第一章:目覚め
白い壁、無機質な機械音、消毒液の匂い。ゆきはゆっくりと瞼を開いた。ぼんやりとした視界に映るのは、見慣れない天井と、点滴の管だった。
「ここは…?」
掠れた声で呟くと、すぐそばから聞き慣れた声が返ってきた。
「ゆきちゃん、目が覚めた?よかった…!ずっと、ゆきちゃんの名前を呼んでいたんだよ」
声の主は、親友のひまりだった。いつものように明るく微笑ん………
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投稿:2025.03.21
割れた蜜月の夢 -少女たちのユートピア-
著者 たべっこ呪物 様 / アクセス 1118 / ♥ 4
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投稿:2025.03.19更新:2025.03.21
『あだ名』
著者 ichi 様 / アクセス 1688 / ♥ 5
「はい!切った!シャキッ!」
授業で宦官の歴史が話題になった時、隣に座る明智くんがくすくす笑いながらからかってくる。その言葉を聞いた瞬間、思わず震えて、はっと息を呑んだ。赤くなった顔を隠すように、慌てて熱くなった頬を背けようとする。
そうだな、明智くんもこんなことで興奮する歳か。でも、本当にそんな危ないこと言わないでよ…。こんな風にドキドキさせられるなんて、若しかしたら僕は……… -
投稿:2025.03.14更新:2025.03.14
劣勢遺伝子淘汰法
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1800 / ♥ 7
20××年、新法「劣性遺伝子淘汰法」が施行された。
この法律は、満16歳の誕生日を迎えた男子に対し、厳しい基準を設けた。
①ペニスサイズが16cm未満
②身長が175cm未満
③経験人数なし
このいずれかに該当する場合、その少年は"劣勢男性"と認定され、陰茎を根元から切除される。
さらに、おでこには「去勢済」の刺青が刻まれ、一生の屈辱を背負うことになる。<……… -
投稿:2025.03.13
優生学の名の下に
著者 吉田 様 / アクセス 1288 / ♥ 7
この度、政府は、出生率と労働生産性の低下による国力低下を食い止めるため、優生学的思想に偏った指針を発表し、施行されることとなった。
つまり、
①より強力な授精能を持った精子を産生する男性
②良好な肉体的、身体的機能に関連した遺伝子型を有する男性
を選別し、優先的に女性との配偶、もしくは、希望があれば独身女性への精子提供を可能にし、優秀な子の再生産を促……… -
投稿:2025.03.12更新:2025.03.12
謎のフック
著者 カンノ 様 / アクセス 1534 / ♥ 12
私の名前は彩花。看護学校を卒業したばかりで、この田舎の小さな病院に就職した新人看護師だ。初めての職場に緊張しながら入職した初日、先輩看護師の愛理さんに更衣室を案内された。「ここで制服に着替えてね。あ、荷物はそこの壁掛けにでも引っ掛けておいて」と笑顔で言われ、私は素直に頷いた。更衣室の壁には、少し黒ずんだ、何か棒状のものがフック代わりに打ち付けられていた。見た目は奇妙だったけど、先輩に言われるままバ………
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投稿:2025.03.06
未来の愛の形
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1757 / ♥ 10
20××年、少子化対策と遺伝子の質向上を目的に、政府は新婚夫婦への「去勢制度」を施行した。
これは、ランダムにカップルを選出し、対象となったカップルは結婚する前の性交渉は厳禁であること、そして結婚式当日の政府派遣の検査員による夫の「ブライダルチェック」を受けなければならないというものだった。
この夫のブライダルチェックは合格すればその後夫婦での子作りが許されるが、不合格になって……… -
投稿:2025.03.06更新:2025.03.06
好奇心 後日談
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1299 / ♥ 6
前作はこちら
優希の秘密は、ある夏の日に唐突にバラされた。
大学時代の同級生、翔太と偶然再会したときのことだ。
駅のトイレで用を足していると、隣に立った翔太がチラリと視線を落とした。
その瞬間、優希の心臓が止まりそうになった。
竿のない股間を隠そうと慌ててズボンを上げたが、翔太……… -
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
好奇心
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1487 / ♥ 9
優希は最初、それをただの好奇心だと思っていた。
ネットの片隅で見つけた「エラストレーター」という名の強力なゴム。
家畜の断尾に使うような道具が、自分の体でどんな感覚を生むのか。
試してみたいという衝動が、彼の内に湧き上がったのは一時の興奮だった。
初めてゴムを手に持ったとき、心臓がドクドクと高鳴った。
ちんこにそれを巻きつける瞬間、冷たいゴムの感触と締め付けが妙な快感……… -
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
切り株の負け犬
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1249 / ♥ 5
深夜0時、おれは自分の部屋のベッドに座っていた。
薄暗い照明が切り株を照らし、鏡に映るその情けない股間が目に入る。
竿無しになってから2ヶ月。おれは3日間オナニーを我慢して、性欲が暴走していた。
疼きが我慢できず、切り株を握ったが、何も起こらない。
「射精できねえ…」と呟くと、絶望が心を締め付けた。
ほろりと涙が頬を伝い、枕に顔を埋めて嗚咽した。「自分で望んだ……… -
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
賭け事の代償
著者 拷問執行人 様 / アクセス 1177 / ♥ 5
とある船乗りのタカシは筋骨隆々の色黒マッチョだった。
船乗りとして海を渡る男の中でも、その肉体は一際目立ち、日に焼けた肌と隆起した筋肉はまるで鉄の彫像のようだった。
そして何より、彼の誇りは股間に宿っていた。
20cmを超えるデカチン。船乗り仲間たちの間でもそのサイズは伝説で、タカシはそれを隠さないどころか、むしろ見せびらかした。
風呂場や甲板の片隅で、ズボ………