・書き上げてから「ここまでくると去勢ってジャンルからは大きくズレてないか?」と思いましたが、書いてしまったからには投稿しておきます。
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「王国」西部、辺境の果て。
荒野を越えた先、深い森と山の向こうにある暗闇の半島には、かつて悍ましい蛮族どもが住んでいた。
山野を駆け回り獣を狩る、屈強で野蛮なものども。
それらが悍ましい蛮族たる所以は、ヒトをも狩りの対象として──それも恐らく上等な獲物として狙い、追い回し、捕らえて喰らうという点。
ゆえに王国西部では蛮族どもの恐るべき言い伝えが広まっていて、悪さをする子供達に対しては母親が決まって「悪い子は蛮族の生贄になってしまうよ!」と脅かすものだった。
そして言い伝え通り、かつて蛮族どもは時折荒野の向こうからやってきていた。
言葉もろくに通じない、外見からして何もかもが王国の民とは異なる粗暴で野蛮なものども。
冗談ではなく、それらはヒトを求めていた。それらが山野で狩ってきた毛皮や干し肉を対価として、ヒトを手に入れようとしていた。
──あるいは守りの弱い開拓村などを襲い、ヒトを殺し、奪っていた。
かの伝説的な「狩人の傭兵団」により根絶やしにされるまでは、蛮族どもによる惨劇がしばしば引き起こされていた。
特に有名な言い伝えがある。
かつて存在したとある欲深な領主が民を虐げ、蛮族の脅威も民の苦しみも軽んじて、深い森のすぐ側に開拓村を興させた。
人里から遠く離れた荒野の外れ。そんな場所ではその日暮らしための水や食べ物、最低限の物資を手に入れるのさえ苦労する。
だから開拓村に追いやられた村人たちは、生きるために森へと分け入った。材木も食料も水も、森の中か、その近くからでないと手に入らなかったのだ。
……だからこそ蛮族どもに見つかり、そして、滅ぼされた。
欲深な領主が年に一度辺境へと派遣する代官のひとりが、ある時、荒野の果ての滅ぼされた開拓村を見つけた。
そこは獣避けの木の防柵を打ち壊され、粗末な小屋はすべて荒らされて、家財道具どころかがらくたまで持ち去られていた。
村の周りには、蛮族が縄張りを主張するために設置すると思わしき「肖像」がいくつもあり……
広場には、蛮族どもに喰い散らかされたのであろう村人達の人骨が積み上げられていたという。
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──日が落ちた開拓村の中心にある広場。
木の防柵を叩き壊して得られた薪で大きな焚き火が起こされ、その焚き火を囲って野蛮なものどもが獣のように吠えて歌い、踊っている。
狩りの成功を祝い、勝利と獲物を分かち合っている。
蛮族どもはみな獣の皮を加工した粗末な衣服を纏い、獣の骨を加工した装飾を身に着け、独特な顔料による化粧を施していた。
歌と踊りに並行して大きな焚き火の側に作られていく「調理場」。
その辺りに並べられた「食料」の半数ほどは、つい先ほどまで開拓村に生きていた村人たち、その中でも年長の男達の亡骸であった。
村を、村人達を守るための必死の抵抗も意味をなさず、蛮族どもによって情け容赦なく殺害された者達だ。
村を守るべく戦った男達が無惨に殺戮された後、若い男女と子供達は傷つけられたり手荒に扱われながらも生かされ、手足を荒縄で縛られて広場の片隅に座らされていた。
やがて蛮族どもの歌と踊りが、調理場の用意が終わった。
そして宴が始まった。
調理場の傍らにある食材が焼き上げられ、または器の中で蒸し焼きにされ、蛮族ども全員ががやがやと騒ぎながら喰らっていく。
村人達のためにあった野菜が、保存食が、……殺害された村人たちが。
「村長……、そんな……」
「あなたぁぁぁ……!! いやぁぁぁぁ……!!」
「お、おとーさ……、……ぅぉえぇぇぇ……!!」
「うそだ……こんなの、こんなのうそだ……」
目の前で知り合いが、頼れる年長者たちが、大切な家族が。その亡骸を肉として解体され焼かれて喰われていくのを、生き残りの村人たちは見せつけられる。
特に蛮族どもは、息絶えた村の男達のペニスとタマを村人達の前で見せびらかすのを、石のナイフで根元から抉り取るように削ぎ落とすのを、それらを焼いて喰らうのを楽しんでいた。
あまりの惨劇に村人達は咽び泣き、あるいは絶叫し、嘔吐や失禁する者も続出した。
だが……生き残った、生き残らされてしまった村人たちの悲劇と絶望は、これからが本番だったのだ。
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村の食糧と犠牲者達を貪り喰い散らかした蛮族どもは、やがて興奮したように騒ぎ出し、吠えながら踊るように足踏みを繰り返す。
そうして蛮族の長らしきものとその側近らしきものどもによって、若い女たちが次々に引き立てられ、蛮族どものもとへと向かわされる。
「やだぁぁぁぁ!! 食べないで、たべないでぇぇぇぇ!!」
「ひぃぃぃぃぃ!! いやぁぁぁぁぁぁ!!」
まさか生きたまま喰われるのか、あるいはと、女達は哀れな家畜のような悲鳴を上げて泣き叫ぶが……
果たして蛮族どもは、食欲の次は性欲を満たしにかかった。
蛮族の屈強な男達が、野蛮な若者たちが。
泣き叫ぶ女達を押さえつけ、首や肩に噛みついて……彼女たちが痛みと恐怖と絶望に喚くのも、あるいは彼女たちが下半身を汚水や汚物で汚してしまっていても構うことなしに。
衣服を乱暴にむしり取り、猛々しくいきり立たせたペニスを強引に捩じ込んでいく。
「あなたぁぁぁーー!! うわああぁぁぁぁーー!!」
「ぎゃあぁぁっ!! あぐあぁぁっ!! うわぁぁぁぁっ!!」
「いやぁぁぁぁっ!! 助けて、だれかっ、たすけてぇぇぇーー!!」
「おとーさぁん!! おとーさぁぁあん!! うわあぁぁーー!!」
村の若い男達の目の前で若い女達が激しい苦痛と絶望に泣き叫び、ひどく乱暴に身体を揺さぶされて悶え苦しむ。
その光景を見せつけられた村の若い男達の中には怒りと絶望に我を忘れて暴れようとした者もいるが、全くの無駄だった。
蛮族どもは女達を激しく犯し、遠慮も容赦もなく野蛮な白濁を注ぎこんでいった。女達の苦痛、男達の苦悶、村人達の絶望すらを心地よい調べ代わりに、オスとしての勝利の雄叫びを上げながら。
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大事な場所を蛮族どものペニスに抉じ開けられて傷つけられ、子種に汚された村の女達が傍らに捨て置かれる。
獣皮の衣服をくつろげた、あるいは脱ぎ捨ててしまった蛮族どもは誰も彼もがペニスを高ぶらせたまま、村の男達を睥睨しては勝ち誇った嗜虐的な笑みと自分達の誇らしいオスの証を、獲物に種付けしてなお衰えない猛りを見せつける。
そして今度は……下手をすると状況がよく飲み込めていないような、ただ底知れない恐怖によって啜り泣く幼い子供達が蛮族どもによって引き立てられる。
幼い子供達はあっという間に衣服を剥ぎ取られ、手足を押さえつけられたまま掲げられ、村の男達の前でその小さく痩せた裸体を晒し者にされる。
今度はどんな酷いことをするんだ、もうやめてくれ、殺すならみんなひと思いに殺してくれ……そんな絶望すら広がりつつある村人達の前で、絶望が追加される。
晒し者にされた幼子は男の子が3人、女の子が2人。
押さえつけられた幼子達の傍らに、下半身を曝け出した蛮族の少年達がやってくる。……そのうち3人は、石のナイフを手にして。
何が起こるのか、何が起きてしまうのか。抵抗を許されずに惨劇を見せられ続けて意識と感覚が麻痺しつつある村の若い男達は、もはや呆然と見ているしかなかった。
年長の蛮族が指示をして、それに3人の少年が従う。
薄汚れて痩せた幼子のつるりとした下腹部。産毛さえ生えていない股間、未熟そのものの小さな性器。
その未熟なペニスとタマがまとめて引っ張られ……直後に石のナイフが性器を根元から抉るようにして皮を破り、肉を裂いていく。
「ぎゃああああーー!!」
「いやっ!! いやぁっ!! いぎゃああああ!!」
「いだぃぃ!! いだぃぃぃ!! いだぁぁぁあーー!!」
ぞり、ぞり、ぞり、とナイフが動かされるごとに男の子達から絶叫が上がり、その期間から鮮血が流れていく。
石製ゆえに切れ味がそこまで良くはない、しかしヒトの肉を切り裂くぐらいは出来るナイフ。それらが小さな男の子達の大事な性器の根元を切り開き、流血にまみれながら切り離していく。
押さえつけられた身体を暴れさせようと揺らして、首をめちゃくちゃに振り回して、屠殺される家畜のような断末魔を上げて。
しかしその哀れな抵抗は蛮族の少年達を多少手こずらせることと、残虐な蛮族どもの興奮を煽る以外には何の意味もなかった。
程なくして男の子達は苦痛と絶望に身体を震わせて咽び泣くばかりとなる。
蛮族の少年3人が振り返りつつ横に避ければ……果たしてそこには、未熟な小さな性器を抉り取られ、股間の傷跡から鮮血を流す男の子達の哀れな姿が曝け出された。
若い男達が男の子達を案じる微かな呟きも、男の子達が亡き家族に、あるいは生きている家族に助けを求める哀れな泣き声も、蛮族どもの興奮と嘲笑を誘うものでしかない。
哀れな村人達の目の前で、蛮族の少年達は村の男達に向かって嗜虐的に、誇らしげに吠えてみせる。見せつけてみせる。
己の未熟ながら引き締まった裸体を、先走りを滴らせながらびんびんと勃起するペニスを……抉り取ったばかりの小さく柔らかい肉塊を掲げ、口に放り込み、ぐちゃぐちゃと咀嚼して飲み込んで、残さず喰ってやるのを。
そして……屈強な男達から幼子達を1人ずつ受け取った蛮族の少年達は、先ほどの狂乱をより悍ましい形で再演してみせる。
「いぎゃっ!!? いぎゃ、ぎゃう!? ぎゃあああ!? あぁぁぁぁぁ!!」
「ぐえっ!!? うあ!? いだっ、あぐぅ、いだぁぁぁ!! いあぁぁぁぁぁ!!」
幼い女の子2人がそれぞれ蛮族の少年に抱えられ、幼すぎる小さな膣穴に勃起ペニスを無理やり捩じ込まれていく。処女膜も膣穴もたちまち裂けて、その股間から鮮血が流れ出す。
男の子達が未熟な性器を抉り取られていった時と同じかそれ以上の悲鳴が上がる。しかし蛮族の少年達は残虐な欲望のままに激しく腰を振り、また泣き叫ぶ幼い女の子を押さえつけて、何度も噛みついていく。
「ぐぎゅっ!!? ぐぎゃ、ぎゃう!? ぎゃあぁぁっ!! ぎゃあぁぁぁ!!」
「ぎぃぃぃっ!!? ぐぎぃぃっ、ぎぃぃぃっ!! ひぎぃぃぃぃぃ!!」
「あがぁっ!!? がぁっ!! あぎゃぁっ!! がぎゃぁぁぁぁ……!!」
哀れな幼い男の子達などは、性器を切り取られて咽び泣いていたところを蛮族の少年達に押さえつけられ、排泄以外に使うはずもない尻穴へと勃起ペニスを捩じ込まれていく。
あまりの衝撃と苦痛のためか、幼い男の子達からは子供とは思えない濁った絶叫が上がる。蛮族の少年達が激しく腰を打ち付けていけば狭すぎる尻穴が裂けていき、抉り取られた前と裂かれた後ろとで股間が血まみれになっていく。
年端もいかない幼子達までもが、残虐に犯されていく。男の子達は性器を奪われたというのに、それさえ飽き足らず。
生き残った者達の目の前で、いちばん守られるべきもの達さえもが残虐に傷つけられ、犯され、地獄のような苦しみを叩き込まれていく。
蛮族の少年達が残虐な快楽に猛り、やがて勝利の雄叫びを上げながら欲望を吐き出していく。
苦痛と絶望が限界を超えてこわれてしまったかのように、ひくひくと震えて乱れた呼吸をするばかりとなってしまった幼子達が、血と白濁を股間から流したまま掲げられる。
蛮族どもが「少年達の勇姿」を讃えて大いに吠え、足踏みし……
程なくして蛮族の少年達は、年長の蛮族の若者たちに哀れな幼子達を引き渡す。蛮族の若者たちは、彼ら自身の大きく勃起して先走りを滴らせるペニスを……当然のように、幼子達へと。
一息に捩じ込む。少年達のそれよりも太く長いペニスが、既に大きく傷つけられ穢された幼子達の膣穴を、尻穴をさらに裂いていく。抉ってかき乱して、激しく犯していく。
「がっ……! がぼっ……! ごぼ……、ごぉっ……!」
「あが……! がぅ……! がぁっ……、が……」
首を切られた家畜のような、溺れて死にゆく獣のような声。濁って途切れ途切れの悲鳴を上げながら、幼子達はひたすらに悶え苦しむ。
激しく犯されるごとに小さなおなかがぼごっと内側から突き上げられる。ごちゅごちゅ、ぐちゅごちゅ、どちゅどちゅ、と幼い膣穴や尻穴をめちゃくちゃに抉られ、裂かれ……やがて精液を注ぎ込まれていく。
生き残った村の男達は、その狂った惨劇をただ呆然と見つめていた。
「えぁ……、あ……、ごぼ、……ごほ、ごほ……」
「ぎ……、ぎひ……、……ひぃ、……ひぃ、……ぎぃっ……」
幼子達が蛮族の男達に代わる代わる強姦され、それぞれ5回は精液を注ぎ込まれていくのを。
「……ぁ、……とー、ちゃ……、た、……たす……」
「……まま、……ま、ま……、……ま、……ごぼ、……」
やがて下半身を血と精液にまみれさせ、うつろに目を見開いたまま瀕死になった幼子達が、終いには犯されながら鉄の手斧を幾度も叩きつけられ、首をもがれて殺されるのを。
哀れな幼子達の生首までも蛮族どものペニスが犯して子種を撒き散らし、幼子達の亡骸が腹を裂かれて臓物を抜き取られ、串刺しの丸焼きにされていくのも。
あれだけの惨劇と凌辱を繰り広げておきながら、精液──そして少なからず血──まみれの勃起ペニスを見せつける蛮族どもが自分達の衣服を剥ぎ取り、押さえつけて、股間に石のナイフを食い込ませていくのも。
生き残りの村の男達は呆然としながら苦悶の悲鳴を漏らし、苦痛に暴れる身体を押さえつけられるのと、股間が灼熱のような痛みと激しい喪失感に襲われていくのを感じていた。
幾度となく見せつけられた惨劇に、生き残りの村の男達もまた心が壊れてしまっていた。誰一人として抵抗しようとしなかった。
哀れな彼らの意思に反して彼らの肉体はオスとして生き残ろうと必死に抵抗し、しかし押さえつけられて、石のナイフで股間を切り裂かれていった。
「あぁぁぁぁ……!! うあぁぁぁぁ……!!」
「やめて、やめてよ……!! うわぁぁぁぁ……!!」
あちこちで次々と悲鳴が上がる。
ほんの1日前までは愛する女との交わりを楽しみにしていた若者のペニスが、少女との交わりを夢想していた少年のペニスが、オスとしてメスに子種を注ぎ込む時を待ち望んでいたタマが。
何の容赦も躊躇もなく、根元から切り裂かれて抉り取られていく。
ペニスとタマをまとめて抉り取られた男達が、股間から血を流したまま虫けらのように地面に転がされる。
そうして仰向けにされた彼らが見たのは、蛮族の男達の勝ち誇った嗜虐的な笑みと……
彼らの口に運ばれ、これ見よがしにぐちゃぐちゃと噛み砕かれて喰われていく、自らの性器の最期だった。
そうして男達や少年たちの心を壊していく計り知れない喪失感と苦痛を、股間に押し当てられた灼熱が上書きする。
止血処置のつもりなのか、性器を抉り取った傷跡へと焼けた焚き木が押し当てられていく。
ほとんどの者は、その耐え難い苦痛と絶望で絶叫しながら意識を手放していった。
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投稿:2024.12.02更新:2024.12.02
【閲覧注意】蛮族の宴、あるいは開拓村の最期
著者 ShKySk 様 / アクセス 1682 / ♥ 14