好奇心 後日談
前作はこちら
優希の秘密は、ある夏の日に唐突にバラされた。
大学時代の同級生、翔太と偶然再会したときのことだ。
駅のトイレで用を足していると、隣に立った翔太がチラリと視線を落とした。
その瞬間、優希の心臓が止まりそうになった。
竿のない股間を隠そうと慌ててズボンを上げたが、翔太………
投稿:2025.03.06更新:2025.03.06
前作はこちら
優希の秘密は、ある夏の日に唐突にバラされた。
大学時代の同級生、翔太と偶然再会したときのことだ。
駅のトイレで用を足していると、隣に立った翔太がチラリと視線を落とした。
その瞬間、優希の心臓が止まりそうになった。
竿のない股間を隠そうと慌ててズボンを上げたが、翔太………
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
優希は最初、それをただの好奇心だと思っていた。
ネットの片隅で見つけた「エラストレーター」という名の強力なゴム。
家畜の断尾に使うような道具が、自分の体でどんな感覚を生むのか。
試してみたいという衝動が、彼の内に湧き上がったのは一時の興奮だった。
初めてゴムを手に持ったとき、心臓がドクドクと高鳴った。
ちんこにそれを巻きつける瞬間、冷たいゴムの感触と締め付けが妙な快感………
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
深夜0時、おれは自分の部屋のベッドに座っていた。
薄暗い照明が切り株を照らし、鏡に映るその情けない股間が目に入る。
竿無しになってから2ヶ月。おれは3日間オナニーを我慢して、性欲が暴走していた。
疼きが我慢できず、切り株を握ったが、何も起こらない。
「射精できねえ…」と呟くと、絶望が心を締め付けた。
ほろりと涙が頬を伝い、枕に顔を埋めて嗚咽した。「自分で望んだ………
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
とある船乗りのタカシは筋骨隆々の色黒マッチョだった。
船乗りとして海を渡る男の中でも、その肉体は一際目立ち、日に焼けた肌と隆起した筋肉はまるで鉄の彫像のようだった。
そして何より、彼の誇りは股間に宿っていた。
20cmを超えるデカチン。船乗り仲間たちの間でもそのサイズは伝説で、タカシはそれを隠さないどころか、むしろ見せびらかした。
風呂場や甲板の片隅で、ズボ………
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
前作はこちら
彼らにとって、拓哉はただの「素材」に過ぎなかった。
リーダー格の男、ケンジは冷たい目で拓哉を見下ろし、ニヤリと笑う。
「こいつ、平凡すぎて笑えるな。こんな普通の高校生男子のが俺たちの手に落ちるなんて運が悪いにも程がある笑」
他の二人、トシとユウジも同意するように笑った。
投稿:2025.03.05更新:2025.03.06
拓哉はどこにでもいる普通の高校生だった。
部活には入らず、放課後は友達と駄菓子屋に寄って帰るか、まっすぐ家に帰るかのどちらか。
特別目立つタイプでもなく、クラスでは静かに過ごすことが多かった。
そんな彼の日常が、ある日突然、崩れ去った。
その日はいつも通り、学校からの帰り道。
夕暮れ時の薄暗い路地を歩いていると、後ろから強い力で口を塞がれ、意識が遠のい………
投稿:2025.02.28
白銀の姫
端然と寝床に座して、冰は待っていた。
こおり、それが彼女の名前だ。ここ蝦夷の大地を覆う白銀の衣と同じ。
名前と同じように彼女の肌は白く、心は冷たかった。
――かたきに、抱かれるなど。
憎しみが指に注がれ、片手は白無垢のすそを、片手は守り刀を強く握った。
冰は、蝦夷の東を治める雫石氏の、ただひとりの嫡男だった。
そう、………
投稿:2025.02.18
:「ぽち」と「ディンゴ」
簡素な洋室の中央に置かれたキングサイズのベッド、その上で2人の少年──もとい、2匹の「去勢オスイヌ」どもが交尾に耽っていた。
「ぽち」と名付けられた小柄なイエローのオスイヌが四つんばいになって息を荒げ、その上に覆いかぶさった「ディンゴ」と名付けられたホワイトのオスイヌは腰をうねらせるように振り続けている。
ソレらの身体の身悶えに合わせてそ………
投稿:2025.02.13
**日未明、株式会社鞍元運送代表取締役、鞍元弘蔵さん(68)のY市の自宅で強盗が入ったと通報があり、鞍元さんを含む家族15人らが拘束された上で重傷を負っているのが発見された。
被害を受けたのは、鞍元さんと妻の充子さん(64)、長男弘道さん(43)と妻の香苗さん(41)、次男典之さん(36)と婚約者の伊藤美紀さん(27)、長女の白石麻梨子さん(35)と夫の優吾さん(36)、弘道さんの長男真………
投稿:2025.02.11更新:2025.02.11
去勢の時間です
亮介は目を覚ました。
手術台の冷たさは消え、代わりに柔らかいシーツの感触があった。体が重く、鈍い痛みが下腹部を支配している。視線を落とすと、見慣れない膨らみ――小ぶりな乳房がわずかにシルクのナイトガウンを押し上げていた。
「……なんだ、これ……」
かすれた声が漏れた瞬間、喉に違和感を覚えた。以前よりも細く、高い声。それだけで、………