前作はこちらです
前作との関係は単刀直入ではなかったので、御興味がありますならぜひ御読み抜けてください。
「家事したくねえな〜 お兄ちゃん、お手伝いを願い〜」
「はいはい、しょうがないね。いつものように不器用な、佑希」
「お兄ちゃんがきっと手伝ってくれるんだから、できなくてもいいじゃない〜?」
「そうかな。ならば、今後全ての家事をボクに任せろうか」
「えっ、本当なの?ありがとう!!何で報いていいの?」
「そういえばなんか特別な心のこもった贈り物が欲しいけど?」
「問題ない!俺が所持する限りなんでもあげる。では約束するぜ!」
「ありがとう」
あの日、疲れた私は兄さんに甘えなかったらよかったのに… 私はよくそう思う
「えっ、手が動かない、オレ縛られてる… それにお兄ちゃんに?なんで?おい、あの刀、なんのため用意したのか!?」
「起きたな、佑希。おはよう。安心して、これはただ贈り物を取るため準備したのよ」
「贈り物って、まさか… 嘘だろうね、俺を男の子に出させる気!? 放せ!俺去勢されたくない!」
「そうかい?でももう約束したから、それはもはやボクのものになったじゃないか」
「いや、それ無理!お兄ちゃん、今度だけご勘弁ください… 俺は… どうして…」
「僕はいい兄として頑張ったんだろう。無理矢理することなかったんだろう。でも今度だけ、僕は譲歩しないよ」
「…」
「では初めよう」
ともに入浴したのはありふれた出来事なのに、いつものように優しく私のパンツを脱いだ兄さんの手をじっと見て、私は青ざめた。温かい口に、私のおちんちんは包まれた。柔らかくて濡れた舌の回転とともに喉の奥の欲望が何かを吸い込もうとした。しかし、勃たされて震えていた私のおちんちんはものを噴出しようとした寸前に刺激から解放されちゃった。立ち上がった兄さんは迅速に止血帯を私の根本から閉めて、刀へ行った。
「お兄ちゃん、俺を去勢しないで…」
「我が可愛い弟よ、すまない、僕はずっとこの時を待っていた。恐るなら目を閉じめよう、不意で全てが終わるから。あと十秒、一、二…」三を聞いたとこなく、切り落とされた音が聞こえた瞬間で突然の激痛で、私は大声で泣いた。
「ぐうう、あああああああ... おに、兄ちゃんのバカ…! 痛いよ…」
「ありがとう、佑希。君のおかげで、これは最高の贈り物。愛しているよ。無理なことは二度としない、約束する」意識を失った前最後聞いたのは私のおちんちんとキンタマをささげていた兄さんの声だった。
病院で慎重に解放してくれていたのは兄さんだった。病院から帰った後でも、彼の言った通り、私を強いたことは二度となかった。恨もうもできない、同じく復讐しようも心苦しくしたくない、そのまま両親と同じくなっちゃった体で大事な兄さんを頼って暮らしていた。兄さんは養子だったけど私は両親の体細胞による提出された遺伝子を用いて新テクノロジーで生まれた子供って、母が言った。そんな私さえ両親と同じい去勢の興味がなかったのに、どうして兄さんは私にそんなひどいことをしたかったの。「去勢されたまで最後に射精するチャンスも与えくれなかった俺は、あの時満足されなかった欲望を永遠に持っていくべきか。あの小瓶に立っている俺の性器は、いつまでもあの時しか使われなかった刀と一緒に嘲笑ってくれるのか…」一人で蒼白の天井を凝視して、私は呟いた。
「あの、智也さん、これを佑希くんに渡してくださいませんか?」
「うちの弟へのですか。もちろんです。」
「… お兄… さん、この手紙で何が書かれたのを知りたいの?」
「うん、なんだろう?」
「「佑希くんは今まで一番重要な友達だけど、あたしはここだけで止まりたくないの。将来、あたしは佑希くんの花嫁になれてもいいのか?」って。俺も彼女大好きだったのに… 」
誰も見えない涙を隠して、ショックされて泣いた彼女を断った。
-
投稿:2022.07.25更新:2022.07.27
兄弟
挿絵あり 著者 ichi 様 / アクセス 5385 / ♥ 7