これはどこかの世界の話、
そこには、ある変わった法律がある。「男性着衣禁止法」という法律だ。
その名の通り男性は全裸で過ごさなくてはいけない。
荷物を運ぶためのバッグ等の所持や、足を怪我しないための靴の着用は認められているが。
●肌面積が95%を下回ってはいけない。
●チンコは隠さずに見えるようにしておかなければいけない。
という条件を守らなくてはいけない。
これは性犯罪を防ぐ為の法律らしい、
エロい事を考えて勃起しようものなら女性から警戒され、「キモい」「変態」と罵られ、
それでも性犯罪を犯そうとした男も、丸出しになって狙いやすくなった性器を蹴りあげる事で女性でも簡単に撃退する事ができる。
そしてモザイク無しの全裸姿をニュースで晒され、一生笑い者にされながら生きていく事になる。
そのおかげで性犯罪の数はかなり減った。
しかし、性犯罪など考えた事もない健全な男性にもこの法律が適用され、全裸で日々を過ごさなくてはいけない。
そんな男性からはこの法律は「全裸なんて恥ずかしいからこんな法律なくしてほしい」と不評。
男子の引きこもりを増やす結果となり、服を着たいために性転換手術を受ける人も多い。
そんな中、ある一人の男はこの法律に大変喜んでいた。
男(女性に裸を見られるなんて最高に幸せだ。)
彼は大のCFNMマニアで、女性に裸をみられたい願望を持っていた。
全裸で街中を歩きたいと夢に見ていたがそれは法律的にアウトだから我慢。
だったのが新しい法律によって合法的に夢を叶える事ができたのだ。
男は朝のルーティンであるチン毛剃りを終わらせて外出する。
興奮して勃起した性器を隠す事なく晒し歩き、
周囲の女性からの、
「見てあの男、勃起してる!気持ち悪い!」
「ほんと最低!」
「なんでパイパンなの?」
「中々のサイズね、あんな男どうせ使い道ないのに。」
という罵詈雑言すらも彼には快感となり、股関のモノを更に膨らませていく。
そんな男にとって天国が続く日々の中、
朝早くに、男の家のインターホンがなった。
その音に男は目を冷まし、朝勃ちを抑える様子もなく扉を開けた。
女性警察官「動くな!手を上げなさい!」
扉を開けた先には女性警察官がいて、即座に男の股関に拳銃を突きつけた。
男「え、え~っと、何のご用でしょうか?」
女性警察官「公共の場で勃起させまくる男がいると通報が入りました!
貴方の事ですね!? 朝からこんなに勃起させて。」
拳銃を突きつけられるも男は勃起したまま縮む気配はない。
女性警察官「とりあえず手錠をかけます。詳しい話はそれからです。」
男「は、はい。」
男は性器を撃たれたらひとたまりも無いと感じ、おとなしく従った。
女性警察官「貴方への苦情がたくさん来ていますよ? どうして勃起させるんですか?」
男「え、ええっと、女性に裸を見られるのが好きで興奮してしまって。」
恥ずかしがりながら性癖を話す男、その様子に女性警察官は大きくため息をついた。
女性警察官「性犯罪防止のための法律ですが、貴方のような特殊性癖の男には逆効果みたいですね。」
女性警察官はポケットから去勢用のハサミを取り出した。
女性警察官「貴方がこれ以上不埒を起こさないように、今から去勢します。」
男「え!?やめてください!!」
女性警察官が男を押さえつける、小柄だが警察官を勤めるだけあって力が強く、男は抵抗ができなかった。
グチュッ!
生々しい音をたてて男はちんこを切り落とされた。
女性警察官「終わりました、今日から貴方も女性なので服を着て良いですよ。」
女性警察官は切断面を手当てした後帰っていった。
翌日、「公共の場で勃起させる男」というニュースで、モザイク無しの全裸の写真付きで男の姿がテレビで放送された。
男はそのニュースを見て、自分の全裸が全国に晒されたと興奮したものの、勃つモノが無いことに寂しさを覚えた。
ちなみに切り落とされた男のちんこは、女性警察官が持ち帰り、夕飯に唐揚げにして美味しくいただいたらしい。
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投稿:2022.04.21更新:2022.05.05
男性は着衣してはいけない世界
著者 激回鰐 様 / アクセス 9358 / ♥ 41