「ひろと君、いらっしゃい」ブルマ志願者の僕は、ブルマ専門のクリニックに母親と来ていた。オチンチンを生やしたまま中学生になることが不可能と悟ったが故のブルマ志願という決断。ブルマ志願で女体化した国民は、大学入学や就職などで優遇措置を受けられる。もちろん、陰茎を保持することすらできなかったという屈辱とブルマ検査合格者たる世の男性達からの軽侮は避けられない。
女としての名前は既にちひろと決まっていた。去勢は立ったままでの手術を選択。看護師さんに支えられながら、泌尿器科の女医に男のシンボルを切り取られてゆく。
その後の割れ目の形成はくすぐったかった。女児服を着ると、涙が溢れた。
ブルマ特別教育は女の話し方を徹底的に仕込まれ、女の仕草も習慣化してしまった。
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投稿:2023.07.30
ちひろ
著者 徳川家良 様 / アクセス 2236 / ♥ 12