学校の怪談 〜プールの決闘編
夏です。プールです。水泳の授業です。
みんながワイワイと大はしゃぎの中で、一人憂鬱な顔をして沈んでいる子がいました。本人は目立たないように心持ち背をかがめているのですが、元が年のわりに長身なので不自然な姿勢が逆に目につきます。
クラス一の長身かつ秀才、落ち着いた言動と大人びた甘いマスクが女子に人気の佐藤君には、一つだけ弱点がありました。彼は泳げないのです。
この学………
投稿:2011.03.16
夏です。プールです。水泳の授業です。
みんながワイワイと大はしゃぎの中で、一人憂鬱な顔をして沈んでいる子がいました。本人は目立たないように心持ち背をかがめているのですが、元が年のわりに長身なので不自然な姿勢が逆に目につきます。
クラス一の長身かつ秀才、落ち着いた言動と大人びた甘いマスクが女子に人気の佐藤君には、一つだけ弱点がありました。彼は泳げないのです。
この学………
投稿:2011.03.03
一ヶ月。色々なことを考えた。
除隊して地方に戻っても、短期除隊した理由とか次の勤務先で聞かれることや、同じ村の出身の同期には特務が知られていることに気付いた。
戦友からは男扱いされないし、一等卒になったことを妬まれている。男としての人生は終わった。
この際、去勢を受けることにした。
去勢式の前日に。いつも手当して頂いてた軍医殿に
「俺は去勢手術はしたくない、手当はして………
投稿:2011.03.03
昨日も、軍医殿に肛門の治療をしていただいた。
三等卒として徴用されてから、毎日のように「掘られ」ている。
入営直後は無理矢理押さえつけられて悲鳴を上げながらだったし、他の訓練や作業に肛門の痛みを抱えながら従事したが。正式に「特務卒」になってからは階級は三等卒から一等卒に上がった。風呂には将校並に毎日入れるし、作業は免除されている。
今朝は何故か連帯本部に呼ばれた。
「失礼し………
投稿:2011.02.20
「本日の商品はコレ!全く新しい性玩具(おもちゃ)のご紹介です!」
テレビを付けると通販番組がやっていた、少し耳が痛いくらいのかん高い声で紹介している
『新しい性玩具ですか〜?なんか全然想像付かないですけどぉ〜』
おっとりとしたおバカキャラで売っているタレントがアシスタントをしている
「それもそのハズ、今までの性玩具は奴隷に使わせて自分が快感を………
投稿:2011.02.19更新:2011.02.19
ここはとある地方の中学校。
この学校の体育祭では、とても珍しい組体操が行われるらしい。
現在中学一年生のユウキくんに、初めての組体操での体験談を語ってもらうことにしよう。
インタビュアー(以下、A)「ユウキくん、初めての組体操、どうだった?」
ユウキ「緊張したよ。
あと、とっても気持ちよくて痛かった。」
A「どういうこと?詳しく聞かせて?………
投稿:2011.02.04更新:2011.11.12
(こうなったのも全部、佐吉の奴のせいだ…!!)
牢屋に閉じ込められたヒコネは、完全に不貞腐れていた。
事の起こりは、つい3日前のことだ。
長老に呼び出されたヒコネと佐吉は、初めての任務を申し渡された。
「お前たちも数えで十四だ。そろそろ、忍びとしての役割を果たさねばならぬ。」
初任務ということで、二人は舞い上がっていた。
長老は確かに言っていた。
………
投稿:2011.02.04更新:2011.02.07
私の名前は阿部美佳東京都内でOLをしている。これから同期の板野麻衣とディナーに行くところだ
麻衣「ごめんお待たせ。ちょっと仕事が長引いちゃってさ」
美佳「ううんいいよ。今日はどこに食べにいこっか」
麻衣「実は先輩から教えてもらった取って置きの場所があるの」
美佳「どこどこ?」
麻衣「ペニスレストランよ。動物のおちんちんやたまたまなんか料理して出してるのよ。それが美容に………
投稿:2011.01.31
僕は入社二ヶ月で会社を辞めてしまいフリーター生活になってしまい借金に借金を重ねいま200万円の借金がある状況だ。
そして今日が借金の返済日だった。
「すみません。今月の支払いなんですがもう少し待ってくださいお願いします。」
と僕は債権者の闇金の社長にお願いしていた。
「もうこれ以上は貸せないな。お前返すあてはあるのか?」
と社長は僕に問いかける
「必ず働いて返し………
投稿:2011.01.28
前作はこちら
<207*年>
三条浩一郎は有料老人ホームの日当たりのいいベランダでまどろんでいた。
有料老人ホームといいつつ、介護士も看護士もいない。既に築後60年という老朽化した建物の空調設備は機能を停止していたし、もっと日当たりのいい屋上は立ち入り禁止のまま数十年が経過していた。
投稿:2011.01.28更新:2011.01.28
前作はこちら
<205*年>
株主総会で取締役から常務取締役に昇任が決まった三条浩一郎は、役員室で会社が直面している課題をぼんやりと考えていた。何もなかった。会社には自分で考え実行するような仕事はほとんどなかった。仕事がないというよりできなかった。この二十年間、会社に入ってくる社員はどんどんレベ………