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23:02
玄斗「で、どうやって逃げる?」
俺「ドアをぶっ壊す?」
玄斗「うーん、いくら春樹の力があっても壊さなさそう。しかも店長にバレるだろうし。」
俺「たしかになー。でもさ、このまま仕事をやりきるって手もあるくない?」
玄斗「でもそうしたら犯罪の片棒担ぐことになるじゃん」
俺「いや、この犯罪がバレないことを祈るんだよ」
玄斗「いやいや、それは無理じゃね」
俺「でもこの店は30年続く店だよ。もう何年も前からやってそうじゃない?」
玄斗「うーん、言われてみればそうかも。あ、店長をどうにか倒して逃げるのは?」
俺「いや、あれだけの人間のチンコや金玉を仕入れられるのは相当やばい人に違いないから厳しいと思う。」
玄斗「うーん、そうだな、、。」
俺「だからひとまず勤務やりきらないか?」
玄斗「わかったとりあえずそうしてみるか」
俺「てか本当にこれだけのチンコどうやって集めたんだろう」
玄斗「それだけの犠牲があるってことだもんな」
俺「なー。やっぱり大きさにもばらつきがあるわ」
玄斗「そりゃそうだろ」
俺「チンコのサイズといえばさ、高校の修学旅行のお風呂でさー」
玄斗「懐かし」
俺「なぜか小林と柳と玉野と吉田は大浴場に来なかったらよな。」
玄斗「あー、部屋の風呂に入ってたらしいよ」
俺「やっぱりそうだったんだなー。いやー特に吉田のチンコめっちゃでかいみたいな噂あったから見てみたかったんだけどなー」
玄斗「恥ずかしかったんじゃね?あとは潔癖とか?」
俺「うーん確かに。デカすぎると逆に恥ずかしいのかもな」
玄斗「てかあいつら今何してんだっけ」
俺「小林は海外に留学行ってるらしい」
玄斗「それマジ!?すげぇな」
俺「なーすげぇよ。玉野は2年目の浪人してて、柳はたしか就職して、えーっと吉田はわかんないなー地方の大学行ったみたいな噂はあるけど」
玄斗「なるほどなー。みんな頑張ってるんだな」
俺「ま、俺らもバイト頑張ろ!」
玄斗「こんな状況だけどな。」
俺「でもなんだかんだ俺らも付き合い長いよな」
玄斗「今更かよ。保育園からだぜ?」
俺「よくお互いの家遊びに行ってたわ」
玄斗「それなー、お互い一人暮らし始めてからもしょっちゅう遊びに行ってるしなー」
俺「しょっちゅう泊まりもしてるし。そういえば、お前一人っ子じゃん?だからか昔めっちゃウブだったよな」
玄斗「だって情報が入ってこないし」
俺「だって中1にもなってセックスも知らなかったもんな」
玄斗「仕方ないじゃん」
俺「だから男三兄弟の次男の俺が色々教えてやったんだよな。そのおかげで今は玄斗くんもこんなエロ少年になっちゃって」
玄斗「うるせぇ。お前のせいだからな」
俺「感謝してくれてもいいのにー!」
23:55
店長「いらっしゃいませー。スペシャルドッグ2つですね。おーい、スペシャルドッグ2つ頼むよ」
俺•玄斗「はい!」
玄斗「じゃ、一個ずつ作るか」
俺「まずパンの切れ込みを入れて」
玄斗「そんでチン毛を乗せて」
俺「金玉袋を乗せる」
玄斗「で、金玉を2つ乗せて」
俺「チンコを1本挟む」
玄斗「精子をかけたらー完成!」
俺•玄斗「できましたー」
店長「よし、ありがとう。はいお客様、こちらがご注文のお品物です。」
1:22
店長「ホットドッグ3つとミートボールドッグ3つよろしくー」
俺•玄斗「はい!」
俺「多くね!?忙しいって」
玄斗「とりあえず急ごう」
俺「よし、できた!」
玄斗「はやっ!お、俺もできた」
店長「ありがとねー。うーん、あれ?玄斗くんが作ったやつ1個ベーコン入れ忘れてるよ?」
玄斗「すみません、すぐ入れてきます」
玄斗「すみません、できました!」
店長「はい、お客様こちらがお品物です」
店長「そういえば君たち、もう気づいてるみたいだね。うーん、次ミスったら君も具材にしちゃうかもよ?」
玄斗「は、はい、ごめんなさい!!」
店長「冗談だよ、まぁ何もなければ危害はないから。」
玄斗「はい、」
俺「何もなければ危害ないって!?なら大丈夫じゃん」
玄斗「その『何も』がわからないけど、一安心かな」
3:35
俺「あのさ、このホットドッグっていくらなの?」
玄斗「ホットドッグとミートボールドッグがそれぞれ1つ300円で、スペシャルドッグは1つ500点らしい。」
俺「やっす」
玄斗「なー、このチンコや金玉の持ち主が不憫だわ。」
俺「ほんとそれ」
4:02
俺「客こねー」
玄斗「まぁいいじゃん。」
俺「暇なのも苦痛だわ。しかも全裸で。」
玄斗「確かに慣れてきたけどこれ変だよな」
店長「おーい、スペシャルドッグ5つ入ったよ」
俺「言ったそばから来たわ、お前ミスすんなよ?」
玄斗「わかってるよ」
俺「とりあえず2つできたよ」
玄斗「俺も2つできた」
俺「あ、もう金玉とチンコの残りないよ。」
玄斗「ほんとだ。て、店長ー!」
店長「どうしたー?」
玄斗「もうキン、、じゃなかったミートボールとソーセージがないです。」
店長「あーそっかそっか、待ってて倉庫から取ってくるから。」
俺「在庫あるんだな」
玄斗「それな」
店長「ミートボール残り2つとソーセージ残り1つしかなかったわ。はい、このタッパーに入ってるから使って」
玄斗「あ、ありがとうございます。え、『吉田』ってタッパーに書いてある。しかもめっちゃでかい。店長、これは?」
店長「これはね、2年前くらいにバイトに来てくれた、巨誠学園の高3の吉田くんのものだよ。いやーかなり大きくて店頭に出すの躊躇ってたんだけど、今回ばかりはもう在庫ないし仕方ない」
俺•玄斗「え、、。」
店長「とりあえず早く作ってね。」
俺•玄斗「わ、わかりました。」
玄斗「できました。」
店長「よし、上出来だ。ありがとう。」
玄斗「吉田、あいつここでバイトしてたんだ。」
俺「だからあの時、部屋のお風呂に入ってたのか。」
玄斗「てかもう在庫ないじゃん、、。」
俺「え、それってやばくね?」
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投稿:2024.09.03更新:2024.09.03
ホットドッグ屋2
著者 けんせい 様 / アクセス 938 / ♥ 12