、背丈が170センチ近くあり、すらりと長い手足と整った顔立ちをしている。
「あ、佐藤さんって呼べばいいかな?私年下だから敬語使わなくて大丈夫だよ!」
「うん!わかった!僕は佐藤って名前なんだ!好きな呼び方でいいよ!」
「おっけ?!じゃあ佐藤くん、私は今日あなたとセックスしたり、おちんちんを食べるために雇われたの!」
そう言われればそうなのだが、いざ面と向かって年下の美人、それも医者に言われると身震いしてしまう。
「そ、そうなんだ……なんか怖いな……」
「あはは、安心してよ!おちんちん切ったらすぐ止血するし!ちゃんと食べてあげるし!それに、手術が終わったあとはちゃんとお薬塗ってあげるからね!」
「う、うん……おねがいします。」
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ!私も手術するの初めてじゃないし!」
「そ、そうですよね!」
努めて冷静に答える。
「ちなみに佐藤くんはどんなセックスが好きなの?最後は私の身体で気持ちよくイかせてあげるからさぁ、好み、おしえてよ……?」
里奈さんが、年下の甘えるような声で囁いてくる。
この人は、客観的に見れば僕のおちんちんを切ろうとする悪魔なのだ。
しかし、僕はおちんちんを切ってほしくてここに来ている。正直に答えた。
「僕は、騎乗位が好きです。」
「ふーん、そっかぁ。Mっぽいもんね。私も好きだよ!」
そう言うと、里奈は立ち上がり、僕のおちんちんに顔を近づけた。
「すごいね!お兄さんのはすごく立派!これは切りがいがあるなぁ……?こんなに大きいとね、ほんとは、刻んで、解体して、おまんこの素材にして女の子に作り変えちゃいたいんだけどなぁ……あはは。性転換手術はね、おちんちんが立派な方が綺麗なおまんこになるんだよぉ?でもね、ここだとおちんちんを根本から切らないといけないからぁ、ちょっとさみしいんだよねぇ。」
里奈さんは、無邪気な笑顔で恐ろしいことを言っている。
「あ、あはは……」乾いた笑いしか出てこない。
「ねぇ、お兄さんはおちんちん切られるのに抵抗はないの?」
「うーん、まあ、あんまりないかも……どうせもう男として生きていけないし……」
「そっかぁ……それじゃあ、最後におちんちん切られるときの感想教えてくれない?」
「うーん……それは……」「最後くらい素直になろうよ!おちんちん切られるの、楽しみなんでしょ?お姉さんに言ってごらん?」
「うぅ……おちんちん切られるの……楽しみです……早く切って欲しいです……ううっ……」
僕はなんだか緊張と言葉責めに耐えかねて、涙目になってしまった。
「あははは!泣かないでよ!かわいいじゃん!いいよ!思いっきり切ってあげるから!」
里奈は楽しそうだ。
「あはは、まあいいや。楽しみに待っててね。」
「うう……はい。」
「じゃあ、私は準備してくるから、また後でね。」
そう言って、里奈は部屋を出ていった。
それと入れ替わるように、艷やかな黒髪ショートカットの女性が部屋に入ってきた。
「あ、どうも。はじめまして。結衣といいます。」「あ、どうも。佐藤です。」
「今日のショーでは、あなたとセックスをさせていただきます。もしイってくれたら、おちんちんもちょん切っちゃいますね。」
あっけらかんと、冷静に言われる。
結衣さん、AV女優と言っていたから……案外一番こういう場所に場馴れしていて、冷静なのかもしれない。
「はい、よろしくお願いします。ところで……」
僕は質問をしてみる。
「みなさんは、その、男性器を切って食べるのがお仕事なんですよね……? 僕には、なぜ皆さんがそんな仕事をされているのか、不思議でならないんです。」
「そうですね……。」
薫さんが口を開く。
「私は、お金がほしいわけじゃないの。ただ、男を絶望させたいだけ。」
「男を……ですか?」
「そう。」
「えっと……どういうことですか?」
「例えば、おちんちんを切り落としたとき、痛みで泣いてしまう人がいるでしょ? そういう人たちを見て、男を屈服させられたって感じたいの。」
「えっと……つまり、精神的に征服したいってことですかね……?」
「まあ、簡単に言えば、そうなるかしら。」
「そ、そうなんだ……」
「女にはこんなおちんちんなんてもの付いてないでしょ?それでも元気に生きてるんだから。男っていらないものを常に付けて生活してるんですよね。」結衣は淡々と話す。
「私のビデオを買う人もそうでしょう?みんな、おちんちんが付いてるから私のことを必要としちゃうのよ。」
「そう……なのかなぁ……?」
僕はまだ納得できず、生返事で返した。
「ええ。きっとそうですよ。だから私がこうやっておちんちん切り取ってあげるのよ!」
そう言い切る結衣さんの目はとても輝いていた。
「そ、そう……なんだ……」
「まあ、とりあえずショーの時間までゆっくりしててくださいね。」
「あ、はい。わかりました。ありがとうございます。」
「ふふ、私、名器ってよく言われるんですよ。私のこと好きならいいけど、他の女の子が好きなら入れてすぐに出さないようにねっ。ふふ。」
「ははは……」
「それじゃあ頑張ってね。」美香は微笑みながら去っていった。
「あ、はい。頑張ります……」
僕は、あまりにも美しい女性があっけらかんと去勢の話をして去っていくこの場所にいることで、改めて緊張していた。
しばらくして、また別の女性が部屋に入ってくる。
おそらく美香さんだ。
美香さんは、美しい緑の着物を着ていた。
彼女はこちらを見ると「はじめまして。」と言って、おっとりと近づいてきた。
「あ、はじめまして。」
僕は返す。
「私は、今日あなたのおちんちんを食べる予定の、美香と言います。」
「あ、はじめまして。今日はお世話になります。」
「ふふっ、おちんちん切られるってわかってるのに、落ち着いてるのね。」
「いえ、正直緊張しています。おちんちん切られるのは怖いですし……それに……やっぱり、信じられないというか……」
「そうよねぇ。」
「あの……みなさんは、本当に男の人のおちんちんを食べてるんですか……?」
「ええ、そうでなかったらこのお店はないですし……何より、私の持っているたくさんのビデオや写真がその証拠ですわ。」
「び、ビデオ?!」
「はい。私、おちんちんを切り取るのが好きで、いろんな人のおちんちんを切り取らせていただいていますの。その時、皆さんのことを忘れないように個人的に記録させて頂いておりますわぁ。」
「そ、そうだったんですね……知らなかった……なんかショックです……」
「あら、ショックを受けてくださるの?嬉しいわ。私が男の子がおちんちんを切られる瞬間の映像でいつもオナニーしてるなんて言ったら、どんな顔します?」
「うぅ……ちょっと理解できないかも……っていうか、そんなこと言わなくて大丈夫ですよ!」
「ふふふ、ごめんなさい。」
「でも……どうしてそんなことを……?」
「私、小さい頃から男の人がいない環境で育ってきました。家元として、乳母に厳しく躾けられながら、ストレスのはけ口もないままに。そんなある日、しばらく親戚の家に預けられて……そこで、生まれてはじめて見たネットで、人生を変えるものを見たのです。普通のSM小説を、たまたま見ただけだったんですけどね。」
「へぇー……」
「そしておちんちんをいじめられて泣いてる人を見た時、自分だったらどうするか、って考えてしまったのがきっかけですわ。おちんちん、あまり見たことがないものでしたから……。さぞ美しいものだと思ったのです。」
「なるほど……それで……」
なんだか、人は抑圧された環境で育つとよくないんだなぁ……と、人並な感想を抱いてしまった。
「それでね、よく観察できるように、その従兄弟のおちんちんを裁ちばさみで寝ている間に切り落としてみたのです。」
え……? 切り落とした……? 今、切り落としたって聞こえた気がするんだけど…… 聞き間違いかな……?
「もちろん、ただの家庭内の事故ということで済ませて頂きましたよ。私は家元ですから。でも、それから私はそれ以外で興奮できなくなってしまったのです。」
顔を真っ赤にしながら、徐々に興奮が混じっていく声で話す美香さん。
さらっと言っているけれど、とんでもない発言だと思う。
しかし、目の前の女性は、とても無邪気な笑顔で笑っている。
「まあ、私も今では切った時にだけしか興奮できないのではありませんよ。その従兄弟が結局性器がうまくくっつけられずに、男としては終わった生活をしていると聞きまして。今ではそれを想像するだけで丸一日オナニーできるのです。うふふ。」
そして、僕は恐ろしさを感じつつも、こんな綺麗な人が、喜んで自分のおちんちんを切り落としてくれることに期待してしまっている。
いったい僕は何を考えているんだろう。
「それじゃあ、私は一旦これで失礼しますわ。また後で、生まれたままの姿でお会いしましょう。ショーをお待ちくださいませ。」
「あっ、どうも……失礼します。」
僕の背中を悪寒が走る。すごく濃い人だった。
なんだか決心をかき回されたような気持ちになりながら、一人でその時を待つ。
しばらくすると、薫さんがまた入ってきた。
「おまたせしました。準備はよろしいでしょうか?」
「あ、はい!お願いします!」
「ふふ、それではこちらにどうぞ。ついてきてください。」
そう言って、薫さんのあとに続いて控室を出た。
廊下の先には、紫色の絢爛な、ある意味悪趣味とも言える扉があった。
「この先はショーのステージに続いています。前にはお客様がいますが、まずは落ち着いて台の上に座ってお待ち下さいね。あとから女の子たちが入ってきますから、司会から指示があったらセックスしたい相手を指名してくださいねっ。」
「あ、はい。わかりました。」
「それじゃあ、私はここで。準備がありますから!」
そう言って薫さんは去っていった。
いよいよ始まる。
佐藤は、これから行われるショーへの緊張感とともに、ほんの少しだけ期待感を持っていた。
中に入ると、そこは薄暗い部屋で、部屋の真ん中には手術台のようなベッドが置いてあった。
周りを見ると、テレビやジョークグッズでしか見たことのないような、仮面を被った女性たちが三人机を囲み、上品に食事をしていた。
全員無言だが、こちらに突き刺さるような視線を感じる。
この人達も、ショーに安くない金額を支払っている女性なのだろう。
僕は意を決して、ベッドに座って、平静を保とうと努力しながらただ待った。
すると、突然声がした。
「レディース・エーンド・もうすぐ男の子じゃなくなっちゃうそこのキミ!」
突然後ろから声が響く。
振り返ると、そこにはカジノのディーラーのような男装をした薫さんがいた。
「今日はお集まり頂きありがとうございます!皆様、世界各国のペニス料理の前菜はいかがでしたでしょうか。本日は、皆様に本物の男性のペニスを味わっていただきます!」
数人の女性しかいない会場に、まばらだが品のある拍手が起こった。
「本日はこちらの佐藤くんのおちんちんをいただこうと思います。」
僕が食材として紹介される。
「こちらは20歳。現役男子大学生です。身長は167cmで体重は55kg。」
「今日はよろしくお願いいたします……」
「ふふ、かしこまらなくてもいいのよ。今日は楽しんでいってくださいねっ。」
「はい……」
「ふふっ、緊張してるのね。大丈夫よ。痛いのは一回だけで、あとは天にも登る快感だから。」
そう言われても、身体の一部が永久に失われるのだ。それもこんな人前で、見世物にされて。怖くて当然である。
「ふふっ、そんな顔をしないで。ほら、おちんちんが縮んじゃうわよ?」
「あ、すみません……」
薫さんは、お客さんの方に向き直って説明を再開する。
「当店は、若いおちんちんの食べごろは、最高の射精をした直後だと考えています。そこで、本日はこの佐藤くんと当店が誇る絶世の美女たちが、人生最後のセックスを致します!」
薫さんが、ニヤニヤしたような、弾んだ声で宣言する。
お店の張り詰めた空気が、性的な好奇心に変わっていくのを感じる。女性だけの空間であっても、そうなのだ。
「最後のセックス、最後の射精!ここで全力を出さない男はいないでしょう。漫然としたオナニーや惰性のセックスではない、皆様のお眼鏡に適う、本当に激しいまぐわいとなることを期待しています!」
先程よりも大きい拍手が響いた。
なるほど、「最後のセックス」には、そんなショーとしての意味もあったのか。他人事のように感心してしまった。
「この佐藤くんには、BARファイラスが誇る美女3人の中から一人を選んでいただきます。その相手とセックスしていただき、射精してしまったら佐藤くんはおちんちんとさようならです。セックス中の女性が、ただちに繋がったまま佐藤くんのおちんちんを切り落とします。ただし、射精するまでは、佐藤くんの意志で自由にセックスの相手を変えることができるルールになっています。ストップ!とか、チェンジ!と言ってくれれば、女の子はただちにセックスを中止します。その後、落ち着いて次の方を指名してもらいます。」
ルールの説明が終わる。いよいよ本番だ。
「本日佐藤くんのおちんちんは誰の膣の中で果て、私達のお肉となるのか!まばたき禁止でお願い致します!さあ、それでは3人に入場してもらいましょう!」
淡い照明が消えて、台の周りがスポットライトで照らされる。
すると、後ろのドアから先程話した三人の女性が入ってくる。
一人目は、緑を基調とした着物姿の、美香さん。
二人目と三人目が、茶髪セミショートで童顔、赤いドレスの里奈さんと、黒髪ロングが映える結衣さんだった。
「皆さまご紹介します。まずは、華道の家元にして、おちんちん切り落とされるのを見るのが大好きな、紫の和装の、美香ちゃんです!」
「みなさん、こんにちは。」
「続いて、おちんちん切断ショーを医師としても支えてくれている、里奈ちゃーん!!」
「よろしくお願いしまぁす♥」
「そして最後は、超人気AV女優の、結衣ちゃん!」
「よろしくお願いします。」
3人は拍手に包まれる。
「それでは佐藤くん、最初のお相手をご指名下さい!」
「えっと……じゃあ……美香さんで……。」
「美香さんですね!かしこまりました!」
「それでは、美香さん、こちらへどうぞ!」
薫さんが手招きして、美香さんを誘導する。
美香さんは、興奮を隠しきれない笑顔で、僕のいるベッドに近づいてくる。
僕のおちんちんをその手で切るその瞬間を今からイメージしてくれているのだ。
「ふふっ、佐藤さん、今日はよろしくね?」
「はい……よろしくお願いします。」
「それじゃあ、早速始めようか。」
「はい……。」
そう言って僕の手を優しく取ると、帯をスッと解いて服を脱ぎ始める。
一瞬の間に、彼女は生まれたままの姿になった。
あまりにも魅力的で、若くして熟れたボディラインだ。普通の男なら、この誘惑に耐えられる人はいないだろう。
「もう我慢出来ないからぁ、早速挿れさせていただきますね。皆様もご期待されているでしょうし……。」
美香さんはなだれ込むように僕をベッドに横たわらせ、覆いかぶさってくる。
彼女は右手をベッドにつきながら、左手で自分のおまんこを大胆に触ってクチュクチュとえっちな音を立てている。
前戯もなく大丈夫なのかと思ったが、杞憂だった。もうすでに、美香さんは興奮しきっているらしい。
「私は準備できていますよ、佐藤くん。佐藤くんのおちんちんも、最後の勃起、しましょうね……」
そう言って、愛液だらけの手で、僕の半勃ち以下になったおちんちんを刺激してくる。
美香さんの大きなおっぱいが目の前に押し付けられながら、僕はもう覚悟を決めて、一瞬で快楽に身を任せることにした。
僕のおちんちんが、どんどん硬くなり、握って手コキしてくれている美香さんの手を押し返し始める。
「あらぁ……私に切られる覚悟ができたのね。ねえ、佐藤くん。あなたはどんな顔をして、どんなチンなし人生を送るのかしら……くすくす……」
美香さんは、おちんちんを握り直して、亀頭を中心に刺激してくる。
「はあっ……くぅっ……」
「ふふっ、可愛い声ね。もっと聞かせてちょうだい?ほら、こことか気持ちいいんじゃないかな……」
そう言いつつ、裏筋を強くなぞりあげてきた。
「うっ!うああ……」
「ふふっ、声が出たじゃない。やっぱり男の子は、女の子におちんちんをいじられてる時が一番幸せなのよね?」
そう言うと、美香さんは腰を急に沈めて、おまんこの中に僕のおちんちんを迎え入れてくれた。
僕は童貞ではないが、これまで感じたことのないほどの熱さ、気持ちよさが僕を貫く。
ああ、こんな女の子と気兼ねなくセックスできる人生だったら幸せだっただろうなぁ……
こんなところに来て、人生最後の射精だと言われないと気持ちのいい射精ができない自分が嫌になってくる。
でも、僕は男として失格だから、これでいいのだ。
そう思い直すと、急に最後のセックスがただただ愛おしくなった。
「そんなおちんちん、女の子に切られたらどんな気持ちになっちゃうんですかぁ……?!こんな気持ちいいセックス、人生最後なんですよぉ。もう味わえない人生最後の快楽、最後に植え付けられる気持ちはどうですかぁ……!?」
美香さんの蠱惑的で、猟奇的な顔がどんどん快楽に融けて行く。
僕は、この人に最後にセックスした女という一生消えない記憶を植え付けられている。
きっと美香さんの中で、どんどん興奮が高まってきているのだろう。美香さんの秘部は、挿れたばかりとは思えないほど熟していた。
「うっ、うあ……」
「ふふっ、もうイきそうなんですかぁ……?まだ始まったばかりなのにぃ……早漏さんなんですね……?せめて人生最後のセックスなんだから、言葉にしてから果ててくださいよぉ……!」
美香さんが不満そうな声を上げる。「うっ……ごめんなさい……!あの……!ううっ、気持ち良すぎてぇ!うあ、もう、出ちゃうううう!」
「ちょっと待って、ストップですぅ!」
美香さんが勢いよく腰を引き抜いた。
僕のおちんちんも、すんでのところで射精には至らなかった。
「情緒も何もなくイッちゃったら、おちんちん切っても楽しくないじゃないですかぁ。」美香さんは不服そうだ。
「すいません……。」
「謝らなくても大丈夫ですよぉ。佐藤くんがすぐに射精しちゃうのなんて最初からわかってますからぁ。」
「うう……。」
「それに、佐藤くんはおちんちん切られるのが大好きな変態ですからねぇ。」
「そんなこと……。」
「そんなこと言って、本当は期待してるんじゃありませんか?おちんちん切られるの。」
いつの間にか、美香さんの声がとろけた声からいつものしっかりとした話し方に戻っている。
「それは……はい……。」
「では、しっかりと感想を言ってくださいね?もう、イメージできないなら、もうこうしてしまいますから……」
美香さんがベッドの脇に手を伸ばしたと思った瞬間、おちんちんの根本に冷たい感触が走った。
「ほら、私の使うのはお花用の大きなハサミです。茎の太いものを切ることもありますから、こんなにたくましいハサミがあるんです。ほら、おちんちんに王手をかけたままセックスしましょうねぇ……何か、興奮させてくれるような感想も出てくるかもしれませんから……」
そう言って、僕のおちんちんの根本をしっかりとハサミで捉えながら、美香さんは再び僕の上にまたがってきた。
「ほら、しっかりおちんちんの寿命を意識してくださいね?」
「はい……。」
「そうそう、私が動くのに合わせて……えいっ♪」
美香さんの秘部が、再び一気におちんちんを飲み込んだ。
「うああっ!」
「ほらぁ、ちゃんと見てて下さいよぉ?おちんちん切っちゃう瞬間。」
観客に向けてだろうか。そう言って、ゆっくりと腰を上下させる。
「ああっ、美香さん……!」
「みなさんちゃんと見てくれてるみたいですねぇ……じゃあ、そろそろ切りますね……!」
「え……!?」
射精はさせてくれるんじゃなかったのか。
僕は豆鉄砲を喰ったような気持ちになる。
待って……射精したい!
僕の腰が未練がましく、激しく動いた。
「あははは!驚いてる!びっくりしてる!嘘ですよ、嘘!射精するまで待ってあげますから!ほら、フェイントかけられて思ったことあるんじゃないですかぁ……?私におちんちんを切られる気分はどうですか……?」
「うあっ、やめっ……」
「答えられないなら、このままずっと寸止めしちゃいたいんですけど……?ほら、早く言わないと本当に射精しちゃいますからね……?ほら、ほらぁ……!あっ、またビクッとしたぁ……!もう限界なんですかねー?でも、言ってくれれば楽になれるんですよぉ?ほら、ほらほらほらぁ……!ふふっ、おちんちんびくついてるぅ……!かわいい……!ねえ、教えてよぉ……!どんな気持ちなのぉ……?」
「うっ、うあ……!くっ、くぅぅぅぅっ!!」
言葉にしたいのに、言葉にならない。
こんなに気持ちいいセックスをずっと味わっていたい、おちんちんを切られたくないという感覚と、美香さんの中で果てたいという両方とも動物的な本能がバッティングしているのだ。
どんどんとヒートアップしていく美香さんの身体は、僕の身体を射精へと突き動かす。でも、それを言った途端に、僕のおちんちんがなくなってしまう。
こんなに気持ちいいものを失いたくはない。
でも、もう果ててしまいたい。
その二つの感情が僕の中でぶつかり合い、どんどん思考力が奪われていく。
「あれれ、全然ダメそうですねぇ……それとも、もうすぐ射精できそうですかぁ……?どっちにしても、おちんちんを切られる時は来ますからね……!ほらぁ、頑張ってぇ……!頑張らないとつまらない男……オス未満のカスちんぽとして覚えちゃいますよぉ……!」
頭がスパークする。身体と脳が両方とも痺れる。
僕は、わけもわからずこう叫んだ。
「ああ!気持ちいい!気持ちいい!おちんちん切られるの気持ちいい!美香さんにおちんちん切られるの、楽しみ!ああ!イク!イキそう!もう無理!ああ!ああああああ!!!!」
「あらぁ……!やっと素直になりましたかぁ……?いいですねぇ、最高に惨めな顔……!
あはは、おちんちんの先っぽ、震えていますよぉ……?そんなにおちんちんを切られるのが嬉しかったんですかぁ……?ふふっ、いい顔っ……!じゃあ、お望み通り、今度こそ本当に切り落としちゃいますよぉ……!」
「イク、イク、イきますぅ!!!!!!!!!切って!!!!」
僕は一瞬、意識が飛びそうになるほどの快感を感じた。
と同時に、おまんこの中で何かが切れる感触がした。
「はい、ちょっきん……っ!」
「あぁ……すごい量……!そんなに気持ち良かったですかぁ……?」
美香さんは満足げだ……。僕の身体から、ゆっくりと体を起こして立ち上がる。
僕はというと、全身から血の気が引いていた。
だって、立ち上がる美香さんのおまんこに刺さっていたのは、もう僕の股間にはない自分のおちんちんだから。
美しいおまんこから、グロテスクな僕のおちんちんの断面が覗き、役割を果たすことがなくなった金玉袋がだらしなく垂れ下がっている。
玉袋の中身は、これまで僕の精子を運んでいたと思われる管と共に、僕の腰のすぐそばに転がっていた。
「はい、終わりですう。」
「う、うぁ……!」
「どうしました?そんなに青ざめてぇ。」
「あ、あ、あ、あ……」
「ふふっ、そんな怯えた顔をしないでください?ほら、お股を綺麗にしてあげたんですからぁ。」
「うあぁ……あ……」
「ふふふっ、ふふ、ふふふふふっ!」
美香さんが笑い出す。
「うっ、うっ……」
「ホラ、泣かないのぉ。そんなに怖かったのぉ?まあ、そうよね。今まで大事にしてたものがなくなって、もう生えてこないんですからねぇ。」
「うっ、うっ、うっ……」
「あははっ!泣きすぎぃ!あははっ!ふぅ……ごめんなさいねぇ、ちょっと意地悪しちゃいましたぁ。」
「ひぐっ……ひっ……」
「はいはい、ごめんなさいってばぁ……。よしよし……大丈夫ですよぉ……。」
「あちゃぁ~~~~一人目でイッちゃったかぁ。早漏だねぇお兄さん。私も切りたかったのになぁ……。ほら、止血止血。あとの処置は私に任せてよ」
里奈さんがやってきてそう言うと、素早く僕の尿道に何かを挿入し、何らかのテープで保護したあとに包帯を巻いていく。
「はい、これでOK。痛み止めも打っとくけどぉ、ちょっと早漏すぎたんじゃない?チン無しくん。ほら、輸血もするから、気を失って楽になろうなんて許さないよぉ?こうなったら、おちんちん食べられるところまで見せてやらないとねぇ~」
僕は恥ずかしさと情けなさのあまり何も言えない。
すると薫さんが口を開く。
「はーい!なんと本日の佐藤くんは、一人目でイッちゃいました~!ふたりとも興奮して待ってたのに、女の子泣かせですねぇ。一途とも言うのかな。皆さん、治療の様子は置いておいて、美香さんのおまんこをご覧ください!」
美香さんの股間に全員が注目している。
僕にも見えるモニターに、ライブ映像が映し出される。
美香さんの綺麗なおまんこからは、僕のおちんちんがはみ出し、断面から真っ赤な血液が流れ出している。
「うわっ、すごっ……!えっろぉ……。こんなん初めて見たわ……。」
観客の女性の一人が声を上げる。
「ふふっ、ありがとうございます。これまでで一番大きい業物でございました……私にはもったいない、恐縮でございます。」
美香さんが謙遜を交えて言う声が遠くで聞こえる。
先程のおしとやかな美香さんに戻っていて、セックス中のおかしくなった美香さんはそこにいない。
「それでは、ペニス・金玉と最後の精液は回収させていただきます。」
ワイングラスを持った薫さんがそう言うと、美香さんの股間の前にかがみ込み、血まみれになったおちんちんを引き抜いた。
僕の最後の精液が美香さんの膣内からドロっと飛び出してくる。
血や美香さんの愛液と混ざりながら飛び出したその液体は、薫さんの持ったワイングラスに全て注ぎ込まれた。
「はい、お疲れ様でしたぁ。」
僕のおちんちんを抜き取られて、また少しだけとろけたモードに戻った美香さんが言う。
薫さんが、ショーを次の段階に進めている。
「それでは皆さま、お待ちかねの調理です!まずはこちらの坊ちゃんの、フランクフルトを頂戴したいと思います。」
「おおっ!」
「きたっ!」
「早くぅ!」
客席がざわめく。
「うっ、うっ、うっ、ううっ……!」
僕は嗚咽することしかできない。
「はい、では始めます。えいっ。」
薫さんが、僕の切られたおちんちんの根元を指先でつまんで、鉄串に通す。
見せつけるように、手コキのような動きで食用油が塗られていく。
薫さんは、そのまま僕のおちんちんをコンロの上に載せて、火をつけた。
「はい、当店では、こちらを焦げ目が軽くつくまで焼いて、串焼きとして提供しております!」
「うあぁ……あ……あ……あ……!」
僕は全身の震えを止められない……。
僕のおちんちんは、今まさに焼かれているのだ……。
僕のおちんちんは今、文字通り、食べられようとしている……。
フランクフルトになるんだ……。
「あっ、ああ……!あ……あ……あ……!!」
僕はただ、泣き叫ぶことしかできなかった。
覚悟をしていたはずなのに、喪失感で涙が出てくる。
横から美香さんが口を挟む。
「はい、そろそろいいんじゃないでしょうかぁ。」
今まで静かだった結衣さんも、焼かれているおちんちんを前に興奮している。
「いい匂いしてきましたね、美味しそう……!」
「あぁ……あ……あ……!」
「さあ、お待たせしました!焼けたようです。今回の佐藤くんは大きいおちんちんでしたので、皆様にも根本の部分の一部を切り分けてご提供いたします!」
客席の3人から、歓声が上がる。
「その他の部分は、当店の女の子たちと本人で4分割し、一口ずつ食べて感想を頂いていきます。先程の愛液と精液のマリアージュソースをかけてお召し上がりください!」
「うあぁ……あ……あ……あ……!」
「あら、泣いてるのぉ?もうすぐ食べれるのに。」
「いやだぁ……いやだぁ……!」
「ふふっ、何言ってるのぉ?あなたのおちんちんが切られて、食べられるだけなんだから、もう痛くも熱くもないでしょう?せっかく切ってから料理してあげてるのに。」
美香さんが笑いながら僕に話しかけてきた。
僕はこう答えるので精一杯だった。
「い、嫌だぁ……助けてぇ……」
「あはははははははははっ!!かっこわるぅーいっ!!!だって、さっきおちんちん切られるの気持ちいい!美香さんに!おちんちん切られるの!楽しみ!って!あはははははっ!男らしくなさすぎでしょ!」
里奈が大声で笑う。
美香はそんな里奈をたしなめる。
「まあまあ里奈さん。佐藤くんもまだお若いんですから。」
そう言っている美香さんは、あまり説得力のないような蕩けた顔をしている。
今度は薫が向き直り、
「お客様の前であんまり笑っちゃダメですよ?」
と言った。
里奈が苦々しい表情を浮かべつつ返す。
「だって、おもしろすぎるんですもん……。すみません……。」
「まったく……。申し訳ありません、失礼な子で……。」
僕はもう、まな板の上の鯉だ。
「いえ、大丈夫です……。」
「それにしても、まさかあんなにあっさりイッちゃうなんてね。」
美香さんの言葉責めが始まる。
「……はい。」
「あれじゃあ、おちんちん切られても仕方ないわよねぇ。」
僕はもう、何も言えなくなってしまう。
「でもね、あなたには感謝してるのよ。おちんちん切られて泣き叫んでる男の子の顔を見るのって、最高に楽しいから。」
里奈さんと結衣さんも、うんうんと頷いている。
結衣さんが言う。
「私は、男の人の泣き顔見るのも好きだから、わかるなぁ。」
美香さんは続ける。
「それに、私たちにおちんちん切られた人が、その後どうなるのか、っていうのをショーで見せられるのは、本当に幸せなことだと思うの。」
僕は、自分の今後について考えると、頭が真っ白になってしまう。
そんな話をしていると、いつの間にか薫さんが僕のおちんちんを串から外して包丁で切り分けているところが目に入った。
いや、正確にはもう「僕のおちんちん」ではないのか……
「それでは、こちらのフランクフルトをお配りしたいと思います。」
薫さんの一言で、会場中が息を呑む。
僕は、自分が切られて食べられてしまう瞬間を目の当たりにして、いよいよ恐怖心が高まってくる。
「全員行き渡りましたでしょうか。今回亀頭を食べるのは、今回切り落とした美香さんです。」
薫さんがそう言うと、美香さんが口を開く。
「いただきますっ!」
美香さんは躊躇なく僕のおちんちんの断片を口に含んだ。
「ん~!」
美香さんが官能的な声を漏らす。
美香さんは、舌の上で転がしながらおちんちんの食感を楽しんでいる。
「すごい!ぷりっぷりです!こんなの初めてかも……。」
美香さんは、そう言いながらも、おちんちんを噛みちぎり、咀しゃくしていく。
「あははっ!おいひぃ!普通のお肉みたい!」美香さんは、まるでソーセージのように、僕のおちんちんの断面を口の中で弄んでいるようだ。
「あぁ……あ……あ……あ……」
ゆっくりと味わって咀嚼し、飲み込む直前に彼女はこう言った。
「おちんちんを切り刻まれて、食べられて泣き叫ぶ男性を見ると本当に興奮するんです……!今日は本当にありがとうございます。これからは、おちんちんのない股間で生きていってくださいね。」
そう言って、美香さんは微笑みながらおちんちんをかみ砕いて、飲み込んでいった。」
僕はあまりのおぞましさに言葉が出なかった。
「ごちそうさまでした。大変おいしゅうございました。やはり若いおちんちんは格別ですね……これまでにないほどプリプリで身の締まった亀頭でしたわ。きっと、佐藤くんのことを一生忘れることはないと思いますわ。」
美香さんの恐ろしいコメントが終わった途端に、里奈が名乗りを挙げた。
「次は私だぁ!私のは結構大きいから、刻めなかった分たくさん口の中で弄んじゃおっかなー!」
「いただきまーす、あむっ!」
「んっ、美味しい〜!この弾力……たまんない!歯応えもしっかりあって、ほんっとに美味しいわ!切り刻んでおまんこにしちゃいたかったけど、お口の中でゆっくり解体するのもいいわね~~!」
通常の男が聞いたら卒倒するようなレビューをする里奈さんは、ただ美味しいというだけでは説明できない、エッチな顔をしていた。
「ごちそうさま!お兄ちゃんのおちんちん、こんなに質がいいならおまんこでも味わいたかったなぁ~、それに、ここのBARじゃなくて個人的に連絡してきてくれたら性転換手術で女の子にもしてあげたのにっ」
自分の分を食べ終わった里奈さんが言う。
冗談交じりに言ったつもりだろうけど、それが本音であることは誰の目にも明らかだった。
次は結衣さんの番だ。結衣さんは、他の2人とは違って、少し困ったような顔をしながら切り取られたおちんちんをフォークに刺して手に取る。そして、目を閉じて、おちんちんにキスをした。
「はむっ♥」
その光景を見て、僕だけでなく、会場中の全員がどよめく。
「ゆ、結衣さん……!?」
僕は驚いて思わず声をかけてしまった。
「ふぁい?(はい?)」
「あの……大丈夫ですか……?」
「えへっ♥」
「……え?」
「ちょっとだけ、興奮しちゃいました♥」
そう言うと、結衣さんは再びおちんちんを口に含む。「はむっ♥」
「佐藤くぅん、あなたのおちんちん、一回も気持ちよくしてあげられないまま切られちゃったわねぇ♥」
結衣さんが、口におちんちんを含んだまま話しかけてきた。
「うぅ……はい……。」
「あなたは、おちんちん切られる覚悟をしてたかもしれないけど、本当は痛くて苦しかったんじゃないかしら?」
「はい……そうです……うぐ……。」
「だからね、せめて私が、最後におちんちんの快感を教えてあげるわね……。あむ……♥」
そう言って、おちんちんの断片を舐める。
僕のおちんちんは、当然何も感じない。
ただの、食卓に上がった肉片となってしまった。
しかし、AV女優である彼女の演技は、その肉片を性的に味わっている。
僕は、先程の美香さんのおまんこと……味わったことがないが、極上の名器とされる眼の前の結衣さんのおまんこをイメージしてしまった。
すると、急におちんちんへの喪失感が大きくなってくる。
僕は、彼女の思わせぶりな食べ方のせいで、一度諦めた男としての欲求を取り戻してしまったのだ。
「あらぁ、おちんちんがないチン無しくんがこっちを見てるわねぇ……♥男として仲間に入れてほしいのぉ?」
「……はい。」
「だめだめ、こんな女だけの店で去勢されるようなチン無しくんが男だなんて笑っちゃうからw おちんちん付けて生まれてきた罰よw」
結衣さんの態度が豹変する。
「あーむっ」
彼女の口の中に、先程まで丁寧にしゃぶっていた肉片が放り込まれる。
結衣さんは、味わうことすらなく乱暴に噛み潰すところを僕に見せつけると、わかりやすく音を立てて飲み込んだ。
「ごちそうさま♪やっぱり男はすぐイメージを膨らませてないものねだりするのよ、ねぇ?早漏のクソザコチンポ、まあまあ美味しかったですよ♥まあ、ついててもついてなくても、男に生まれてる時点で私で抜くぐらいしか価値がないんだし、やっぱり下品なのは間違いないか♪」
男性そのものにを馬鹿にしたような言葉責めをされ、僕の心は完全に折れた。
会場にはくすくすとした笑い声が響く。女とチン無しの僕しかいないこの空間で、もはや笑い者は僕のほうだった。
この空気を変えたのは、司会である薫さんのよく通る声だった。
「さあ、最後は元のおちんちんの持ち主、佐藤くんに自分のおちんちんを味わってもらいましょう!普通の男は一生できない体験ですから、気分も盛り上がりますよね!」
「では、私からベッドの彼におちんちんを食べさせたいと思います!」
フォークにおちんちんの断片を刺した薫さんが僕に近づいてくる。
よく見ると、おちんちんの断面はグロテスクで直視に耐えない。
これを面白がることができるのは、やはり他人事である女性だからなのだろうか。
「それじゃ、召し上がれ!」
僕の口におちんちんが押し込まれる。
嫌がる人に無理やり食べさせることも、薫さんは手慣れているのだろうか。
僕の歯におちんちんを引っ掛けると、スッとフォークを抜いて、焼けたおちんちんを口に残した。
「さあ、佐藤くんは最後まで男らしくショーを進めてくれるのでしょうか!きちんと噛み砕いてコメントを残してくれるか、気になりますね!」
どうやら、僕の反応までショーの一部らしい。
僕は、意を決して、最後の僕が男だった証拠を奥歯で噛んだ。
「んむっ……」
まるでゴムのような感触で、おいしいとは思えない。
しかし、よく噛んでいるうちに、おちんちんの匂い、食感、味、全てが懐かしくなり、気がつけば涙が出ていた。
「自分のおちんちんを食べながら泣くなんて……いよいよ本格的に変態ね。」
里奈が小声で呟いた。
僕の口の動きが小さくなる。僕の口の中で、僕が男だったシルシがどんどん形をなくしていく。
今日、美香さんのおまんこの中にこれが入っていたのが遠い昔に感じる。
僕は現実感をなくしながら、どのくらい噛んでいたかもわからない僕の一部を、胃の中に飲み込んだ。
「はい!只今完食いたしました!佐藤くん、本日はおちんちんの提供ありがとうございました!」
薫さんのよく通る声が会場に響く。
僕は、男として本当に終わってしまったのだ。
不意に、薫さんが、僕の耳に口を近づけて、ささやくような小声で言った。
「今日のおちんちん、すごくおいしくできてたんじゃないですか?」
「……ありがとうございます。」
「あなた、本当におちんちん切られたかったの?」
「……はい。」
「本当に?」
「……はい。」
「そう。よかった。なら、ちゃんとみんなに味の感想を伝えてあげてね。」
そう言うと、薫さんは僕から離れてステージの中央に戻り、マイクに向かって話し始めた。
「皆さん、お待たせいたしました。これより、本人から味の感想を頂いて、本日のショーは終わりに致します!自分のおちんちんを食べられた佐藤くん、いかがでしたか?」
「はい。とてもおいしかったです……でも少し寂しい気持ちにもなりました。男として完全に終わったと思い知らされるような、そんな感覚でした。」
「ふふっ、そうでしょうそうでしょう。では、最後にもう一度、佐藤さんへ感謝を込めて、拍手をお願いしまーす!」
再び大きな歓声が上がり、僕のいるベッドの周りに幕が降りた。こうして、僕は、完全におちんちんを失ったのだ……。
カーテンの向こう側から、観客のざわめきや話し声が聞こえてくる。
それらは徐々に遠ざかっていき、やがて周りには、今日僕の去勢に参加した4人の女性のみが残った。
「はい、もう出てきていいですわ。」
美香さんの声がして、僕はベッドでため息をついた。
「お疲れ様です。」
「はぁ……」
「これでやっとおしまいですね。」
「はい……。」
「あなたは、これからはおちんちんのない男性として扱われます。里奈ちゃんが座っておしっこできるように尿道を作り変えてくれてるけど、女子トイレに入ったりできるわけじゃないからね。一生その中途半端な股間で生きていくの……ね♥」
わかっていたことだが、美香さんに釘を差される。
「わかってます……」
「それじゃ、私はお先に失礼いたしますわ。一応メールアドレスを渡しておくから、おちんちんのなくなった生活をたまに報告してくれると嬉しいです。一生お返事をすることはないけれど……うふふ。」
そう言って美香さんが席を立つ。
横から結衣さんも僕に声をかけてくる。
「逆に言えばもう立ち小便もできない、男として終わってる男になったってこと。まあ、金玉もないみたいだから私のAVで抜くことはないと思うけど。もうしばらく現役でいるつもりだから、私のAV見つけたら今日のこと思い出して泣いちゃったりして!それじゃあね♪」
そう言って立ち去っていった。
もう、僕の耳には何も届かない。
里奈さんは、おちんちんのなくなった股間の扱い方を僕に教えてくれると言ったり、励ましてくれている気がする。しかし、それを聞きながら、僕の緊張の糸はぷつりと切れてしまった。
こうして、僕の人生で一番長い日は終わり、意識は闇に包まれていった……
END.
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☆キャラクター紹介☆
メインキャラクターはこちらの5人です。
1.佐藤
一人称:僕
今回の男性器提供者。
男性でいることが嫌になり、破れかぶれでたまたま知ったBARファイラスのショーに応募した。
2.結衣
BARファイラスで働く女性。
黒髪のショートカットで童顔で、まさに清楚系。笑顔でAV女優の仕事を続けるために、たまにおちんちんを食べることで、男に対して優越感を感じている。巨乳。
3.里奈
BARファイラスで働く女性。茶髪のセミロングで、おっぱいの大きさは普通。見た目は、黒髪のショートヘアで、快活な印象のかわいらしさ。おっぱいの大きさは普通。
性転換手術やがんの手術で、合法的に男性器を切り刻めると思い、わずか18歳の若さで医者になった。
医者だけあって、男性器に対する施術経験は豊富。
4.美香
BARファイラスで働く女性。華道の家元で、いつも美しい緑の着物を着ている。巨乳。
一見すると優しそうな女性だが、実は、男を去勢することが趣味のサディスト。
去勢された男性の惨めなその後を想像するだけで、一日中オナニーをすることができる。
5.薫
BARファイラスで、受付・案内と、去勢ショーの司会進行を務める女性。黒い燕尾服に身を包み、赤いネクタイをつけており、胸元を大きく開けている。
ファイラスで働いている理由は、思い詰めた男の顔を見るのが好きだという性癖に基づいている。
感想などありましたら、こちらのTwitterアカウントにDMかなにかでいただけると励みになります。
(DM解放しています。)
@kanoziM
また、BARファイラスシリーズは同じような設定・キャラクターでご自由に制作頂いても構いません。
(ただし、WEBサイトへの広告掲載などを超えた有償でのご利用はご勘弁を……公表な部分があれば、私自身が今後作ったりするかもしれませんので。)
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投稿:2021.11.29更新:2021.11.29
【BARファイラス】最高の去勢・チン食いショーへようこそ♪
著者 KN 様 / アクセス 10007 / ♥ 56