大学のサークルメンバーでの卒業旅行。
行き先はタイ!当然この国に来るには男だけの集いがたまらなく楽しい。
僕は初めての海外で楽しみだ。
メンバーの中には二人ほど以前にタイに行ったことがあるらしくその二人のおすすめで行き先が決まったのだ。
そして出発は明日の朝。
僕は楽しみな気持ちで朝を迎えた。
空港に全員が揃い6人で出発。これから7時間もすれば楽しい男の歓楽街に7泊そしてなにより日本より物価もやすい!僕は10万円を握りしめてタイに到着した。
タイは想像より暑く、でも日本とは違うカラッとした暑さだった。早速手持ちの日本円をバーツに換えホテルのロビーで集合となった。
こっちの時間ではまだ昼過ぎ僕達は観光をしながら歩き回り気がつく頃には夜を迎えていた。
そう、夜の始まりだ。
僕らはまず有名な通りを6人で歩く。
するとスナックらしき店の前にピンクの風呂場で使うような小さめなイスにあちこち女の子が10人ほどの集団で座っている。
タイを経験しているサークルメンバーは皆の先導をとり気になった女の子がいたらその店にいこうと仕切る。
左右ずっと女の子がこちらを見ながら座っていて目移りする。
すると僕と目の合った綺麗な顔立ちの女の子が僕に向かって優しく笑顔で微笑んだ。
僕はどうしてもあの子が気になりメンバーに伝えると他のメンバーもその子に目が止まる。
そもそもその子以外は決して可愛いとは言えるほどではなかった。ここで3人ずつグループで別れて日本人向けの居酒屋に後程集合と言うことになった。
僕の猛烈のあの子への気持ちが伝わったのか僕のグループの二人はその店で良いよと言ってくれる。
そしてその店に入った。
店に入ると数人のお客もいたが手を繋いで客と女の子が店から出ていくのが最初に目に入った。
ここでは店に入る前に気に入った女の子がいれば店に入りそこで賃金を支払い軽く飲んだ後は女の子と出掛けられるのだ。
それはショートとお泊まり。
さっき仕切っていたメンバーが30分後に居酒屋に集合と言っていた意味がわかった。どうも時間が短いはずだ。
ここで僕は先程の女の子を選びお店に代金を支払ってその子と手を繋ぎ店を出る。
同じグループのメンバーも同様に気に入った女の子を連れて店から出てきた。
そして集合場所の居酒屋に向かった。
居酒屋に着くなり皆個々に女の子を連れてきており大人数でのデートみたいな状態だった。
冷えていないビールを流し込みホロ酔いになった頃、各自ホテルへと連れている女の子と部屋に戻る。
僕とその女の子で自分の部屋に入るなり会話もなく女の子はシャワールームへとそそくさと入る。
完全に慣れているようでさっさと終わらせて次のお客を取りたいのだろうか?
ただ僕はお泊まりで店に支払いをしている、今晩はタイの初日を満喫する気で満々だ。
僕は落ち着かない気持ちでソワソワして服を脱ぎ女の子が入っているシャワールームへ入った。
女の子はなんの抵抗もなくいきなり僕のぺニスにシャワーをあて洗い始めた。
この国のホテルには湯船はなくそして暑くもない水に近いぬるま湯しかシャワーからは出てこなかった。
そしてトイレも同じくそこにある。
僕はこのシャワールームが落ち着かなく女の子の手をとりシャワールームを出た。
女の子は全身濡れたままイヤらしさをかもし出している。
舐め回すように全身を見つめると女の子は少し照れたような顔で股に手を被せ一言日本語で恥ずかしいと言った。
僕はその言葉にぺニスを大きくしむしゃぶりつくように女の子の身体をがむしゃらに触った。
そしてついにSEX
僕はその女の子の股にぺニスを差し込んだ。
ここで僕は過去に経験した女の子達とは違うなにかを感じた。
今までの女の子より浅い。
そしてなにかの筒にぺニスを入れてるだけの感覚。
腰を振りピストンしてもヒダヒダが絡むような感覚はなかった。
やがて僕はその感触にぺニスは萎えていった。
すると柔らかいぺニスが女の子の股からヌルッと絞り出された。
女の子はそれを見るなり悲しそうな顔をして背中を向けてベッドに横になっている。
その後ろ姿はとても可愛くてエロいものだった。
でも僕のぺニスは反応が薄い。
その子の肩をグッと僕の方に寄せこっちを向かせ僕はそのまま胸から股間へと舌をおろしていった。
女の子の股間はなにか女性とは違う臭いを感じたが僕はそのままクリトリスを舐め続けた。
コリコリと大きくなりながら硬いクリトリスを刺激すると女の子は顔を歪ませクリトリスの下辺りからジュワっとなにかを噴出した。
僕はそのままクリトリスから下へ舌を滑らせ女の子が噴いたであろう潮を舐めた。
そこで女の子から両手で僕の顔を押さえ付けストップが入る。
僕はさっきとは違いぺニスがギンギンだった。
そのまま女の子は僕の上に乗り股間にぺニスを入れ腰を振る。
そして僕は射精したくなり女の子にイクっと話すとOKと言われぺニスを抜こうにも上に乗っている女の子がそのままぺニスを膣の中で擦り付け僕はそのまま女の子の股の中に射精した。
我に返る僕は女の子にアイムソーリーとカタコトな英語で謝ると。
女の子は少し慣れたような日本語で
ワタシハレディボーイダカラナカデモダイジョーブと僕に告げた。
僕は知らずと性転換ニューハーフとSEXしていたのだ。
頭の中を整理すると
元男でさっきの潮は??
僕はどこにぺニスを入れてたのか?
疑問だらけだった。
女の子にその事を日本語で聞くと聞かれ慣れているのか
僕の目の前で股を広げ人差し指で自分の股間を指差し説明を始めた。
始めてみる人工のまんこ
パッと見た感じはわからない人もいるだろう、僕も女性器はそんなに見たことはないので違和感はなかった。
僕はさっきの潮は?と聞くと言葉かわからないのかシャセイシチャイマシタと返事がきた。おおよそ言っていた言葉は理解していたのかそのまま自分の作り替えられた性器を下着をずらし僕に見せながら
クリトリスを指差してぺニス
ビラビラを指差してフクロ
膣を指差してマンコ
尿道と思われるところを指差してオシッコと
女の子は説明してくれた。
どうやらクリトリスはぺニスで作られているらしい。
尿道はピンクの華が咲いているように女性のビラビラの様に見えた。
その下に完全に閉まりきらないポカンと空いた穴が空いておりその穴の奥に向かって男で言う蟻の十渡りが奥に向かって入り込んでいるように見えた。
そしてパカッと開いた大陰唇の両サイドに縦に縫った跡がクッキリと見えた。
男の性器を切り取り無理やり女の子にした形跡として痛々しく見えた。
僕はその子にどうして女の子になったの?と聞くと女の子は
オカネガヒツヨウダッタカラとさらっと答えた。
僕はしつこくなんで?どうして?と聞き返すと日本語が聞き取れなかったのか女の子の返答は
ダディニチャイルドノトキオミセニオカネトコウカンサレタと話してきた。
僕はその事で無理やり女の子にされたんだと涙が自然とこぼれ落ちた。
その涙を見るなり女の子は僕をそっと胸元に顔を沈めさせダイジョウブコワクナイヨ。ナカナイデと小声で話す。
僕はそれなのに無理やりSEXしてごめんと謝った。
そして朝まで抱き合いながら眠りについた。
翌日サークルメンバーとロビーで待ち合わせの時は女の子は僕の寝ているときに帰ったのか居なくなっていた。
メンバー達の会話を聞いていると皆純粋な女の子だったようだ。
タイの売春婦には稀にニューハーフがいるとは聞いていたが僕はたまたまその確率を引いていたのだ。
そのまま観光をしまた夜を迎えると僕は昨日の子がどうしても気になり今日もその子の店に1番で乗り込んだ。
そして次の日も
また、次の日も
サークルメンバーは僕がその子を惚れたと思っている様で僕だけ1人行動が多くなっていた。
日本に返る1日前のいつもの時間にその子の店に行くとお客と席にその子が座っていた。
僕は誰も指名せずそのままぬるいビールを飲んでいると女の子が嫌そうに強引に手をとり連れていかれそうになっていた。
僕は気が付くとその男の手を払いのけ店に金を渡しその子を自分のホテルに強引に連れて行った。
女の子は無言だが少しも嬉しそうな顔やなにやら心配そうな顔もしていたのだ。
僕は本当にその子に恋をしていたんだと思う。
女の子が口を開いた。
ココニイテハアブナイと
僕はそれを聞き大丈夫と女の子を抱き締めたがその子は震えながら
サッキノマフィア、アナタアブナイと言った。
僕は動揺よりその子を守りたいと思った。
するとホテルの部屋の扉がバンッと開き数人のタイの男がなだれ込んできた。
あっという間に拘束され顔を布で塞がれる僕。
そしてなにも見えないまま車にのせられ知らない部屋に大の字で寝たまま縛られていた。
顔の布を取られやっと視界をさえぎるものは無くなった。
首を横に向けるとあの女の子が何人もの男に口も下もあちこち突っ込まれており涙を流している。
1人が中に出してまた次の男が中に出すこれを何人も繰り返されているのだ。店で嫌がっている意味がこれだったのだ。金を貰っても嫌な快苦痛を日々うけているようだった。
すると僕の顔に1人の男が目に写る。
さっき店で手を振り払った男だった。
その男は医師のような男に指示をしている。
タイの言葉で何をいっているか解らなかった。
次の瞬間僕は口を開けたまま閉じれないように固定され舌をペンチで捕まれ伸ばされている激痛で涙が溢れ出る。
その白衣を着た医師と思われる男はなんの戸惑いもなく僕の舌を奥から切れ味のよいメスで切り取ったのだ。そしてそのまま傷口の縫合をされ止血をされる。
口を固定されていた道具は僕の顎から外されたが激痛で意識を失いそうだった。
なにかを話そうとしてもうまくしゃべれない。
女の子はその僕の姿を横目で見ながら男のぺニスをしゃぶらせられたまたまソーリーと言っているのがわかった。
そのまま全裸で大の字の僕の足を開いたまま台の上にのせM字開脚のような形で固定された。
首をお越し下半身を覗き見ると白衣の人間が数人僕の股間に何かしようとしていた。
その瞬間脳裏にはなにをされるのか一瞬でわかった。
やめてくれ!と声をはって言うが舌を切り取られたせいでまともに喋ることができなかった。
それでもずっとやめてくれっやめてくれと泣きながら言い続ける。
その僕の声の奥にはカチャカチャと音がする。
そして睾丸を引っ張られる感覚、右、そして左と今だに引っ張られ続けているような感覚、脳天までかけ上る痛み。
亀頭になにか刺される痛み。
ぺニスの皮を剥がされている痛み。
尿道と海綿体を分離している痛み。
睾丸の奥を体に向かって切り込んでいる痛み。
全てが激痛だった。
首をお越し涙で前もろくに見えないまま自分の下半身を見つめる。
皮を剥がされ真っ赤になっているぺニス。
僕が見たタイミングでペニスの本体であろう海綿体は亀頭を残しボクから切り離された。
この時僕は男としての象徴を失った。
そのまま亀頭を一部切り取り元のぺニスの位置に縫い付けられ剥がされた皮を股に開けられた穴にグッと押し込まれる。
首を横に向け痛みに堪えていると女の子と目があった。
女の子は何人も相手したせいか股間から血が滲み溢れでている。
その女の子の目は僕に謝っているように思えた。
そして、僕は自分の性器を失っている姿を見せつけられ気を失った。
どれだけ気を失っていたのだろう。
僕は自然と目を覚ましベッドに横になっている。
ここはホテルではないことがすぐにわかった。
頭がハッキリしてくると口の中が痛い。
そして口の中でいつもならあるはずの舌が無くなっていた。
その痛みと根元から短くなっている舌で思い出した。
僕はぺニスを。。。
下半身に違和感を感じる。。。
ズキズキと猛烈な痛みも襲う。。。
僕は自分の目で確認しようと履かされていたズボンと下着を下ろし股間に目を向けた。
そこに目に映った自分の性器は。。。
包帯なのかガーゼなのかで包み込まれた股間はペッタリとしていてましては窪んでいるようにも見える、そのガーゼの中にはなにもついていないというのが膨らみの無さで一目だった。
それでもひょっとしたら縮こまっているだけなんだと股間に貼り付けられているガーゼやテープを一気に剥がし股を覗き込んだ。
僕は声を失った。
そこにあったのは縫い合わされた股間と1本のワレメ、そしてその中から管が突き刺さっている。
まだ生々しい傷が赤く見える僕の新しい性器。
これは僕は本当にちんぽを切り落とされ女の子の股のように作り替えられたのだと自分のワレメを見ながら大声でわめきながら泣いていた。
僕は性器を全て切り取られ偽物の人工女性器に作り替えられていた。
帰国当日
サークルメンバーは僕が昨夜から行方不明と現地の警察や大使館に願いを出していたがメンバー達は1度日本に帰国しなければならなく僕をこの国へ残しやむなく帰国した。
国に帰ってもメンバーは僕の事をネットで探し続けている。
そのまま皆様大学を卒業し行方不明の僕は迷宮入りにされたまま5年が過ぎた。
誰もが僕の事を死んだと思い込んでいる。
そして諦め落ち着いてきたであろう頃に
サークルメンバーの二人がタイへと観光で旅立った。それは僕への申し訳ない気持ちだろうか?それは分からない。
僕は5年前、タイで強制的に性器を変えられ今はあの女の子と同僚として同じ店で働かされている。
毎晩のように異国の男を何人も相手しては苦痛のSEXをされ賃金などは与えられず衣食住のみしか与えられていなかった。
それは最低限の飯、店の仕事用の女の服、そしてタコ部屋のような寝るだけのスペース。
それに僕は舌を切り取られていてまともに喋ることも出来ない。
この日も僕はピンクのイスであの、女の子と並んで座っている。
するとサークルメンバーと思われる1人が目を合わせ僕に気付いたのかと思い僕は助けられたと思い込んだ。
だがその思いは虚しくサークルメンバーは僕として気付かず挙げ句には僕を指名してホテルには連れ帰ったのだ。
解らないことも無理はない。顔もあちこち整形され巨乳になるまで膨らまされた胸、5年前の僕の姿は全く無かった。さらには
喋ることが出来ない僕に同級生は日本語であの時の僕と同じ質問を僕にしてきている。
そしてあの女の子のように僕はサークルメンバーの目の前で作り替えられた性器を見せながら人差し指で人工の性器を指しながら聞き取り出来ないような喋り声で説明をしていた。
そのサークルメンバーが僕として気付いてくれることを祈りながら。
そして彼らは作り替えられた僕には気付かず2度目となる置き去りをして帰国していった。
僕はこの町であの女の子のように苦痛の日々を続けている。
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投稿:2022.01.25更新:2022.01.26
タイ旅行 ~レディボーイとの出会い~
挿絵あり 著者 よーこ 様 / アクセス 10390 / ♥ 59