「宮殿に忍び込んで姫君に手を出そうとしたのはお前だな」
身に覚えがない罪で捕らえられ、そのまま街の広場に連れ出された俺。
素っ裸にひん剥かれ、からだをギチギチに縛り上げられた姿で、台上に昇らされる。
広場には騒ぎを聴きつけた男も女も集まってきて、いつのまにか大群衆に。
恥ずかしいはずなのに、それだけでもうチンコはビンビン。
そのまま台上の柱に手足を別々に縛り付けられ、股間を突き出した格好で屈辱の晒し者にされる俺。
「クソ-!、俺は無実だ。助けてくれ~」
縛られた身体を身悶えさせながら、必死で訴える俺。
しかし群衆は俺の必死の叫びなど全く無視。
全裸で縛られながら勃起してる情けない姿の俺を嘲り笑うだけ。
「なんだあの野郎、あんな状況でチンコ立ててやがる!、とんでもない変態だ!」
「やだ・・・何であの人勃起してるんだろう・・・気持ち悪い・・・」
群衆は俺を犯人と信じ切っている。
「みんな俺の話を聞いてくれ~」
俺があまりにうるさく喚くので、見張りの兵士に猿轡をはめられてしまう。
「むぐぅぅ!!!」
もう声が出せずに暴れるだけの俺。
もがいているうちに、縄が敏感なところに食い込み、余計に興奮。
「むふぅぅんん!!!」
そしてついに絶頂に達し、群衆の前でチンコの先から体液をぶちまけ、無様な姿を晒す。
「見たか!この変態野郎!」
「これで宮殿侵入の有罪は確定だな!」
群衆は勝手なことを言う。
すると兵士が、
「公衆の面前で汚いものをぶちまけるとは言語道断。このような変質者は獄中で何をするかわからん。」
「よって裁判を待たずに、まずこの場でタマヌキチンギリを即刻行う!」
と叫んで、きらりと光る短剣を抜いた。
「あいつ、羅切されるらしいぞ!」
「宮刑だ!宮刑だ!公開宮刑だ!!」
「どうせ裁判で公開斬首か火炙り刑だろうに!」
「死刑の前に楽しみがひとつ増えたわけだ!」
騒然とする群衆の前で、俺の表情は恍惚から恐怖に変わっていった。
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投稿:2022.01.10更新:2023.12.05
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著者 Scavenger's daughter 様 / アクセス 20077 / ♥ 221