▪️ゴミの分別
最近、部屋が散らかっている。
部屋と言うよりは押し入れに仕舞っている記念品が多くなり溢れそうになっているのだ。
女「そろそろまた処分しないとダメかなぁ〜、、、?」
女は箱を二つとゴミ袋を準備して分別を始める。
押し入れにあった記念品を一度外へ出し山積みにする。
女「コレいったい何個あるんだろぉ?」
必要な物は右の箱へ、要らない物はゴミ袋へ、迷った物は真ん中の箱へ。
女は一つ一つ記念品を手に持ち仕分けを始める。
大きく太い物と思い出深い物は除菌シートで綺麗に拭いて必要な箱へいれる。
小さくて短い何で残したかすら覚えていない物はゴミ袋へと捨てる。
他のと少し変わった形や、中途半端なサイズはとりあえず保留の箱へいれる。
記念品を手に持つ度にそれを懐かしむようにニヤニヤと口元が緩んだり、クスクスと楽しそうに笑う。
その一方で思い出に残ってない不用な物はそのままゴミ袋へとポイッと投げ捨てる。
仕分けが終わると大体以下のように分けられる。
必要な物:18
保留の物:29
不要な物:32
女はもう一度必要な物が入った箱を手前に置いて、一つ一つ丁寧にアルコール除菌しながら綺麗に箱の中へと並べる。
女「うん🎶綺麗になったかな🎶」
箱の中へ綺麗に並んだ記念品を満足気に眺めながらそれを押し入れに仕舞い、また保留の物をさらに仕分けし直す。
保留にした記念品を手に持つと、取り敢えず写真に撮って分別を始める。
やっぱり必要な物、念の為取っておく物、まぁ、どっちでも良い物、ゴミ
一つ一つ手に持ち写真を撮りながら、どうして記念品として貰ったのかを思い出しながら仕分けを進める。
やっぱり必要な物:8
念の為取っておく物:11
どっちでも良い物:4
ゴミ:6
仕分けをしてゴミになったのは38本だった。
女「まぁ、こんなもんかなぁ?」
女はまたアルコール除菌をしてから一つの箱を中で三等分にして、それぞれ仕分けしたとおりに箱へと詰める。
女「ん〜〜っ、やっぱこれも捨てちゃおっと🎶」
女はどっちでも良い物全てと念のため取っておく物の半分(5本)をゴミへと捨てて、箱を押し入れへと仕舞う。
女「うん🎶大分スッキリしたね🎶」
部屋には不用になった記念品がゴミ袋に入って残る。
その中には50本近くの記念品が入っていた。
▪️ゴミの破棄
女「さてと、コレも分からないように処分しないとね、、、」
女はゴミ袋を持って台所へと向かい、まな板と包丁、ボールそしてミキサーを準備する。
女「よしっ🎶さてとっw🎶」
女はゴミ袋から要らない物を数本取り出してまな板に置き、包丁で適当なサイズに切り分ける。
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
その手は料理をする様に手際良く、ゴミを三等分に切り分けて行く。
切り分けたゴミは隣に置いたボールに溜めて行く。
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
ボールの中は直ぐに山盛りになり、乗せようとしても転がり落ちてしまう。
女「あははっw以外に多いなぁwまぁ、一旦こんなもんかなぁw?」
まだ袋の中には数十本と残っていたが、ボールに入りそうにないので一旦諦め、ボールに入ったゴミを両手で適当に掴みミキサーの中へと入れて行く。
ポトッ🎶ポトポトポト🎶
ミキサーの中に切り分けられたゴミがゴロゴロと入り半分くらいまで埋まる。
そしてミキサーの蓋をして、何の躊躇いもなくスイッチを入れる。
カチッ!
キュッ!ウィーーーーンーーーーッ!!
ミキサーの中で数本分のゴミが攪拌し、ただの肉片へと変わる。
それを小さなゴミ袋へと捨てて、先程と同じようにまた数本分のゴミをミキサーに入れる。
ポトッ🎶ポトポトポト🎶
カチッ!
キュッ!ウィーーーーンーーーーッ!!
女は事務的な動きでゴミをミキサーで処理し、ゴミ袋へと捨てて行く。
彼女にとってゴミ袋に入った記念品は、既に要らないただのゴミでしか無かったのだ。
ボールの中が空になるとまたゴミを包丁で切り分ける。
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
トン🎶トン🎶トン🎶
沢山のゴミがまな板の上で切り分けられ、ボールの中へとまた貯まる。
それをまた何の躊躇いも無くミキサーにかけてグシャグシャにして行く。
ミキサーにかけられるゴミ達は哀しそうな音を立てこの世から姿を消して行く。
そのゴミはいつ何処で誰から貰ったのかあまり記憶に残って無い物だらけで、彼女も感傷に浸る事さえ無い物だらけだった。
そして全部のゴミをミキサーにかけ終わりゴミ袋へと捨てる。
女「ふ〜ぅっ、やっと終わったぁ🎶結構多かったなぁ〜?あぁ〜あっ、疲れたぁw」
女はゴミ袋の口を縛り、袋を二重にする。
それを新聞紙で包み大きなゴミ袋へと入れる。
そして使ったまな板や包丁を綺麗に洗う。
一段落がつくと女は大きな伸びをして満足気な顔をする。
女「ん〜〜〜っ!終わりっと!🎶これでまた記念品取りに行けるね🎶今日は何処だっけぇ?」
女はスマホを手にして記念品をくれる人物を確認する。
女「今日はこのオッサンかぁ〜、、、まぁ、正直要らないけど、しゃあなしで貰ってやるかぁ〜w本当にしゃぁなしやなぁ〜w」
女はそう言って可愛いリュックを背負って部屋を出て行く。
▪️記念品を取りに
女は電車に乗って待ち合わせ場所へと向かうと、沢山の人が誰かを待っていた。
その中から記念品をくれる男を探す。
互いに合うのは初めてなので分かりやすいように服装を事前に連絡していた。
そのおかげで2人は直ぐに互いを理解した。
相手の男は20代後半でそこそこ筋肉質で可愛い顔をしていた。
2人はぎごちない挨拶をして居酒屋へと行き、適当な会話をしてからホテルへ向かう。
本日の記念品はゴミ確定の品物だが、せっかく来たんだし仕方なく貰う事にした。
記念品の側にある粗品も勿論頂くのは変わらないが、今回はソレの方が大当たり。
粗品のほうはお酒に漬けると美味しいので、女の好物でもあった。
おっさんで無ければ尚更嬉しいが、せっかく貰う奴なので文句は言えない。
記念品に比べると凄く立派な粗品で女的にはそっちの方が今回のメインと言えた。
記念品と粗品を頂く前に、粗品の中に溜まった不純物を搾り取る。
記念品を貰う前の簡単な儀式の様に女は思っていた。
男をベッドの真ん中に寝かせ記念品を丁寧に包み込むようにして、パクッと咥える。
コレをすると男は凄く気持ち良さそうな顔をして女をジッと見つめる。
本当に気持ち悪い顔でニヤニヤと笑うので鳥肌が立ってしまうほどに気持ちが悪い。
そんな男を見ないようにして、粗品の方を優しくサワサワと触る。
記念品から塩っぱい味が漏れ出し、変な気持ち悪い味がする。
正直、今直ぐにでもうがいをして歯を磨きたい気分である。
それでも不純物を搾り出す為と我慢する。
少しすると記念品と粗品が不純物を吐き出す準備を始める。
そんな男にトドメを刺すようにラストスパートをかける。
すると男が腰を動かし、気持ち良さそうな声を漏らす。
そんな男の記念品を掴みコクリと頷いてニコッと笑う。
女「出して良いよ♡」
男が女の方を見て”イク”とか”出る”と言いながら不純物を吐き出す。
記念品が気持ち良さそうにドクドクと動き、白い不純物をドピユドピユと吐き出す。
コレはあまり好きでは無いのが、飛ぶ姿が面白くついつい見入ってしまう。
しかし年齢的に元気が無いのか、ドロドロと溢れ落ちるような吐き出し方でガッカリしてしまう。
記念品が気持ち良さそうに私の手の中で小さくなっていくのを見つめながら、ティッシュで不純物を綺麗に拭いてゴミ箱へと捨てる。
昔は早く不純物を搾り取りたい気持ちがあり、激しく搾り取ろうとしていたが、男はそれが嫌らしく直ぐに暴れるので困っていた頃を思い出しクスクスと笑ってしまう。
今でさ優しくすると暴れ無い事を知り、そのまま何度も搾り取る事が出来るほどに、上手になっている。
不純物をある程度搾り終わると優しく記念品を咥えながら、粗品の方をフニフニと触る。
男の様子を伺いながら記念品への刺激をまた強くして二回、三回と搾り取る。
三回目の採取では粗品を指の腹で優しく押して、中に溜まった不純物が沢山出るようにする。
女は不純物を搾り出す度に男を見つめニッコリと笑う。
女「コレ大好き♡」
女「ねぇ?コレ私に頂戴🎶」
女「私、コレが欲しいの🎶」
女「もっと沢山頂戴🎶」
女は不純物を搾りながら男にお願いをする。
男は気持ち良さそうな顔をして良いよと言って頷く。
女「んふっw♡ありがとう🎶」
女「沢山搾り取ってあげるね🎶」
そのまま四回、五回と全ての不純物が出なくなるまで何度も搾り取り、記念品と粗品を綺麗にする。
男は満足そうな顔でグッタリとして目を閉じている。
女「んふっw♡沢山出したねwもう疲れちゃったw?」
男は満足した様子で女を見つめコクリと頷く。
女「はい、コレ🎶私の特製ドリンクだよ🎶沢山あるから一気に全部飲んでね♡」
そんな男に特製ドリンクを手渡すと、男はゴクゴクと一気に飲み干してくれる。
後は男が動けなくなってそのまま眠るのを待つだけである。
女「私、一旦シャワー浴びて来るからそのままゆっくり休んでて良いよ🎶」
女はそう言って男が眠るのを待つためシャワーを浴びに行く。
シャワーを出ると薬が回ったのか、男は気持ち良さそうにイビキをかいて眠っていた。
此処からが女の時間である。
▪️粗品
女はカバンを持って眠っている男の股の間に座り、記念品と粗品を貰う準備をする。
女「それじゃぁ、約束通りコレ頂くねぇw🎶」
寝ている男を見てニコリと笑いハサミを手に取る。
女「先ずは不純物が貯まらないうちにこっちから頂くね🎶まぁ、でももう多少入っちゃってるかなぁw?」
女は粗品を優しく包み込むようにして持ち上げてハサミを入れる。
チョキッ🎶チョキチョキッ🎶
粗品が入っている部分をハサミで切り開き、粗品を出しやすくする。
女「んふっw🎶すっごぉ〜い大きいw♡」
取り出した粗品を見て女は嬉しそうに微笑みながら口元がついついニヤける。
女は粗品を掴みそのままズルズルと引き摺り出す。
女「んふふふっw♡」
チョキンッ🎶ブツッ!
ハサミで切り取った粗品を掌に乗せニヤニヤと笑う。
女「後もう一つw♡」
切り取った粗品を瓶に入れ、もう一つの粗品に手を伸ばす。
男は少し辛そうな顔をしながらも、イビキをかいて眠っている。
女「こっちも貰っちゃうねぇw?」
男は大きなイビキで返事をしながら眠っている。
ズズズッズリュッ🎶チョキンッ🎶ブツッ!
女「んふふふっwありがとうw♡」
切り取った粗品を先程の瓶に入れ、ニコッと笑い男にお礼を言う。
眠っている男は何も知らないままイビキをあげている。
▪️記念品
女「今日のメインはこっちだったけどせっかくだからソレも一応貰っておくね🎶」
女は眠っている男に話しかけ、記念品を見つめる。
女「せっかく今日、片付けしたばかりだったのになぁw?まぁ、仕方ないよねぇw?」
女はハサミを置いてナイフを手にし、反対の手で記念品を握る。
そして記念品を上に引っ張りながら垂直に刃を突き刺す。
グスッ!グスッ!グスッ!
女は躊躇う事無く記念品の周囲をナイフで何度も突き刺す。
グスッ!グスッ!グスッ!
記念品の周りを一周するとナイフを置いて両手で記念品をギュッと握る。
ギュッ!ズルズルズルッ!
プチッ、プツプツ、、ブチッ!
記念品を引っ張ると、記念品が抜け出てそれに繋がる組織がプツプツと千切れて行くのが分かる。
そしてブチッと言う音と共に男の身体から記念品が離れる。
女「んふっwあはははっw♡」
女は男から奪った記念品を握りながら楽しそうに笑う。
記念品からは血がポタポタと垂れ、男の顔が哀しそうに歪んで見えるが、未だイビキをかいて眠っていた。
女は記念品を水で洗い、手に付着した血も流す。
▪️やっぱり要らない
女は記念品と粗品をカバンに仕舞い、帰り支度をする。
女「ん〜〜っ、、、やっぱりコレ要らないかなぁw?持って帰ってもゴミだしねぇw」
女はカバンをまた開き、中から記念品を取り出す。
女「せっかく貰ったけど返してアゲルねw🎶」
女は手に持った記念品を眠っている男に向けて投げ捨てる。
記念品はベッドの上で二回三回と跳ねてから転がり、動きを止める。
女「貰ってもゴミになるだけだからそれ好きにして良いよ🎶」
女はそう言ってカバンの口を閉め部屋を出て行く。
▪️帰宅後
女は男を置いてタクシーで家に帰ると、先程頂いた粗品をお酒の入った梅酒用の瓶へと入れる。
その中には数えきれない程の沢山の粗品が入っていた。
女はお玉とコップ、お皿を準備して、そのお酒をコップに注ぎ、下辺りにあった粗品を二つお皿に入れる。
女「んふっw♡美味しそう🎶」
女は瓶とカバンを片付けると、寝室へと向かい服を全て脱ぐ。
そしてベッドの横に置いてある手作りの電動玩具を手に取り、濡れたワレメに入れてお気に入りの動画を再生する。
カチッ!ブウウウウーーーーッ、、、
玩具のスイッチを入れると身体の中で振動し凄く気持ちが良い。
女は吐息を漏らしながら、玩具を出し挿れし動画を見る。
そして先程注いだお酒とおつまみを食べながらエクスタシーを感じていた。
動画が終わり満足した女はワレメから玩具を抜いて、スイッチを切る。
そのまま横にグテンと倒れ気持ち良さそうに肩を揺らす。
女「んっ♡んふふっw♡」
女は粗品をくれた男の事を思い出しニヤニヤと笑う。
それは男が起きた時の反応を想像して笑っていたのだ。
女はまた玩具をワレメに挿れて感じるのであった。
▪️翌日
目が覚めた男が寝ぼけながらトイレへと向かう。
トイレに立ってオシッコをしようとすると、何時も握っている相棒が無く。
放尿と共にズキンッとした痛みを感じる。
男はその痛みについ声が出て下を見る。
そこには赤いオシッコがトイレへと流れ落ち、大事な物が見当たらなかった。
男「なっ!無い!!お、俺の、俺のチンコが、、、無い、、、」
男は痛みを感じながらオシッコを終え、部屋へと戻る。
そこには女の姿は何処にも無く、男だけが取り残されていた。
男はお風呂場とトイレを覗き、部屋を見渡す。
そしてベッドの上で転がるある物を見つける。
男「えっ?、、お、おれの、、、?」
男はベッドの上で転がる相棒を手に取り涙を流す。
相棒は身体の中に隠れた部分から千切り取られ、哀しそうにグッタリとしていた。
男はそれを握りながら、布団を退けて他の部分を探す。
しかし、男が探している物は何処にも見当たらなかった。
男は急いで救急車を呼び病院へと搬送さらたが、それが元に戻る事は無かった。
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投稿:2023.03.29
ゴミの分別
著者 誤字は、ごめんなさい 様 / アクセス 1933 / ♥ 1