名門女学園 裏学科 8
・華族制度の名残
さて、本日は週末……この学園に通う生徒の”保護者”に加え”支援者”も見えていた。俺も一応背広を着て本校舎のロビーへと向かう、無論燈も……夏季セーラー服であるがスカートの内側にはブルマを模したオムツカバーを装着している。
「よっ、昨晩はお楽しみだったな」
「嶋さん……お久しぶりです」
「この前は済まなかったな、複数社外取り締まりをしているから中々現場の実態が掴めない。あの会社は最近引き受けたばかりでね」
「大丈夫です」
嶋 號一郎(:しま ごういちろう)は大手家電メーカーに入社後に現場で叩き上げされて社長、会長に上り詰めたレジェント、その後は持ち株会社立ち上げにも関与し今は社外取り締まり役を家業に……この女学園には外部理事として関与していたが今は常任だ。
「この分なら男の娘でも喰えるな」
號一郎の横には学園内の秘書である牧 鶫(:まき つぐみ)が後ろに居る……中等部三年女子生徒だ。
「主様、本日は鯉の鑑賞があります」
「???」
「そうだったな……」
意味ありな顔に俺は予感はした。錦鯉はここでは飼っては無い。
屋内プールもあるが屋外が残されているのも単に授業の都合ではない……学園内にある屋外プールに行くと水着姿の女学生と女装学生、だが水着は局部の布地が無い……即ち女学生は桃の様なスリットを惜しげもなく見せ、女装学生も女児スク水で貞操具により歪に縮められた朝顔と投薬により椰子の実の様な殖栗を見せており、誰もが恥ずかしがってない。昨日見た時には普通の水着だったからな……なるほど警備用ドローンが試験運用しているのもこの為だ……何時の時代にも良からぬ者を引き付けるが警察犬並に訓練された番犬も利用で問題は起きてない、まあ悪質過ぎると”支援者”が付き合いがある裏社会の方に処分を任すようだが……何時の時代も日本人は高く売れるようだ。
「錦鯉とは?」
「彼女らの事だよ」
號一郎の視線の先には全裸で泳ぐ少女ら、否一人異常に短い男性器を晒しておりピアスをされている……しかも全身に刺青……絵柄からして恐らく和彫、全身に刻むとなると普通は数年はかかる。運送業していると色々と分かる事もあるしな。
「……」
「普段は特注の肌着を着せているのだよ……」
詳細はまだ聞かない方がいいだろう……俺は絶句しているが號一郎は言う。
「何でも炎上稼ぎしていた動画配信者だったが少々遣り過ぎてね……表向きは性的暴行を受け、通常の教育機関では受け入れ不可だ」
そうだろうな……肛門奥にある前立腺を一晩嬲られたら最後、中学生の時にイキがっていた同級生がいたがそいつは夏休みの時に雌堕ちされ、二学期には転校したと言う……保護された際にヤク漬け状態と言うのは和斗から聞いた。
「達磨にされる寸前だったそうだよ」
それは手足を切断する究極の肉奴隷、こんな事をするのは海外の連中である事が多い。昭和や平成の時には流行したがIT機材とインターネットにより安易にすると身の破滅だ。こんな姿でも学校生活が出来るのはマシだ。