今は終了したYahoo!blogにあった体験談です。
ブログもなくなり作者さんも不明です。
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私はゲイです。男の人しか愛することが出来ない。
パパが私を女性化したがってます。でもパパが好きだからがんばっちゃいます。
先月の22日、パパに教えられたお医者様に行って来ました。
もちろん1人ですよ。
いつもパパに甘えてばかりなので時には1人でね。
もう大人なんだし。
泌尿器科です。
下半身を全部脱いで、診察台に寝ました。
看護婦さんが下半身にシーツをかけてくださいました。
暫らくして先生が来られて、シーツを少しめくりあげて、ペニスの根元を少し触ってられました。
そしてシーツをまたもとに戻して、
「君は今女性化の最中だと聞いているけれど間違いないよね?」
私はこっくりとうなずいて
「ええ、女性の身体になろうと頑張っています。」と答えました。
「だから勃起するのが嫌なんだね。分かるような気がするよ。」
本当は少し違うんだけれど。
ゲイでも受身の立場の人は、勃起するのが嫌な人がいるんだけれどどう表現していいか分からずにただうなずきました。
私は性同一性障害でもなくただのゲイです。
そして受身(ネコ)なんです。
女性の身体になることを決意したのは、愛する人がそう望まれるからです。
ゲイの人でも去勢したり、時にはペニスを切除する人もいます。
私のように勃起できないようにしたいと思う人も多いでしょう。
でもそういうこと言ったって分かってもらえないでしょうね。
今社会的に性同一性障害の人への理解は進んできましたよね。
でもゲイやレズに対する理解はまだまだだと思います。
そして私のように、ゲイだけれども身体を女性化しようという人はさらに少ないでしょうしなかなか理解されないと思います。
とりあえず性同一性障害としてお医者様に理解していただきながら女性化していくほうがスムーズにことが運ぶとでしょうから、お医者様との対応はそういうことにしておこうと思います。
ところでそのあとなんですが、先生が「手術はすごく簡単だからよければ今日してもいいよ。」とおっしゃられました。
『・・・'え????入院の用意してないよ-----』
「だって、1週間の入院が必要なんでしょう?何も用意してきてないですよ。」
「ああ、お父さんから、詳しく聞いてないんだね。私もキッチリ説明したかどうかちょっとあやふやだが。」
「ええ何も。今日は診察だけだと。」
「いやね。次回の手術は入院してもらうけれど、手術は2度に分けた方がいいんだよ。あらかじめ提靱帯(ていじんたい)を切って損傷を与え、ペニスが下を向くようにする。今日はその手術だけをしておきたいんだ。」
「歩いて帰れるんですか?」
「少し休んで帰れば大丈夫だと思うよ。もっとも歩く時少し痛いかもしれないけれど。」
なぜか断れないような雰囲気になって、「おねがいします。」と思わず言っちゃいました。
《第2章~手術台》
先生の午前中の診察があと2人で終わるから直ぐに手術に入るとのこと、あらかじめおしっこをしておくように、その時尿検査をするから尿を少しカップにとって置くようにとのこと、念のため浣腸をするといわれました。
これは万が一もれないようにとのことでした。
手術は局部麻酔だけれど麻酔が効いているから、そのために失禁だとか、便が漏れることはないそうです。でも麻酔が覚めてから、場所が場所だけに痛みが走ってもらすことがあってはいけないのでと説明されました。
着ているものを全部脱いで、手術着に着替えました。
診察台の上で看護婦さんに浣腸液をイリガトールを使って注入されました。
暫らく我慢して、先ずおしっこの標本を採ってから、診察室内のトイレで排泄しました。
看護婦さんに促されて、手術台に上がりました。
手術着のすそをお腹までまくりあげられて、すごく恥ずかしいなと思っていると、陰毛を全て看護婦さんによってそり落とされました。
恥ずかしさのあまりただ目をつむって耐えていました。
暫らくすると先生が来られて、局部麻酔が始まりました。
ペニスの付け根に何箇所か麻酔剤を注射されました。
針を刺されるとき最初はすごく痛かったですが、だんだんと痛みが麻痺してきました。
「本当にいいんだね。もう勃起したいと思っても出来なくなるんだよ。」
「はい、いずれペニスも取っちゃうわけですから。女になろうと思ったときから覚悟していましたし。」
「じゃあはじめるよ。」
お腹のところにカーテンがかけられているので何をされているのか分かりませんでしたが、レーザーメスがペニスの付け根に使われているのは感じ取れました。暫らくして。
「終わったよ。とは縫合するだけだよ。」
無事手術は終わりました。
提靱帯(ていじんたい)を切り離すために、ペニスの包皮も切ったわけですからあとを縫い合わせたそうです。
提靱帯(ていじんたい)はレーザーメスで焼ききっているために止血も簡単だったそうです。
これでペニスは下を向いたままになるために尿道も下の方に向く形で安定するそうです。
あと安定したところで新しい尿道の出口をペニスの付け根のところに作る手術を受けるのだそうです。
2時間位して麻酔が覚めるとさすがにかなりの痛みがありました。
でも手術着を着て歩くには、づきづきした痛み以外に何の支障もなかったのですが、ショ-ツをはこうとした時飛び上がるほどの痛さに思わずうめき声を上げました。
いつものようにペニスを押さえつけて後ろに回そうとしたからです。
でもパンティストッキングもはけないと思いました。
だってサポートタイプだからです。
困っていると、看護婦さんが、
「パンティもストッキングもはかずにスカートだけでなら歩けると思うよ。」
と助言してくださいました。
でもこの日最近はき出した少し短めのミニスカートだったので、すごく不安でした。
病院から駅までは歩いて直ぐなのですが、生足にノーパンティでは少し今の季節こたえました。
電車でも座ってもし中が見られたらと思いずっと立ったまま帰りました。
去勢するまではやはりもし中を見られた時のことを思い、ミニスカートはあまりはかなかったのです。
はいてもひざ上5cmくらいのものしかはいたことなかったのですが、去勢以来少し大胆になってミニスカートを普通にはくようになっていた私です。
ちょっと失敗しました。
(昔のYahoo!blogから発掘)
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このあとどうなったのでしょうか。
続篇があるかもしれませんが不明です。
【ご参考】原作にはありませんが陰茎提靱帯の位置が分かる解剖図です。
(朱色部分が陰茎提靱帯)
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投稿:2022.04.09更新:2024.03.11
陰茎提靱帯切断術(勃起不能化外科手術)
挿絵あり 著者 作者不明の作品集 様 / アクセス 23986 / ♥ 192