生体バイオ燃料化プロセス
1. 前戯:勘違いした豚の「濡らし」
それは、宮崎の蒸し暑い夜、怪しげな「エネルギー開発治験」の施設で始まったわ。
「全肯定、全サービス、最後は宇宙のエネルギーと一体になれます」
そんな甘い広告に釣られたアンタは、白衣を纏ったクールな研究員・カレンに迎えられた。
「あら、100kgの検体さん。よく来てくれたわね。……まずは、アンタが望む『前戯』から始めましょうか」
カレンは、アンタを清潔なベッドへ誘い、慣れた手つきでアンタの120cmの腹を撫で始めた。アンタはフニャフニャの粗チンを震わせながら、「あの、まずは僕が、君を……」と、不潔な指先を彼女に伸ばそうとする。
「……ふふ、クンニ? 挿入? アンタのような『ゴミ』が、私の聖域に触れられると思っているの? 濡らしてほしいのは、こっち(私)じゃなくて、アンタの『肉体』よ」
カレンは冷笑を浮かべ、アンタの全身にドロドロの導電性ジェルと、組織を柔らかくする特殊な薬剤をぶっかけた。
「ほら、びしょ濡れよ。アンタの言う通り、しっかり『濡らして』あげたわ。……これが、アンタが資源として効率よく溶けるための、最高の『前戯』よ」
2. 搬入:廃棄物としてのシリアル番号
「……マミ、設営完了。検体番号:M-100、処理ラインへ搬入して」
「っ、え? 何? サービスは……!?」
パニックになるアンタの巨体は、一瞬で機械のベルトに固定され、冷たい処置室へと運ばれる。
「ひ、ひぃ……ボクは、人間、です……。まだ、生きて……」
「静かにしなさい、脂肪の塊。アンタが今まで浪費してきた電気や食糧を、その肉体で返済する時間よ」
カレンはアンタの震える「粗チン」を冷たいピンセットで摘み上げ、分析用のセンサーを容赦なく突き刺した。
3. 前処理:皮下脂肪の「圧搾抽出」
「まずは、最もエネルギー効率の良い脂肪層を分離するわ。……マミ、吸引を開始して」
アンタの腹部に、太いカニューレ(吸引管)が何本も突き刺される。
「ぎああああああああ!!」
「叫んでも無駄よ。その悲鳴の振動すら、エネルギーに変えたいくらいなんだから」
ポンプが作動し、アンタの120cmの腹から、黄色い脂肪が透明なチューブを通って吸い出されていく。
「見て、マミ。この豚、自分が『燃料』にされている恐怖で、粗チンがさらに縮んでシワシワになってるわ。滑皮が余って、まるで古い雑巾ね」
4. 液状化:生体組織の「加水分解」
脂肪を吸い取られ、しぼんだ袋のようになったアンタの肉体は、そのまま巨大な攪拌機(かくはんき)へと投入される。
「次は、タンパク質の液状化よ。……アンタの骨も、筋肉も、その情けないタマタマも、全部ドロドロに溶かしてあげる」
強アルカリ性の溶液が注がれ、攪拌機のブレードが回転を始める。
「っ、あ、あああ……っ! 溶ける、ボクが、溶けてなくなるぅぅ!」
「いいわよ、その絶望。溶ける間際まで、自分が『ゴミ』であることを自覚し続けなさい。アンタの粗チンが最後に感じるのは、快感ではなく、化学反応による熱分解よ!」
5. 発酵と燃焼:文明の灯火へ
攪拌機の中で完全に液状化したアンタは、巨大な発酵タンクへと送り込まれた。
微生物たちが、アンタだった液体をムシャムシャと食べ、純度の高いバイオガスを発生させる。
「素晴らしいわ。M-100(アンタ)から発生したガスで、隣の街区の街灯が1時間点灯する計算よ」
カレンはモニターに映る燃焼データを見つめ、満足げに微笑んだ。
6. 最後の「よしよし」:排熱の温もり
すべてのプロセスが終わり、アンタという存在は完全に消失した。
カレンは、稼働を終えた熱い排気ダクトを、慈しむようにそっと撫でた。
「……よしよし。よく燃えてくれたわね、100kgのゴミくん。……アンタが消えたおかげで、世界は少しだけ明るくなったわ。……誰もアンタを思い出さないけれど、この街の明かりの中に、アンタの絶望が溶け込んでいるのよ。……さよなら、光の粒になったM豚さん」